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東京湾のシーバス釣りガイド|ポイント選びやおすすめのタックル、シーズンについても

東京湾は日本でも有数の魚種が豊富なエリアです。おかっぱりや船釣りができるポイントがたくさんあることが有名で、その中でもシーバス釣りは人気。この記事は、東京湾でシーバスが釣れるポイントと合わせて釣り場に適したタックルやシーズンを紹介します。
2023年4月20日
iwama
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目次

東京湾でおすすめのシーバス釣りガイド

日本トップクラスの魚影を誇る東京湾

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)

東京湾は東京都、千葉県、神奈川県に囲われた70以上の人工島を持つ湾幅が20.9㎞もある非常に大きな湾で、東京港や横浜港など6つの日本の主要な港を擁しています。

東京湾にはたくさんの種類の魚が生息しているため、1年を通して釣り人にも人気です。本記事は、その中でも東京湾のシーバス釣りのポイントやおすすめのタックルについて紹介します。(この記事の情報は2023年2月8日現在のものです)

シーバス釣りのポイントが豊富な東京湾

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)

いろいろな魚が生息する東京湾では、岸壁や海浜公園、湾に流れ込む運河や河川などシーバス釣りに適したポイントも豊富です。さらに東京湾では船釣りができる船宿もあるので、おかっぱりだけではなく、船釣りなど自分のスタイルに合わせて釣りを楽しむことができます。

また、多くのポイントは都市部に隣接しているため、比較的交通の便がよいのも東京湾のシーバス釣りが人気の理由です。

釣りのおすすめポイント

河川や運河の河口部は絶好のシーバス釣りポイント

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)

東京湾には湾に流れ込む河川や運河がたくさんあります。海に流れ込む河口部は汽水域と呼ばれ、海水と淡水が交わる独特の性質を持っています。

汽水域は河川などから流入する栄養分が溜まりやすく、さらに潮の満ち引きに乗って移動するエサを狙ってシーバスの動きも活発になるのが特徴です。そのため、このエリアでは釣果が上がりやすいとされています。


港湾部のシーバス釣りのポイント

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)

港湾部とは船舶が停泊するエリアのこと。ここはシーバスにとって、外敵が少なくストラクチャーが多いので安全なエリアになります。

港湾部内でのシーバス釣りのポイントは、常夜灯の明かりが作る明暗部、わかりやすいストラクチャーでシーバスが付きやすい岸壁、イナッコなどのベイトが溜まりやすい橋脚や大型船の周りなどになります。

カケアガリは絶好の釣りポイント

カケアガリとは、さまざまな理由によってできた岸から沖に向かって急激に深くなる斜面のことをいいます。カケアガリには海流の変化によって、遊泳力のないベイトが流されてくるためシーバスにとって恰好の餌場です。

カケアガリは、水流が海底の坂にぶつかり上に向かう力により波が立つので、探すときは波の変化に注意してみましょう。また、海水が深くなっている所は、海水の色が濃く変化していることがあるため、そういった場所もカケアガリの可能性があります。

釣果の上がるシーズンはいつ?

初心者も釣りやすい春のシーバス釣り

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)

4月頃になると外洋で産卵を終えたシーバスが河川などに戻り、体力回復のため貪欲にエサを食べ始めます。この時期のシーバスは、海底から一斉に産卵のために抜けだしてくる、遊泳力が低いバチと呼ばれる多毛類のイソメやゴカイ類を主食とします。

バチ抜けは4~6月ごろまで続き、気候もよいので初心者にも釣りやすいシーズンです。

夏は水温が安定したポイントがおすすめ

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)


シーバスが生活する適水温は15~18度といわれていますが、夏の湾奥エリアは水温が上昇して海水が蒸発することで塩分濃度が上がり、高い水温では酸素が水に溶けにくく水中の溶存酸素量が減少します。

シーバスはこれを嫌うので、安定して酸素が供給され、エサが流れてくるエリアが夏の棲み家に選びます。これらの条件が揃った移動先は、おかっぱりでは河川や沖堤防、磯場などが主なポイントです。

秋はシーバスの釣果が上がる時期

秋は冬越えに備えて1年で最もシーバスが活発にエサを捕食するようになり、釣果が出やすくなる季節です。海水温度が下がりはじめてシーバスのエサも動き出すため、海中の様々な生き物の動きが活性化します。

バチ抜けのシーズンではシーバスはバチをよく食べますが、秋は種類が豊富ためいろいろなエサに反応しやすくなります。この時期は春とともに気温が安定しているので釣りやすい季節です。

冬は1年で最も釣れない時期

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)

冬は多くの場所でシーバスが生活する適水温以下になり、この時期のシーバスは外洋の水温が安定した深場に潜む産卵に絡む個体と、比較的水温の高い場所で大人しくしている個体に分かれます。釣れるポイントが他の季節より限定されるので、冬が1年で最も釣れない時期と言えるでしょう。

この時期の釣りは、おかっぱりでは温かい排水が流れ込み水温が安定するポイントや、産卵場所近くの沖へ釣り船で行くのがおすすめです。

釣りのポイントに最適な仕掛けの選び方

東京湾のシーバス釣りおすすめのロッド

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)

東京湾の港湾や湾奥で釣る場合、ロッドが長すぎると背後にフェンスなどの障害物があると邪魔になることがあります。一方で、橋脚などを狙う遠投も必要です。

この時にオールラウンドに使えるのは長さが8フィートの中盤から9フィート前半までが使いやすいサイズです。硬さはLからMLクラスなら無難にいろいろな釣りに対応ができるでしょう。

春と夏におすすめのルアー

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)


シーバス釣りのタックルで重要なのがルアーです。状況に合わせてルアーを選ばないと、思うように釣れないことがあります。春のバチ抜けの時期は、シンキングペンシルのようにアクションが少なく、やや小さめでゴカイなどの色に近いものを選びましょう。

夏は水温が上昇して適水温以上になるとシーバスは水温が低い深場に移動して居着くことがあります。そのためこの時期のルアーはよく沈むバイブレーションがおすすめです。

秋と冬におすすめのルアー

秋はシーバスのベイトの種類が豊富な時期なので、ベイトに合わせたルアーを選択する必要があります。ベイトがイナッコならスタンダードなミノー系、サヨリならシルエットが細いミノー系で、落ち鮎やコノシロなら大きめのミノーが有効です。

活性の低い冬のシーバスはなかなか口を使いません。ボトムでじっとしているシーバスを探しやすいシンキングペンシルなどがおすすめです。

東京湾のシーバス釣りはこれでバッチリ!

出典:upsplash(こちらの画像はイメージです)

東京湾のシーバス釣りについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。東京湾は、おかっぱりや船釣りなどいろいろな釣りができて1年を通して釣れない時期と時間がないほどです。さらに、多くの釣りのポイントには電車などの交通機関で行くことができます。

護岸は整備されているところが多く、初心者の方も行きやすいポイントが豊富です。一方、東京湾のシーバス釣りのポイント周辺は通行人など釣り人以外の人が多いところでは十分周りに注意して釣りを楽しみましょう。

釣りの情報を合わせて読みたい方はこちらをチェック

シーバス釣りを始めてみたいけれど、狙う魚によって道具が異なるし、釣りのポイントや仕掛け、時期や時間など覚えることがたくさんあります。周りに釣りをする人がいれば聞くことができますが、そのような人がいないと自分で調べなければなりません。

そんな釣り初心者の方のために、ここにシーバス釣りのおすすめの方法やポイントを紹介する記事を紹介いたします。この記事を参考に楽しいシーバス釣りを楽しみましょう。