フィードポッパー CFP120
ソルティポップ 95F
メガバス POP-X
バンタム ワールドポップ 69F フラッシュブースト
夏を中心に活躍するシーバスルアーをご紹介
ポッパーとは
ポッパーは先端に魚の口のようなカップと呼ばれるパーツを搭載するユニークな形状の歴史あるルアーです。水面や水深の浅い場所で泳がせるのが使い方の基本で、カップが水を押し出すことにより音や泡を発生させ獲物の注意を引きます。
シーバスが活性の高い時期に活躍
シーバス釣りでは深いレンジまでカバーできるミノーやバイブレーションなどが定番です。ですがシーバスが活動的になる夏から秋にかけては表層まで上がってくることが多く、トップウォータープラグのポッパーが大活躍します。
以下ではポッパーの使い方や選び方について解説し、おすすめ商品の紹介もしていきます(本記事は2022年1月28日の情報をもとに作成しました)。
使い方のコツを解説
1.基本的なアクションを解説
最も基本的なアクションは「ポッピング」です。糸が緩んだ状態からロッドを素早く引くとカップに空気を含んだルアーは水面でポップ音を発し、泡を立てます。それを本物のベイトの音や泡と勘違いしたシーバスが捕食のために寄ってくるという仕組みです。
さらにロッドを引く動作を大きくしたアクションは「スプラッシュ」と呼ばれます。水しぶきを上げながら高速で移動するためアピール力がアップします。
ただ巻きも効果あり
ロッドの先端を機敏に動かすと左右にV字状に動く「ドッグウォーク」というアクションになり、逃げ惑うベイトフィッシュを演出できます。また、ただ巻きだけでも少しだけ潜って左右に動く動作を繰り返し、ベイトが泳いでいるように動くため釣果が期待できるでしょう。
2.デイゲームとナイトゲームでの攻略方法の違い
シーバスは夜行性の魚です。日中はボトムにいて活性が低いため、ポッピングやスプラッシュといった音や水しぶきがボトムまで届く派手なアクションで誘いましょう。
一方で活動的なナイトゲームでは集まったベイトをシーバスがまとまって捕食する「ボイル」を形成することもあります。そんな時はポッパーをピンポイントで落とし、食わせの間をもたせるゆったりとしたアクションを心がけましょう。
選び方のポイント
1.時間帯やフィールドに合わせたサイズ選びを
シーバス用に販売されているポッパーのサイズは60mmから130mmまでが大多数です。活性の低いデイゲームではアピール力が高い大サイズを選ぶとよいでしょう。一方、ナイトゲームや混雑したフィールドではピンポイントに落としやすい小型のポッパーが適しています。
2.飛距離もチェックして選ぼう
ポッパーには先端にカップが付いているため空気抵抗が高く、ミノーのような流線形のルアーと比較すると飛距離が出にくい傾向があります。ポイントまでの距離を稼ぐ必要がある場合は比重の高いものや、重心設計にこだわった飛距離の出るタイプを選定しましょう。
3.状況に応じたカラーを選定
ポッパーをしっかりと食わせるためには視認してもらうことが重要です。デイゲームにはイワシやアジなどを模したナチュラル系やホワイト系がおすすめ。ナイトゲームではよりコントラストの高いチャート系やグロー(蓄光)系のポッパーを候補にするとよいでしょう。
扱いやすい小型ポッパー2選
1.メガバス・POP-X
メガバス POP-X
サイズ | 64mm |
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重要 | 7.1g |
釣り具やアウトドア用品のメーカー・メガバスが提供するロングセラーです。2022年にはFA(ファインアートフィニッシュ)という精密なペインティングを施したモデルもリリースし、現在は20色以上のカラーを展開しています。
リアルな動きが釣果に直結
小さなボディですが比重とのバランスが絶妙で水中でも安定した姿勢を保ちます。また、カップとエラ下の部分には過剰な水流を逃すためのダクトを備えているのも特徴です。この構造によりポップ音は本物に近いマイルドな音質となり獲物に警戒心を与えにくいでしょう。
初心者でも高度なアクションを楽しめる
ウエイトを横方向に移動させて姿勢を保つ「慣性バランサーシステム」を搭載しているため初心者でも簡単に操作ができます。ロッドの穂先を下げ小刻みなトゥイッチを与えると、お腹を向けるほどダイナミックに泳ぐ「ローリングドッグウォーク」も楽しめるでしょう。
2.シマノ・バンタム・ワールドポップ69F(FB)
バンタム ワールドポップ 69F フラッシュブースト
サイズ | 69ⅽm |
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重量 | 12g |
シマノから2021年にリリースされた小型ポッパーです。春から夏にかけてのエビや虫といった小型ベイトを捕食するシーバスを釣るのに適しています。ボディ全体にスプリング式の反射板を内蔵した「フラッシュブースト」なる独自技術により、止まっていても反射光でアピールし続けるのが魅力です。
攻略方法をスムーズに切り替えられる
アクションを切り替えやすいので1キャスト中でもアクションに変化を与えてシーバス攻略をしてみましょう。例えば糸をたるませた状態から弱めにアクションをするとドッグウォーク動作、糸を張った状態から強めにロッドを振るとポッピング動作に切り替わります。
シーバスに警戒心を与えにくい
ワールドポップのドッグウォークは小刻みに首振り運動を繰り返すのが特徴でじっくりと相手の注意をひきつけられます。また、ポッピングの際には独特のカップ形状によりエアーカーテンを形成するためルアーと見切られにくいでしょう。
アピール力の高い大サイズポッパー2選
1.タックルハウス・フィードポッパーCFP120
フィードポッパー CFP120
サイズ | 120mm |
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重量 | 30g |
シーバスや青物向けルアーをメインに扱うタックルハウスの名作です。サイズのラインナップがそろったフィードポッパーのなかでも120mmタイプはシーバスをメインターゲットにしたロングセラーとなっています。
ナチュラル系やチャート系、ホワイトやクリアーまで種類も豊富にあるのでデイゲームやナイトゲーム用に複数そろえておくのもよいでしょう。
アクションがしやすく飛距離も稼げる
重さは30gで空気抵抗を受けにくい細長い形状のため飛距離が稼げるのが魅力です。また、水面に対して垂直に近い姿勢で浮くのも特徴で、ダイビングや短い移動距離でのドッグウォーク(ネチネチアクション)がしやすくなっています。
本物のような自然な動きが特徴
ボディの背骨に当たる軸を中心にウエイトが振り子のように動く「R-Unit2.0Revolver」の採用によりリアルな動作を実現。フィードポッパーの他のラインナップに比べカップがやや浅めのためスプラッシュやポップ音が自然で、警戒心を与えにくいでしょう。
2.ダイワ・ソルティポップ95F
ソルティポップ 95F
サイズ | 95mm |
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重量 | 16.5g |
2022年8月にダイワから発売されたポッパーです。細身のボディと後方に固定されたウエイトのおかげで重量の割には飛距離が期待できます。チャートやケイムラといった目立つカラーが多いのでナイトゲームにも活用できるでしょう。
凹凸のある形状でアクションがしやすい
ボディの中央部を細くした形状により独特のアクションが可能になります。特にロッドを立てた状態で短く鋭いジャークを行うとポッピングをしながらドッグウォークを行うのが最大の特徴です。ルアーとは思えないダイナミックな動きは食い渋っている魚にも効果を発揮するでしょう。
ただ巻きでも釣果が得られる
警戒心の強いシーバスが相手の場合はポッピング&ドッグウォークより弱めのアクションに切り替えるのがおすすめです。ただ巻きをするだけでも首を左右にふりながら泳いでくれるため釣果が期待できます。また、速く巻くとダイビングしながら高速で泳ぎ、活性の高い獲物も狙えるでしょう。
アクションを楽しみながらシーバスを釣ろう
ポッパーは初心者でも取り扱いがしやすく、ドッグウォークやポッピングといった本格的なアクションを楽しめるタックルです。温暖なシーズンにはボイルが発生し、まとまった釣果を得やすくなります。高級食材のシーバスは美味しく食べられるのも魅力。ポッパーを導入してシーバス釣りの幅を広げてみてはいかがでしょうか。
シーバス用ポッパーが気になる方はこちらもチェック!
以下にはポッパーの使い方の解説記事をリンクしました。シーバス釣りの基本やおすすめルアーの特集も追記しますので併せてお楽しみください。
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出典:rakuten.co.jp