HEAD EDGE LYT 80
Rossignol Speed 80
レクザム DRY REX
スキーブーツの寿命が気になる!
寿命を迎えると劣化するスキーブーツ
確かな性能を誇るスキーブーツも、一定の期間を経れば劣化して寿命を迎えます。しかし、スキーブーツの寿命が具体的にどのくらいなのか知らない方も多いのではないでしょうか。寿命を知らずに使い続けていると、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。
スキーブーツの寿命を確認しよう
本記事では、スキーブーツの寿命について特集します。寿命を迎える目安や劣化の原因と見分け方、お手入れ方法など、知っておくと便利な情報を集めました。さらに、買い替えに最適なスキーブーツのおすすめ商品も紹介しますので、参考にしてみてください。
買い替えの目安は何年後?
使用回数によって寿命が何年かは変わる
スキーブーツの寿命は、1シーズンの使用回数によって変化します。一般的に、使用回数が100を超えると劣化が進み、買い替えた方がよいと言われているため注意してください。例えば、1シーズンに10回使うなら10年、20回使うなら5年といったように、使用頻度に合わせて寿命を計算しておくのがおすすめです。
使用回数が多ければ2〜3年で劣化することも
シーズン中の使用回数が多くなればなるほど、スキーブーツの劣化も早まります。1シーズンに50回以上使用するヘビーユーザーであれば、2〜3年でスキーブーツの寿命を迎えることも珍しくありません。
耐久性の高い素材を使用したスキーブーツでもたくさん使えば次第に劣化していくため、買ったばかりだからといって油断しないようにしてください。頻繁にスキーへ行くことが多い方は、2年を目安に買い替えの検討を始めるとよいでしょう。
全く使っていなくても10年以上経過したら注意
スキーブーツを買ったものの、1年目だけ使ってあとは放置というケースも多いのではないでしょうか。全く使用していないスキーブーツは何年も持つイメージがありますが、実は違います。
スキーブーツの素材は、使わなくても徐々に劣化が進むため気を付けてください。使わないまま10年以上経過しているのであれば、新しいスキーブーツを取り入れるとよいでしょう。
保管状態が悪い場合は5年以上でも危険
また、湿気の多いジメジメとしたところや、直射日光が当たるところなどに長期間放置していた場合でも、通常よりも劣化のスピードが早まります。保管状態が悪ければ、全く使っていなくても5年で劣化してしまうケースも少なくありません。保管状態も確認した上で、使用の可否を決める必要があります。
メーカーの推奨期間もチェック
寿命が訪れたか否か知るためには、メーカーの推奨期間も参考にするのがおすすめです。各メーカーごとに使用に適した期間が設定されているため、購入時に確認するようにしてください。開発者側の意見も参考にしながら、買い替え時期を決めておくと安心でしょう。
劣化の見分け方
足を入れづらくなったら注意
スキーブーツは劣化が進むと素材が硬くなっていきます。以前はスムーズに足を入れることができたのに、急に足を入れづらくなったのであれば硬化が原因だと考えられるでしょう。
また、足が入ったとしても極度な窮屈感を感じるのであれば、スキーブーツが硬くなっている可能性が高いです。履いた時の感覚に違和感を感じた場合は使用をやめて、新しいスキーブーツへの買い替えを検討してみてください。
ヒビ割れが出ている場合も使用を中止
スキーブーツの硬化が進むと、細かな部分にヒビ割れが出てきます。小さなヒビ割れだとしても、ゲレンデで滑走している途中でどんどんヒビが大きくなっていく可能性があるため使用を中止してください。スノーブーツを使う前には全体の様子をしっかりチェックしてからゲレンデに出ることが大切です。
無理して使うとスキー中に分解の恐れも
スキー靴です。
— こじろう( 佐々木祥 ) yasushi sasaki (@kojiro_yasushi) April 17, 2018
昨シーズン、滑ってる最中に徐々に破壊が進み、駐車場到着時にはここまでバラバラ。
『加水分解』と言うそうです。
スキーヤーの皆様! 長年使ってるブーツには注意。シーズンオフの保管方法にも注意です。#スキーブーツ #加水分解 pic.twitter.com/pDkqah2Lci
硬化が進みヒビが割れているにも関わらずゲレンデで滑走を続けると、途中でスノーブーツが分解する危険性があります。実際に使用中にブーツが壊れた人も少なくありませんので、劣化の兆候が見られたら注意してください。
正しいお手入れと保管方法
ゲレンデで使った後のお手入れ
なるべくスノーブーツを長持ちさせるためには、ゲレンデでついた水分を残さないようにすることが重要です。水分によって素材が傷み、劣化のスピードが早まります。スキーを楽しんだ後は、乾いた布を使って全体を拭くようにしてください。
外側だけでなく内側にも雪が入り込んでいる可能性があるため、拭き残りがないよう注意するのがポイントです。
風通しのよいところで乾かす
水分を拭き取ったあとは、風通しのよいところでしっかり乾かします。拭いた後もブーツの中には水分が残っている可能性があるため、しばらく乾燥させることで十分に水分を抜き取ることが大切です。2〜3日ほど乾かしておくとよいでしょう。
シーズン後のお手入れ
スキーブーツの中に入れているブーツインナーは、1シーズンに1回洗うようにしてください。インナーを洗っておくことで清潔な状態が保たれ、ブーツ全体の劣化も防げるでしょう。
まずはバケツの中の水に少量の洗濯洗剤を垂らし、インナーブーツを入れます。押し洗いをした後に水を取り替え、洗剤を全て洗い流したらしっかり乾燥させるのがポイントです。乾いたインナーブーツは、再びブーツに取り付けておきます。
乾燥剤を入れて保管
レクザム DRY REX
スキーブーツ本体は、全体を乾拭きした後に乾燥剤を入れて保管します。直射日光が当たらず、湿気の少ない場所で保管するのがポイントです。風通しのよいところで保管しておけば、使用していない間も劣化を抑えられるでしょう。
レクザムの乾燥剤は、シリカゲルの力で湿気を吸収し、スキーブーツの劣化を防ぎます。太陽光に当てて乾かせば繰り返し何度も使えますので、コストパフォーマンスにも優れているのが魅力です。ぜひ、保管に活用してみてください。
買い替え時のおすすめ商品2選
①:HEAD EDGE LYT 80
HEAD EDGE LYT 80
スキーブーツに変化が見られたら、買い替えを検討してみてください。こちらのスキーブーツは、優れた操作性で快適な滑走を叶えてくれる人気商品です。わずかな力もしっかりとスキー板に伝わるため、スロープを下るのが楽しくなるでしょう。
②:Rossignol Speed 80
Rossignol Speed 80
センサーブレードシェルを採用することで軽量化に成功し、滑走時の負担を最大限に抑えているのが魅力です。パワー伝導力に優れているため、さまざまなトリックを繰り出したい時にも適しています。多種多様な足形にフィットするライナーを採用しており、快適な履き心地を叶えてくれるでしょう。
寿命を意識してスキーブーツを使おう
スキーブーツを使用する前は、劣化の兆候が見られないか確認する必要があります。特に長期間使用していない場合は、知らない間に不具合が起きている可能性もありますので、細かな部分までチェックすることが大切です。
また、使用後は劣化の原因となる湿気をなるべく残さないようにお手入れをすることも意識してみてください。お手入れが行き届いていれば、お気に入りのスノーブーツを長く愛用できるようになるため、ぜひこだわってみてはいかがでしょうか。
スキーブーツの寿命が気になる方はこちらもチェック!
スキーブーツが寿命を迎えたら、使い勝手のよい新品に買い換えるのもおすすめです。関連記事ではおすすめのスキーブーツや選び方を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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