旭化成 ワッカーシリコン M4470 1kgセット
ヤコ オーブン陶土「工作用」 400g
VANCE VM009 Mr.クレイ2
GSIクレオス Mr.型取りブロック2
GSIクレオス Mr.型取りブロックプレート
VANCE VM008 Mr.シリコーンバリアー
鉛インゴット 2.3kg
NTY ステンレス線 線径 1.4mm
NTスイベル ステンレスライン 1.4mm
東邦産業 ウレタンフィニッシャーEX 130ml
Croch 高輝度ホログラムシート
義春刃物 マルイチ彫刻刀 5本組 T-5
イワタニ カセットフー 達人スリムII
和平フレイズ 片手鍋 VR-8337
メタルジグは自作できます!
ジギングをする人ならば、きっとジグに関しては、お気に入りの1本があると思います。それが、100均のジグでも2000円のジグでも、ロストした時の心の痛みは大体(まったくとは言えない)同じです。
またロストでなくても、塗装が剥がれたり割れたりと、ジグは劣化することもあります。しかしご安心ください。ジグは自作できます。お気に入りの1本をお気に入りの100本にすることも可能です!
メタルジグ自作の方法
まずはモチベーションアップから
サゴシ沢山ゲット!
— takay-an (@tack_yassu) October 9, 2017
自作メタルジグが多数殉職。 pic.twitter.com/6UBrZAoiWn
自作メタルジグで魚を釣ることの快感は、やったことのない方には判らないことだと思います。また、自作したメタルジグをロストした時の悔しさも。 しかし画像のように、歯のある魚との対決はロストとの戦いでもあります。
ロストの悔しさ悲しみを和らげるためにも、メタルジグの自作方法を覚えたいものですね。
ジグ自作には幾つかの方法があります
メタルジグを自作するには、幾つかの方法があります。例えば、画像のようにステンレスからの削り出しも一つの作り方ですし、また中通しシンカーを金づちで叩いて延ばしただけでもジグは作れます。
ただし、いつも同じクオリティのジグを大量にとは望めません。今回は、型から作り、いつでもお気に入りのジグを簡単に手に入れる方法をご紹介いたします。
耐熱シリコンで型を取る
今回ご紹介させて頂く方法は、「鋳造」という作り方になります。これは、耐熱シリコンという材料で型取りをし、溶かした鉛を型に流し込んで成型して行く作り方で、同じものを大量に、しかも美しく簡単に作る方法です。
材料や道具の紹介には、一番間違いないものを選んで紹介していきますが、中には安い代替品で済ませられるものもあります。それは、その都度ご紹介していきますね。
メタルジグ自作に必要な道具1
耐熱シリコン
旭化成 ワッカーシリコン M4470 1kgセット
まずは、道具を揃えましょう。第一に、型取り用「耐熱シリコン」が必要です。鉛の融点が約300度のため、それ以上の耐熱性のあるものを探して下さい。画像のもので、おおむね1㎏あたり5,000円ほどで手に入りますが、硬化剤とセットになっている物を求めて下さい。
混合率は、100対4でよく混ぜて使います。説明書きには「約2時間で硬化」となっていますが、最低でも12時間はおいてから使用して下さい。
安価な代替品
ヤコ オーブン陶土「工作用」 400g
熱に強くて型が作れるのであれば、「陶器粘土(陶土)」という手もあります。こちらは、型取り一回分で600円ほどで手に入りますが、そう何度も使えるものではありませんし、最初は使い勝手のよいシリコンをおすすめします。 ちなみに型取りしてから、一週間ほどは乾燥にかかります。
メタルジグ自作に必要な道具2
VANCE VM009 Mr.クレイ2
油粘土は、型取りする時に元になる形を正確に再現してくれます。ただし、ぐっと押しつけて型を取るのですが、押し付けた側ではなく、外側に出ている側の型をシリコンで取りますので、勘違いしないようにお願いいたします。ですから、元になるジグを押し付ける面は、なるべく平らになるように成形して下さい。
メタルジグ自作に必要な道具3
型取りブロック
GSIクレオス Mr.型取りブロック2
油粘土で型取りする時に、「型枠」が必要になります。ジグの大きさや太さによって、型の広さ高さが変わるのは当然ですが、固定式の型枠では、複数の(数・種類)型取りに対応できません。
そこで「型取りブロック」が便利です。その都度バラしながら、一番作り易い大きさに組み直して何度でも使えます。1セット1,000円程度のものなので、必要に応じて揃えておきましょう。
型取りプレート
GSIクレオス Mr.型取りブロックプレート
型取りブロックの下敷きです。これがあると、シリコン漏れなども起こさず安心して作業ができます。
レゴブロックや木枠でも
実家からレゴ回収。
— YOGEN (@yogennsya) March 14, 2014
型取りの型枠をつくります。 pic.twitter.com/gWQHIhPR5H
おうちにレゴブロックやダイヤブロックのある方は、それで代用が効きます。
また牛乳パックや木枠を自分で組んで、型枠を作る方もおられます。シリコン流し込みは、圧の掛かる型取りではないため、固まるまで動かないようにキープできていればいいので、器用な方はご自分で製作されてもいいかと思います。
メタルジグ自作に必要な道具4
型枠を剥がしやすく
VANCE VM008 Mr.シリコーンバリアー
シリコンに半分埋め込んだジグの型に、さらに上からシリコンを流して覆い尽くすのですが、それは最後に二つに割らなければなりません。シリコン同士が同化してしまわないように間にバリアーを作ります。
それが、この「シリコンバリアー」です。たっぷりと塗っておくと、シリコンがきれいに剥がれます。
代替品にはいろいろなものが
実はバリアーに関しては、同化しない物なら何でもバリアーの役ができます。ハンドクリームやシッカロールなどで代替えしている方もおられます。ただ、上記画像のものは、1本で900円程度のお値段なので、揃えておいても損はないと思います。