モンベル バロウバッグ #3
コールマン エクストリームウェザー スリーピングバッグ
キャプテンスタッグ 封筒型シュラフ 【最低使用温度12度】
スノーピーク 寝袋 SSシングル
化繊シュラフの特徴って?
注目を集める化繊シュラフ
主に、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維を中綿として使用しているシュラフを化繊シュラフと呼びます。シュラフには天然素材のダウンが使われることもありますが、近年は利便性の高さから化繊にも注目が集まるようになりました。
化繊シュラフの詳細をチェックしよう
シュラフを選ぶ際には、化繊とダウンのどちらにするべきか迷うこともあるのではないでしょうか。そこで、本記事では化繊のメリットデメリットについて解説します。化繊の詳細を確認して、自分にぴったりなシュラフを選ぶために役立ててみてください。
キャンパーから人気を集めるメリット
天然素材と比較してリーズナブル
化繊の寝袋がキャンパーの間で人気を集めるようになった理由は、コスパのよさです。中綿に天然素材を使った寝袋の場合、2〜3万円以上することも珍しくありません。一方で、化繊の寝袋は1万円以下で購入できることも多く、リーズナブルな価格帯の商品が豊富に揃っています。
キャンプでは必要なギアを揃えるために想像以上のコストがかかることもあるため、安い価格で機能的な寝袋を手に入れられるのはキャンパーにとって大きなメリットになるでしょう。
速乾性があり結露に強い
天然素材と比較して速乾性があるところも、化繊の魅力です。水に濡れたとしてもすぐに乾き、湿気を残さないため、万が一雨に濡れてしまったとしても快適な状態で眠りにつけます。
また、速乾性があればテント内で結露が起きた時も安心です。テントの外部と内部で温度差がある場合、結露が起きて寝袋に水滴が垂れることがあります。速乾性に乏しい寝袋だと結露の水で温度が下がり体が冷えるリスクがありますが、すぐに乾く化繊なら暖かい状態を維持することが可能です。
弾力とコシがあって寝心地がよい
化繊には適度な弾力とコシがあり、寝心地は快適。体をしっかりと包み込み、床への底付き感が少ないので、寝袋で寝慣れていない方でも快適に眠りにつけるでしょう。
一方で、天然素材のダウンはコシが少なく柔らかな質感であるため、寝た時に床への底付き感が気になることがあります。寝心地のよさを求める方にとっても、化繊はおすすめの素材です。
お手入れが簡単
耐久性の高い化繊を使ったシュラフは、基本的に自宅の洗濯機で丸洗いできます。速乾性もあるため、洗濯機で洗った後はすぐに乾くのも嬉しいポイントです。天然素材のダウンは専用の洗剤を使って丁寧に手洗いする必要がありますので、お手入れが面倒に感じることもあるでしょう。
寝ている間には意外と多くの汗をかくため、日常的なお手入れが欠かせません。化繊なら、手間をかけることなく清潔な状態をキープでき、気軽にキャンプで活用できます。
注意しておきたいデメリット
天然素材と比較して重ため
コスパがよく快適な寝心地を叶えてくれる化繊シュラフですが、デメリットもいくつかあるため注意が必要です。例えば、化繊はダウンと比べて重量が重くなる傾向があります。
ふんわりと軽いダウンを寝袋に使った場合、1kgほどの重量になるのが平均です。一方で、化繊は重さがあるため寝袋の中綿として使うと2〜3kgほどの重量になります。ソロキャンプなど、なるべく荷物を軽量化したい時には化繊の重さに気を付けるようにしてください。
収納サイズが大きい
収納サイズは、化繊よりもダウンの方がコンパクトです。ダウンは伸縮性があり、収納袋の中でしっかりと圧縮できるためコンパクトにまとめられます。化繊はダウンと比べて伸縮性に劣るため、収納袋の中で圧縮されにくく、思ったよりも大きなサイズになってしまうことも少なくありません。
車でキャンプギアを運ぶのであれば化繊シュラフでも大きな荷物にはなりませんが、積載量が限られるツーリングキャンプではシュラフの収納方法に悩む可能性があるため注意が必要です。
温度の低い場所では天然素材の方が暖かい場合も
天然素材のダウンは繊維にたっぷりの空気を含み、保温性をキープします。空気の層が断熱材の代わりとなり、温度の低い場所でも暖かく過ごせるのが特徴です。一方で、化繊はダウンと比べて空気を含む量が少なく、断熱効果も低くなります。マイナス温度下のキャンプだと、化繊では寒さに悩まされることがあるかもしれません。
低温以外の環境なら問題ない
春から秋までの低温になりにくい時期であれば、化繊でも十分に対応できる場合がほとんどです。また、体感温度は人によっても異なりますので、化繊だから冬は絶対に寒くなるとは限らないことも念頭に入れておくとよいでしょう。
へたりやすい
化繊の中綿は、天然素材よりもへたりやすい場合があります。繰り返し使うことで弾力やコシがなくなり、寝心地が悪くなることもあるかもしれません。ただし、リーズナブルな価格帯のため、へたったとしても買い替えを検討しやすいのではないでしょうか。
商品を選ぶ時に意識したいポイント
重さや収納のしやすさを比較
携帯時に重くなりすぎないか、収納に困らないかといったことも化繊シュラフを選ぶ際に意識したいポイントです。近年は軽量化を実現したタイプやコンパクトに収納できるタイプも増えていますので、各商品を比較しながら選んでみてください。
季節に合わせて封筒型かマミー型か選ぶ
寝袋には、内部で自由に体を動かしやすい封筒型と体をすっぽりと包み込むマミー型の2種類があります。封筒型は低温になりにくい春から秋に最適です。マミー型は密閉性が高いため、寒さが厳しい冬によいでしょう。
化繊でも保温力の高いマミー型を選べば、冬キャンプの際もポカポカに過ごせますので、キャンプへ行く季節に合わせてぴったりな形を選ぶようにしてみてください。
汎用性の高さが魅力!封筒型の人気商品2選
①:キャプテンスタッグ 封筒型シュラフ
キャプテンスタッグ 封筒型シュラフ 【最低使用温度12度】
弾力性の高いウルトラファインファイバーを中綿に採用し、底付き感のない快適な寝心地を叶えてくれるシュラフです。ウルトラファインファイバーは丸洗いにも適していますので、自宅の洗濯機でも気兼ねなく洗えます。速乾性も備え、水濡れに強いのも嬉しいポイントです。
中綿の偏りが少なく、どの面にも均一なクッション性を保てるため、初めて寝袋で寝る方でも快適に過ごせるでしょう。ファスナーにはガードが付き、寝ている間に開いてしまうのを防げるのも魅力です。
クッションとしても活用可能
専用の収納カバーに寝袋を入れると、クッションとしても使えます。カバーにはおしゃれなデザインが施されているため、キャンプはもちろんのこと自宅のインテリアとしてもおすすめ。アウトドア以外でも使える便利なアイテムとして人気を集めています。
②:スノーピーク 寝袋
スノーピーク 寝袋 SSシングル
ふんわりと体を包み込むような質感が魅力の寝袋です。クッション性があり、テントでも心地よく眠りにつけることで高評価を集めています。側面のジッパーを開閉するだけで簡単に温度調整できるのも人気の理由です。
また、シックで落ち着いたデザインを採用しており、おしゃれな見た目にこだわりたい方にも適しています。こちらも専用の収納カバーに入れるとクッションや枕として使えるため、利便性の高い商品と言えるでしょう。
内側にはポケット付き
寝袋の内側には、財布や鍵などの貴重品を入れておけるポケットが付いています。寝ている間もしっかり防犯対策を行いたい時にぴったりです。また、複数の寝袋を連結できるため、家族みんなで一緒に眠りたい時にも役立ちます。
冬でも暖かい!マミー型の人気商品2選
①:モンベル バロウバッグ
モンベル バロウバッグ #3
速乾性と保温性を兼ね備えた利便性の高いモンベルの商品です。中綿にはブランドが独自開発した素材・エクセロフトを採用しており、化繊ながらも高い保温力を誇ります。しっかりと体を温めながら眠りにつきたいと考えている方によいでしょう。
また、快適な伸縮性を叶えるスーパースパイラルストレッチシステムを取り入れることで、マミー型ながらも窮屈感を感じにくいのも嬉しいポイントです。体を包み込む一方で、寝返りを打ちやすい状態をキープできます。
首周りをしっかり温める襟巻
首周りには中綿がたっぷり入ったチューブ状の襟巻が付いており、寒くないがちな首元もしっかり温めてくれます。また、保温性だけでなく透湿性もありますので、汗をかいた時に蒸れにくいのも嬉しいポイントです。
②:コールマン スリーピングバッグ
コールマン エクストリームウェザー スリーピングバッグ
-18℃まで対応し、寒さが厳しい冬でも暖かな状態を維持できるコールマンの寝袋です。2ヶ所のドローコードを締めることで密閉性が高まり、寒さに悩まされることなく眠りにつけるでしょう。
首元から少し下の部分には携帯電話などの貴重品を入れられるポケットがあり、紛失物を防げるのも魅力です。高い機能性を備えていながらもリーズナブルな価格帯のため、高コスパの商品として人気を集めています。
滑らかで心地よい質感
寝袋の表地には滑らかでシルキーな質感の生地を使用しており、上質な肌触りを楽しめます。寝ている間も生地のガサつきを気にすることなく、ぐっすりと眠れるでしょう。細かなところまで寝心地を追求した優れものとして高い評価を得ています。
シュラフは化繊でも十分に快適!
価格帯がリーズナブルなことや速乾性があること、寝心地がよいことなど、化繊のシュラフにはさまざまなメリットがあります。化繊は天然素材と比べると劣るイメージがありますが、快適な眠りを叶えてくれるという意味では全く遜色はないと言えるでしょう。
ただし、ダウンと比べて重量がある、収納時に嵩張るなどのデメリットもあるため、商品選びの際には重さや収納力をしっかりチェックするのがおすすめです。ぜひ、化繊シュラフでキャンプを楽しんでみませんか。
化繊のシュラフが気になる方はこちらもチェック!
化繊のシュラフは、各メーカーから多種多様な商品が出ています。関連記事ではおすすめのシュラフを紹介していますので、どのような商品を選ぶべきか迷った時の参考にしてみてください。
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(こちらの画像はイメージです)