ダイワ TGベイトスリム SLJ 30g
ダイワ ショアジギアシストフックSS シングル M
メジャークラフト ショアジギサビキ SABIKI-L L
バスデイ クリスタルペンシル 95S
ダイワ ソルティガ オーバーゼアー スキッピング 110S
ジャズ 尺ヘッドDXマイクロバーブ Dタイプ
エコギア グラスミノーS
食わないボイル!シラスナブラを攻略しよう!
食わないボイルはあの手この手を試すべき!
人気の青物から手堅く釣れるはずのメッキ・カマスまで、明らかに海面でバチャバチャやっているのに自分のルアーに反応しない!こんなボイルやナブラは今回ご紹介する「シラスナブラ」を疑うべきです。
いわゆる食わないボイルと呼ばれるこのナブラは、攻略が難しい・難攻不落で有名な特殊ベイトパターンで、ショアだけでなくオフショアでも知識が無いと食わせるのは難しいです。
答えがあればヒット率100%とまではいきませんが、なぜ食わないのか・どんなルアーに反応するか知識として知っておけば初心者の方でも対策可能なパターンなので、有効なルアー・アクションといった基本的な攻略方法を習得しておきましょう!
シラスナブラとは
ベイトの正体はシラス!
「シラスナブラ」は読んで字のごとくシラスのナブラ、シラスに出ているボイルを指す言葉です。
ベイトが小さくフィッシュイーターの意識がかなりマイクロベイト寄りになるため、スタンダードなジグ・プラグで反応を得にくいのが大きな特徴。シラスそのものを確認できるケースは少ないことから、パターンの存在を知っていて疑いを持てないとスイッチが入った群れが目の前に居るのに釣れないということが起きます。
シラスが多い時期は5月前後と10月前後!沖側で漁船が複数見えたら要注意です!
シラスナブラの判別方法
他のベイトが追われているケースとの違いはベイトの姿が視認できない・散発的で範囲が広いこと。シラスの数が多いと小雨が降っているような海面の動きになります。鳥山ができるケースがある一方で、フィッシュイーターのボイルしか見えないという状況もあるので、春秋の食わないボイルはシラスナブラかもしれないと疑問を持つことが重要です。
動画は沖で起きたシラスナブラ!岸から釣る場合はナブラまでの距離もあってしっかり見えないので、明らかにボイルが起きているコースを通っているのに食わないというときはこれからご紹介するシラスナブラ攻略を試してみてください!
シラスナブラ攻略:細身+小型ジグ
ジグしかないときは小さいor細いジグ!
まずは一番多い状況!ジグしか持っていないときの攻略方法からご紹介します。
ジグだけで何とかするというのはシラスナブラ攻略において効率のよい手段とは言えませんが、ジグだけでもシルエットを小さくする、ゼブラカラーを使う、ティンセルフックを使うといった方法があります。タングステンジグやスライド系の細いジグは効果アリ。
シラスそのもののサイズ感をジグで表現することは難しいため、スイッチが入った魚に対してこのぐらいならイケると思わせるようなサイズでOK!じっくり見せるとバレるのでリアクション狙いのスピーディーなアクションで攻めましょう!
ティンセルフックも効果アリ
ダイワ ショアジギアシストフックSS シングル M
シラスパターンのフックはサビキ的な飾りがついているティンセルフックがおすすめ!吸い込まれやすく食わせ能力アップ、ジグでアピールしてフックを食わせるような効果も期待できます。
フック交換だけでも釣果が向上する可能性があるので、まずはお試しという方は細いジグにティンセルフックをつけるところから始めてみてください。小型回遊魚狙いのマイクロジグ~中大型魚狙いのスタンダードジグまで幅広く効果があります!
おすすめルアーはダイワ「TGベイトスリム SLJ」
ダイワ TGベイトスリム SLJ 30g
ダイワ「TGベイトスリム SLJ」はオフショア向けのジグながらショアゲームで使っても活躍できる人気のメタルジグ。高比重なタングステンを使ってコンパクトに、細身なデザインもシルエットを抑える効果があります。
スリムはオリジナルの「TGベイト」よりも泳がないので、波動を出さずにスーッと動くベイトパターンに有効!青物だけでなくシーバスや真鯛でも実績があります。
オフショア向けのフックセッティングになっているので、ショアで使う場合はフロントのみにするのがおすすめ。後述する「スキッピング」にも使えます!
シラスナブラ攻略:ジグサビキ&弓角
元祖シラスパターン攻略
シラスパターン攻略の中では元祖!ジグサビキと弓角は小針+飾りや樹脂製の小型疑似餌でシラスに近いサイズ感を表現する釣り方です。メタルジグ以外の仕掛けをプラスするのでジグにこだわって遊びたい方にはちょっと味気ない選択肢ではありますが、実績・効果ともに抜群。難しいアクションを必要としない点も◎です。基本はただ巻きでOK。
メガバス「SPIN-X」などジグのリア側に弓角をつけるというアプローチもアリなので、サビキはちょっとという方はこんなアプローチも試してみてください!
おすすめのジグサビキはメジャークラフト「ショアジギさびき」
メジャークラフト ショアジギサビキ SABIKI-L L
おすすめはメジャークラフトのショアジギサビキ!メジャクラ製品らしく安価で気軽に試しやすいです。アジ・サバ・カマスを狙うならS~M、青物にはイナダ程度までを対象にMサイズをおすすめします。
ジグサビキ選びのポイントは全長が80cm程度までの岸釣り向けを選ぶことと、幹糸・枝スの太さを確認すること!仕掛けの中で一番細い枝スがリーダーの強度になります。結束部が多いので少し数字が落ちるとイメージして検討してみてください。
大型青物狙いで長く太いジグサビキを岸から投げたいときは、仕掛けを一度切ってPEを幹糸に結びましょう!
シラスナブラ攻略:クリア系のシンキングペンシル
プラグで攻略するならコレ!
シラスパターンにはクリア系のプラグも有効!クリアやラメ系のカラーはサイズ感が小さくなる・小さいベイトの集合体を表現できる樹脂ルアー限定のスペシャルなカラーと言えます。シーバスやメバルのアミパターンのようなイメージです。
プラグの種類は波動の小さいシンキングペンシルが最も効果的で、トップレンジで使えてスピードが出せるヘビーシンキングペンシルが特におすすめです。ライトゲーム用・シーバス用・青物用と選択肢は豊富!ターゲットやタックルの状況に合わせて選んでみてください!
おすすめルアーはバスディ「クリスタルペンシル95S」
バスデイ クリスタルペンシル 95S
このジャンルのおすすめルアーはバスディの「クリスタルペンシル」。30gの95と37gの120があります。120はオートマチックなトップとも言うべき性能を持っているので、別のルアーと考えて使い分けるのがおすすめです。アクションを入れて動かす95はよりピンを狙える攻撃的な選択肢。ナブラが見えているなら95をおすすめします。
ヘビーシンキングペンシルは後述する「スキッピング」にも使えるシラスナブラ対策の筆頭ルアー!シラスナブラだけでなく小型ベイト全般、青物狙いで幅広く使えるルアーなので、初心者の方がメタルジグの次に挑戦するならシンペンがおすすめです!
シラスナブラ攻略:スキッピング
シンペンやジグをトップで使う!
スキッピングはメタルジグやシンキングペンシルをトップのように使うアクションです。ロッドを立てながら早巻きして、ルアーが海面をバチャバチャ跳ねるような動きを出します。
このアクションはトッププラグと違ってルアー全体が水の中に入っていないタイミングがあるのがポイント!水の動きとルアーの一部だけを見せることでサイズ感をごまかせるため、シラスナブラに強いです。
ボイルが多い状況はトップレンジ・水の動きが特に重要!青物・シイラ・カツオなど中大型の回遊魚全般に効きます!
おすすめルアーはダイワ「オーバーゼアー スキッピング」
ダイワ ソルティガ オーバーゼアー スキッピング 110S
スキッピングをする場合は、ロッドを立てたときに頭上がり・テール側が沈んで跳ねるようなシンキングペンシルが使いやすいです。リアバランスで細身ならジグ・シンペンとも幅広く使えます。フックはトップ的に掛けることになるのでトレブルがおすすめ。青物を相手にするときはフックサイズも気にしたいところです。
おすすめのルアーはそのものズバリの「オーバーゼアー スキッピング」!オフショア用ですが、28gの110は堤防からの釣りでもバッチリ使えます。フックはST56#4とブリ相手でも不足ナシの構成です!
シラスナブラ攻略:ワーム
ワーム単体orワームをトレーラーに
ワームはシラスと近いサイズ感!プラグと同じくクリアカラーが選べて波動が小さい点も優秀です。中大型魚を狙う場合はフックのサイズ・強度面で問題が起きやすいので、ジグヘッドやタックル、釣れる魚のサイズまで考慮してバランスを取りましょう。青物を狙う場合はイナダ程度までとするのがおすすめです。
弓角のようにトレーラーとして使用する場合は餌釣り用のハリにガン玉をつければ強度は問題ナシ!マグロを狙うエビングのような感覚で回遊魚を幅広く狙えます。
ワームのサイズは2インチ~3インチ、ライトゲーム用のワームを中心にピンテール・シャッドテールをチェックしてみてください!
おすすめワームはエコギア「グラスミノーS」
エコギア グラスミノーS
ワームはエコギア「グラスミノー」がおすすめ!波動の強さが気になるときはピンテールもアリですが、回遊魚狙いならアピール力のあるシャッドテールもバッチリ活躍できます。クリア系のカラーを選択しましょう!
サイズはS(42mm)・M(64mm)がジグヘッドとのバランスを取りやすくおすすめ。頭でっかちで不格好になりますが、後述する「尺ヘッド Dタイプ」はSS(28mm)サイズを組み合わせる使い方でも実績があります!
おすすめジグヘッドはジャズ「尺ヘッド Dタイプ」
ジャズ 尺ヘッドDXマイクロバーブ Dタイプ
可能な限りジグヘッド単体で何とかしたい!という方には瀬戸内ミドルゲーム的なショートシャンク・太軸のジグヘッドがおすすめ。選択肢は多くはありませんが、いくつかのメーカーから対応するジグヘッドが展開されています。
おすすめはジャズの「尺ヘッド Dタイプ」や「ランカーヘッド」!2.5インチ前後のワームが使えて軸もバッチリ太いです。5g~10g程度のウェイトを細いPEラインと組み合わせて使いましょう。オープンかつフラットな釣り場で活躍します!
シラスナブラの攻略はコレでバッチリ!
知識があれば戦える!
存在を知らないととにかく食わないシラスナブラですが、ある程度知識があれば攻略は可能!派手なボイルの見た目よりに対して釣れないというケースは少なくないものの、知っているだけでチャンスが広がる攻略必須のベイトパターンです。
青物狙いならまずはヘビーシンキングペンシルがおすすめ!海面直下のトリッキーアクションとスキッピングを使って、マイクロベイトについた回遊魚を攻略しましょう!
青物が気になる方はこちらをチェック!
青物が気になる方は下記のリンクをチェック!
ライトショアジギング入門用のおすすめアイテムまとめをご紹介します。基本はやはりメタルジグの釣りですが、ヘビーシンキングペンシルやトップ、ジグサビキを組み合わせることで今回ご紹介したシラスナブラは攻略可能!ご紹介しているロッドやリールを使ったタックルでバッチリ狙えます。
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