オーナー 撃投レイドバック 50g
ヤマシタ ポップクイーン F105 28g
メジャークラフト ジグパラ アシストフック5本入 M
11月のライトショアジギング準備編!
本州ライトショアジギングシーンは秋から冬へ!
連載第133回!
今週は本州中部のライトショアジギングパターン、秋から冬への移り変わりと季節に合わせたルアーの準備をご紹介します。
本州中部の海は秋の潮ならカンパチメイン・寒くなってきたらイナダ・真冬はワラサと釣れる魚が変化していきます。
全て同じジグで通すこともできますが、ターゲットに合わせたジグやプラグを準備できればチャンスは倍増!メインボックスの中身を少し変えるだけでも効果はバッチリです。
自分のエリア・自分の釣り向けのパターンではありますが、同じように釣れる地域も多いハズ!ライトショアジギング初心者の方はぜひ参考にしてみてください!
今週のライトショアジギングは不発!
ベイトが多すぎ!?
まずは今週の釣りから簡単に!
今回も先週に引き続きタチウオ・カンパチを狙ったライトショアジギングに出かけましたが、残念ながら周りを含めてまともな魚はほとんどナシという残念な結果になりました。
ベイトはカタクチが打ち上げられていて、ときどき何かに追われた群れが海面をピピピ!っと逃げたり大きな群れがブワっと広がるようなシーンもあったんですがノーヒット。
いい魚が出ているような感じはなかったので、メッキやカマスが追いかけていただけかもしれませんが、ベイトが多すぎて振り向いてもらえなかったのかもしれません!
イナダ情報をキャッチ!
こんな形で意気消沈というところに地元で釣っていた友人からギリギリイナダサイズが釣れたという連絡が来ました。
11月だしそろそろカンパチが薄くなってイナダが入ってくる時期か、なんて話をして11月用のルアーボックスを準備しよう!と思い立ったというわけです。
自分の地域はカンパチ→イナダと切り替わってコノシロが入ってくると、大型が出るというのが基本的なパターン!ベイトは種類が多くサイズ感も変化します。
今回はこんな流れで自分なりの魚種・ベイトを考慮したルアーセレクトをご紹介!使えそうなパターンがあったら参考にしてみてください!
本州中部の秋冬ベイトはこんな感じ!
基本はイワシ!
自分のエリアの場合、11月のベイトはシラスとカタクチの中間ぐらいのイワシがメインになります。
季節が進むとイワシらしい感じになってきますが、カタクチなのでどのタイミングでもベイトとしては比較的小型です。
夏のカンパチはボトム傾向もあって豆アジが大好きですが、イナダはイワシやサッパを好むというのが自分の見解!
ベイトは浮き気味、イナダも浮き気味なのでルアーは小さめ・表層を釣りやすいものをメインにします!
ヒイラギパターンはフォローしておきたい
先ほどご紹介したように自分のイナダ釣りは小さめ・表層というのが基本になっていますが、表層に気配がないときはボトムもチェックを入れます。
これはヒイラギパターンをフォローするのが目的で、このベイトのときだけはイナダもシーバスもボトムべったり。
メタルバイブレーションで底をゆっくり巻いたり、リフト&フォールしたりが有効になります。
ということで自分の場合はレンジ・シルエットともにジャストなメタルバイブレーションも11月以降の青物釣りに必要なルアーです!
1月のルアーはまた別!
自分のエリアは1月前後になると大型のコノシロが入ってきます。
サイズは20cm~25cmぐらい。今まで10cmぐらいのイワシ、5cmぐらいのヒイラギとやっていたところに、このサイズのベイトが来るのでルアーボックスは別で用意する必要が出てきます。
同じエリアで釣っていてもこっちはコノシロつき、あっちはカタクチについてるというようなことが起きるので、11月のルアーボックスもそのまま使います!
メインのメタルジグを変更!
スイミング系やスライド系のジグをメインに
10月のカンパチ狙いはダイワの「サムライジグR」をボトムべったり、スローアクションにフォール多用という形で使いましたが、イナダがメインになると表層~中層を高速で動かすというアクションがメインになります。
ジグは「ムーチョ・ルチア」や「投技ジグ」といった細身なものをルアーボックスに追加!
「サムライジグR」も釣り場に持っていきますが、スピードを下げたりボトムを狙ったりローテーション用として使うイメージです!
ティンセルフックでマイクロベイト対策
メジャークラフト ジグパラ アシストフック5本入 M
アシストフックは好みが分かれるところですが、自分はティンセルフックが結構好きです。
ジグサビキに近いようなイメージで、カタクチシラスのサイズ感を演出するために使用しています。
無くても問題ないけどあると安心!こんな方法でもマイクロベイト対策ができます!
ルアーウェイトは30gと40gがメイン
オーナー 撃投レイドバック 50g
タックルは10月のカンパチ狙いとほとんど同じ構成のまま冬まで釣るので、ルアーのウェイトは変わらず30g~40gがメイン。
今年はずっと強風ですが、基本的には寒くなるほど風が強くなることを考えると重めを用意しておくのもアリです。
自分の場合は45gや同じ30gでもリアウェイトのジグにするという方法で使い分けをすることがほとんどですが、今年は新作「撃投ジグ レイドバック」に50gがあるのでコレを試してみようと考えています!
ジグ以外のルアーも準備!
表層はシンペンで釣ると簡単!
イナダは表層付近で釣れるシチュエーションが多いターゲットなので、メタルジグほど沈まないプラグ系のルアーも出番を作れます。
ジグよりもアピール力が強くアクションもナチュラル、ハッキリスローな動きも出しやすいといいところが多いので秋冬の釣りには特におすすめです。
イチオシのプラグはヘビーシンキングペンシル!水面直下をジャークしてもいいですし、明らかにボイルしているような状況であればスキッピングもかなり効果があります。
スキッピングは11月に多いマイクロベイトの対策にもなるので、やったことが無い方はぜひチャレンジしてみてください!
ポッパーもおすすめ!
ヤマシタ ポップクイーン F105 28g
強風時の飛距離・ラフな海面への耐性にやや難ありではありますが、海が穏やかな日はポッパーもおすすめ!こちらもスキッピングと同じようにサイズ感をごまかせるルアーで、アピール力はプラグの中でもトップクラス。水を動かすアプローチも他のルアーにはない特性と言えます。
薄暗い朝マズメ、水面系のルアーがハマって高反応というシチュエーションは少なくないので、試さないのはもったいない!こちらも未経験の方は要チェックです!
「セットアッパー」は12月までお預け
スイミング系・スライド系のメタルジグにメタルバイブレーション、プラグはシンペンとポッパーを用意して11月の準備は自分的には完了!画像にうつっている「セットアッパー」は好きなルアーではありますが、マイワシが少ない自分のエリアでは11月にはあまりハマりません。
釣れる魚・ベイトどちらのサイズも上がる12月半ばぐらいからのルアーという感じです!
季節に合わせたライトショアジギングで釣果アップ!
準備完了で後は釣るだけ!
ルアーの準備も終わって後は釣るだけ!なんですが、11月序盤は天気が崩れる予報。気温が下がって風もかなり吹くようです。朝マズメ前はもう寒いので、早めにお出かけになる方は冬用の防寒を用意してもいいかもしれません。
台風の気配もあるので海の予報は必ずチェック!カンパチよりも群れの規模が大きいイナダの方が釣果的には安定しやすいので、秋の釣りがイマイチうまくいかなかったなという方もぜひ積極的に出かけてみてください!
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堤防カンパチを狙う10月のライトショアジギング実釣レポートをご紹介します。海水温の状況によってはカンパチもまだまだチャンスがあるので、こちらも要チェック!ハッキリと切り替わるまでは両方可能性があると考えて準備しておくのがベターです。
メタルジグ1本でも釣りにはなりますが、いろいろやった方が面白い!こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!
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