美味しいイカのバーベキューの食べ方
イカはバーベキューにおすすめ
バーベキューの食材で思い浮かぶのは、やはりお肉です。その為、ついつい毎回同じようなメニューになってしまいます。そんな方におすすめしたいのが、バーベキューにピッタリの海鮮食材のイカです。
イカは、焼いても煮てもおいしい食材なので、イカを加えるといろいろなバーベキューが楽しむことができます。この記事は、バーベキューでイカを美味しく食べるための下ごしらえの手順から調理方法、レシピを紹介します。(この記事の情報は2023年8月5日現在のです)
バーベキューに合うイカの種類は?
日本近海に生息して食用とされているイカの種類は30種類程度で、さまざまな料理で食べられている人気の食材です。その中でよく食べられるのが、「スルメイカ」「ヤリイカ」「アオリイカ」「ホタルイカ」などになります。
その中でも「スルメイカは」日本周辺に広く生息しており、イカの水揚げ量の4割を占めるほどです。そのためスルメイカは低価格で手に入りやすく調理方法も焼き物から煮物、炒め物などに使えるためバーベキュー向きのイカと言えます。
見分け方をご紹介
美味しいイカを食べるために旬を知ろう
美味しいイカを食べるには旬は知っておきたいところです。イカは、年間を通して獲れるのでスーパーなどにはいつでも並んでいますが、種類によって旬があります。比較的手に入りやすいと言われているスルメイカの旬は5~9月頃、アオリイカが9~11月頃、ヤリイカが1~3月頃です。
このようなイカは日本近海で獲れるため、旬の時期は生のイカを使えばより美味しいバーベキューが食べられます。美味しいイカを食べるには、季節に合わせて選びましょう。
お店では皮が茶色なイカを選ぼう
イカは生きているうちは半透明ですが、水揚げされたばかりのイカは透き通るような綺麗な色です。時間が経ち鮮度が落ちるとともに茶色くなり、さらに時間が経つと白っぽく変色して、身の弾力がなくなります。
このようにイカの皮の色は時間が経つと変化しますが、地域によっては新鮮なイカを手に入れるのは難しいかもしれません。しかし、お店に並んでいるイカを購入する時は、白いイカよりも皮が茶色いイカを選んだ方が新鮮です。
胴体が膨らんで目が黒いものを選ぶ
新鮮なイカを選ぶポイントは胴体の表面につやがあり、しっかりとした弾力と丸みがあるかをチェックしましょう。鮮度が落ちると内臓がつぶれて平らな形になるので、横から見るのも大切です。
もう一つ重要なポイントはイカの目の色です。新鮮なイカの目の色はきれいな黒で、盛り上がって飛び出しているように見えます。イカを購入する時にはこれらのポイントを押さえて、新鮮で美味しいイカを選びましょう。
下処理の手順と注意する事
イカの下処理のやり方
イカの下処理のやり方は難しく思えますが、切り方は簡単です。手順は最初に足の付け根を持ちワタを引き抜きます。イカの切り方は、目の真下を切り、胴体下側から軟骨を引き抜いてから内側を流水で洗いましょう。
三角形のえんぺらの付け根に親指を入れて右半分・左半分ずつ引きはがして、えんぺら側から引っ張って皮を剥ぎます。うまく剥がれない場合はキッチンペーパーなどで擦りましょう。イカゲソと呼ばれる足に硬い吸盤がある時には取り除けば下処理が完成です。
下処理の時には寄生虫に注意しよう
イカを食べる時に注意することは、アニキサスと呼ばれている寄生虫が居るかもしれないという事です。アニキサスは加熱や冷凍で死滅しますが、生で食べると食中毒を起こす事があります。
アニキサスは体調2~3㎝で、白っぽい糸のような見た目でです。ぱっと見では見落としやすいので注意が必要です。丸ごとのイカを購入した場合には、下ごしらえの段階でしっかり流水で洗い流して食中毒を防ぎましょう。心配な場合は一度冷凍してから食べるのがおすすめです。
難しい時は下ごしらえされたものを買おう!
キャンプでは、少ない調理器具で限られた時間を使って食材を下ごしらえから調理までしなければなりません。できるだけ手軽にバーベキューをしたい方は、無理をせず下ごしらえ済の商品を購入するのもおすすめです。
スーパーなどのお店では、購入した時に下ごしらえをしてくれるところもあるので、確認してみましょう。
おすすめのレシピをご紹介
バーベキューにピッタリ!イカのぽっぽ焼き
イカのぽっぽ焼きは、下味をつけてイカを丸焼きにするだけのシンプルなバーベキュー料理です。作り方は、イカの表面に等間隔で切れ目を入れます。次に、ビニール袋にイカを調味料で下味をつけて冷蔵庫で一晩つけ込みましょう。
翌日のバーベキューでの調理では汁気を切り、網などで焼き上げたらイカの丸焼きの完成です。バーベキュー場にクーラーボックスで運ぶ時には、イカをつけ込む時に冷凍にすれば保冷剤代わりにもなります。
材料は壺抜きイカ10杯分で、イカが10杯、砂糖・オイスターソース・おろし生姜が大さじ1杯です。その他には、醤油が大さじ3、みりんが大さじ4、日本酒が大さじ5でおろしにんにくが少々です。
キャンプのおつまみに最適!イカのガリバダ醤油
お酒のおつまみに最適なバーベキューのレシピがイカのガリバダ醤油です。作り方は、最初にニンニクをみじん切りにして、イカの切り方は内臓を出して胴を2㎝幅の輪切りにします。次に、バターとニンニクをフライパンに入れて、弱~中火で温めてニンニクの香りがするまで味付けをしましょう。
温まって味が付いたらイカを入れて強火で1~2分さっと炒めます。最後に火を止めて醤油をかけて完成です。屋外のキャンプでは、フライパンの代わりにアルミホイルで包んでも作れます。
材料は1~2人分でイカが1杯、ニンニクが1かけ、バターが大さじ1、薄口醤油が小さじ1です。
簡単バーベキュー!イカのアヒージョ
イカを使った簡単バーベキューのアヒージョです。作り方は、イカの皮を剥ぎ、内臓はお好みで取りますが、残しても美味しく食べられます。オイルをスキレットに入れて、弱火でニンニクとイカを5分程煮込みグツグツという音になったら野菜を加えて塩をふり3分程煮込みましょう。
煮込みが終わったらお好みでバター、ハーブ、レモンを入れます。最後に海苔を振りかけると、磯の香りを感じるのでおすすめです。
材料:1人分でオリーブオイルが200mlでニンニクが1カケとイカが1杯です。野菜はしめじが半パック、ミニトマトが4個とたまねぎが半分、お好みでレモンとハーブがを少々。調味料はバターが15gと塩が少々でお好みで海苔を少々加えます。
旬の食材を使ったイカと野菜のバーベキュー
夏が旬のスルメイカと野菜を材料にしたバーベキューです。作り方は、イカのワタを引っ張り、軟骨も取る。次に目玉部分を包丁で取りよく洗う。イカの切り方は一口サイズで、ワタやすりおろし生姜などを入れてよく混ぜ30分から半日おく。
フライパンを強火で熱して野菜を炒めてから、下味が付いたイカを加えやや強火から中火で炒めて完成です。
材料:1~2人前でスルメイカが2杯、ピーマンが6~10個、ナスが大1本です。調味料はイカの下味用の生姜と酒が少量、サラダ油が適量、塩麴が大さじ1杯半から2杯です。
バーベキューでイカをもっと楽しもう
バーベキューでイカを美味しく食べるための選び方から下ごしらえ、おすすめの料理を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。イカはさまざまなメニューの主菜や副菜に取り入れられる便利な食材として人気があります。また、炭火で豪快に焼いたイカの姿焼きなどの味は絶品です。
次回のバーベキューでは今回紹介した記事を参考に、メインや副菜の目的に合わせてイカを取り入れて堪能してみてはいかがでしょうか。
バーベキューで人気のレシピの情報はこちらをチェック
バーベキューのメニューはお肉に海鮮、野菜などたくさんの種類の食材を使うことが出来るので、バランスよくメニューを組み立てれば目一杯楽しむことが出来ます。
しかし、バーベキュー初体験の方はどんなメニューにしようかと迷うのではないでしょうか。そんな方のために、ここにバーベキューで人気のレシピの記事があります。この記事を参考に美味しいバーベキューを作って楽しんでください。
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