スノボにゴーグルは必要?
目を守るために欠かせないアイテム
スノボゴーグルは、目を守るために欠かせません。例えば、ゲレンデを滑走しているときに木の枝や葉が飛んできで顔に当たることや、転倒したときに顔を擦ったり打ち付けることがあり得ます。
また、雪の積もったゲレンデを滑走するスノボは日差しによる照り返しの影響を避けれません。そのため、雪目になって視界が悪くなったり、目が痛くなる危険性もあります。そういうときゴーグルがあれば、目や顔を守ることができるのです。
スノボゴーグルにはたくさんの種類がある
スノボゴーグルのデザインはシンプルなものからかわいいものまで、ブランドごとにさまざまです。大きな違いは球面レンズか平面レンズかという部分ですが、フレームがあるかないかによってもゴーグルのデザインが左右されます。
また、ヘルメットをかぶったときのゴーグルとのバランスは、おしゃれに使いこなすという意味で重要です。今回は、スノボゴーグルの選び方について、ポイントとなることや注意点などをご紹介していきます。
選び方の基準をチェック
スノボゴーグルの形状による選び方
スノボゴーグルと顔の間に隙間があると風や雪が入りこみやすく、それらは視界が悪くなる原因になります。そのため、顔へのフィット感というのはスノボゴーグルの選び方においてとても大切です。
また、スノボゴーグルにはフレーム付いているものと付いていないないものの2種類の形状があります。フレームが付いていないものの方が視界が広く、レンズ回りに雪が溜まりにくいのであまり曇らないのが特徴となっています。
ジャパンフィットモデルがおすすめ
カーブを描いたものからフラットに近いものなど、ブランドやモデルによってスノボゴーグルの形状はさまざまあります。また、鼻が高く横幅が狭い欧米人の骨格に合わせて作られた海外ブランドの製品が多いです。
そのため、鼻が低く横幅が広い骨格のアジア人の顔ではフィット感が合わないことがあるでしょう。ジャパンフィットモデルという、日本人の骨格に合うように作られたスノボゴーグルが選び方としておすすめです。
コストパフォーマンスによる選び方
スノボゴーグルの選び方においては、予算も大事な要素になります。スノボゴーグルは1,000円くらいで買えるものから30,000円する高価なものまで、その価格には大きな幅があるのが特徴です。
フレームの有無やレンズのカラーなどの性能の違いによって価格が変わり、機能性が高くなるほど価格も高くなります。自分が出せる予算と欲しい機能とのバランスを考え、スノボでゲレンデを快適に滑走できるゴーグルを選んでください。
レンズの種類による選び方の3つのポイント
①ダブルレンズとシングルレンズの違い
ダブルレンズは、その名の通りレンズが2枚重なっているのが特徴です。外側と内側の2枚のレンズがゴーグル周りの温度を中和してくれるので、ゴーグル内外の温度差があまりないことから曇りづらくなっています。
レンズが1枚だけのシングルレンズは、ゴーグル内外の温度差が大きいので曇りやすいものの視界の歪みは少ないです。最近では塗るタイプやスプレータイプなどの曇り止めがあるので、シングルレンズでも快適に使えるでしょう。
②平面レンズと球面レンズの違いによる選び方
平面レンズは表面の丸みが少なくフラットに近いレンズ、球面レンズは丸みのあるレンズです。平面レンズはフレームが柔らかく目との距離が近いので、視界の歪みが少ないという特徴があります。
球面レンズは耐久性に優れていて衝撃に強く、目との距離が離れているためゴーグル内の容積が増えることで曇りにくいです。また、眼球の丸みに似たカーブを描いた形状のため、360°ゴーグルなしと変わらない視界を体感できるでしょう。
③偏光レンズと調光レンズの違い
偏光レンズには、光が乱反射するのを整える機能が付いています。晴れの日に日差しが雪によって照り返してくるのを調整してくれるのが特徴で、偏光レンズだと視界がくっきり見えやすいでしょう。
調光レンズは、紫外線が当たった時にレンズのカラーが元の色より暗めのカラーに変色するのが特徴となっています。レンズのカラーが変わることで目を紫外線から守ってくれるので、紫外線対策を重視した選び方をする場合におすすめです。
選び方の注意点
フィッティングしてから決める
スノボゴーグルはフィット感が大事なので、サイズを選ぶときはフィッティングするようにしましょう。フィッティングするときは、鼻周りのフィット感を確認することが一番大切です。
鼻周りに隙間ができてしまうゴーグルは、自分の顔に合っているとは言えません。フィッティングして隙間の有無を確認することで、確実に自分の顔にフィットするゴーグルを選ぶことができます。
メガネ用のモデルもある
普段メガネをかけている人にとって、裸眼で使うことが前提になっているスノボゴーグルは顔に合わなくてかけにくいかもしれません。実は、メガネをかけたままでも使えるスノボゴーグルがあります。
そのため、メガネをかけている方でも安心してゴーグルを使うことが可能です。これまでメガネをかけていることでゴーグルが合わなくてスノボを敬遠していた、という方もこれを機にスノボデビューしてみてはいかがでしょうか。
ネットで購入する場合
自分にフィットするゴーグルのサイズを把握していてネットで購入する場合は、同じ商品でもベルトのタイプが違うことがあります。ネットのショップでは、一見同じ商品に見えても1つ前のモデルであることが多いです。
そのため、気になっているゴーグルをショッピングサイトで見つけても、ベルトの部分が前のモデルになっていることがあるので注意してください。なので、商品名だけでなく写真や説明文をしっかり確認しましょう。
ゴムアレルギーをお持ちの方は素材に気を付ける
ゴーグルがズレないようにするためのバンド部分は、ほとんどのブランドがゴム素材を採用しています。直接肌に触れる部分なので、特にゴムアレルギーのある方は素材に気を付けて選びましょう。そういった方のためにシリコン素材の滑り止めが付いているものや、シリコン素材のバンドもあります。
自分に合ったゴーグルでスノボを快適に
今回はスノボゴーグルについて、選び方のポイントや注意点などをご紹介しました。自分に合うスノボゴーグルを選ぶときには、着用する意味をしっかり理解して予算や用途について加味する必要があります。
デザインやカラーなどの見た目を重視するのか、価格や機能からコストパフォーマンスを重視するのかなどさまざまな方向から検討してすることが大切です。自分なりに満足できるゴーグルを選んで、スノボでの滑走をお楽しみください。
スノボアイテムが気になる方はこちらもチェック!
今回は、スノボゴーグルの選び方についてお話してきました。暮らしーのでは、ゴーグルだけでなくスノボアイテムに関するさまざま記事を多数掲載しています。スノボアイテムについて知りたい方、おすすめのスノボアイテムが気になる方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
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出典:unsplash.com