ダイワ TGベイト 30g
コアマン CZ-30 ゼッタイ
ジグパラ ショート 30g
ダイソー メタルジグ28g
メタルジグはシーバス釣りでも活躍
ロングキャストが得意なルアー
メタルジグは鉛や鉄、タングステンなどの金属を素材としているため、他のルアーより比重が高くロングキャストがしやすいのが特徴です。また、水深のあるフィールドでもフォール時間が短いため手返しのよいゲームを進められます。
フィールドやベイトに合わせて選ぼう
ルアーは獲物のベイトに合わせるのが基本でシーバスの場合はおおよそ50mm~100mmの間になります。重さは30g程度が最も汎用性が高く、浅い河川では20g未満、陸っぱりから沖を狙うなら40g以上が扱いやすいでしょう。
以下ではおすすめのメタルジグをピックアップし、釣れない場合の見直しポイントについても解説します(本記事は2023年2月15日の情報をもとに作成しました)。
人気のハイスペックモデル2選
1.ダイワ・TGベイト30g
ダイワ TGベイト 30g
サイズ | 55mm |
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鉛の約1.7倍の比重を持つタングステン(TG)を素材にしたメタルジグです。30gモデルは全長が55mmで春から夏にかけてのマイクロベイトパターンの時期に活躍します。価格は1,600円ほどで濁った状態でのデイゲームにもアピール力を持つピンクや赤金などカラーも多彩です。
コンディションに影響を受けにくい
見た目以上に重いため風の影響を受けにくく、陸っぱりから沖のナブラを狙えるでしょう。水平姿勢を保ったままフォールする姿は弱ったベイトをイメージさせ、シーバスの注意を引きます。また、沈降速度が速いため、潮の流れが強いフィールドでも思い通りに沈められるのも利点です。
リアルなアクションで獲物にアピール
片側をフラットにした左右非対称のデザインのため、ただ巻きでも尻尾をふりながら泳ぎ、巻きの速度を上げれば逃げ惑うベイトを姿を演出。さらに、ジャークに対しては上下左右にきれのある反応を示し、乱反射で獲物の注意を引きます。
2.コアマン・CZ-30ゼッタイ
コアマン CZ-30 ゼッタイ
サイズ | 70mm |
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シーバス用の釣り具を中心に扱うコアマンから提供されている人気のメタルジグです。フラットな形状でひらひらとフラッシングを繰り返しながらフォールし獲物にアピールします。スレたシーバス向けのクリアーカラーからアピール力の強いゴールド系まで幅広いカラー展開があり、価格は1100円ほどです。
堤防でのジギングに最適
「ゼッタイ」は水深のある堤防などに付きやすい冬や夏のシーバス釣りに適しています。メタルジグを岸壁の際にフォールさせ、着底によりラインがたるむのを確認したら数回ジャークを繰り返すのが基本アクションです。
ジャーク後にリトリーブを入れて変化を加えてみるのもよいでしょう。ボトム付近で根掛かりをした場合は、あわてずに一度ラインを緩めると解除しやすくなります。
キャストゲームにも有効
こちらのメタルジグはサーフなどの陸っぱりからの遠投も可能です。ただ巻きだけでも平打ちアクションで獲物の注意を引くことができます。反応がない場合はストップ&ゴーで変化を与えてみましょう。
コスパ最強のモデル2選
1.メジャークラフト・ジグパラショート30g
ジグパラ ショート 30g
サイズ | 70mm |
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メジャークラフトのショアジギング用の定番ジグで30gモデルはシーバスに適した70mmのサイズです。本物のベイトフィッシュと間違えるようなライブベイトカラーなど20種類以上をラインナップ。スーパー多層コーティングなる剥がれにくい塗装が施された600円ほどの高コスパ商品です。
フッキング率が高くイントラブルも少なめ
フロントにはアシストフック、リアにはトリプルフックが最初から搭載されているのでそのままフィールドで活用できます。日本製の頑丈で鋭いオリジナルフックが使用され魚が触れれば掛かるほどのフッキング率の高さが魅力です。また、ラインをフックで引っ掛けるトラブルも少ないため思い切ったアクションを繰り出せるでしょう。
リアルベイトのような動作が特徴
左右非対称のボディのため、ただ巻きをするだけでウォブンロールをし、フラッシングで獲物を誘発します。また、ジャークをしながら巻き取る「ジャカ巻き」をすると、まるで必死に逃げる小魚のようです。フォール時の姿勢は水の抵抗を受けてひらひらしたり、尻尾から垂直に落ちたりと変化があるので見切られにくいでしょう。
2.ダイソー・メタルジグ28g
ダイソー メタルジグ28g
サイズ | 105mm |
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ダイソーのメタルジグで100円という最強のコスパの高さが評判になっています。カラーもイワシ柄やブルーピンクのほか、濁りが入っても目立つグロー系もそろっているので複数そろえておくのもよいでしょう。
ロッド操作でアピール
ダイソー製メタルジグは18g・28g・40gの種類があり、こちらで取り上げる28gモデルは全長が105mmのミドルサイズです。細長い形状のため空気抵抗が小さく、陸っぱりから遠投する釣り方に向いています。
なお、ただ巻きのみではアクションをしないためジャカ巻きなどで動きを与えましょう。重心が中央部にあるため水平姿勢でゆっくりとフォールし食わせの間を与えます。
カスタムのベースにも使える
価格が安いため気軽に改造を加えることもできます。例えば、リアにブレードを取り付ければただ巻きでも獲物へのアピール力がアップするでしょう。また、標準装備のトリプルフックは耐久性が低いという口コミもあります。大物を狙う場合は頑丈なフックに交換したほうが無難です。
釣れない時には場所や時間帯の見直しを
1.時間帯に応じた釣り方を
巻きやフォールを高速にできるメタルジグはルアーと見破られくいため、活性の高い朝や夕マズメの釣りに特に有効です。一方で視認性が悪い夜は高速のままだと十分なアピールができません。夜に活用する場合はよりスローなアクションを意識しましょう。
デイゲームはボトムを中心に攻めよう
夜行性のシーバスは昼になると活性が低くなりボトム付近に身をひそめます。デイゲームではシーバスの付きやすい岸壁や橋梁といった構造物付近のボトムを探るのがよいでしょう。
2.季節に応じて釣れる場所が異なる
冬と真夏はフィールドが限られる
シーバスは河口や港湾、河川と幅広いエリアに生息しますが、特に冬と夏は釣れる場所が制限されます。冬の季節には比較的水温の高い河口周辺や沖の水深のあるエリアで過ごすのが一般的です。
また、真夏の水温が上昇しすぎた場合もシーバスの活性が低くなります。その場合は、より過ごしやすい深場や流れのある河川がメインの釣り場となるでしょう。
春と秋にはフィールドが分散
春はバチ(ゴカイやイソメ)やマイクロベイトを追ってシーバスが活動的になる季節です。また、秋は産卵に向けて食欲が高まる季節で、成長したイワシやイナッコなどがエサとなります。
春や秋のシーバスは昼でも捕食活動をする釣れやすい時期ですが、河口・港湾・河川と幅広いエリアに分散するため、手返し良く移動して釣れる場所を絞り込みましょう。
状況に応じたルアーの使い方をしよう
1.見切られないのがコツ
シーバス釣りでのメタルジグのアクションの基本はただ巻きです。飛距離を活かして広範囲でのアタリをチェックしましょう。距離だけでなく水深も変えてサーチをすることも効果的です。デイゲームでは夜より深い場所にいることが多く、マズメなどの時間帯は見切られないように速めに巻き取るのもコツとなります。
2.ほかの誘い方も試してみよう
反応が薄い場合はジャークも有効なアクションです。ジグの着底を確認したらすぐにロッドをあおりましょう。1回のジャークに対し1回転巻き取る「ワンピッチジャーク」が誘い方の基本となります。また、シーバスはルアーが落ちるときに食ってくることも多いため、巻くのを途中でストップしてフォールを入れてみるのもよいでしょう。
メタルジグでシーバスの釣果を上げよう
メタルジグは飛距離が出しやすく沈降が速いなどの特徴がありダイナミックな釣りを楽しめます。深いレンジまで探索できるため、冬の時期にも釣果が期待できるのもおすすめポイントです。
よく釣れると評判の定番商品から100円で購入できるダイソー商品まで選択肢も豊富にあります。お気に入りのメタルジグを入手してシーバス釣りをお楽しみください。
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以下にはシーバスだけでなくアジングやヒラメ釣りに適したメタルジグの特集もリンクしました。シーバスにも使える商品もありますのでご参考にしてみてください。
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出典:unsplash.com