シマノ|メタルジグ ルアー コルトスナイパー JM-004M
OO - 242P
コアマン| メタルジグ ルアー CZ-40ゼッタイ #001マコイワシ
#015
ダイワ|TGベイト 20g PHブルピン
ダイワ|TGベイト PH赤金
02H
06H
OWNER(オーナー) アシストフック DH-26 遠投段差フック MH 11686
オーナー針 ST-46 スティンガートリプルフック
1.シマノ コルトスナイパー
このヒラメメタルジグのラインナップで, 筆者一押しのタイプ
シマノ|メタルジグ ルアー コルトスナイパー JM-004M
<カラー> コンビ湾岸ゼブラピンク <重さ> 35g <サイズ> 78mm
《このヒラメメタルジグのおすすめポイント》
オールマイティー性を重視した設計
この商品は、様々なアクションや使い方にオールマイティーに対応できるのが、うれしいポイントです。水中を泳いでる時は、重心が中心部に来るように設計されているので、フォール中の動きも無難な味付けになっています。ジャーキング時のダートも良好で、ヒラメのみならず、シーバスや青物にも非常に効果的でしょう。オールマイティー性を重視するため、少し幅のある設計となっているので、空気抵抗の増大によって、飛距離は多少落ちてしまいますが、それでも初心者も使いやすく、状況が掴めていない一投目に投げるメタルジグとしても好評価の商品です。
タダ巻きでもアクション使いでも, 効果的な動きを見せてくれる
センターバランス設計のこの商品は、使い方を問わず使用できます。フォールダウンの場合では、木から枯葉が落ちるようなヒラヒラとした動きを演出し、アクションを付けないタダ巻きの場合では、中心を軸にしてテールを振るようにウォブリングアクションをするため、いかなる条件下でも、ヒラメにメタルジグの存在を強烈にアピールすることができるので、サーフや大規模河川の河口などの広いフィールドにおいても、効果的にバイトを引き出すことが期待できるでしょう。
総合評価
<飛距離> ★★★☆☆ <アクションに対する反応> ★★★★☆ <タダ巻きに対する動き> ★★★★☆ ※ この商品は、アシストフックが1本装着された状態で販売されています。
2.シマノ 熱砂 スピンビームTG
このヒラメメタルジグのラインナップで, 筆者一押しのタイプ
OO - 242P
<カラー> ピンクファイヤー <重さ> 42g <サイズ> 68mm
OO - 242P
<カラー> ハデイワシ <重さ> 35g <サイズ> 78mm
《このヒラメメタルジグのおすすめポイント》
他のメタルジグとは一線を画す, 斬新な動き
この商品は、ミノーのようにベリーとテールにトリプルフックが付いたデザインが特徴なのですが、これが独特の動きを生み出します。通常のミノーの場合、重心はフックが装着されているベリーに設定されているため、ベリーのトリプルフックを下にして泳ぐのですが、この商品は、重心がベリーとは反対のバックにあるので、ベリーのトリプルフックが上を向いた状態で泳ぐという、非常に斬新なメタルジグです。そのため、スイミングでの使い方をすると、ベリーフックが受ける水の抵抗によって、メリハリのある動きを抑えた艶めかしい泳ぎになり、ヒラメの捕食本能を効果的に刺激できます。
遠投できるミノーとしての使い方も可能
ミノーとメタルジグの飛距離を比較した時、同じウェイトでは、メタルジグの方が飛距離が遠くまで伸びる傾向にあるというのは、周知の事実です。この商品では、メタルジグがもともと持っている遠投性能に加え、テール部に比重の重いタングステンを使用することで、ミノーに採用されている重心移動システムのように、飛翔中の重心をテールに集中させて、さらに飛距離を向上させる工夫が施されています。スイミングでの使い方が得意なこの商品は、遠投できるミノーとして、サーフや大規模河川の河口などの遠投が必要不可欠なフィールドで大活躍します。
総合評価
<飛距離> ★★★★★ <アクションに対する反応> ★★★☆☆ <タダ巻きに対する動き> ★★★★★ ※ この商品は、アシストフックの使用は想定されておらず、トリプルフックがテールとベリーに、それぞれ1本ずつ装着された状態で販売されています。
3.コアマン CZ - 40ゼッタイ
このヒラメメタルジグのラインナップで, 筆者一押しのタイプ
コアマン| メタルジグ ルアー CZ-40ゼッタイ #001マコイワシ
<カラー> マコイワシ <重さ> 40g <サイズ> 75mm
#015
<カラー> ピンククラッシュホロ <重さ> 40g <サイズ> 75mm
《このヒラメメタルジグのおすすめポイント》
コンセプトはシーバス用だが, ヒラメ釣りにも通ずる泳ぎ
もともとは、シンキングペンシルのような感覚で使えるシーバスメタルジグとして生み出されたのですが、この商品の泳ぎや操作性は、ヒラメ釣りにおいても非常に有効であると、筆者は感じています。というのも、このメタルジグは非常に浮き上がりが良く、タダ巻きのスローリトリーブでも使い物になる設計に仕上がっているからです。縦方向のアクションも効果的ではあるのですが、筆者がおすすめする使い方は、ミノーイングを意識したリトリーブやアクションです。
スローで誘えるメタルジグは, ここぞという場面で武器になる
ミノーがメタルジグに飛距離で劣っているのは仕方がありませんが、それでもミノーが、ルアーフィッシングの第一線で活躍している理由の一つに、あらゆる速さでレンジをトレースできることが挙げられます。メタルジグは重いため、レンジをトレースさせる使い方の場合は、どうしてもある程度のスピードでリトリーブすることで、重いメタルジグを浮き上がらせるだけの揚力を発生させなければなりません。しかしこの商品は、少しの揚力でも浮き上がる設計になっているため、サーフや大規模河川の河口などにおいて、飛距離を十分に稼ぎつつ、スローリトリーブで狙いたいという場面で強い武器になることは、間違いなしですよ。
総合評価
<飛距離> ★★★★☆ <アクションに対する反応> ★★★☆☆ <タダ巻きに対する動き> ★★★★☆ ※ この商品は、アシストフックが装着されていない状態で販売されています。
4.グローブライド ダイワ TGベイト スリム
このヒラメメタルジグのラインナップで, 筆者一押しのタイプ
ダイワ|TGベイト 20g PHブルピン
<カラー> PHブルピン <重さ> 30g <サイズ> 73mm
ダイワ|TGベイト PH赤金
<カラー> PH赤金 <重さ> 30g <サイズ> 73mm
《このヒラメメタルジグのおすすめポイント》
「ダイワ」が製造する, スリムメタルジグの決定版
大手釣り具メーカー ―「ダイワ」が製造するこの商品は、操作性や泳ぎ方において、スリムメタルジグの決定版と言っても過言ではないでしょう。スリムメタルジグやペンシルなどといった、スリムな形状が特徴のルアーは、ベイトがまだ小さい時期や、ルアーへの反応が鈍い悪条件下で威力を発揮してくれます。ヒラメを警戒させてしまったり、慣れさせてしまったりすること無く、ナチュラルな動きで誘い掛けることができるこのタイプのメタルジグは、ぜひルアーケースに忍ばせておきたいものですね。
細身のボディーが, 飛距離の向上に寄与している
ルアーの飛距離低下の最大の原因は、飛翔中にルアーが受ける空気抵抗によるものです。当然、細身のボディーであるこの商品は、飛翔中の空気抵抗が少ないため、飛距離も伸びやすいですから、遠浅サーフからの遠投などにはもってこいでしょう。ただ、サーフや大規模河川の河口などといった広いフィールドでは、若干アピール力に欠ける場合もありますので、カラーは派手なものを選ぶと良いかもしれません。
総合評価
<飛距離> ★★★★★ <アクションに対する反応> ★★★☆☆ <タダ巻きに対する動き> ★★☆☆☆ ※ この商品は、アシストフックが装着されていない状態で販売されています。
5.ヤマリア Maria ショアトリッカー
このヒラメメタルジグのラインナップで, 筆者一押しのタイプ
02H
<カラー> ブルーピンク <重さ> 35g <サイズ> 70mm
06H
<カラー> ゼブラグロー <重さ> 35g <サイズ> 70mm
《このヒラメメタルジグのおすすめポイント》
ガンガンアクションを付けたい, アグレッシブなアングラーにピッタリ
「ムーチョ・ルチア」でおなじみの、「ヤマリア」の「Maria」ブランドの、アグレッシブな釣りをとことんサポートするメタルジグです。タダ巻きでの使用は、一切想定されておらず、ジャーキングやリフトアンドフォールなどのアクションを多用する、攻撃的なジギングに適応した商品です。水の抵抗を複雑に捉えるボディーデザインと、実釣結果から得られた確かな実績を武器に、多くのアングラーに支持されているメタルジグの一つです。
独特のヒラヒラフォールと鋭いダートは, 他のメタルジグでは実現不可能
筆者が注目するのは、フォールとダートの2つの動きです。まず、フォールについてですが、この商品は、左右非対称ボディーを採用しているため、重量の差異を利用したヒラヒラフォールが、ヒラメに思わず口を使わせます。ダートについても、軽いジャーキングを繰り返すだけで、左右非対称ボディーと幅のあるヘッド部の構造のおかげで、縦横にすっ飛ぶような気持ちの良いダートを連続させてくれます。サーフや大規模河川の河口のような、アピール力が必要となるエリアでの釣りにも最適でしょう。自らヒラメに働きかけ、バイトの瞬間を創り出す楽しさを、ぜひその手で体感してみませんか。
総合評価
<飛距離> ★★★☆☆ <アクションに対する反応> ★★★★★ <タダ巻きに対する動き> ★☆☆☆☆ ※ この商品は、アシストフックが2本装着された状態で販売されています。
ついでに, おすすめのフックもご紹介!
アシストフック
ジギングにおいて、アシストフックは、トリプルフックと同様に重要な役割を果たします。というのも、メタルジグがリフトアップしている時、テールに付いているトリプルフックは、水の抵抗を受けて、テールに引っ張られるように垂れ下がってしまいます。この状態で、魚がベリーにアタックすると、魚の口から離れた位置にトリプルフックがあるため、フッキング率が低下してしまいます。ですから、ヘッドにアシストフックを装着することで、リフトアップ時の水の抵抗で、メタルジグのベリー付近にフックが来る状態にして、フッキング性能を高めているのです。
OWNER(オーナー) アシストフック DH-26 遠投段差フック MH 11686
上の商品は、2本のアシストフックのアシストラインの長さが異なっている、段差タイプのツインアシストフックです。段差タイプのアシストフックは、ベリーとウエストの2ヵ所にフックが来るため、より確実なフッキングをサポートします。もちろん、ルアー用フックの草分け的存在である「オーナーばり」の「カルティバ」ブランドですから、フッキング性能も申し分ありません。
トリプルフック
トリプルフックの重要性も、ジギングでは忘れてはいけません。前述した、アシストフックが必要である理由とは逆に、メタルジグがフォールダウンしている時、ヘッドに付いているアシストフックは、水の抵抗を受けて、ヘッドに引っ張られるようにラインの方向に流されてしまいます。これでは、ベリーに魚が喰い付いた場合、魚の口から離れた位置にアシストフックがあることで、フッキング率の低下を招いてしまいます。そうなると、テールにトリプルフックを装着することで、フォールダウン時の水の抵抗で、メタルジグのベリー付近にフックが来る状態にして、フッキング性能を高めるようにしなければなりません。
オーナー針 ST-46 スティンガートリプルフック
上の商品は、最も有名なトリプルフックの一つである、「オーナーばり」の「カルティバ」ブランドの商品です。ヒラメだけではなく、度々顔を見せる大型の青物の強烈な引きにも負けない強靭さがあります。防錆効果については、筆者は十分に感じることができなかったのですが、高い貫通力とパワーは高く評価できる商品です。
メタルジグで, ダイナミックなヒラメ釣りを!
いかがでしたか。メタルジグは、見た目だけではその違いを判別することは難しいのですが、実際には、その特徴は多様であることがお分かり頂けたのではないでしょうか。実際の釣りでは、数種類のメタルジグを持っていくことになりますが、皆さんもぜひこの記事を参考にして、ベストなメタルジグをチョイスし、ダイナミックなヒラメ釣りをとことん堪能しましょう。
<カラー> コンビイワシ <重さ> 35g <サイズ> 78mm