世界で評価されているギア
話題のブランドゴールゼロ
近年、キャンパーたちの間でよく話題にあがるギアの一つがゴールゼロのギア。米国大手エネルギー企業のNRG社傘下のブランドGOAL ZEROの生み出すギアたちは、そのコスパと信頼性の高さによって世界各国で支持され、多くの電気のない地域に電気の明かりを届けています。
今回はそんなゴールゼロのアイテムの中から、おすすめのランタンを紹介していきます。（※当記事は2023年9月13日時点の情報をもとに作成されております。）
災害時でも役立つ性能
ゴールゼロのギアの特徴はコンパクトであること。LEDタイプのランタンは特に小型で、持ち運びや収納も簡単です。さらに、あらゆる場所で電気を生み出し使えるようにするというゴールゼロのコンセプトにより、コンパクトでありながら充実した性能と高い耐久性を備えているので、キャンプを始めとしたアウトドアのみならず、災害時といったタフな環境でもしっかりと役割を果たしてくれるでしょう。
ゴールゼロとはどんなブランド？
アメリカ発の携帯用太陽光発電機メーカー
実はアウトドアメーカーとしてのコールゼロの知名度はそれほどありません。アウトドアショップでたくさんの種類のコールゼロのアイテムを見たことのある人もいないでしょう。それもそのはず、実はゴールゼロの正体はアウトドアメーカーではなく、携帯用太陽光発電機メーカーなのです。
元々ゴールゼロのアイテムは、レジャー向けアウトドア用品として開発されていませんでした。ですが、その性能の高さが少しづつキャンパー達の目に留まり始め、利用されるようになったのです。
電気のない生活を無くすことが理念
ゴールゼロのブランド理念は電気を使えない貧困層をなくすこと。その理念に則って制作されたアイテムは高品質かつ、高性能でなおかつリーズナブルな価格に抑えられています。元々携帯用太陽光発電ブランドなので、キャンプで使えるアイテムは携帯用バッテリーとランタン、ランタンスタンドなどの周辺グッズしかありませんが、どれもキャンプメーカーが作ったものと比べて性能は見劣りはしません。
豊富な販路も魅力
ゴールゼロのアイテムはキャンプグッズではないのでアウトドアショップのみならず、カインズといったホームセンターや家電店、ネット通販などさまざまな方法で入手が可能です。人気商品なので在庫がないこともありますが、豊富な販路を持っているので比較的入手がしやすいのも魅力の一つでしょう。
ただ、その人気からニセモノや見た目を似せた類似品もいくつか見られるので、購入の際は注意するようにしてください。
ゴールゼロのハンドサイズランタン2種
1：Goal Zero LIGHTHOUSE micro Flash
LIGHTHOUSE microはゴールゼロの中で、最もコンパクトなタイプのLEDランタンです。そのボディの大きさはなんと大人の手のひらにすっぽりと入るほどのコンパクトさ。このコンパクトボディでありながら、最大150ルーメンと調理や移動の際に使うサブランタンや、テントランタンとして十分な明るさをもっています。
ハイスペックながら約5千円前後の低価格で、3種類のカラーから選べるのも魅力です。
過酷な環境に耐えるタフな性能
充電方式はUSB接続で、約3.5時間で充電が完了します。ゴールゼロが販売しているソーラーパネルにも対応しているので、こちらと組み合わせれば万が一の緊急時でも明かりに困ることはありません。
防水加工に加え、0度から40度の高温環境でも稼働が保証されているので、まさに野外の活動に適したランタンと言えるでしょう。稼働時間の長さも特徴で、光量を調整すれば最大170時間も連続稼働が可能。災害時の緊急用のライトとしても頼もしい存在となります。
2：GOAL ZERO Lighthouse Micro Charge
Lighthouse Micro Chargeはゴールゼロのランタンの中でも最もスタンダードなタイプのモデルになります。基本性能は150ルーメンの明るさに、約3.5時間で完了する太陽光パネルにも対応したUSB充電で、LIGHTHOUSE micro Flashとほぼ同じです。
サイズは若干大型のモデルになりますが、釣り下げ用のフックがついているのでよりテント用のランタンとして使いやすくなっています。
LIGHTHOUSE micro Flashより拡張された機能
こちらのモデルの最大の特徴はUSB出力ポートを装備していること。USB充電式の機械ならLighthouse Micro Chargeのバッテリーを使って充電ができるのでサブバッテリーとしても活躍します。
もちろん、LIGHTHOUSE micro Flashと同様にゴールゼロのソーラーパネルで充電もできるので、セットで持っていればアウトドアのみならず、災害時の緊急用電源としても幅広く活躍してくれるでしょう。
ゴールゼロの釣り下げランタン2種
1：Goal Zero Torch 500
Torch 500は蛍光灯のような見た目が特徴のランタンです。スポットライトとフラッドライトの2つのモードを搭載し、どちらも最大300ルーメンの明るさを持つので、夜間の移動や作業時の明かりとして活躍します。
明るさは3段階から調整可能で、一番弱いモードで最大50時間稼働。サイズの割に他のモデルと比べて稼働時間は短めですが、それでも1泊2日のキャンプなら十分な長さと言えるでしょう。
ソーラ―パネルも備えた自家発電仕様
Torch 500最大の特徴は内蔵式ソーラーパネルの存在と、18.7Whの大容量リチウムイオン電池を搭載していること。この2つにより太陽がある限りバッテリーの補充ができる上に、USB出力ポートによってほかのUSB充電対応機器の給電機としても活躍します。
もちろん充電しながらライトとしても使用可能。加えてIP67の防水防塵仕様なので、野外の釣り下げ式ランタンとしてもおすすめです。
2：GOAL ZERO LIGHTHOUSE CORE LANTERN & USB
CORE LANTERN & USBは430ルーメンと今回紹介しているランタンの中で最大の明るさを持つランタンです。輝度調整機能と点灯面の切り替え機能も内蔵しており、片面180度と全面360度の2パターンを使い分けれます。
大容量バッテリーも搭載しているので、最低輝度と片面点灯モードに切り替えれば最大350時間の連続使用が可能。USB出力ポートも搭載しているので、スマホなどの充電器としても使えます。
マグネットとハンガーで置き場所も工夫次第
CORE LANTERN & USBがコールゼロの他のランタンと違うところはハンガーによる釣り下げ機能と底面に設置されたマグネットの存在。鉄板であれば強力なマグネットで固定できるので、垂直や斜めの面に設置するといったトリッキーな置き方が可能です。
車のボディ側面などにもマグネットで設置できるので、車中泊でも活躍するでしょう。USBケーブルも本体に巻き付けてマグネットで固定するので無くす心配が無く、ケーブルの絡む心配もありません。
ゴールゼロはサードパーティーも豊富
ゴールゼロのランタンに対応したアイテムが続々登場
コールゼロのランタンシリーズのならではの特徴に、豊富なサードパーティー製のアイテムの存在があります。特にLighthouse Microシリーズのサードパーティアイテムが豊富で、さまざまなアイテムを組み合わせて自分だけにカスタムしたランタンを作ることが可能です。
グリップやランタンスタンド、カバーなど、自分の使い方に合わせてランタンをカスタムするのもコールゼロのランタンシリーズの楽しみ方の一つでしょう。
さまざまなブランドから販売されているランタンシェード
さまざまな種類のあるゴールゼロ製品のサードパーティアイテムの中でも最も人気なのがランタンシェード。シンプルな傘タイプから上で紹介しているようなおしゃれなランタンシェードまで、さまざまなタイプのものが販売されています。
中には赤ちょうちん型のようなユニークな形のものも販売されていますので、いろいろ探してみてお気に入りのランタンシェードを見つけてみてください。
ガレージブランド界隈でも人気
ゴールゼロのサードパーティアイテムの特徴に、ガレージブランドも積極的に参加している点もあげれます。ガレージブランドとは個人事業など小規模で展開しているブランドのことで、大手のメーカーにはない独創的な商品を開発しているブランドが多数あるのが特徴です。
小規模展開なのでXなどのソーシャルサイト上の告知を探したりしなければならず、見つけるのには苦労しますが、その分他とは被らない自分だけのカスタムができるアイテムと出会えるでしょう。
キャンプに明るいともしびを灯そう
ゴールゼロのランタンはどれもシンプルでコスパが高いものばかり。それでいて高いカスタム性も持っているので、キャンプ道具に派手さを求めない方から、オリジナリティをキャンプ道具に求める方まで幅広いキャンパーにおすすめです。
メインランタンに使えるほど明るさのある商品はありませんが、サブランタンやテントランタンとしては高い性能を持っているので、家庭での普段使いもできるライトとしてゴールゼロのランタンを使ってみてはいかがでしょうか。
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出典：www.amazon.co.jp