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【連載】秋のライトショアジギング!タチウオ&カンパチ実釣レポート!

秋のライトショアジギング実釣レポート!今週はタチウオとカンパチを狙ってプチ遠征で堤防青物狙いに出かけてきました。準備をしておけばタチウオもジグで狙えるターゲット!ライトショアジギング初心者の方はぜひ参考にしてみてください!
更新: 2022年10月13日
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秋のライトショアジギングで季節のターゲットを満喫!

今週もカンパチを狙ってライトショアジギング!

ライター撮影

連載第131回!今週も天候イマイチ&爆風の日が続いてカヤックは難しい状況。

サーフは荒れるしライトルアーは飛ばないしということで、先週と同じくカンパチを狙ってライトショアジギングに出かけてきました。

サイズを期待しているのでタックルは強め!状況が悪いので釣れればよしですが、根に潜られてから後悔はしないように準備しています。

今回の釣りでは前回見かけなかったタチウオも登場!

ライトショアジギングタックル1本で両方を狙うための準備についても紹介しているので、週末お出かけになる方はぜひ参考にしてみてください!

朝マズメ前のタチウオ!

秋のライトショアジギングはこいつもターゲット!

ライター撮影

この日はタイドグラフと相談して朝マズメ前の午前4時頃から釣りをスタート!

青物狙いなら夜が明けてからが本番ですが、今回はタチウオもちょっとやっておこうという作戦です。

ジグヘッド+ワームは爆風で何ともならないのでメタルジグで勝負。グロー系のジグにフロントダブル+リアトレブルのフックセッティングで夜の海にジグをキャストです!

タチウオは暗い時間は表層~中層、明るくなるにしたがってレンジが下がる&沖へ出るというのが基本の行動パターン。

移動も速いので扇状にキャストしながら表層+3カウントずつ細かく探っていきます。

フォール中の違和感をヒントに

軽く歩きながらキャストを続ける中でフォール中に違和感。

爆風で確信は持てませんが、魚がジグに触ったラインの止まりを感じました。

軽く動かして再度フォールでアタらなかったので、高速で回収してもう一度同じゾーンにジグを投げ込みます。

同じゾーンに入れて同じカウント、表層から5カウントほどのところで柔らかくシャクリを入れると3シャクリ目にドスン!重みが乗ってティップがグイグイ引き込まれます。

この変な重さはタチウオの多点掛かりで間違いない!

少しドラグを緩めて慎重に寄せてキャッチ、思惑通りの展開で目当てのタチウオをキャッチできました!

タチウオはチェックしておこうというイメージが大切

実は先週の釣りでもそろそろ入っていないかなと「セットアッパー」や「リアルスティール」を投げていたんですが、その日の釣りは違和感すらなしのノー感じでした。

タチウオは出入りが激しくミスバイトも多い魚なので、10月中頃でベイトがいればいるかもとイメージできるかがキャッチできるかどうかの分かれ目になります。

初場所だったり電気ウキが並んでいないような状況でもチェックはしてみるのがおすすめです。

明るくなってからも可能性はありますが、朝マズメ前の暗い時間から入って一応やっておく!コレが秋のライトショアジギング釣果アップのコツです!

今年はなんだかサイズがいい

この日は3本タチウオが釣れたんですが、どれも指4本クラスのグッドサイズ。

今年の本州中部、ショアタチウオはサイズに期待できるかもしれません。


ベイトは5cmぐらいの小魚(カタクチ?)でお腹いっぱい食べていました。

去年やりそびれたメバルの遠投竿でフロート+生エサならもっと釣れるかも!一応のチェックで魚種が広がると釣りの可能性も広がります!

朝マズメは小型回遊魚が登場!

早朝はワカシ&カマス&メッキ

ライター撮影

暗い内に釣れたタチウオが望外にサイズがよかったので、明るくなってからもボトム重視でカンパチ&タチウオ狙い。

これが不発で表層狙いに切り替えるとワカシ・メッキ・カマスと秋らしい魚がいろいろアタックしてきます。

カマスはサイズがいいんですが、ワカシはまだイナダにもちょっと遠い感じのサイズ感。季節が進んでカンパチ・タチウオがいなくなってからが本番になりそうです。

特にナブラがあるわけでもなく表層は小物ばかりと感じたので、もう一度ボトムでタチウオ・カンパチ狙いに切り替えて潮止まりを迎えました。

潮止まりで30分休憩!

この日の潮止まりは6:30。ジグから感じる抵抗感が薄れてきたのでここで一度休憩をとることにしました。

タチウオチェックで運転直後から釣りを始めたので集中力が切れているような気がするし、タックルが重いから疲れも感じます。「ブルースナイパー103L」はパワータックルすぎたかもしれない。

太陽がしっかり出た直後は日照状況的にいい感じで釣りたくなりますが、潮が動いてからしっかり釣れるようほどほどに休憩もとるようにしましょう!

タチウオ良型もカンパチはこぶり

休憩明けでメインターゲットのカンパチ

ライター撮影

潮止まり休憩から釣りに戻ってすぐにお目当てのカンパチがヒット!30cm弱ぐらいでしょうか、期待していたほどのサイズではありませんが、寄せてから手前でカンパチらしい強い引き込みを見せてくれました。ブリ系とはちょっと違うこの引き味が面白いです。

ヒットパターンはセオリー通りのボトムレンジ+コンビネーションジャーク。

タチウオへの未練を引きずっているのでスロー気味のアクションでのヒットでした。もう10cmアップを目指してキャストを続けます!

位置が特定できれば数匹釣るのは簡単!

回遊魚は群れであるケースがほとんどなので、釣れた直後に同じコースで釣ると別の個体がヒットするということがよくあります。

小型のうちは群れの規模が多かったり警戒心が薄かったり、小物狙いのときほどこの傾向が顕著です。

先ほどの小カンパチを掛けたときにフルキャスト+フリーフォールでアクション2セット目とチェックしていたので、同じような距離感でやればバタバタ釣れる!釣ったカンパチに別のカンパチが追尾してきて活性も高そうです。

結局いいサイズは出ませんでしたが、小カンパチをほどほど釣ってお土産のタチウオもあって、今回のプチ遠征釣行も爆風時の内容としては上出来です!

カンパチとタチウオの二段構え!

朝はボトムレンジ+スロー気味のシャクリで両対応

ライター撮影

今回の釣りのように秋のライトショアジギングではカンパチとタチウオが混ざって釣れるケースは少なくないので、最後に両方をまとめて狙うための釣り方・準備をご紹介します!

一番簡単に両方を狙える釣り方は朝マズメ(明るくなってから)にメタルジグでボトムレンジを釣ること。

カンパチも朝のタチウオもタナが低い傾向があります。青物はハイスピードなアクションを好む一方でタチウオは速い動きについていけないので、スローなタイミングを作りながら底付近を攻めてみてください。

フックセッティングはフロントにツインフック!カンパチは岩礁を好む+違和感を見切るのでリアのトレブルは無くてもOKです!

グロー系のジグとフックを準備しておこう

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出典:楽天
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暗い時間から釣りをする場合はトレブルがセットできるジグヘッド+ワームをただ巻きするか、グロー系のメタルジグを使うのがおすすめです。

とにかく夜光が効く魚なので、カラーはグローがおすすめ。いつものライトショアジギングにグローのジグをプラスするところからスタートできます。

暗い時間はタナが高い=底まで沈める必要が無い+日が出るまでカンパチは狙えないので、リアにトレブルフックをつけてフッキングを重視するセッティングでタチウオに絞って狙いましょう。

30g~40g、トレブルフックを標準装備しているグローのジグでOKです!

秋のライトショアジギングはタチウオも要チェック!

秋の釣りを満喫しよう!

ライター撮影

岸からのタチウオ釣りと言えばワームやテンヤですが、実は朝マズメを中心にメタルジグでも十分狙えるターゲットです。

夜中はエサが強いケースがほとんどですが、明るくなってタチウオが岸から離れていくと、メタルジグの飛距離が活きる展開になります。爆風時のサブプランとしても要チェックです。

ライトショアジギングで使う太めのリーダーならリーダーカットの頻度も少なめ!

いつもの釣りにグローのジグを2本ほどプラスして、青物+タチウオ狙いでライトショアジギングに出かけましょう!

連載が気になる方はこちらをチェック!

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ヘビーシンキングペンシル「モンスターショット」が活躍する秋のライトショアジギング実釣レポートをご紹介します。この日はタチウオが不発でカンパチのサイズは今回よりもマシという内容。群れの出入りがあるのでどちらもハッキリ狙うのは難しい釣りですが、いろいろなパターンに備えて準備しておくのが秋の釣りの醍醐味とも言えます。

ライトショアジギングシーズン本番!こちらもぜひチェックしてみてください!