DCM ヘキサファイアピット
キャプテンスタッグ ファイアブーストストーブ
ナフコ フレイムストーブMAX MINI
ナチュラルシーズン・ステンレス焚き火ストーブ(ソロ)
ホームセンターの人気キャンプ用品をご紹介
二次燃焼する焚き火台の仕組み&メリット
焚き火で発生した煙に高温の空気を当て、再度燃焼させることを二次燃焼と呼びます。二次燃焼のためには側面に2重の壁を設けた特殊な焚き火台が必要となります。この壁の中を温められた空気が上り、上部の開口部から煙に吹き付けられる仕組みです。
二次燃焼式は一次燃焼式よりも煙が出にくく環境に優しいのが特徴。灰が少ないので後片付けの手間もかかりません。また、燃焼効率が高いため初心者も簡単に火起こしができるでしょう。
いくつかのデメリットにも注意
二次燃焼式の燃焼効率の高さによるデメリットもあります。一次燃焼式と比較すると同じ薪の量でも速く燃え尽きてしまうことに注意が必要です。多めの薪の量を確保し、少しずつ追加していくことで焚き火台の性能を活かしましょう。また、一次燃焼式の商品と比べて壁などの構造が複雑で少し重くなる傾向にあります。
リーズナブルな商品が満載
二次燃焼できる焚き火台にはアウトドアブランドのハイスペック品だけでなく、ホームセンターで入手できるコスパのよい商品も多数あります。折りたたみ式でコンパクトに持ち運べるものや、バーベキューや調理用にも使えるものなどバリエーションも豊富です。
以下ではホームセンターで買えるおすすめ商品を厳選して紹介していきます(本記事は2022年11月28日の情報をもとにしました)。
焚き火台の選び方
1.形状や収納サイズをチェック
二次燃焼できる焚き火台のほとんどが円柱型と箱型のタイプです。箱型の多くはコンパクトに折りたたみができるためアウトドアに活用しやすいでしょう。一方で、横方向に継ぎ目のない円柱型は頑丈なので、安心して重い調理器具を載せられるのがメリットです。
2.幅や高さにも注目
焚き火台のサイズは多彩で幅や高さに注意して選ぶ必要があります。30cm~40cmの市販の薪が入るサイズを選べば、カットをする手間を減らすことができるでしょう。
また、焚き火台は高さにより「浅型」と「深型」の2種類に分けられます。鑑賞用の場合は扱いやすい「浅型」を、調理をする場合は一度に多くの薪を投入できて風の影響を受けにくい「深型」を選ぶのがおすすめです。
【円筒型】二次燃焼できる焚き火台
1.ナフコ・フレイムストーブMAX・MINI
ナフコ フレイムストーブMAX MINI
サイズ | φ28cm×H32cm |
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重さ | 4.48kg |
九州に本社を置くホームセンター・ナフコの二次燃焼タイプの焚き火台です。同社の人気商品「フレイムストーブMAX」を小型化したモデルで、ファミリー用としても人気があります。価格は17,800 円ほどとホームセンターの商品としては高級ですが、二次燃焼式で有名なソロストーブ製に匹敵する火力があると口コミでも評判の商品です。
組み立てや使い方は簡単
フレイムストーブMAX・MINIは4種類のパーツに分解できて円筒型としてはコンパクトに収納できるのが魅力です。組み立ては灰をためる底板に2重構造の筒状のパーツをはめ込み、(薪や炭を乗せる)ロストルと上ふたをかぶせるだけで完成します。
なお、焚き火の際は本体が高温になるため地面への直置きはNGです。専用のスタンドや耐火レンガなどを活用し地面を傷めないようにしましょう。
程よいサイズで耐久性も抜群
ストーブの高さは32cmあり市販の小さい薪ならカットの必要はありません。耐久性の高いステンレス製のためダッチオーブンを使ったアウトドア料理も楽しめるでしょう。
2.ナチュラルシーズン・ステンレス焚き火ストーブ(ソロ)
ナチュラルシーズン・ステンレス焚き火ストーブ(ソロ)
サイズ | Φ13.5ⅽm××高さ15ⅽm |
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重さ | 360g |
ナチュラルシーズンというホームセンター・コメリのプライベートブランドが提供する焚き火台です。「ソロ」タイプのほか、ファミリー向けの「レギュラー」やグループ向けの「マックス」があります。
空気を取り入れる最下部と上部に排気する2重壁構造のパーツ、ロストルといった3つの筒型を順に重ね、最後にゴトクのパーツを載せれば組み立てが完了です。
気軽に二次燃焼を試せるホームセンターの人気商品
人生初の焚き火台は一時期話題になった、
— ゆきねこ (@yuki404) November 18, 2021
コメリの ナチュラルシーズン ステンレス焚き火ストーブ ソロ KD211
思ってたよりでかい感じ。
バリ取りはしてあるけど心もとないので少し自分でヤスリがけ。
これと別にモンベルの焚き火台もほしいところ。https://t.co/uJLpEFrZCM pic.twitter.com/UNnSKuFbJk
ステンレス焚き火ストーブは2,480円ほどの価格帯で二次燃焼の焚き火台を試してみたい初心者にもおすすめです。小型の割には火力が強く煙のにおいもしないので快適に過ごせるでしょう。使い方は着火剤と薪を入れ、着火剤に火を入れるだけと簡単です。なお、市販の薪はそのままでは入れられないので短くカットしておきましょう。
ソロ用に適したコンパクトサイズ
こちらのストーブは小さいながらもゴトクが付いていてソロでのアウトドア料理や湯沸かしをするのに十分なスペックです。本体の下部は高温になるためコンクリートやアスファルトの上での使用は避け、土の砂利の上にレンガや焚き台マットを敷いて楽しみましょう。
【箱型】二次燃焼できる焚き火台2選
1.DCM・ヘキサファイアピット
DCM ヘキサファイアピット
サイズ | 幅43cm×奥行38cm×高さ28cm |
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重さ | 約2.3kg |
ホーマックやケーヨーデイツーなどのホームセンターを展開するDCMの焚き火台です。本体パネルが6枚と底板、ロストルがセットの折りたたみ式商品で7,128円ほどの価格設定になっています。
軽量で縦横30cm以下に収納できるため持ち運びにも便利です。6枚の板を噛み合わせて箱型に組み立てた後に底板、ロストルを順に載せるだけで慣れれば1分もかからず完成するでしょう。
火起こしが簡単で煙が少ない
ヘキサファイアピットの火入れ方法は、ロストルの上に薪や小枝などを入れて着火剤で火を付けるだけです。燃焼効率が高く初心者でも簡単に火起こしができます。なお、高さは28cmのため市販の薪は事前にカットが必要ですが、ファミリーで囲むのにちょうどよいサイズです。煙が少ないため近くで暖まりながらの団らんを楽しめるでしょう。
調理にも使える便利なアイテム
ヘキサファイアピットは上に網を敷けば、食材を焼いたりお湯を沸かしたりと調理にも活用できます。火力の調整が難しいため、食材との距離を調節するなど工夫をしながら料理をしましょう。
2.キャプテンスタッグ・ファイアブーストストーブ
キャプテンスタッグ ファイアブーストストーブ
サイズ | 幅25cm×奥行22ⅽm×高さ280ⅽm |
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重さ | 2.3kg |
アウトドアブランドのキャプテンスタッグの焚き火台です。価格は7,678円ほどとリーズナブルでホームセンターのビバホームにて購入ができます。取り扱い店舗については上にリンクした公式サイトを参照してください。底板やロストルのほかゴトクが2つと網がセットになっているので、そのままでもキャンプでの料理用として活用できます。
ソロサイズで取り扱いが簡単
収納ケースが付いた折りたたみ式商品で横方向に開いて底板とロストルを順にはめ込めば完成します。縦横が25cm以下のコンパクトサイズで軽量のためソロキャンプにぴったりです。
火起こしは着火剤の上から小さな薪を投入すればよく、送風の必要はありません。なお、中央部よりも側面に薪を多く寄せて壁面を温めるのが二次燃焼の効率を上げるコツとなります。煙を減らして快適な焚き火を満喫しましょう。
多彩な料理を満喫
ゴトクでの鍋料理や焼き網でのBBQのほかダッチオーブンを載せられる耐荷重があり、多彩な料理を作れます。また、火力が強すぎる場合は薪の代わりに炭を用いるのもおすすめ。料理の幅が広がるだけでなく焚き火をじっくりと楽しむことができるでしょう。
ホームセンターのストーブでキャンプを満喫
焚き火台のなかでも二次燃焼式は火力が強く煙が出にくいといったメリットがあります。その分高級なイメージもありますが、最近では安価で性能の高い商品をホームセンターで入手することも可能です。
持ち運びやすくデザインがおしゃれといった付加価値のある商品も多くキャンプをより豊かにしてくれるでしょう。気になる商品がありましたら、お近くのホームセンターなどで実物をチェックしてみてください。
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