キャットアイ バーエンドミラー BM45
ゴリックス GMIRROR-B103
リアビズ アームミラー
ゼファール ヘルメット ミラー 4730
便利なロードバイク用アイテムをご紹介
ミラーの必要性について
自転車で追い越しや方向転換をする際には振り向いて確認をすることが必要です。また、グループでのツーリングでは他のライダーとの距離を保つために後方チェックが必須となります。
ロードバイクは高速で走行することも多く、後方確認によりバランスを崩したり前方の確認が遅れたりするリスクがあります。姿勢を大きく変えずに後方確認ができるバックミラーはそのような危険性を削減してくれる便利なアイテムです。
ロードバイク用ミラーの種類は豊富
そんな便利なミラーですが通常のロードバイクには標準装備されておらず、追加で購入する必要があります。近年はロードバイク用のミラーのバリエーションも増え、コンパクトでかっこいい商品が満載です。
以下ではミラーの種類について解説し、おすすめの商品をジャンル別で紹介します(本記事は2023年3月9日の情報をもとに作成しました)。
ミラーの種類&選び方
1.自転車取り付け型はコンパクトな商品が満載
ロードバイク用のミラーは本体に取り付けるものと、ライダー側の腕やヘルメットに取り付ける2タイプに大別できます。ロードバイクの本体取り付け型ミラーはママチャリ用のようなハンドルから突き出たタイプとは違い、小サイズで自転車の外観を損なわないモデルが主流です。
取り付け位置にも注意して選ぼう
取り付け位置はハンドルやフレームに取り付けるものやグリップエンドにはめ込むタイプなどさまざまです。ご自分のロードバイクのパーツ径などをチェックし、見やすい位置に設置できる商品を選びましょう。
2.ライダー自身に取り付ける商品も便利
自転車本体でなくライダーに装着する商品はロードバイクを複数所有する方にも向いています。中でも時計のように手首に装着できるモデルは小まめに自由な方向を確認したい方におすすめ。
一方、ヘルメットに装着するタイプは最初に適切に角度調整をしておけば、ほとんど視線を動かさずに後方確認ができるのがメリットです。使用するシーンをイメージして選んでみてください。
3.ミラーを自作してみよう
ミラーは自作することも可能です。ベースミラーとしては車のサイドミラーと併用して死角を減らす「車用補助ミラー」が利用できます。別に「ホースバンド」を準備し取り付けるパーツ(ハンドルなど)に巻き付けましょう。余ったバンドの先端部に両面テープでミラーを固定すれば本体装着型の自作品の完成です。
車用補助ミラーやホースバンドは100均などでも入手可能なのでお試し用としても活用できます。
自転車に取り付けるミラー2選
1.キャットアイ・バーエンドミラー・BM45
キャットアイ バーエンドミラー BM45
サイズ | 直径45mm |
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重量 | 35g |
大阪に本社を持ちサイクルコンピューターやライトなどで高いシェアを得ているキャットアイのミラーです。目立たないバーエンド装着式のためロードバイクのかっこいいデザインを保ってくれます。透過率の高いレンズを採用しているので広角の視野をくっきりと視認できるでしょう。
多彩なロードバイクに対応
バーエンドミラーBM4はドロップハンドルとフラットハンドルのどちらのグリップにも挿入できる仕様です。16mmから25.4mmまでのグリップ内径は大半のロードバイクに適合しかっこいいワンポイントにもなるでしょう。
初心者にも簡単に組み立てられる
取り付け手順はハンドルのエンドキャップを外し、その穴にミラーを入れてネジを締めるだけです。ネジや工具(六角レンジ)も同封されているので初心者でも数分で完了するでしょう。ミラーの角度は可動式のため実際にサドルにまたがった状態で微調整をしてみてください。目線を下に落としての後方確認となるため最初は少し慣れが必要となります。
2.ゴリックス・バックミラー・GMIRROR-B103
ゴリックス GMIRROR-B103
サイズ | 鏡の直径約5.3cm( 全長約11.5cm) |
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重量 | 27g |
ゴリックスという大阪の自転車部品ブランドが提供するベルト式のミラーです。ベルトの対応範囲は直径15mm~35mmまでと広く、ハンドルバーやフレーム、フォークなどさまざまな位置に装着ができます。
取り付けの自由度の高さが魅力
ベルトの穴を利用した多段階の締め付け方式のため工具類は不要です。よりフィット感を高めるにはグリップテープなどで微調整をするとよいでしょう。バーエンド装着タイプと違い好きなところに装着できるのも使い勝手のよいところです。ミラーは360度の可動域がありハンドルなどへの装着角度によらず所望の視野範囲を確保できます。
視野の広いミラーを採用
GMIRROR-B103のミラーは凹面鏡を使用しているため後方をより広角にとらえられます。そのため死角が減り安全にツーリングができるでしょう。また、歪みも中程度に抑えられているため実像との違和感が少なく、距離感のイメージもしやすくなっています。
ライダー自身に装着するミラー2選
1.リアビズ・アームミラー
リアビズ アームミラー
サイズ | ミラー径5cm(バンドサイズ最長345mm) |
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重量 | 175g |
オーストラリア発のブランド・リアビズから販売されているミラーです。腕に装着するタイプのためロードバイク本体の外観を保つことができます。バンドの長さは345mmあり手首やひじなどさまざまな位置への装着が可能です。
腕時計を少しサイズアップしたようなかっこいい形状でブラックやブルー、ピンクなどのラインナップがあるのでロードバイクとカラーコーデをしてみましょう。
取り付けや調整が簡単
アームミラーの取り付けはベルトを巻き付けてベルクロで固定する方式です。化粧用のコンパクトケースのようにふたを開けるとミラーが出てくるようになっています。ミラーは360度回転するので実際にハンドルを握った状態で調整しましょう。
視認しやすく着け心地も抜群
ミラー本体は直径5cmと小サイズですが凸面鏡の採用により広視野の安全をチェックできます。また、歪みが少ないので立体感がつかみやすく素早い状況把握が可能です。汗に強い樹脂製バンドには通気穴が設けられていて長時間でも快適に着用できるでしょう。
2.ゼファール・ ヘルメット用ミラー ・Z-EYE4730
ゼファール ヘルメット ミラー 4730
サイズ | 15cmx10cmx10cm |
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重量 | 20g |
フランスに本社を置く自転車パーツメーカーのゼファールのミラーでヘルメットに取り付けて使用するのが特徴です。アームミラーと同じくロードバイクのデザイン性を損なわずにライディング時の安全性を確保できます。
目線の移動を抑えられるのがメリット
Z-EYE4730はミラーが頭部前方にくるため、頭をあまり動かさずに後方の安全確認ができます。他タイプのミラーと比べて目からの距離が近いためミラーサイズは小さめの設計で、装着のストレスも感じにくいでしょう。
なお、ヘルメットへの取り付けは両面テープで行う方式のため、フラットな面が少ないヘルメットには装着しにくいのでご注意ください。
丈夫で持ち運びしやすい便利なアイテム
ミラー本体はガラスでなくABS樹脂を素材としているため、多少の衝撃を与えても割れにくいでしょう。また、ミラー部分のみの取り外しができるため自転車を離れて持ち運ぶときにもかさばりにくくなっています。
安全を確保してロードバイクの旅を満喫
高速で走るロードバイク上で頻繁に後方確認するのはリスクを伴います。専用のミラーを活用して安全にツーリングを楽しむのがおすすめです。ハンドルやグリップエンド、フレームといった自転車本体だけでなく、腕やヘルメットといったライダー側に装着できる商品も豊富にあります。ご自分にあったスペックのミラーを探してみてください。
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