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愛犬と一緒に行けるキャンプ場4選。寝るときはどうする?虫や寒さ対策など注意点も!

愛犬と一緒にキャンプに出かけてみませんか?犬の同伴が許可されているキャンプ場なら、愛犬と思い出に残る楽しいひとときを過ごすことが可能です。本記事では犬同伴が可能なキャンプ場の情報と、キャンプをする際のマナーや注意点について解説します。どうぞご覧ください。
2022年12月9日
iiyudana
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目次

愛犬と楽しむアウトドア

近年増え続ける犬同伴が可能なキャンプ場

Photo by Charlotte Nordahl

自宅で犬を飼っている人にとって自分の愛犬は家族同然の存在となっているに違いありません。どこへ行くにも愛犬を連れて行くという人も多いことでしょう。

近年犬を連れてキャンプを楽しむ人が増えていますが、その背景にあるのが犬同伴が可能なキャンプ場の増加です。犬の入場料を徴収するキャンプ場も増えていて、ドッグランや犬用グッズなどの設備やサービスを整えているキャンプ場もたくさん登場しています(記載の情報は2022年12月8日現在のものです)。

犬同伴のキャンパーはルールとマナーを厳守

犬同伴でキャンプができるとはいえ、ほとんどのキャンプ場は犬を連れていない一般のキャンパーと一緒に宿泊することになります。そのため犬と一緒にキャンプを楽しむ場合には、他のキャンパーに迷惑がかからないよう特別な配慮が求められます。

犬同伴が可能なキャンプ場の多くはホームページ上やチェックインの際の指示書の中で細かいルールを記載しているため、キャンパーはそれを全て頭に入れてから行動しなければなりません。

寝るときは特に注意が必要

愛犬を同伴する際に特に注意しなければならないのが寝るときです。人間は寝るときはほぼ無活動の状態で安定していますが、犬は人間のようにぐっすりと寝入ってしまうことは少なく、ちょっとした環境の変化や聞こえてくる音などに敏感に反応してしまう傾向があります。

また、屋外では季節によって天候や気温の変化などが著しいため、特に普段屋内で快適に過ごしている犬の場合には寝るときには何らかの対策が求められるでしょう。

犬と飼い主に求められる最低のマナー

常にリードを使用

キャンプに出かけるとつい開放的な気分になり愛犬を自由に解き放したくなりますが、キャンプ場内では必ず犬をリードにつないでおかねばなりません。ドッグランやドッグフリーサイトのエリア内に限ってはリードは必要ありませんが、そのほかの場所ではリードの装着が必須です。

キャンパーの中には犬が苦手な人もいますし、万が一噛み付くなど他人に怪我を負わせてしまっては大変です。逃走防止や迷子防止にもなるので必ずリードを装着しましょう。

無駄に犬を吠えさせない

犬は環境の変化に敏感に反応してしまうため、いつもは静かで吠えない愛犬もキャンプ場ではつい無駄に吠えてしまうということが起こり得ます。突如として現れる野生動物に反応してしまうこともあるでしょう。

特に寝るときには犬の鳴き声が気になるものです。隣のキャンプサイトにいた犬の鳴き声が気になって一晩中寝られなかったということになれば、お互い気まずい思いをしてしまうに違いありません。無駄吠えが始まったなら即起きて静かにさせましょう

トイレのしつけ

普段愛犬と暮らしている人は犬の排泄物による汚れはそれほど気にならないかもしれませんが、犬を飼っていない場合には排泄物の汚れを見るだけでも気分を害してしまう人もいることでしょう。

愛犬が排泄行為をした場合にはすぐに汚れを取り除く用意が飼い主に求められます。普段からトイレのしつけを行うことに加え、トイレ用のペットシートなど汚れ対策のグッズを用意することも決して忘れてはなりません。


犬同士のトラブル防止

散歩をする際やドッグランを利用する際に注意したいのが犬同士のトラブルです。犬同伴が可能なキャンプ場には多種多様な犬たちが滞在しています。週末や休日はたくさんの犬たちがいるため、犬同士が触れ合う機会も多くなるでしょう。

性格が犬によって異なるため、相性の悪い犬同士の場合にはその場ですぐに喧嘩が始まる可能性もあります。犬が喧嘩をする姿は周りにいる人に不安感を抱かせるに違いありません。犬同士の接触にはぜひ注意しましょう。

犬と過ごす際の注意点

虫対策をしっかりと

キャンプは野外で過ごす時間が長くなるため犬も虫対策が必須となります。ダニやノミなどが犬の体に付着する可能性がより高くなり、夏の季節は蚊に刺されるリスクも考慮しておかねばなりません。

夜寝るときには特に注意が必要で、虫除けのためのグッズや蚊取り線香などを利用しての虫対策を万全にしておく必要があるでしょう。いうまでもありませんが、虫対策の要ともいえるフィラリアの予防薬を服用することも忘れてはなりません。

暑さ寒さ対策もお忘れなく

季節による暑さ寒さ対策も忘れてはなりません。犬は人間よりも体温が高いため、長時間暑さの中で過ごすと熱中症のリスクが高まります。特に夏の季節はテント内もテント外も温度が高くなるためより注意が必要です。

また、冬の季節のキャンプでは犬の低体温症にも注意が必要となります。標高の高いキャンプ場の場合も朝晩は思わぬ冷え込みに直面する場合があるため、特に寝るときなどは防寒着や寝袋などの寒さ対策のグッズが欠かせません。

迷子に注意

初めてキャンプを経験する犬の場合や、初めて訪れるキャンプ場の場合には犬が迷子になるリスクも考慮しておかねばなりません。犬の同伴にはリードの使用が必須ですが、誤って首輪やハーネスごと抜けてしまったり、つないでおいたペグが抜けてしまったりする可能性もあります。

打ち上げ花火や害獣駆除の花火の音などに驚いて犬が逃げ出すというケースもあるため、迷子に備えて首輪に迷子札や犬鑑札などを付けておくと安心です。

犬の予防接種証明書を持参する

全てのキャンプ場に当てはまるわけではありませんが、施設によっては同伴する犬の予防接種が済んでいるかどうかを証明する必要があります。

狂犬病の予防接種や混合ワクチンの予防接種を受けている犬であることを証明するために、告知だけでなく公的機関や病院で発行する予防接種済証明書の提示を求められる可能性があります。キャンプ場を予約する際に確認することができますが、万が一のことを考えて予防接種済証明書の原本もしくはコピーを持参すると安心です。

犬同伴が可能な関東のキャンプ場2選

①つくば犬たちの森ドッグラン・キャンプ場

茨城県かすみがうら市にある犬同伴可能なキャンプ場です。ドッグランのタイプが充実しているのが特徴で、メインとなる広々した芝生のドッグランのほか、自然の木々に囲まれたドッグランや小さな犬が安心して遊べるミニドッグランなど4タイプのドッグランが備わっています。

ミニタイプのドッグラン以外は貸し切りが可能で、犬好きたちのオフ会などでも頻繁に利用されています。敷地内にあるカフェでは休憩やランチも楽しむことが可能です。

愛犬と過ごせるキャンプサイトは2タイプ

こちらのキャンプ場には愛犬と一緒に宿泊ができる2タイプのテントサイトが用意されています。ドッグフリーサイトは柵で囲まれているため、リードなしで自由に犬と過ごしたいならこちらのサイトがおすすめです。

一方のアウトドアサイトは柵がなくリードもしくはゲージの使用が必須となります。愛犬を同伴する際には狂犬病と5種以上の混合ワクチンの予防接種証明書が必要となるので、出かける際には忘れずに持参しましょう。


キャンプ場の所在地・問合せ

つくば犬たちの森ドッグラン・キャンプ場

  • 住所
    〒315-0066
    茨城県かすみがうら市中佐谷飯塚1123-1
  • 電話番号
    0299-57-2322
つくば犬たちの森ドッグラン・キャンプ場

②THE DOG DEPT GARDEN RESORT 安房白浜

千葉県南房総市にある犬同伴可能なキャンプ場です。愛犬と一緒にキャンプができるだけでなく、房総の美しい海の景色を眺めながらキャンプが楽しめるのがこのキャンプ場の大きな魅力となっています。

こちらのキャンプ場は「ドッグファースト」というコンセプトで営業しているため、敷地内には主人公である犬が快適に過ごすためのあらゆる設備やサービスが整っています。特に犬の排泄物を手間なく処理できる「ウンチBOX」がサイトごとに設置されているのは魅力的です。

キャンプサイトもドッグファースト

敷地内には2タイプのテントサイトとトレーラーサイトが用意されています。テントサイトはデッキ付きのサイトとそうでないものの2タイプがあり、デッキ付きサイトでは海の景色を眺めながら寛ぐことが可能です。

全サイトが柵付きとなっているため、リードなしで犬とのびのび過ごすことができます。地面に犬の足への負担を軽減するためのウッドチップを敷き詰めるなど、細部にわたってドッグファーストが貫かれています。

キャンプ場の所在地・問合せ

THE DOG DEPT GARDEN RESORT 安房白浜

  • 住所
    〒295-0104
    千葉県南房総市白浜町根本1456-11
  • 電話番号
    0470-29-3914
THE DOG DEPT GARDEN RESORT 安房白浜

犬同伴が可能な関西のキャンプ場2選

①南紀串本リゾート大島

和歌山県串本町にある犬同伴可能なキャンプ場です。リゾート大島は離島の大島に整備されているアウトドア施設で、テントサイトやコテージサイト、グランピングサイトなどで宿泊することができます。

リゾート大島といえば太平洋を見下ろす絶景露天風呂が有名ですが、愛犬と一緒にアウトドアを満喫できるのもこのキャンプ場の大きな魅力です。敷地内にはキャンプ場に宿泊する人だけが自由に利用できるドッグランが設けられています。

愛犬の宿泊料は無料

グランピングサイトとログハウスサイト、コテージサイトの一部はペット不可となっていますが、そのほかのキャンプサイトは犬をサイト内に持ち込むことが可能です。

多くのキャンプ場では犬も宿泊料をしっかりと徴収されますが、リゾート大島は犬は無料で宿泊することができます。一緒に過ごすことのできる犬の数は1サイトあたり3匹までです。ぜひ愛犬と一緒にキャンプとマリンアクティビティ両方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

キャンプ場の所在地・問合せ

南紀串本リゾート大島

  • 住所
    〒649-3631
    和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6
  • 電話番号
    0735-65-0840

南紀串本リゾート大島の詳細情報はこちら!
南紀串本リゾート大島

②Camp VIllage タロリン村

兵庫県姫路市にある犬同伴が可能なキャンプ場です。市街地から車で20分ほどとアクセスが良好で、キャンプ場周辺にはコンビニエンスストアやホームセンターなどキャンプに役立つお店もいくつかあります。

犬好きの村長と営業部長であるフレンチブルドッグが出迎えてくれる大変ユニークなキャンプ場です。もちろん敷地内には愛犬を遊ばせるためのドッグランも設けられていて、犬同伴のキャンパーを心から歓迎してくれます。

全てのサイトが犬OK

タロリン村にはオートサイトとフリーサイト、屋内施設のタロリンハウスとキャンピングカーサイトがあり、全てのサイトが犬OKとなっています。テントサイトは犬1匹あたり200円、タロリンハウスとキャンピングカーサイトは犬1匹あたり1,000円の入場料が必要です。

ドッグランを利用する際には狂犬病と5種以上の混合ワクチンの予防接種が義務となっているため、出かける際には証明書を持参することをおすすめします。

キャンプ場の所在地・問合せ

Camp Village タロリン村

  • 住所
    〒671-2201
    兵庫県姫路市書写菅生坂口3006-1
  • 電話番号
    079-335-5550
Camp VIllage タロリン村

愛犬とキャンプに出かけよう!

ここまで犬同伴可能なキャンプ場の情報とキャンプに犬を同伴する際のマナーや注意点について詳しく解説してきましたがいかがでしたか?愛犬と一緒に楽しむキャンプは確かに楽しいものですが、飼い主には連れて行く犬とキャンプ場を利用する他のキャンパー両方への配慮が必要となります。本記事に掲載されている情報を参考にしながら、ぜひ可愛い愛犬と共にアウトドアを満喫してみてはいかがでしょうか。

犬同伴でキャンプができるキャンプ場が気になる方はこちらもチェック!

犬と一緒にキャンプが楽しめるキャンプ場をお探しの方はこちらの記事を活用して選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか。関東地方にある犬同伴が可能なキャンプ場が13ヶ所掲載されています。犬と犬の飼い主に優しいキャンプ場ばかりですのでぜひご覧ください。