エビを使ったバーベキューレシピをご紹介
エビはバーベキューを豪華にする海鮮食材
バーベキューの食材と言えばお肉が人気ですが、エビが加わると一層豪華になります。エビは、ワンランクグレードアップさせるバーベキューには欠かせない食材です。
この記事では、バーベキューにおすすめのエビの種類や下ごしらえから食べ方、人気のレシピをご紹介しますので取り入れてみてはいかがでしょうか。エビの扱いが難しいと思っている方も、これを機にマスターしましょう。(この記事の情報は2023年8月8日現在のものです)
エビを美味しく食べるポイント
日本で食べられているエビは20種類ほどになります。茹でる・炒める・揚げるなどいろいろな調理方法があるので、和・洋・中と幅広い料理に使われている人気の食材です。
エビの多くは殻つきやむきエビなどに下処理されて販売しているので、料理に合う処理がされたエビを選びましょう。その中で、バーベキューは焼き上げる料理は殻つきで、炒める料理や煮込みなどはむきエビがおすすめです。
おすすめの種類をご一挙紹介!
バーベキューによってエビを使い分けよう
エビは「有頭エビ」、「頭無なしエビ」、「むき身」などの形で販売されています。なので、作りたいバーベキューの料理によってどのように下処理されたエビを購入するのかを決めましょう。
炭火で丸ごと豪快に焼きたい時は、殻付きの有頭エビや頭なしのエビがピッタリです。一方、むきエビはホイル焼きやアヒージョなどに適しています。このように、バーベキューの料理の種類によってエビを使い分けましょう。
シンプルな焼き方がおすすめの車エビ
車エビは、寿司ネタや焼き物など多くの料理に使われる高級食材です。このエビは身の味が濃い特徴があります。丸焼きやホイル焼きなど、シンプルな料理でエビの味を楽しみたい時におすすめです。
車エビは、殆どが有頭の殻付きで生で販売されています。キャンプのバーベキューでは殻ごと豪快に焼き上げるバーベキューがおすすめです。車エビの味を楽しむならあまり味付けをしないで、濃厚な身の味を堪能しましょう。
購入しやすい価格で味も申し分なし!ブラックタイガー
ブラックタイガーは、大きなエビフライやてんぷらなどによく使われる食材です。殻の色は生の状態だと灰色のシマ模様をしていますが、火を通すと美味しそうな赤色に変化します。身は肉厚で弾力があり、火を通すとプリプリに仕上がります。
ブラックタイガーは、可食部が大きいため食べ応えがあります。比較的値段が安く、殻付きで販売されていることも多いので、キャンプのバーベキューで殻ごと丸焼きしたい料理におすすめです。
アレンジメニューにおすすめのバナメイエビ
日本に輸入されるバナメイエビの産地は、タイやインドネシアなどの東南アジアです。冷凍で輸入されて、スーパーなどでは頭なしの殻付きで販売されています。身は平らな形で柔らかい食感が特徴です。生の状態ではクリームがかった灰色をしていますが、火を通すと綺麗な赤色になります。
調理する時には、殻はカリカリに焼き上げると香ばしくなるので、殻付きで焼き上げる料理におすすめです。また、殻むきをしてアヒージョの食材としても美味しく食べられます。
豪華なバーベキューにうってつけ!伊勢エビ
キャンプで豪華なバーベキューを楽しみたい方におすすめなのが、高級食材として名高い伊勢エビです。可食部がかなり大きいので、バーベキューの料理では華やかな見た目を生かして丸焼きにしてみましょう。
伊勢エビは、身を食べたあとの殻で濃厚な出汁を取ることが出来ます。最後まで余すことなく楽しめるのが伊勢エビの醍醐味です。伊勢エビが登場するとキャンプのバーベキューも一挙に盛り上がること間違いないので、ここぞという時に取り入れましょう。
美味しく食べるための下ごしらえ
殻ごと使う際の下ごしらえの手順
エビは食べられない部位があるので、殻付きで食べる場合でも下ごしらえが必要です。下ごしらえの手順は、エビ全体に塩をまぶして水を張ったボウルの中で揉んで洗う。洗う作業が終わったら、キッチンペパーで水気を取りましょう。
次は、エビの背わた取りです。殻付きエビは、片手で頭と尾を指で添えて軽く曲げるように持ちます。頭と身の節の間に隙間ができるので、竹串や爪楊枝などで浅く刺しましょう。背わたが引っかかったら、切れないように上に引き出すと綺麗に取れます。
殻むきをするエビの下ごしらえ
エビの殻むきをしてから調理する場合は、殻むきしてから背わたが取ります。次に、塩をふって揉みこみながら汚れを落として洗う。これで下ごしらえは完成です。
殻は剝かれていて背わたが取れていない場合には、エビの背中から尾にかけて包丁で浅く切り込みを入れて取ります。次に、切り込みの部分を指で開きながら包丁の刃先や串で掻き出すように取りましょう。
冷凍のエビの解凍方法
冷凍エビを解凍するには以下の方法があります。
1.冷蔵庫で時間をかけて自然解凍する。
2.エビをビニール袋に入れて、氷水をはったボウルに沈めて溶かす。
3.ボウルに塩分濃度3%の冷水を作り、その中にエビを入れて解凍する。
このように解凍すると、エビの旨味成分が流れ出るのを防げます。
調理が簡単なレシピ4選
優しい海の味!簡単パエリア屋久島スペシャル
作り方は、鍋に水とサフランを入れて15分置き、色が付いたらイカ、エビを投入して3分加熱した後にザルに濾す。フライパンでエビとみじん切りのニンニクをエビに色が付くまで炒めて取り出す。
鍋で生米を炒めて、コンソメとサフランのお出汁を鍋の淵ぎりぎりまで加えて5分程加熱する。お米の上下を返してからお出汁を追加して、炒めたエビと細切りにしたパプリカを加えて蓋をして加熱する。パチパチという音がして硬めのアルデンテになっていたら出来上がりです。
材料:4人分で水が1ℓでサフランが2つまみ、お米用オリーブオイルが大さじ3で炒め用オリーブオイルが大さじ4で、コンソメキューブが1個で塩が適量用意します。生米が2カップでニンニクが2片、パプリカが1/2,ピーマンが1個です。魚介類は伊勢海老が1尾、イカや貝類はお好みの量になります。
キャンプで楽チン料理!グリルで海鮮バーベキュー
準備する材料が少なく、キャンプ初心者が時間をかけずに簡単に調理できる海鮮バーベキューのレシピです。焼き方は、グリル上のスキレットにオリーブオイルを少量入れて、帆立を並べてから塩こしょうで味付けをして、両面しっかり焼いたら醤油をかける。
ブラックタイガーや車エビなどの有頭エビを網に並べて、塩こしょうで味付けをして焦げ目がついたら裏返しをして焼き上げる。イカも帆立と同様にストレットに並べて、生姜醤油で味付けして焼けば完成です。
材料:3人分でエビ、帆立、イカが500塩分、調味料は塩こしょうとオリーブ油、醤油、生姜のチューブが適量です。
つけ込み焼くだけの簡単料理!エビのレモンマリネ焼き
作り方は、キャンプに出かける前に、下ごしらえをしたエビの頭の尖ったところと背中側の殻にハサミを入れて、殻を開く。次に、マリネ液をポリ袋に入れて混ぜ合わせ、エビを投入して半日ほどつけ込みます。
キャンプ場では、グリルの上でフライパンを熱してエビの上にレモンとローズマリーを乗せて、赤く焼けたら完成です。また、網でエビを焼いても美味しく食べられます。注意点は、味付けしたエビを持ち運ぶ時に液が漏れないようにジッパー袋に入れると安心です。
材料:4人分で有頭エビが8尾、マリネ液の材料はオリーブ油が大さじ2、白ワインが大さじ1、玉ねぎが1/4でニンニクひとかけです。塩こしょうが少々、レモン薄切りが1/2個、つけ込み用に食用ポリ袋が1枚です。
エビとパイナップルの簡単BBQ串焼き
作り方は、エビを下処理してパイナップルをエビと同じ厚みになるように切る。生姜とニンニクを摺り、ヨーグルトと白味噌で混ぜ合わせてつけ込みたれを作る。このたれにエビを5~10分程つけ込み、エビとパイナップルを交互に刺す。
最後に、グリルの上で熱したフライパンに串を入れて中火でエビの殻の色が変わるまで焼く。器に盛りつけて、お好みでレモンを添えて小口切りの青ネギを乗せて完成です。
材料:3人分で名前日が10尾とカットパイナップルが1パックです。お好みでレモンと青ネギを用意します。つけ込み用の材料はヨーグルトが大さじ3、白味噌が大さじ2,しょうがは20gとニンニクが2片、サラダ油が大さじ1で塩が小さじ1/2/3,粗びきこしょうが少々です。
キャンプでこだわりの料理3選
大人数のキャンプ飯に最適!帆立とエビのアヒージョ
大人数のキャンプでも時間をかけず、一度に大勢の料理が作れるおすすめメニューです。作り方は、みじん切りしたニンニクを弱火で炒めて、ニンニクの味がしたら帆立を入れる。
帆立に火が通ったらエビを投入する。どちらにも火が通ったらブロッコリーとトマトを加えて、唐辛子、塩、ブラックペッパーで味付けして完成です。簡単に調理するポイントは、エビと帆立は下処理された生食用で、すぐに食べられるものを準備しましょう。
材料:2人前でエビが4~6尾、帆立が4個、ブロッコリーとトマトが適量です。調味料はにんにくが1方、輪切り唐辛子が少量、オリーブオイル・塩・ブラックペッパーが適量です。
絶品バーベキュー!エビのローズマリー焼き
エビのローズマリー焼きは、キャンプ初心者でも時間をかけず簡単に調理ができる料理です。作り方は、エビをよく洗う。次に、殻を付けたまま足を取りお腹を開く。
塩こしょうをしっかり振り、ローズマリーを乗せてオリーブオイルをかけます。最後に、味付けしたエビを網の上に乗せてしっかり焼き上げたら完成です。
材料:エビ、ローズマリー、オリーブオイル、塩こしょうが適量です。
キャンプで作ろう!リゾット風ジャンバラヤ
アメリカ南部料理のジャンバラヤをキャンプで作ってみましょう。作り方は、ワイルドライスと玄米を蓋をしないで25分茹でる。深めの鍋にオリーブオイルをひいて、ちぎったソーセージと下ごしらえした殻付きのエビを加えたら中火で炒める。
茹でたワイルドライスと玄米にトマトジュースとソフリットを加えて、5分程蓋をして煮込む。最後に、塩で味を整えてから皿に盛りオリーブオイルとパセリのみじん切りを振って完成です。
材料:2人前でウインナー80g、有頭エビが4尾、ソフリットが30gでワイルドライスと玄米が各70g、調味料はオリーブオイル・塩・パセリが適量です。
エビのバーベキューはこれでバッチリ
エビの下処理から調理方法、バーベキューのレシピを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。エビは種類によっていろいろな食べ方があるので、主菜や副菜としてたくさんの料理に使える人気がある食材です。
キャンプのバーベキューでは、今回ご紹介しました記事を参考に美味しい料理を堪能してください。
バーベキューのレシピを合わせて読みたい方はこちらをチェック
バーベキューはキャンプで人気の料理です。キャンプに慣れた方はどんなバーベキューを作るのか決まっているかもしれません。ですが、いろいろな料理や食べ方があるのでキャンプ初心者はどれにすればよいのか迷うのではないでしょうか。
そんなキャンプ初心者の方のために、ここにキャンプのバーベキューで人気のレシピを紹介する記事があります。この記事を参考に、キャンプで美味しいバーベキューを作って楽しんでください。
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