シーバスが釣れる隅田川のポイントをご紹介
隅田川とはどんな川
隅田川は、東京都北区の岩淵水門で荒川から分岐して東京湾に注ぐ全長23.5㎞の一級河川です。中流から下流にかけてはすみだリバーウォークや隅田川テラスのように川のほとりには綺麗に整備されている人気のエリアがあります。
このような隅田川は釣りのスポットとしても有名で、1年を通してたくさんの釣り人がターゲットを狙って釣りをしている姿が見られます。釣れる魚はクロダイやハゼ、ボラなどでその中でも人気の魚がシーバスです。
シーバスが隅田川で釣れるポイントはどこ?
隅田川は、中流域の浅草の駒形橋から最下部の勝鬨橋にかけて安定したシーバスの釣果が上がるエリア。隅田川は蛇行しているところが多く、この変化によって生まれる流れのヨレや、運河から流れ出る合流点が狙い目です。
隅田川の岸は全て護岸されていて水深もあり、たくさんの橋が架かっています。岸から水辺に近いスポットや橋周りにシーバスが集まりやすいので、こちらもシーバス釣りのポイントなどで釣りの時はチェックしましょう。
釣りの前にこんなところをチェック
シーバスの釣果の上がるシーズンはいつ?
隅田川でシーバスが釣れるシーズンは春から秋です。4月はシーバスのエサになるバチ抜けで大物釣りが期待できる季節で、夏はシーバス釣りのハイシーズンでナイトゲームを中心に安定した釣果が期待できます。
秋は産卵の時期でエサを食べるために動きまわるので最も大物の釣果が期待できるシーズンです。冬はシーバスの動きが少ないため釣果が上がらないので気をつけましょう。
隅田川の釣り禁止エリアをチェック
隅田川ではどんな釣り方でもできるわけではありません。知っておきたいのが釣り禁止エリアがあることです。多くのスポットは釣りが禁止ではなくルアー等の投げ釣りを禁止しています。人気の隅田川テラスはルアー等の投げ釣り禁止なので、ここでは投げ釣りはできません。
レクレーションをする人たちがいる水域では釣り禁止や立ち入り禁止などのエリアもありますので、釣りができるのか看板などを確認しましょう。
シーバスは食べることができる?
隅田川のような河川を遡上するシーバスは美味しいとまではいかないのがほとんどですが、基本的には食べることはできます。食べることができるかどうかの判断基準は、臭いを嗅いだ時に泥臭くないか・色が黒くなく銀色である・太ってないことなどです。
食べることができる個体であっても鮮度落ちを防ぐため、現地で血抜きや活〆などの処理はしておきましょう。
初心者から上級者まで人気の釣りスポット
豊富なストラクチャーがある隅田川テラス
隅田川テラスは隅田川沿岸の遊歩道で、ほぼ隅田川全域に整備されています。足場がしっかりしているのでどこでも釣りができますが、釣果が上がりやすいのは橋脚や運河が合流するスポットの付近です。
釣れない時は川に沿って簡単に移動できるので、いろいろなポイントで釣りをしてみましょう。移動が楽で釣りのポイントがたくさんある隅田川テラスはデイゲームで初心者が釣りやすいポイントです。
隅田川テラス
- 住所〒103-0008
東京都中央区日本橋中洲
アクセスがよく高い釣果の実績!中の島公園
隅田川の下流域でシーバスの釣果実績が高いのが中の島公園です。中之島公園は島の上に相生橋が通り南北にまたがり、島を取り囲むようにゴロタと呼ばれる大きな石が入っているのが特徴。中島公園は複雑な地形のため居付きや回遊のどちらの魚も多いポイントです。
狙いどころは流れに沿って引き潮の時は島の北側の先端、満ち潮時には南側の先端になります。島の上を通る相生橋下は浅場になっていて橋脚手前が釣りのポイントです。
中の島公園
- 住所〒135-0044
東京都江東区越中島1-3-26先
釣果実績のあるポイント
河口から遡上したシーバスが狙えるポイント!勝鬨橋
隅田川で最も下流の橋が勝鬨橋で、ここから海にかけて深くなるのでシーズンの最初や最後にコンタクトできるポイントです。橋脚はライトアップされているので明暗がはっきりしてデイゲームだけでなくナイトゲームもおすすめ。
ポイントは旧築地魚市場側の橋下で、ここは駆け上がりのフィーディングスポットです。さらに、川の反対側の月島水門と下流400mの新月島川との合流点のどちらも朝潮運河とつながり、シーバスのエサが豊富で釣りの実績があるポイントもあります。
勝鬨橋
- 住所〒104-0045
東京都中央区築地6丁目
ファミリーフィッシングにもおすすめ!豊海運動公園
隅田川の朝潮運河で唯一釣りができるのが豊海運動公園です。魚の通り道のため釣果が上がりやすい釣りのスポットは二カ所あり、その一つが全長140mほどの公園の上流部の遊歩道です。夜間はシーバスが浅瀬に来てエサを捕食するのでナイトゲームで釣果が期待できるポイント。
もう一つは川に突き出た地形の公園の下流部です。流れに変化があるため付近には小魚などが集まるのでシーバスが釣りやすいポイントになります。
豊海運動公園
- 住所〒104-0055
東京都中央区豊海町3-19 - 公式サイトURLhttps://mappage.jp/dtl/infolist.php?KanriNo=13102S030057&mode=md
- 電話番号03-3546-5435
- アクセス勝どき駅から徒歩で10分
- 営業時間24時間営業
こんな釣り方で釣果を上げよう
隅田川のシーバス攻略おすすめのタックル
隅田川のシーバス釣りは河口部でシーバスを釣る時のタックルを参考にしましょう。タックルの選び方は川幅と水深、流れの速さなどを考慮します。
隅田川は護岸から深水が深いので、それほど長いロッドは必要ありません。ルアーの浮・沈・激沈などポイントによって選択肢が広がります。川は流れがあるためイモグラブのワームを流すドリフトも効果的です。釣り上げる時のためにタマ網も用意しましょう。
潮位に合わせてシーバスを釣り上げよう
隅田川は潮の満ち引きで水位が大きく変わる川なので、釣果を上げるには魚が動きやすい潮位が高い時です。引き潮の時はシーバスが岸に近づかないため釣り上げることが難しくなります。
満潮は朝晩の2回あり季節によって時間が異なりますが、釣果を上げやすいのは満潮から2~3時間後まで。2回の満潮ではエサが動き始めるデイゲームの方が釣果が出やすくなります。初心者の方は、デイゲームの満潮なら潮の動きを見る勉強にもなるのではないでしょうか。
釣れない時は場所を変えるのがおすすめ
釣りは必ず釣果が上がる時ばかりではありません。隅田川は水の流れがあるためエサがよく動き、捕食する魚が回遊するので同じ場所で何度もルアーを投げて反応がない時は通すコースや棚(レンジ)を変えて攻めてみましょう。
それでも釣れない時は、割り切って他の場所に移動しましょう。隅田川は釣りのポイントがたくさんあり、隅田川テラスのように川に沿った遊歩道なら移動も簡単です。
これで隅田川のシーバス釣りはバッチリ
墨田川でシーバスが釣れるポイントを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。隅田川は潮の満ち引きで水位が大きく変わるので、エサになる小魚などが豊富なのでシーバスはエサを求めて動くので釣果が出やすい川なのです。
釣りのポイントは遊歩道や公園などがあるため、釣り人以外にも散歩やスポーツをする人がたくさんいます。ルアーの投げ釣りや立ち入り禁止のスポットもあるのでルールを守って楽しい釣りをしましょう。
シーバス釣りの記事をあわせて読みたい方はこちらをチェック
シーバス釣りは人気のフィッシングと言われていますので、これから始めてみたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、初心者の方は周りに釣りをする人がいないとどんなタックルを用意して、どんな釣り方をすればいいのかもわかりませんね。
そんな方のために、ここにシーバス釣りに関する記事があります。この記事を参考にシーバス釣りに挑戦してください。
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