キャンプで愛犬と寝るときは準備が必要！
愛犬がキャンプ場で寝てくれないことは意外と多い
豊かな自然の中でのんびりと過ごせるキャンプ場は、愛犬家からも人気を集めています。しかし、犬は普段と違う環境に置かれると落ち着かなくなり、興奮したまま眠れなくなることも少なくありません。そのため、キャンプで犬が寝ない問題に悩んでいる飼い主も多いでしょう。
犬と寝るときの対策をチェックしよう
犬と一緒にテントで寝るためには、きちんと準備を整えて快適な就寝空間を作る必要があります。犬がゆっくりと眠れる空間を事前に用意しておけば、寝るときの苦労を軽減できるでしょう。本記事ではキャンプ場で犬と寝る方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
安心して寝るための3つの方法
①：テント内の好きな寝床で寝てもらう
テントでも快適に眠ってもらうためには、犬が最も心地よいと思える環境を準備することが大切です。もし、普段から自宅で自由に動いていることの多い犬であれば、テント内の寝床を自分で決めてもらうとよいでしょう。犬の意思を尊重することで、リラックスして寝てもらえます。
脱走防止のためにリードを忘れずに
ただし、テント内で放し飼いのままだと脱走のリスクがありますので、必ずリードで繋いでください。テント内を動き回れるくらいの長さのリードで繋ぎ、好きな場所で寝てもらえばストレスを軽減できるでしょう。リードを繋ぐためには、専用の重り（ドッグアンカー）を用意しておくと便利です。
②：サークルで犬のスペースを作る
犬と人が寝る場所を分けたい場合は、サークルを使う方法があります。サークルで囲ってあげると、犬は自分の居場所ができたと感じられるため、落ち着いて眠れるようになるでしょう。ただし、通常のサークルは重たくて運びづらいというデメリットがあります。持ち運びやすい携帯用のサークルを用意するのがおすすめです。
事前にサークルに慣れさせておくと安心できる
携帯用のサークルを準備する場合は、事前に自宅でサークルに慣れさせておくとよいでしょう。いきなり知らないサークルで囲われるよりも、自宅で慣れ親しんだサークルを使った方が犬も興奮することなく落ち着いて過ごせます。また、サークル内には犬が愛用しているタオルやおもちゃを入れておくと、より安心できるはずです。
③：普段使っているクレートに入れる
狭い場所でじっとしているのが好きな犬の場合は、愛用しているクレートを使うとよいでしょう。クレートとは、箱型のハウスのことです。普段のお出かけでも使っているクレートであれば、自分のニオイがついているため、比較的落ち着いて過ごせるようになります。
クレートの扉は開けておこう
クレートを締め切ると、犬が水を飲みたくなったりトイレに行きたくなったりしたときに困るため、扉は開けておきます。脱走を防ぐためにリードで繋いでおくと安心です。犬の快適性も考慮に入れて、就寝環境を整えてみてください。
快適に寝てもらうための防寒アイテム2選
①：JLDUP ペット用寝袋
地面から這い上がってくる冷気で体が冷えることも、犬が眠れない原因になる場合があります。特に冬のキャンプは犬が寒くて眠れない場合も多いため、注意してください。犬にリラックスして寝てもらいたいときにおすすめなのがペット用寝袋です。
こちらの寝袋は、柔らかく肌触りのよい素材を使用し、犬も快適に眠れるよう工夫が凝らされています。底部と側部には綿素材が入っているため、冷気から犬の体を守ってくれるでしょう。
防水素材でキャンプでも安心して使える
寝袋の外側には防水性のポリエステル素材を使用していますので、キャンプ場でも安心して使えます。うっかり水をこぼしたり、雨で濡れたりしても内部に水分が染み込むのを防げるでしょう。ジッパーは内側と外側の両方から開閉できるようになっており、完全に広げてマットのようにも使えます。
使用後はコンパクトにまとめて持ち運べるため、携帯性も高いです。気軽に使えるペット用の寝袋を求めている場合に活用してみてはいかがでしょうか。
②：ペキュート ペット用 ホットカーペット
冬の厳しい寒さでも快適にキャンプを楽しんでもらいたいときには、犬用のホットカーペットを準備するのもおすすめの方法です。ホットカーペットがあれば、寒がりな犬も安心して冬キャンプを楽しめるでしょう。
こちらのペット用ホットカーペットは、動物にちょうどよい38〜40度の温度をキープできるのが魅力です。過熱保護装置を内蔵しており、万が一過熱状態になった際には自動で電源が切れるため、安全性もきちんと整っています。
防水性を備え、耐久性も高い
IPX4級の防水性能を備えており、水濡れはもちろんのこと犬がお漏らしをした際も壊れるのを防げるように設計されています。医療用PVC素材を採用していますので引っ掻きに強く、掘り癖のある犬でも破損しにくいのも嬉しいポイントです。
肌触りのよい外側の生地は取り外しでき、汚れたら丸洗いできます。冬キャンプで寝るときはもちろんのこと、自宅の防寒グッズとして使うのもおすすめです。
意識しておきたい注意点
寝るときにトイレシートを敷いておく
寝るときは、人が就寝している間もトイレができるよう犬の近くにトイレシートを敷いてあげてください。寝る前の散歩でトイレを済ませていても、寝ている間にトイレに行きたくなる可能性は十分にありますので、事前にトイレシートを使ったトイレトレーニングもしておくと安心です。テント内で粗相しないよう準備を整えるとよいでしょう。
吠えたらすぐに対応する
寝るときになっても興奮状態にある犬は、人が寝入った後に突然吠え始めることがあります。慣れな空間に不安を感じ、飼い主を呼んでいるのかもしれません。犬の鳴き声は周りの人への迷惑にもなるため、すぐに対応する必要があります。
犬を撫でたり抱きしめてあげたりすることで、犬の不安を解消してあげるとよいでしょう。犬が落ち着くまで一緒にいてあげれば、リラックスできるはずです。
たくさん散歩をしてエネルギーを消費しておく
若い犬は、寝るときになってもエネルギーが余って寝付けない場合があります。そのため、就寝前にしっかりと散歩をしたり遊んだりしてエネルギーを消費しておくことも大切です。犬がくたくたになるまで相手をしてあげれば、寝るときもすんなり寝付いてくれるかもしれません。ぜひ、犬と一緒に過ごす時間を楽しみながら寝るときに備えてください。
寝るときも工夫して犬とキャンプを楽しもう
愛犬と自然の中で触れ合えるキャンプは、特別な休日を過ごしたいときにぴったりです。しかし、寝るときの用意が不十分だと犬が不安に感じてしまう場合もあるため、必要な対策を取っておくことが大切になるでしょう。
犬の様子を見ながら、自由に寝床を決めさせるか、サークルやクレートを使うか判断してください。また、寒くても快適に過ごせるように防寒アイテムを揃えておくのも重要なポイントです。犬と思い出に残るキャンプを満喫できるように、準備を整えませんか。
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