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スキーブーツのおすすめ5選!正しい知識と失敗しない選び方とは?

スキーブーツにはさまざまなブランドがあり、滑り方などによって選び方も変わり選択に迷います。また個人個人の足の形が違うので合うブーツもさまざまです。良いスキーブーツを選ぶことは難しいですがコツがあるので紹介していきたいと思います。
更新: 2021年9月11日
B5
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人気のスキーブーツをご紹介!

スキーブーツといってもたくさんのブランドや、競技によって向いているもの、個人のレベルなどさまざまなものがあります。それでは早速ですが人気のスキーブーツ5選をご紹介します。

スキーブーツの人気おすすめ①

ROSSIGNOL EVO70

初心者、初級者におすすめ。重量が軽くバックルも3つと少な目です。快適性に特化していて通気性もよく暖かいです。ラスト幅が104mm、フレックス70、ウェイト1870g。BLACK/GREEN、BLACK/REDの2種のカラーががあります。価格2万円前後。

スキーブーツの人気おすすめ②

NORDICA GRANTOUR RTL

NORDICA GRANTOUR RTL

出典:楽天
出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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ブラックカラーに赤のワンポイントとなっているNORDICA GRANTOUR RTLは、2万円ほどで購入できます。着脱が楽に行えるリアエントリーモデルです。

また、NORDICA GRANTOUR RTLは3点締めを採用しています。専用のブーツケースが付属しているため、持ち運びが楽です。ノルディカ伝統のブーツなので、定番のものを購入したいという方にもピッタリなアイテムとなります。

スキーブーツの人気おすすめ③

REXXAM R-エボPLUS100R-EVO

[レグザム] スキーブーツ R-EVO PLUS 100

出典:Amazon
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ハイエンドモデルにPowerRexシリーズがありますが快適性と扱いやすさを重視したモデルがこのPエボPLUS100R-EVOシリーズです。日本のブランドで幅広甲高の日本人の足に合いやすいです。ラスト幅が103mm、フレックス100、ウェイトが1830gです。価格は6~7万円です。

スキーブーツの人気おすすめ④

Atomic HAWX Ultra 110

Atomic HAWX Ultra 110

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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Atomic HAWX Ultra 110は、鮮やかなレッドカラーが特徴的です。軽量なのにしっかりとしたパフォーマンスがあり、足をサポートします。常に快適な滑りを体感。

また、Atomic HAWX Ultra 110はコントロールとパワーを向上させる素材を採用しています。3M シンサレート採用で、温かさを保つことも可能。全体的にバランスの取れたスキーブーツとなります。

スキーブーツの人気おすすめ⑤

LANGE RS 110 S.C.

日本使用のカフ(すねやふくらはぎの部分)がインターナショナルモデルと比べて13mm低いスキーブーツです。背の低い方にもおすすめできます。素材も新素材デュアルコアを使用し(成型時に硬さの違う素材を同時に流し込みフレックスを各部位に合った硬度にすること)軽さ、ストレスの無い履き心地、絶妙な伝達性と操作性が魅力です。ラスト幅97mm、フレックス110、ウェイト1930g、価格5万円前後。

スキーブーツのブランド


もちろん技術が大事ですが道具選びもかなりのウェイトを占めるスキー。その中でも特にスキーブーツはスキーヤーの力をダイレクトに雪面に伝える大事な役目を持っています。そんなスキーブーツのブランドを見ていきましょう。

おすすめスキーブーツブランド10選

海外のものから日本ブランドまでさまざまあります。いろいろな人気ブランドがあり迷います。それぞれブランドの特徴がありますが自身のスタイルや体格に合わせてゆけばよいです。たくさんのブランドがあるため全部とはいきませんが人気のブランドを紹介します。

SALOMON(サロモン)

スノーボーダーに人気のフランスのブランドですが、1947年の会社が誕生した当初は木工用ノコギリとスキーエッジの製造をしていました。スキービンディングのトップブランドになったのが1972年です。今ではウィンタースポーツのトップブランドとして世界的に知られています。

TECNICA(テクニカ)

イタリアで誕生しました。宇宙飛行士が月面を歩いている時に履いていた靴に似ていることから命名されたムーンブーツが人気となり大ヒットしました。今ではNORDICA、BLIZZARDなど多数の一流のブランドを抱え一大企業を形成しています。

NORDICA(ノルディカ)

1939年イタリアにてフットウェアのブランドとして誕生。1974年には世界中のスキーブーツの30%がNORDICA製でした。ドーベルマンというスキーブーツを1999年開発。以降このスキーブーツがレースモデルのスタンダードとなりさまざまな選手に使用されています。今ではTECNICAのグループ傘下です。

ATOMIC(アトミック)

数多くのメダルに貢献してきたATOMIC。オリンピックでも多くの選手が使用しています。1955年にスキーを国技とするオーストリアにて誕生しました。古くからスキー板を製造していることから信頼感があります。

HEAD(ヘッド)

アメリカにルーツをもち今はオーストラリアに拠点を持っています。1947年にハワードヘッドという航空技師がスキーと出会うことにより、試作品を重ねHEADスキーが誕生しました。新技術を積極的に使うことでも有名です。ビンディングブランドチロリアと強い連携を保っています。

LANGE(ラング)

1948年イタリアにて誕生。レーサー向けのブーツが多く今では落ち着きてきていますが一時期は日本でもかなりの人気を博していました。上級者に人気です。1989年ロシニョールのグループ傘下になりました。

SCARPA(スカルパ)

その名前はイタリア語で「靴」を表します。1938年イタリアにて誕生。はじめは登山靴として創業していました。1980年代には山岳スキーにも進出。1993年には山岳スキーブーツデナリを開発し大成功を収めています。

ROSSIGNOL(ロシニョール)


1907年にフランスにて誕生。1961年にフランス政府より公式用品として認められルースター(鶏)マークを使うことを許されるほどの信頼と実力を得ています。もともとはスキー板を製造していました。

REXXAM(レクザム)

日本のブランド。2010年のバンクーバーオリンピックでは上村愛子選手がREXXAMのスキーブーツを履き4位に入賞しています。1953年塩化ビニール安定剤の製造を開始。最初は社名が隆祥産業でした。

自動車部品や集積回路などさまざまな分野を手がけつつ1993年スキーブーツに進出しREXXAMを発表します。2010年社名を株式会社REXXAMに変更しています。

FULL TILT

モーグルやフリースタイルでは定番ともいえるFULL TILT。軽いモデルが多く、女性やシニアにも向いています。4バックルのようなしっかりとした締め付けがなく振動をよく吸収するので微妙な足裏の感覚が大事なレーサータイプには向きません。昔はライケルやクナイスルというブランドで販売していました。

ブランドがたくさんありますが

たくさんのブランドがありますが最近は企業の統合や再編が増えてきているようです。単純に知名度やデザインで選んでも良いですが、やはり個人の足に合うものを選ぶほうが重要です。ブランドを選ぶことより大事です。

スキーブーツの選び方の基礎知識

スキーブーツのサイズ

スキーブーツはメーカーによって、あるいは同じメーカーでも履いてみた感触が全然異なります。サイズも一緒で個人個人足のサイズや形が違うのでお店に行って履いてみることをおすすめします。

初心者や上級者などに限らないことですが、スキーブーツの中で足が動かないようにすることが重要です。やや狭く窮屈さを感じるくらいが良いです。足全体に適度な圧迫とホールド感があるものが良いです。

スキーブーツの具体的なサイズの選び方

インナーを取り出して指先を押してみます。そして足の実寸から1センチくらいの余裕があるものがおすすめです。小さ目を選ぶのは履いていると力が加わりブーツの形が変わってくるためです。

インナー素材を選べば大きめのものを買う必要はありません。スキーブーツの中で足が動くと骨の出っ張った所が当たり痛みにつながります。

お店での試し履きが良くても実際に滑ってみると痛みが出たりするので慎重に選ぶことが重要です。また中~上級者は足の力の伝達やコントロールに直結します。

スキーブーツのラスト(足幅)の選び方

ラストとはスキーブーツに限らず、靴を作る際に基準となる足型のことです。日本人の足は幅広甲高といわれています。そのため海外のメーカーは日本人に合わないことも多いです。

足にぴったりフィットするという関係でナローラスト(95ミリ~98ミリ)が上級者には好まれますが、足幅の広い上級者はブーツが大きくなってしまうということもありえます。

そうなるとスキーブーツ内で足が動いてしまうということもあります。店頭でいろいろなメーカーを試し履きしてみるのがおすすめです。

スキーブーツのワイズの選び方

立ち上がるなどして足に体重をかけた状態にします。そして親指の付け根あたりから小指の付け根あたりを通ってくるりと一回り計ったサイズのことをワイズ言い、フィット感を上げたり痛みの軽減のため知っておくと良いと思います。

スキーブーツのフレックスの選び方


フレックスとはスキーブーツのシェルの硬さのことをいいます。上級者は足の力を雪にダイレクトに伝えるため固めのフレックスが好まれています。

フレックスが硬くなると痛みが出たり履き心地が悪くなったりするので初心者は柔らかめのものが良いです。ちなみにフレックスの硬度は初心者100未満、中級者~上級者100~110、上級者110以上が基準になります。

しかし履き心地はメーカーによって変わってくるので実際に履き比べることをおすすめします。

フレックスは競技によっても変わる

例えば足の曲げ伸ばしが多いモーグルのような競技はフレックスは柔らかくブランドによって変わってきますが100前後のフレックスが良いです。フレックスとは関係ないですが広めのラスト幅にもなります。

インナーの選び方。

インナーにはルーズインナーとタイトインナーがあります。ルーズインナーは保温性もよくクッション性も長時間履くような場合に良いです。初心者向けです。タイトインナーは足の形やサイズにぴったりとタイトに合うため痛みが出やすいですが上級者用です。

スキーブーツを購入する際の注意点。

初めて購入される方。

まず購入する前に店員やブーツフィッターに相談することをおすすめします。その際あなたの「スキーのレベル」「どのような滑り方をするのか」「一日中滑るのかそれとも短く滑るのか」を伝えるのがベストです。

それは良いブーツと出会える確立を上げるためです。自己流で選んでしまったり見た目で選ぶとサイズが合わなかったり、店頭でピッタリでもスキー場で痛くて楽しめなかったりします。

スキーブーツを持っている方。

店頭に今使っているスキーブーツを持っていくことをおすすめします。そして「どうしてブーツを変えたいのか?」「今使っているブーツの気に入っていること、気に入らないこと」を伝えるとより精度が上がります。

合わないブーツを買ってしまったら。

出典: http://deeluxe-jp.com/technology/

足の形はそれぞれです。合わないブーツを買ってしまった場合インソールを熱によって成型するサーモインナーというものがあります。インナーの形やサイズを個人の足の形に合わせられるのでおすすめです。店頭で説明を受けるのが良いでしょう。

シェルの熱成型

シェルも熱を加えることでブーツの形を変えることが出来ます。例えばラスト幅100/106などと書いてある場合熱成型で106まで形を変えることが出来ます。こちらも店頭で説明を受けるのが良いでしょう。

人によって良いブーツは変わる

好きなブランドや人気のあるブランドを選ぶのも良いとは思いますが、スキーヤー個々の足の形は全く違います。ある人にはピッタリなスキーブーツもほかの人にはただ痛いだけということはよくあることです。

あまり見た目には惑わされないほうが良いです。個人の足にあっているか?レベルは?どのようなすべりをするのか?これだけでも意識してスキーブーツを選ぶと自分に合ったブーツに出会える確率が高くなります。

良いブーツを履いてスキーを楽しみ、上達していただけたらと思います。