眠るときの寒さ対策は服装から
服装はレイヤリング(重ね着)を基本にする
ライターは冬に限らず、キャンプで眠るときには日中と同じ服装のままです。基本的にはレイヤリングスタイル(重ね着)を選び、気温によって服を脱ぎ着して調節します。
また、肌を出さないようにすることが重要です。インナーウェアやシャツを必ずズボンに入れましょう。寝ているときにめくれてしまうと、一気に寒さを感じてしまいます。
さらに、靴下もクルーソックス以上の丈を選び、レギンスとの間に隙間ができないようにしましょう。
上半身
インナーウェア
ノーカラーシャツ
スウェットパーカー
ダウンジャケット
マウンテンパーカー
(着用順)
下半身
インナーウェア
レギンス
スウェットパンツ
ダウンパンツ
(着用順)
足元
靴下
ダウンシューズ
上半身から足先まで肌に触れるインナーは、化繊やコットンなど柔らかい感触のものを着用するようにしてください。ダウンなどが肌に触れると不快に感じてしまいます。
ベッドを整えると冷気をシャットアウトできる
コット+ウレタンマット
ベッドは、コットとウレタンマットを組み合わせます。コットだけで寝床を整えた場合、通気性がよい生地が使われていることが多く、スースーと冷たい空気を感じてしまいがちです。
しかし、ウレタンマットを一枚挟むだけで冷たさを感じません。エアマットでも冷気を遮ることはできますが、寝心地が柔らかく、寝相が悪い人だと起きた頃にはマットがコットの下に落ちています。人によっては使い所の難しいアイテムだといえるでしょう。
シュラフは二重にする
ライター自身は、夏対応の封筒型から4シーズンのマミーシュラフまで全部で6つ所有しています。これまではシーンに応じてひとつだけ持参していましたが、大きさが異なるシュラフを2つ組み合わせれば、暖かく眠れるのではないか?と考えました。
実際に試した結果、これまで冬キャンプをしていたなかで一番暖かく、朝までぐっすりと眠れました。
湯たんぽがあれば朝まで暖かい
湯たんぽは冬キャンプをするうえで「もっと早く買っておけばよかった」と感じた防寒アイテムです。カバーと合わせても2,000円台で購入でき、朝まで暖かさをキープできます。キャンプには、直火にかけられる金属タイプがおすすめです。
プラスチック製と異なり、ケトルでお湯を沸かしてから移し替える手間がありません。シュラフへ入る前にアルコールストーブなどに乗せておけば、ポカポカの状態になります。加熱直後はとても熱くなっているため、火傷には注意しましょう。
これでもう寒さで目が覚めない!
ライターが実際に試して、効果を実感した冬キャンプ就寝時の寒さ対策について解説しました。とにかく使えるものを工夫して、防寒対策すれば朝まで暖かい状態で眠れます。暖かく眠るためのポイントをまとめると以下の通りです。
冬キャンプで眠るときの対策
- 服は活動時のまま
- コットだけでなくウレタンマットも敷く
- シュラフは二重に(シュラフカバーやインナーでも可)
- 湯たんぽがあれば朝まで暖かい
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出典:ライター撮影