東京ゲートブリッジ(恐竜橋)について知ろう
東京ゲートブリッジが別名で呼ばれているのをご存じですか?実は今日恐竜橋と呼ばれているのです。なぜ恐竜なのでしょうか・・・。その理由や、東京ゲートブリッジの魅力や通行するにあたっての制限、時間帯などを紹介していきますので参考にしてみてください。
恐竜橋と呼ばれる東京ゲートブリッジですが、2012年2月に開通しました。レインボーブリッジと並ぶ東京で有名な橋のひとつで撮影スポットとしても有名です。そのため富士山と橋のコラボレーションした写真や、初日の出と橋の写真などをSNSなどでよく見かけます。東京ゲートブリッジ(恐竜橋)は東京湾臨海道路の一部として供用されています。橋を作った目的は、増大する物流の円滑化を図る事、そして臨海部の渋滞緩和を目的として作られた橋です。東京ゲートブリッジと言う名前一般公募により決定しました。その時の応募件数は12223件だったと言うことで関心の高さがわかりますね。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)はどこに架かる橋?
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)は城南島〜中央防波堤外側埋立地〜江東区若洲を結ぶ橋です。東京湾の一番外側にかかる橋です。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)概要
延長:約4、6㎞(東京ゲートブリッジ(恐竜橋)脚部約2、6㎞) 橋の高さ:87、8m 航路限界高:54、6m 橋の形式:連続トラス・ボックス複合構造(世界最大級のトラス橋) 通行料金:無料
東京ゲートブリッジが恐竜橋と呼ばれる理由は
恐竜橋とも言われる東京ゲートブリッジは世界最大級の鋼材を三角形につないだトラス橋です。その構造からも、東京ゲートブリッジを真横や、斜めから見ると、2頭の恐竜が顔を見合わせている様に向かい合わせになっている様に見えます。そのことから、恐竜に見えると言う事で「恐竜橋」と言われているのです。実際東京ゲートブリッジに行って歩道を徒歩で渡りながら恐竜に見えるか確かめて下さい。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)の形は
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)は羽田空港に近く、さらに東京湾にかかる事から大型船の往来も頻繁にあります。空の交通の事を考えると橋の高さに制限がかかってきます。また海の交通の事を考えると大型船が通行できる高さを保たなければなりません。船を通させるために橋の中央部分が開く橋が時々ありますが、東京ゲートブリッジは交通量が多いため、考えられたのが空の制限高さ確保しながらも大型船が通行出来る今の東京ゲートブリッジの構造になったと言われています。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)があるメリット
東京湾岸エリアは首都高湾岸線が国道357号線と並行して走っています。しかし、国道357号線は東京湾トンネル手前までしか完成していませんでした。(西行きは2018年現在開通済み)
交通を便利にする為に
不便だった交通の流れを便利にする為に千葉方面から横浜方面へと湾岸エリアを通って向かう車は東京湾トンネルを通過するために一度首都高湾岸線に乗る必要があったのです。しかし、東京ゲートブリッジが開通したことで、湾岸エリアを東京湾の一番外側を通り横浜方面へと向かう事が可能になりました。大型トラックの交通量が多い湾岸エリアの交通が分散化され渋滞の緩和にもつながっています。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)開く時間は
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)は車は24時間渡ることが出来ますが、歩道を徒歩で渡る場合には歩道が開く時間帯が決まっており制限があります。 ■歩道の開く時間は午前10時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分まで)となっています。 ■夏期の歩道が開く時間は(7月1日~9月30日)の金・土曜日は午前10時から午後8時まで(最終入場は午後7時30分まで)
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)閉鎖
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)の歩道は通行止になり徒歩で渡る事が出来ない日が設定されていますので、歩道を徒歩で渡る時は事前に確認を行い、歩道が開く日程かどうか確認するようにしましょう。毎月の第3火曜日及び12月の第1火曜日(該当日が祝日の場合はその翌日)となります。また、荒天時(強風、豪雨)や積雪、凍結がある日は利用が制限されることがあります。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)を歩こう
恐竜橋と呼ばれる東京ブリッジは車道以外にも歩道が整備されており、徒歩で歩行する事が出来ます。とは言え、橋脚部を端から端まで徒歩で歩行できるわけではありません。若洲側にある「昇降施設」にあるエレベーターを使い橋の歩行可能エリア上まで行くことが出来ます。そのためこの施設が開いていない場合は橋を渡る事が出来ません。開いているかどうかが重要になってきますね。開いている時間は基本決まっていますが、天候などにより開くはずが開かなかったと言う事が無いように開くかどうか事前に確認しましょう。また中央防波堤側からは歩道がありませんので歩道を徒歩で通行する事は出来ませんので注意してください。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)を車で通行
歩道を徒歩で歩く話はしましたが、徒歩以外に車でゲートブリッジを通行する時の話もしておきましょう。車で走行する際の通行料金は無料です。上下線とも2車線ずつの合計4車線の道路になっています。通行車両は休日は普通車が多いのに比べ、平日は大型車の通行が多くなっていますので、通行する際は気をつけて通行しましょう。
ゲートブリッジに入る
それでは、車で東京ゲートブリッジに入っていきます。新木場から東京ゲートブリッジに向かい走行すると、ゴルフ場が見えてきます。いよいよゲートブリッジに入って行きます。やや急な上り坂を超えると恐竜の体に入ったかのよな雰囲気にも感じられます。東京湾の方に目を向けると夜は最高の夜景が見えてきますがよそ見運転だけはやめてくださいね。もちろん駐停車禁止ですので、路肩に車を止めて夜景を見ることもできません。
車で来たけど夜景を見たいという人は駐車場へ
車を運転していると思うように夜景を楽しむことが出来ませんよね。そこで、駐車場に車を止めて夜景を楽しむ方法もお伝えしておきます。東京ゲートブリッジのたもとにはこの後紹介するキャンプ場があります。キャンプ場と言う事で駐車場が完備されていますのでそこの駐車場を利用しましょう。キャンプ場は24時間使用できますので、駐車場も24時間駐車可能です。料金は1回500円とお財布に優しい料金設定になっています。駐車場に車を止めたら歩いて東京湾まで向かうと目の前にライトアップされた橋が見えてきます。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)を自転車で走行
恐竜橋と言われる東京ゲートブリッジですが、クロスバイク、ロードバイクなどの自転車で訪れる人を多く見かけます。では、自転車に乗ってきた人はどうやって自転車を橋の上に持って行くのでしょうか?答えは、「自転車を持って上がる事が出来ない!」です。自転車は歩行者が通る歩道をはじめ、車が通行している車道を通行する事も出来ませんので、注意してください。
自転車はどうする?
そこで、自転車に乗ってきた方は自転車をゲートブリッジの下に停め徒歩でゲートブリッジを渡る事になります。ゲートブリッジは対岸まで歩くことが出来ないので、自転車を停めていても自転車のところまできちんと戻って来る事ができますので安心ですよ。
東京湾から東京ゲートブリッジ(恐竜橋)を見上げる
東京ゲートブリッジは橋の真下まで行くことが可能です。そのため自転車で通行できなかった方も、自転車と一緒に写真撮影も出来ますし、真下からの夜景を楽しむ事も出来ます。また、ゲートブリッジに来たけど、開くはずの施設が閉まっていたという時も開くまでの時間別の角度から景色を楽しむのもいいでしょう。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)の夜景
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)は橋のライトアップも綺麗ですが、徒歩で渡てこそ味わえる東京湾からの東京の夜景を楽しむ事もおすすめです。東京タワー、東京スカイツリーは勿論の事、ディズニーランドや、羽田空港、葛西臨海公園の観覧車など東京湾岸エリアを一望する事が出来とても綺麗です。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)のライトアップは
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)は環境に優しいLEDを使ったライトアップをしており、さらに太陽光発電の設備も整えています。鮮やかな色合いでとても綺麗ですので、是非見て頂きたいと思います。そこで、ライトアップの時間帯や色の種類を紹介しましょう。
時期よって変わる色合い
東京ゲートブリッジのライトアップのうち、ライン照明は月ごとに変わりますのでどのようなライトの色があるか紹介しておきましょう。ゲートブリッジのライトの色で四季を感じる事も出来ますよ。 ■毎時0分には、連続照明に動きがあります。 ■国民の祝日にも色が変わります。 1月 白金色、2月 真珠色、3月 若草色、4月 新緑色、5月 青葉色、 6月 水色、7月 海色、8月 空色、9月 桔梗色、10月 秋草色、 11月 紅葉色、12月 緋色
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)の魅力は橋だけではない!
東京ゲートブリッジは橋だけが魅力ではありません。橋のたもとに広がるのが「若洲キャンプ場」です。こちらの湾岸エリアにあるキャンプ場は約9haと言う広大な敷地にあります。ゲートブリッジを見ながらのキャンプが行え人気のキャンプ場です。利用時間は24時間となっており、夜のゲーブリッジの夜景を楽しむ事も出来ます。
東京ゲートブリッジ(恐竜橋)アクセス
歩道など歩行者専用の施設が整っており、歩道を通り徒歩で渡る事ができる東京ゲートブリッジ(恐竜橋)ですが、車で向かう事も出来ますが、歩道を利用して徒歩で東京湾の絶景・夜景を楽しむのであれば、公共交通機関を使って徒歩で向う事もおすすめです。歩道をのんびり徒歩で向かうことで新しい発見があるかもしれませんね。行き方を紹介しましょう。
公共交通機関を利用してのアクセス
■JR京葉線・地下鉄有楽町線・りんかい線「新木場」駅から都バス「木11系統」で若洲キャンプ場行き終点「若洲キャンプ場前」下車
車でのアクセス
■首都高速・湾岸線/新木場ICより約4km ■ 首都高速・新木場ランプを出て若洲方向に向かい直進 ■ 国道道357号線から、若洲海浜公園方面へ直進 ■ お台場方面から ⇒第二航路海底トンネル経由、中防大橋通過後、東京港臨海道路を左折 ■大井ふ頭方面から ⇒臨海トンネルを経由し、東京港臨海道路を直進
まとめ
東京ゲートブリッジについて説明してきましたが、一般的な歩道がある橋とは違い施設が開く事で通行が可能になる橋です。施設が開く時間帯を事前に把握する事が必要です。また、夜間は東京湾岸エリアの夜景をまとめて楽しむ事が出来るのでデートにもオススメです。昼、夜共に違った姿を見せてくれる東京ゲートブリッジですので、一度東京ゲートブリッジの夜の夜景、昼間の迫力のある東京ゲートブリッジの姿を見に出かけてみませんか?