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テンヤ釣りの始め方!狙える魚や釣り方6つのポイントをご紹介!

テンヤ釣りについてです。特に人気の高い一つテンヤのマダイ釣りを紹介しています。タックルの準備や仕掛け、釣り方など基本情報はこれでバッチリ!同じ仕掛けで根魚などさまざまな魚が狙えます。ゲーム性の高い一つテンヤのマダイ釣りに挑戦してみましょう!
更新: 2021年10月28日
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この記事で紹介しているアイテム

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テンヤ釣りを始めよう!

スタートに必要な情報をまとめてご紹介!

一つテンヤのタックルや釣り方、釣り方のポイントをまとめてご紹介!人気のマダイだけでなく、根魚や青物など五目を越える魚を狙うことができる釣り方です。基本情報をチェックして、マダイ釣りに挑戦してみましょう!

テンヤ釣りとは

オモリと大きなハリが特徴のテンヤ釣り

テンヤは大きなハリにオモリを付けた、船釣り向けの釣り具です。タチウオ、タコなどを狙う専用のテンヤもありますが、この記事ではマダイを狙う一つテンヤ釣りを紹介しています。オモリと針が近いことで操作性がよく、餌をダイレクトに動かせることが特徴。軽いオモリを選択して、落ちるアクションを意識しながらフワフワと誘う釣り方が定番です。

人気の一つテンヤ釣りをチェックしよう!

テンヤの中でも一つテンヤは特に軽く、3号から8号の重さがメイン。落ちる速度を落とすことで、アピールできる時間を長くするのが目的です。マダイはこのゆっくり漂うような動きに反応がよく、警戒心の強い大型に対しても実績があります。効率ならタイラバですが、長く見せて食わせる釣りなら一つテンヤです!

テンヤ釣りは船釣りで楽しもう!

遊魚船、マイボートから選んでみよう

一つテンヤは落ちる動き、つまり縦方向の動きを重視した釣り方です。マダイの棲息域と合わせて考えると岸からの釣りは成立しにくく、船からの釣りがメインになります。お客さんを乗せて釣りに出かける遊魚船から、一つテンヤの釣りをスタートしてみましょう。シーカヤック、船外機付きゴムボート、サップボードなど現在はマイボートの選択肢も多く、ある程度水深を確保できるボートゲームも選択肢に入ります。

遊魚船の予約方法

初挑戦の方は想像が難しいかもしれませんが、沖釣り向けの遊魚船はかなりポピュラーな存在です。どこの港にも複数の船宿があるので、見つけられないということはほとんどありません。地域別に検索できる遊魚船予約サイトで、地域の情報をチェックしてみましょう!釣りたい魚をマダイとして、一つテンヤプランを提示している船宿をチェックすればOKです。問い合わせ時に初心者ですと伝えておくと、スムーズに釣りが楽しめます。ライフジャケットは忘れずに準備しておきましょう。

釣割

テンヤ釣りで狙える魚をご紹介!

一つテンヤ釣りで狙える魚を3種ご紹介!

一つテンヤの餌はエビ餌、海の中ではかなりポピュラーな餌を使います。マダイ以外にも根魚、青物とさまざまなゲストが登場する釣りとしても人気です。5種を釣る五目釣りを目指して、一つテンヤに挑戦してみましょう!

1/3.一つテンヤのターゲット:マダイ

一つテンヤのメインターゲット、マダイは沖釣りの中でもかなり人気の高い魚です。赤い魚体に青いアイラインと見た目が美しく、クセのない食味でお土産としての価値も十分。釣り味はパワーよりもトルクといったタイプの魚で、掛かった瞬間の強烈なツッコミを耐えられるかどうかが、勝負の分かれ目になります。2kg前後が美味しいサイズですが、10kgを越えるような夢のサイズと出会える可能性もあるターゲットです。

2/3.一つテンヤのターゲット:根魚

底を中心に探る一つテンヤでは、根魚と呼ばれるタイプのゲストも数多く登場します。カサゴ、ハタなどポピュラーな根魚からホウボウやヒラメまで、五目を越える魚達と出会えることも、一つテンヤの大きな魅力。根魚は美味しい魚ばかりなので、お土産を楽しみにしている方も、満足できる釣りと言えます。

3/3.一つテンヤのターゲット:青物

気まぐれなスプリンター、青物も一つテンヤのターゲット。沖でのポイントがマダイと重なりやすいワラサ、シイラは定番のゲストです。マダイよりも走る力が強いので、事前に多いと情報があればラインをワンランク強いものに変更することも検討してみましょう。テンヤを使ってメインで狙うことはありませんが、ときどき掛かるので焦らずゆっくりやりとりしてください。

テンヤ釣りのタックル

一つテンヤのタックルを3つに分けてご紹介!

一つテンヤのタックルについてです。マダイ、根魚などさまざまな魚が掛かる五目釣りなので、初心者の方は少し強めのタックルがおすすめ。テンヤは重いものを扱えるロッドがおすすめです。タックルの中でも、リール性能は釣果を大きく左右する要素になるので、よいものを選んでスタートしてみましょう!

1/3.一つテンヤタックル:ロッド


ダイワ 船竿 紅牙テンヤゲームMX・R H/MH-225

出典:Amazon

一つテンヤ専用ロッドは、仕掛けの操作性を活かせる設計が特徴です。ルアーロッドのように細く、穂先は目で見てアタリが判断できるほど繊細。15号まで対応できるテンヤ負荷があれば、さまざまなエリアに対応できます。手頃な価格の製品も展開されているので、是非専用ロッドを検討してみてください。

70センチ代の真鯛とやり取りしましたが、問題無くキャッチできました。30センチ代も掛けましたが強すぎると言う事は無く、十分にベントし楽しくやり取りしました。MHを選んで正解でした。オールラウンダーと言う言葉がぴったしです。感度も良く、小さいサイズのバイトも繊細に感じ取れ非常に仕上りは良いと思いました。

2/3.一つテンヤタックル:リール

ダイワ 21 カルディア LT2500S-XH

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一つテンヤタックルで最も重要になる部分です。軽い仕掛けを沈めるために細いラインを使うので、大型を狙う場合でもラインは1号程度までしか太くできません。細いラインで大型を取るためには、リールの逆回転機能、ドラグ性能に一定以上の水準が求められます。初心者の方であってもミドルクラス程度、1,5000円前後の製品がおすすめです。サイズは2500番から3000番、PE0.8号200mを基準に選んでみましょう。回収が楽になるハイギアがおすすめです。

3/3.一つテンヤタックル:ライン

ダイワ PEライン UVF紅牙 X8+Si2 0.8号

出典:Amazon
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タックルのラインについてです。ラインは強度に優れるPEラインで決まり!太さは0.8号、狙う水深は50m前後ですが、流されたり走られたりすることを考慮して200m程度あると安心です。抵抗の少ない細さが絶対条件になるので、予算に余裕がある方は強度の高い8本縒り、12本縒りを検討してみましょう。10mごとに色の変わるカラードラインが必要になります。

タイラバで使用しましたが、非常に粘りがあり腰も強く、先日6.4Kg 83Cmの大鯛も難なくゲット出来ました。

テンヤ釣りの仕掛け

一つテンヤの仕掛けを4つに分けてご紹介!

一つテンヤの仕掛けについてです。仕掛けはテンヤとリーダーのみ、シンプルな構成で楽しめます。重さを複数用意しておくこと、ライン同士の結び方を習得しておくことが、仕掛け準備のポイント。動画を見ながら結び方を練習して、仕掛けの準備を進めましょう!

1/4.一つテンヤ仕掛け:テンヤ

ダイワ 紅牙 遊動テンヤ+SS 6号

出典:Amazon
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仕掛けのメインになるテンヤについてです。固定式と遊動式がありますが、現在はタイラバと同じく遊動式が主流。初心者の方も遊動式からのスタートがおすすめです。五目釣り狙いもマダイ向けの針でOK。オモリ部分の重さは水深、海流によって使い分ける必要があるので、必ず複数用意しておきましょう。船宿への予約時に必要な重さを確認しておくとバッチリです!

2/4.一つテンヤ仕掛け:リーダー

サンライン リーダー SV-I フロロカーボン 3号

出典:Amazon
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PEラインは傷に弱く、直結に向かないラインです。傷に強いフロロカーボンのリーダーをつけて、メインラインを保護しましょう!太さはPE0.8号に対して3号12lb程度がスタンダード。同程度の強度としておけば、一番弱い結び目の部分から切れます。長さは2m程度とする方が多いですが、根魚五目釣りなど、海底の起伏が激しい場合は長めに用意することもあります。

3/4.一つテンヤ仕掛け:道糸とリーダーの結び方

初心者の方が一番苦戦するポイントです。強度を維持したままラインとラインを結束できる、FGノットに挑戦してみましょう!強い結びで結束することで、不意の大物をキャッチできる確率が高まります。船の上で結ぶ必要がでてくることもあるので、動画を見ながら自宅で練習してみてください。下記のリンクで詳しく紹介しています。

4/4.一つテンヤ仕掛け:リーダーとテンヤの結び方

遊動式テンヤは、穴の開いたオモリ部分にリーダーを通して、サルカン付きのフックパーツを接続するだけでOK!サルカンとリーダーの結び方は複数ありますが、手軽で強度の高いダブルクリンチノットを紹介しています。簡単で強い結び方なので、こちらも合わせて練習しておきましょう!

テンヤ釣りの餌

一つテンヤ釣りの餌を3つに分けてご紹介!

一つテンヤの餌についてです。冷凍エビを解凍しながら使うので、グズグズにならないよう少しずつ半解凍にして使うのがポイント。餌の付け方は動画付きで紹介しています!

1/3.一つテンヤの餌:メインの餌は冷凍エビ!

冷凍芝えび テンヤ釣り

出典:Amazon
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一つテンヤで使用する餌は、五目釣りにも対応できる冷凍エビ。8cm程度のサイズで、多くの釣具店で取り扱いがあります。船宿によって船が用意するところ、自分で好みのものを用意するところとあるので、予約時に確認しておきましょう。食いのよい活きエビをウリにしている船宿もあります。


2/3.一つテンヤの餌:擬似餌でも楽しめる!

エコギア ワーム スイムシュリンプ 4インチ

出典:Amazon
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餌を余らせてしまう場合や、不足分を補えるような餌をお探しの方にはワームタイプの擬似餌がおすすめ。冷凍エビと同じ使い方で楽しめます。常温保存、開封後の保存が可能で効率的!他の釣りも楽しみたいボートゲームや、根魚五目釣り、タイラバとの併用にもおすすめです。

3/3.一つテンヤの餌:餌の付け方がポイント!

遊動式テンヤへの餌付けを紹介している動画です。まずは尾を綺麗にカットして、短い方の針をエビが真っ直ぐになるように刺します。長いほうの針は先ほどの針とは逆向きに、頭部を止めるような位置に刺しましょう。マダイだけでなく、根魚五目釣りでも頭の付いた餌のほうが食いがよいです。

テンヤ釣り釣り方6つのポイントをチェック!

釣り方の基本とコツをチェックしておこう!

一つテンヤの釣り方、釣り方のコツを6つご紹介!操作には慣れが必要になるので、事前に情報を確認しておくと当日スムーズに楽しめます。突然の大型もキャッチできるように、やりとりのコツも確認しておいてください!

1.テンヤ釣りのポイント:底取りのコツ!

底取りの方法を確認しておこう!

一つテンヤの釣り方で最も重要になるポイントです。動画は同じく軽い仕掛けを使うティップランエギングですが、確認の仕方は同じ要領でOK!ベールを開けたままロッドでラインを放出、ラインが海底に吸い込まれていく速度を確認します。止まったり遅くなったら、着底の合図です。潮にのってラインが流れるので、着底後も動き続ける点をチェックしておきましょう。仕掛けの沈降速度とラインが潮で動く速度の差が小さく分かりにくい場合は、テンヤを重くします。

仕掛けが流されたら落としなおそう!

基本的には水深に対してかなり軽いオモリを使う釣りなので、垂直に上下させ続けることは難しく、船の進行と潮の流れで仕掛けがどんどん斜めになっていきます。仕掛けがどの位置にあるかイメージが難しくなるので、必ず底を確認しながら釣りを進めましょう。釣りにくいと感じる程度斜めになったら、餌の付け直しも兼ねて一度仕掛けを回収しましょう!

2.テンヤ釣りのポイント:テンヤ選びのコツ

底が分かるまで重くしよう!

初心者の方は、水深10mに対して1.5号程度の計算でテンヤを選ぶ方法がおすすめ。50mなら8号です。ここから当日の状況を考慮して、テンヤの重さを変更していきましょう。底が確認できない場合は、ワンランク上の重さを試してみてください。

分からなくなる直前まで軽くしよう!

底取りが簡単、と感じる場合は、軽いテンヤに挑戦!重いテンヤをストンと落とす釣り方がハマる場合もありますが、できるだけ軽くがセオリーです。50m8号ですんなり仕掛けが落ちていく場合は、6号や5号を試してみましょう。五目釣り狙いなら、底重視がおすすめです!

3.テンヤ釣りのポイント:リフト&フォールのコツ!

ロッドを上げて持ち上げよう!

一つテンヤのアクションは、持ち上げて落とすリフト&フォールが基本。ロッドを下げた状態でラインにテンションが掛かる程度糸フケを回収して、そのまま穂先を高く上げましょう。2m程度仕掛けを持ち上げるイメージです。

ゆっくりロッドを下げてフォールを演出!

持ち上げたロッドをそのままゆっくり下げると、仕掛けが沈降をはじめてフォールアクションが発生します。初心者の方はアタリが取りやすいテンションフォールから始めてみましょう。ラインに仕掛けや潮の重さを乗せながらロッドを下げるイメージでOKです。この動きを繰り返すと仕掛けは少しずつ浮き上がってくるので、ある程度繰り返して中層まで探ったら、再度底を取り直します。

4.テンヤ釣りのポイント:巻きの釣りもチェック!

回収時もゆっくり巻いてみよう!


タイラバ的なアクションも効果的な一つテンヤ。回収時も一定の速度でゆっくり巻いてくるのが、釣果を伸ばすコツになります。餌が付いていればどのタイミングでもアタリが出る釣りなので、集中力をキープしながら釣りを楽しんでください!

巻き釣りがメインの釣り場も存在

深いポイントで浮いたマダイを狙う地域では、巻きテンヤと呼ばれる釣りが流行中。着底を確認した後、一気に中層まで巻き上げて、再度底まで一気に沈める釣り方です。フォールのアタリに対しては即アワセが基本の一つテンヤですが、巻きのアタリはタイラバ同様、巻き続けて掛けるのがコツになります。

5.テンヤ釣りのポイント:アタリとアワセのコツ!

竿先の変化に注目!

一つテンヤのアタリはさまざまなパターンがあり、手元にコツっと感覚が伝わるアタリから竿先が軽く持ち上がるだけのアタリまで千差万別です。初心者の方はアタリが分かりやすいよう、穂先は常に少し曲がった状態を意識、穂先を目で追いながら釣りを進めてみてください。

アタリが合ったら即アワセ

違和感を感じたら即アワセるのが一つテンヤのコツ。ロッドを大きく上げて、アワセを入れましょう!リフト中もアワせる猶予が残るような角度を保てるとバッチリです。アタリはフォールと動かしはじめに出ることが多いので、意識しながらテンヤをアクションさせましょう!

6.テンヤ釣りのポイント:やりとりのコツ!

事前のドラグ調整がポイント!

細いラインを使う釣りでは共通してポイントになるドラグ設定。一つテンヤの基本は1kg前後になるので、ロッドにラインを通した状態で、1Lのペットボトルを吊ると分かりやすいです。ペットボトルが動くとドラグが出る程度に設定しておきましょう。

焦らず走らせるのが釣り方のコツ

マダイ、青物とも掛かった瞬間は強く走ります。引っ張り合いになるとラインが切れるタックルセッティングになっているので、ドラグを使って止まるまで走らせましょう。大型の初動は止められないのが普通、焦らず落ち着いてやりとりを楽しむのがキャッチ率アップのコツになります。

テンヤ釣りで船釣りデビュー!

一つテンヤでマダイをゲットしよう!

マダイ、根魚を中心にライトなタックルで大型も狙える一つテンヤ。ゲーム性の高い釣り、五目釣りが狙える釣り方をお探しの方におすすめの釣りです。タイラバとの使い分けで釣果もアップ!一つテンヤから船釣りデビューしてみましょう!

タイラバが気になる方はこちらもチェック!

一つテンヤは難しそうと感じた方には、同じマダイや根魚を狙うタイラバがおすすめ!一つテンヤとの使い分けも有効です。こちらも五目を狙える釣りなので、マイボートにもピッタリ!各種仕掛けを使い分けて、マダイ、根魚を攻略してください!