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【連載】晩秋のイナダ釣り開幕!爆風&うねりのライトショアジギング実釣レポート!

11月初週のライトショアジギング実釣レポート!今回は爆風&うねりの中でイナダを狙う堤防ライトショアジギング釣行です。表層からボトム狙いへ、ジグはフワフワアクションなど当日の戦略を解説付きでご紹介!お出かけになる方はぜひ参考にしてみてください。
更新: 2022年11月22日
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目次

そろそろイナダの季節!

11月のライトショアジギング実釣レポート!

ライター撮影

連載第135回!地元のエリアではカンパチとタチウオの釣果が急激にダウン、潮の感じが悪かったというのもありますが水温が下がって晩秋の気配が出てきました。これは釣りモノが切り替わるサイン!今週はそろそろカンパチと交代だろうと考えてイナダの調査です。

秋はカンパチ狙いの岩礁系ポイントに出かけていましたが、ブリ系は砂っぽいポイントでもOK。ベイトさえ入っていれば釣り場を選べるし、群れの規模が大きいので釣果も比較的安定しやすいターゲットです。今の時期ならシーバスタックルでも十分!ライトショアジギングデビューを検討されていた方はぜひ釣行レポートをチェックしてみてください!

久しぶりの堤防は激荒れ!

予報外れの爆風&うねり

ライター撮影

今回出かけた堤防はほどほどに人気がある場所なので暗い時間に到着できるように自宅を出発。朝5時に駐車場について準備をして、というところまでは風も波もそれなりという感じだったんですが、堤防に向かうにつれて天候がどんどん悪くなっていきました。向かい風爆風の堤防は貸し切り状態、今日は一人で釣りをすることになりそうです。

少し明るくなって釣りをするぞとなったころには曇り空も広がって、風で舞い上がったうねりの飛沫がタックルや防寒に降り注ぎます。寒い!

荒れた日もライトショアジギング日和

強い向かい風だったりうねりがあったり、こんな状況は釣り人にとってマイナスで追い風のポイントを探したくなりますが、このポイントは自分の中でやや荒れ&向かい風時に高実績。ベイトが寄せられて青物が回ってくるイメージがある釣り場です。人間側としては釣りにくい状況ですが、青物のほうは多少荒れても全く問題ありません。

磯に出入りするような魚種なので、風やうねり・激流でも気にしない!荒れた日もライトショアジギング日和です!


明るくなってからバイトが多発!

ファーストバイトは6時頃!

ライター撮影

薄暗くなってきた5:30頃から釣りをスタート!本当はポッパーやシンペンで表層をバチャバチャやろうと考えていたんですが、海面が荒れているので今日はジグオンリーで組み立てることにしました。バチャバチャ波立っている中でポッピングやスキッピングをやってもミスアクションが増えるし、強みの存在感も活かせません。

イナダ狙いだからまずは表層と決めて3カウント前後をジャークし続けること30分、明るくなってきたあたりで待望のファーストバイト!もこれはアワセがうまく決まらず、フッキングにいたりませんでした。風が強い中でバシっとアワせるのは難しいです!

同じ飛距離・同じ方向で攻める!

表層でアタってきたことでイナダの気配が高まりました。高速回収して同じ飛距離、同じ方向と攻めると続けざまにバイト!今度はアワセが決まりました。小型青物はアグレッシブ&群れでの行動という特徴があるので、今魚の位置は大体このあたりと予想ができると反応はすぐに返ってきます。

爆風でよくわからないけど生命感がある、という程度の引きから海面を滑って上がってきたのはギリギリイナダサイズあるなしというところ。シーズン序盤だからでしょうか、細長くてコンディション的にはイマイチですがイナダがいる、つまりベイトも居そうだということが分かりました!

ヒットジグはサムライジグR

最近お気に入りの「サムライジグR」

ライター撮影

ファーストバイト、そしてギリギリイナダサイズを引き出してくれたジグは最近お気に入りの「サムライジグR」。カンパチシーズンで好調だったので、カラーとウェイトを少し増やしておいたのが効きました。暗い時間でも気持ち的に投げやすいPHゼブラグロー、強風対策の40gです。

フックは先日のカヤック釣行でシラス・イワシの気配があったのでティンセルフックをつけてみました。サムライジグRの標準フックよりもちょっと派手なものをセレクト。今回は爆風&うねりという条件下だったので、前作からの進化点である潮抜けのよさ、アクション時の軽さも体感できました!


ムーチョルチア&ダブルフックはアタリなし

ライター撮影

明るくなってからは結構な回数アタリがあったんですが、アワセが決まらなかったり乗らなかったり。風が強くてうまく反応できていないというのもありますが、もう少し勝手に掛かってもいいような気がします。今日はそういう日?ということでジグとフックセッティングを変更してみました。

巻きに強いムーチョルチアでラインテンションを強めに掛けてフロントのダブルフックでフッキング率アップ!という作戦で何投かしてみるも…このセッティングはアタリ無し!ヒラヒラ落ちるアクションがよかったということにして「サムライジグR」に戻します!

ベイトは3cmぐらいの小魚

お土産で持って帰ったイナダでベイトをチェック。3cmぐらいの小魚(イワシ?)を食べていました。先週カヤックで釣った魚は極小シラスを食べていたのでイメージより少しベイトサイズが大きかったです。とはいえ30g・40gのジグと比べたら小さいのでゼブラカラー&ティンセルが効いたのかもしれません。

ある程度までのベイトならサイズ感は倍ぐらいまでOKと思っているので今回に関しては眉唾なところではありますが、いろいろ準備しておくとハマるセッティングを見つける楽しさがあります!

レンジ調整でもうワンチャンス

朝になったらボトムレンジへ

ライター撮影

薄暗い時間は表層をメインに攻めていましたが、明るくなると反応がひと段落。今度はキャスト方向を変えながら底を攻めてみます。爆風でラインスラックはどうにもなりませんが、カウントを使って予測でのボトム狙いです。よく釣りをしている釣り場なのでどのあたりがどの程度の水深かは大体把握済み!風でラインが引っ張られてテンションフォールになるので、いつもより少し多めにカウントして底まで沈めました。

こんな形でどうにか数を伸ばして、サイズがよさそうなものを3つほどお土産で確保。情報収集になったしイナダの味は結構好きだし今回の釣行も満足です!

アクションは柔らかワンピッチジャーク!


アクションはスピーディーなものからスローなものまで一通り試しましたが、ボトムを釣っているときはカンパチ狙いで使っていた柔らかいワンピッチジャークが最も反応を得られました。ティップを柔らかく曲げてゆっくりふわふわという感じです。スピードを我慢するのが最近のお気に入りアクション。

カンパチ狙いのときと変わったのはアクションの組み合わせ方で、ブリ系を狙うときは全体を通して規則的になるようにジグを動かしています。カンパチはスピード変化のあるコンビネーションジャークが好きだと考えていますが、イナダやワラサには単調なコンビネーションから試してみるのがおすすめです!

ライトショアジギングに出かけよう!

ライトショアジギングシーズンはまだまだ続く!

ライター撮影

久しぶりのタフコンディション釣行で疲れてしまってこの日は8時を前に早上がり。防寒着からスマホまで潮で表面がシャリシャリになってしまいました。最近はカヤックの所作に慣れて濡れることが少なかったのでこのベタっとした感じは久しぶりです。

10月はカンパチの引き味を目的に一発狙いという感じでしたが、11月からのイナダはどちらかというと数釣りで安定度も高め!カンパチほど強烈に引かないので初心者の方の練習にもピッタリです。サイズが上がる12月・1月に向けて、まずはイナダで練習しておきましょう!

連載が気になる方はこちらをチェック!

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シーズン最終盤となる堤防カンパチの実釣レポートとイナダ狙いにおすすめのルアー構成まとめをご紹介します。30gと40gのジグがあれば両方を狙える釣りではありますが、表層のブリ系を狙うときはプラグもあると便利!ポッパーやシンペンは特におすすめです。

11月からのライトショアジギングに向けてルアーを揃えたい方はぜひこちらもチェックしてみてください!