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スポルティーフおすすめ6選!ランドナーとの違いや特徴・魅力も解説!

今回はおすすめ「スポルティーフ」とロードバイクとランドナー、スポルティーフの違いについてご紹介します。特にランドナーとスポルティーフは細部を見ないと違いがわからないほど似ています。ランドナーとスポルティーフは似ていますがそれぞれ違いあるので紹介します。
更新: 2021年6月12日
揚げ餅
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この記事で紹介しているアイテム

2018モデルARAYA(新家工業)DIA(DIAGONALE)ディアゴナール700Cツーリング・サイクリング車

2015 GIOS TOURING BIKE SPAZIO DROP(ジオス ツーリングバイク スパジオ ドロップ)

ANCORA TIAGRA(アンコラティアグラ)[スポルティーフ][ランドナー・ツーリングバイク]

Raleigh(ラレー) 2018年モデル CLUB SPECIAL (クラブスペシャル) CLS[スポルティーフ][ランドナー・ツーリングバイク]

Grandir(グランディール) ロードバイク 700C

2018モデルARAYA(新家工業) PRM MIXTE(SWALLOW PROMENADE MIXTE)スワロープロムナード街乗り自転車・クロスバイク

自転車で旅にでよう

車を使わなくてもできる

最近は車を使わなくても旅を簡単にすることができるようになりました。一つ目は自転車にもお金をかけて趣味として楽しむようになりさまざま車種を買えるようになった事。二つ目はキャンプ用品の素材が昔と変わってきてより設営しやすく、より軽くなり収納サイズも小さいウルトラライトと呼ばれる製品ができた事そして三つ目は道路が山間部でも細かく整備され自転車でも走りやすいためです。車を使わないのでゆっくりと景色を楽しみながらの旅ができます。

ロードバイクは旅に向かない

ロードバイクはツーリングではなくスポーツモデルの自転車

自転車といえばシティーサイクルを思い浮かべるかと思います。近年ではロードバイクやクロスバイクも人気で町中でも見かけ専門店もあるぐらいに人気です。しかしロードバイクやクロスバイクでは一泊二日ぐらいのキャンプなら可能ですが旅に出るというのはあまり向いていません。ロードバイクなどのスポーツ向けモデルの自転車では速度を出しやすいように車体を軽くしているためツーリング自転車と比べると旅路を考えると強度が不安です。

ロードバイクとランドナー(スポルティーフ)の違い

違い① フレーム

クロスバイクは軽い素材を使用しています。アルミ製は強度はありますが長距離走るのには振動吸収性があまり良くありません。一方高価なロードバイクで使われているカーボン製のフレームは振動吸収性はあるのですが強度が不安です。ロードバイクはスポーツ向けモデルなのであまり荷物を載せて走るというのは想定さていないのでカーボン製になると強度が足りなくなり最悪フレームが折れたりします。

違い② タイヤ

クロスバイクとランドナーではタイヤも違ってきます。クロスバイクはスポーツ向けモデルなので空気抵抗減らすためにタイヤが細く大きい目です。タイヤが細いと空気抵抗が減りスピードが出ますが舗装されていない道路ではタイヤが細いため走りにくく危ないです。マウンテンバイクとクロスバイクのいいとこ取りをしたようなクロスバイクでは太めのタイヤを採用していてクロスバイクは悪路でも走りやすくなっています。同じようにツーリング向けのモデルであるランドナーもロードバイクと比べ太めのタイヤを採用しています。

ランドナーとは

古くからあるツーリング向けモデルの自転車

ランドナーはフランス発祥のツーリング向け自転車です。フランス語の「ランドネ」とは小旅行を意味していてそこから「ランドナー」と名付けられました。日帰りから2-3泊程度の旅行向けの自転車でロードバイクと同じドロップハンドルを採用していますが前傾姿勢をとるためではなく長期のツーリングで疲れた時に楽な姿勢で運転できるようになっています。またロードバイクとの違いとしては昔ながらの造りで長距離の旅でもし多少壊れたとしても近くにある自転車屋で応急処置、修理が可能という事です。

ランドナーの歴史

日本では1980年頃にサイクリングブームもありランドナーは急速に普及しました。ランドナーが普及した当時はフロントやサドルバッグに多少の荷物を積載することのできる小旅行用のツーリングモデルの自転車でしたが、普及後は日本一周などの長距離サイクリングにも対応しキャリア上、前後にサイドバッグを漬けることによりテントなどを積載する事ができるようになり長距離走行を前提にした専用の車種も登場しました。一般の自転車屋でカスタムしてもらう受注生産みたいな形の販売が当時もありました。

ランドナーの現状


道路の舗装が進み舗装された道路での高速走行が可能なロードバイクと悪路に強い専用の車種としてマウンテンバイクが登場したことでランドナーは衰退していきました。他の要因として自家用車が普及したことで長距離のツーリングは輪行(簡単に分解して持ち運ぶ事)して目的地付近からロードバイクで楽しむようというスタイルの変化で今ではランドナーを製造している会社は数社になり店頭ですぐに入手するのがやや困難です。

スポルティーフとは

ランドナーと同じくフランス発祥

スポルティーフはフランス語で「スポーツの」を意味する言葉から由来しいます。フランスではスポーツサイクリングが盛んで規定距離を規定時間内に走る競技と同時に使用車の美を競うコンクールを開催していたためそこで使う自転車の様式としてスポルティーフは作られました。ランドナーと違い車種の呼称である「スポルティーフ」は日本国内でしか使われていません。

スポルティーフの歴史

ランドナーと同様店頭で姿を見かけることは少ない

日本では1960年頃から製造され1980年のサイクリングブームに乗りさまざま完成車が販売されてきました。しかし現状ではランドナーと同じようにロードバイク、マウンテンバイクの登場やツーリングそのものの変化により完成車が店頭で販売されているのは稀となり入手するのがやや困難です。そのためツーリングタイプの自転車自体希少になってきた可能性があります。

スポルティーフとランドナーの違い

違い① タイヤの幅が違う

ランドナーは太めのタイヤを採用していますがスポルティーフはランドナーより細めのタイヤを採用しています。しかしロードバイクのように細すぎることはなく多少の悪路でも安定して走行が可能です。しかし衝撃や振動がタイヤの幅が細いため伝わりやすいという欠点もありあます。

違い② タイヤの大きさが違う

ランドナーのタイヤは比較的小さめのタイヤを採用しています。これはランドナーが普及した当時の日本ではまだ舗装されていない道路も多く荷物を載せることを考えられていたからです。スポルティーフはロードバイクと同じ700Cの大きい目のタイヤを使います。大きくてランドナーより幅が細いためランドナーと比べると速度が出やすいのが特徴です。

違い③ 荷物の積載量

せっかく走りやすい細めの大きなタイヤを採用しているスポルティーフですがそこにたくさんの重い荷物を載せてしまうとスポルティーフのいいところが活かせなくなります。ランドナーは元々小旅行用のモデルで荷物の積載量は多いのですがスポルティーフはランドナーほど積載できません。正確には積載することは可能ですが長所を活かせなくなりスポルティーフに乗る意味がありません。

違い④ 微々たる違い

ランドナーはランドナーバーと呼ばれる肩が上がった形の独特なモデルのハンドルを使用しています。見た目はほとんどドロップハンドルと似ていて見分けるのが難しいのですがスポルティーフはランドナーバーではなくロードバイクと同じモデルのハンドルを採用しています。

スポルティーフとランドナーのフレーム


ツーリング向けモデルに多いクロモリフレーム

ロードバイクやクロスバイクはアルミフレーム、カーボンフレームで軽量を考えられて作られているのに対してツーリング向けモデルであるスポルティーフ、ランドナーは長距離でも疲れにくい低合金鋼の一種であるクロムモリブデン鋼が使われています。クロモリフレームだと重いのですがアルミフレームにはない快適さとカーボンフレームにはない強度を持っているので荷物を積載するランドナー、スポルティーフにはちょうどいい素材です。

スポルティーフのフレームはランドナーより少しだけ細い

スポルティーフはランドナーのフレームはすこし細くなっています。細いためランドナーほど荷物を載せるのは強度面でも不安があります。クロムモリブデン鋼は鉄の金鋼なので溶接や板金加工している所で直すことができます。

おすすめのスポルティーフ①

ARAYA  2018年モデル ARAYA DIAGONALE

2018モデルARAYA(新家工業)DIA(DIAGONALE)ディアゴナール700Cツーリング・サイクリング車

●Frame: クロモリ MIDサイズ シートアウターバテッド TIG溶接フレーム ●Fork: ハイテン ユニクラウン 50mmオフセット 1”スレッド ●Headset: CH CH-907JN マイクロアジャスト カートリッジベアリング ●BB set: SHIMANO BB-ES25 68-113mm オクタリンク

「ARAYADIAGONALE」はまずコストパフォーマンスに優れています。また海外ブランドが多い中ARAYAは日本の会社で万が一の時も安心できます。ランドナー、スポルティーフは海外ブランド多く10万円を超えますが、「ARAYADIAGONALE」はメーカー小売希望価格がなんと¥65,000(消費税別。2018/3/4現在)です。コンポーネントはロードバイクと同じコンポーネントで700Cホイールですがロードバイクよりかは太めになっています。10万円を切るので予算に余裕がない方にはおすすめです。

輪行にも対応

低価格でありながらSHIMANO社製のロード用ブレーキBR-R451と700×28Cタイヤでフルフェンダーの標準装備しているので雨の日でも大丈夫です。ギアもSHIMANO社製でCS-HG31-811-32Tの8speedでフェンダーは取り外しが可能なので輪行に便利な仕様で、シートステーの内側にダボをがありリヤバッグサポーターに対応しているのでランドナーのようにリヤキャリアを取り付けることができます。

おすすめのスポルティーフ②

GIOS 2018年モデル SPAZIO DROP

2015 GIOS TOURING BIKE SPAZIO DROP(ジオス ツーリングバイク スパジオ ドロップ)

●Tubing: 4130 CR-MO SPECIAL TUBING FOR GIOS ●Weight: 11.9Kg ●FRAME: 4130 CR-MO SPECIAL TUBING FOR GIOS ●FORK: GIOS ORIGINAL CR-MO FORK 1" JIS ●HEAD PARTS: PT-1202 1" ●HANDLE BAR: GIOS ORIGINAL 400mm Φ26.0

同じくコストパフォーマンス優れたスポルティーフです。GIOSはイタリアの会社で溶接加工の技術力ではドイツにも負けない技術も持っています。またGIOSはプロチームに機材の供給を長年しているのでそこで得た経験などを製品にフィードバックし常にいい製品を作り上げています。SPAZIODROPの値段も2018年3月4日現在でおよそ85,000円とリーズナブルです。

ギアの数が多い

低価格でありながらコンポーネントは48-38-28Tでリアカセットは11-28T(8速)の24段変速仕様で勾配の急な坂でも対応できます。フロントキャリア、フルフェンダーも標準装備していているので泊りがけじゃないツーリングならオプションでキャリアを買わなくてもすぐに出かけることができます。

おすすめのスポルティーフ③

Bianchi 2018年モデル ANCORA TIAGRA

ANCORA TIAGRA(アンコラティアグラ)[スポルティーフ][ランドナー・ツーリングバイク]

●FRAME: Lug Cr-Mo ●FORK: Lug Cr-Mo 1" Thread ●HEADSET: First F-979AW ●SHIFTERS: Shimano Dura Ace W-shift Lever ●FRONT DERAILLEUR: Shimano Tiagra ●REAR DERAILLEUR: Shimano Tiagra ●CRANKSET: Andel 50/39/30T 170mm

Bianchi(ビアンキ)はイタリアの老舗ブランドです。Bianchiのロードバイクは自転車レースで有名なツール・ド・フランスなどでも使われその技術力を活かして「ANCORATIAGRA」も作られました。フロントキャリアとフェンダーが標準装備です。ギアは12-28T、10speedとなっていて価格はスポルティーフとしては標準の15万円前後です。(2018年3月4日現在)

おすすめのスポルティーフ④

Raleigh 2018年モデル CLUB SPECIAL


Raleigh(ラレー) 2018年モデル CLUB SPECIAL (クラブスペシャル) CLS[スポルティーフ][ランドナー・ツーリングバイク]

●Frame: Full Cr-Mo Std-size D.B. w/Investment-cast Lugs ●Fork: Cr-Mo Round Blades ●Headset: CH-907JN Micro-Adjust 1” Threaded w/Cartridge-bearings ●BB set: SHIMANO BB-UN26 68-110mm ●Handle Bar: HL DR-AL-123B Maes-Drop 400mm Ø25.4 ●Handle Stem: HL HE-C80D-2 80mm 150mmQuill ●Bar-tape/Grips: PU Brown w/Alloy Caps

Raleighはイギリスの老舗ブランドでイギリスの自転車発展に大きく貢献したブランドです。ツール・ド・フランスでも優勝するなど実績のある会社で、コンポーネントにはSHIMANO社製のものをたくさん採用しています。分割機能があるので輪行にも対応しギアは12-28T、10speedとなっています。フェンダーは標準装備ですがフロントキャリアはついていないので注意が必要です。価格は2018年3月4日現在でメーカー小売希望価格133,000円(税別)です。

おすすめのスポルティーフ⑤

Grandir(グランディール) ロードバイク 700C

Grandir(グランディール) ロードバイク 700C

出典:Amazon

タイヤサイズ 700x28C フレーム材質 スチール 適応身長 [520mm] / 175cm以上 [470mm] / 160cm以上 フレームサイズ [ブラック]520mm [ホワイト]470mm リム アルミ 重量 14.6kg 変速機 シマノ21段

安価で購入できるこちらの商品は、スポルティーフ風デザインとなっています。かなり低価格で購入できることから、初心者におすすめしたいバイクの1つ。シマノ製のものを使っているため、スムーズに変速が可能です。

初めてスポルティーフを購入するという人は、ぜひこちらの商品から購入してみてください。デザインはシンプルなので、女性でも男性でも問題なく乗れます。

おすすめのスポルティーフ⑥ 番外編

ARAYA(アラヤ) 2018年モデル SWALLOW PROMENADE MIXTE

2018モデルARAYA(新家工業) PRM MIXTE(SWALLOW PROMENADE MIXTE)スワロープロムナード街乗り自転車・クロスバイク

●Frame: オールクロモリ STDサイズ ダブルバテッド カットラグフレーム ●Fork: クロモリ ロストワックス フォーククラウン 1”スレッド ●Headset: CH CH-907JN マイクロアジャスト カートリッジベアリング ●BB set: SHIMANO BB-UN26-K 68-117.5mm ●Handle Bar: LEADTEC LCH-6838 プロムナードバー 500mm Ø25.4 ●Handle Stem: ARAYA オリジナル クラシックステム 110mm

厳密にいうとスポルティーフでもランドナーでもシティーサイクルでもない自転車です。ただしスポルティーフと同じようにクロモリフレームでフルフェンダーにライトも標準装備しています。ママチャリのと同じブルレッグセンタースタンドも標準装備していて女性でも乗りやすいデザインで女性ににおすすめできる自転車です。ハンドルも通常のフラットハンドルですがスポーツモデルの車種に通じるクラフトマンシップの工作施されているのもポイントです。

スポルティーフとランドナーのまとめ

スポルティーフは少し荷物を載せれるロードバイクでランドナーはロードバイクより走行速度劣るので荷物がたくさん載せれるクロスバイクみたいな感じです。昔は自転車で旅をするなて中々出来ませんでしたがランドナーやスポルティーフがあれば少なくとも小旅行は出来ます。軽いテントなども増えてきたので将来的にはもしかしたらスポルティーフで日本一周旅行何ていうのもできるようになるかもしれませんね。

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