キャンプは洗い物で苦労することも
洗剤やスポンジをどう持ち運ぶかが重要
キャンプで料理を自作した場合どうしても洗い物が発生します。一般的にキャンプ場ではスポンジや洗剤が備え付けられていることはなく、洗剤やスポンジなどのアイテムの持参は必要です。
また、そのままスポンジや洗剤を持ち運ぶとどこに何を収納したのかわからなくなったり、使用後の濡れた状態で持ち帰る時に困ることもあるため持ち運び方が重要になります。
自分なりのセットを作ろう
洗剤やスポンジなどの食器洗いに使う道具を個別に持ち運ぶのではなく、ソロキャンプでもファミリーキャンプでも必要なものを全て適当な入れ物に入れてひとまとめにすると持ち運びやすくなります。今回は持ち運びやすくなるおすすめの入れ物や洗い物に必要な便利なアイテムを紹介します。
小物は入れ物にまとめると便利
身近なケースで大丈夫
小分けにした洗剤やスポンジなどを持ち運ぶ時に使用する入れ物は、適当な大きさの容器で問題ありません。ハードケースだけではなくチャック付きのポリ袋やフリーザーパッグのような袋状の柔らかいものでも大丈夫です。
洗い物セット用のケースで大切なポイントは、蓋やチャックなどで開口部分が閉じれる構造になっているかです。濡れたスポンジでも蓋ができる容器だと水漏れを軽減でき、移動の最中に中身が散らからないようにもできます。
ダイソーやセリアのフードコンテナ
フードコンテナ（タッパーウェア）は洗剤やスポンジを入れておくときに非常に便利なアイテムです。ダイソーやセリアなどの100均で取り扱われているごく一般的なフードコンテナで問題ありません。フードコンテナならきちんと密閉できるため、濡れているスポンジを収納していても水漏れすることなく持ち運べます。
おすすめの入れ物
ポリプロピレンとポリエチレンの違いについて
100均にある小分け用の小さなボトルには、ポリプロピレン（PP）製やポリエチレン（PE)製など種類があります。家庭用の食器用洗剤ならどちらの樹脂を使用しても問題ありません。
ただしPPは紫外線に弱く変色したり変形する可能性があるため、日光に当てないように注意しましょう。また、塩素により酸化されやすいため塩素系漂白剤は入れないようにしましょう。PEは耐薬品性の高い素材のためより安心して洗剤を持ち運べます。
おすすめの入れ物
ソロキャンプでもファミリーキャンプでも洗剤を小さくして持ち運びたい場合は詰め替えボトルが必須のアイテムです。ソースや醤油などの調味料を入れる小さなボトルに洗剤を入れましょう。100均のアイテムなら汚れても使い捨てしやすく後片付けが簡単です。
また、調味料入れは小型のボトルが多いため人数が多いグループでのキャンプでは1本では足りない場合もあります。そのため複数人でキャンプをする場合は大型ボトルもおすすめです。
持ち運び方について
バケットなどにひとまとめにする
スポンジや洗剤は上記のように蓋付きの容器に入れた後、網を洗うためのブラシや油分を拭くための紙などと一緒に大きなバケットやキャンプ用のシンクに入れてひとまとめにして持ち運ぶ方法もおすすめです。
車を使ったキャンプスタイルなら小分けにしすぎるよりも洗い物セットとしてひとまとめにしたほうが、どこに何があるかすぐに分かり便利です。
二重にするのもおすすめ
フードコンテナだけでは洗剤が漏れないか心配な方は、フリーザーパックなどのチャック付きのパックを使い二重構造にする方法もおすすめです。ボトルに小分けした洗剤やスポンジをチャック付きの袋に入れ袋ごとコンテナに入れましょう。
おすすめグッズをご紹介
トラベル用のボトル
トラベル用のボトルはもともとシャンプーや化粧水などの液体を小分けするもののため、倒れても溢れにくい構造です。そのため、洗剤の小分けにも適しています。また、止弁のように漏れにくい構造になっているものも多く調味料入れよりも高価ですが、より安心して洗剤が運搬できます。
ボトルを選ぶときはスプレータイプではなく通常のボトルを選びましょう。スプレータイプはボトルが汚れても洗いにくく洗剤を使うにはあまり適していません。
無添加物のウェットティッシュ
防腐剤やアルコール、香料を使用していないウェットティッシュはキャンプの洗い物に便利なアイテムです。拭くだけである程度の汚れを落とせます。ウェットティッシュで拭きあるていど汚れを落とした後、家で洗うようにすることで洗剤を持ち運ばなくてもよくなります。
また、ウェットティッシュは携帯しやすいようにパックに入っているため、タッパーやバスケットなどの容器に入れやすい構造をしておりキャンプでも便利です。
洗剤やスポンジはコンパクトにまとめよう！
洗剤やスポンジなどの道具は、入れ物を使用すること散らかるということも液漏れすることが少なくなります。特殊な容器は必要なくセリアやダイソーなどで取り扱われているフードコンテナやフリーザーパッグ、使い捨てできるボトルで問題ありません。
また、自然に配慮しきれいに洗うのではなく拭くだけにしたり、自然にやさしい洗剤を使うようにすることも大切です。洗剤をウェットティッシュにするとよりコンパクトにまとまります。
キャンプグッズが気になる方はこちらもチェック！
近年はセリアやダイソー、キャンドゥなどの100均でもキャンプで使いやすいさまざまな道具が取り扱われています。当サイトには100均のキャンプギアに関する記事も豊富にあるため、よかったらチェックしてくださいね。
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