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【堤防ブリ】堤防からブリを釣る!必要なタックルのパワーとおすすめの構成をご紹介!

堤防からブリ!この記事では、堤防からブリを狙う場合のタックルセッティングをライト(PE1.5号)・ミドル(PE2号)・ヘビー(PE3号)の3つに分けて紹介しています。それぞれのおすすめアイテムも紹介しているので、挑戦を検討中の方はぜひ参考にしてみてください!
更新: 2022年11月16日
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堤防ブリにはこんなタックルがおすすめ!

堤防大型青物用のタックルを3つのパワーランクに分けて解説!

身近な堤防からブリサイズに挑戦!今回は秋冬の大型青物シーズンに向けて、堤防からブリサイズ(8kg~)を狙うためのタックルバランス・おすすめのロッドやリールを解説付きでご紹介します。

身近な釣り場から狙えるターゲットとしては、サイズ感・パワー共に最強クラスのターゲットなので、キャッチ率を上げるためには事前の準備が必要!ハイグレードなロッドやリールで固めるのではなく、釣り場とルアーに合った構成を事前に検討しておく必要があります。

適正な内容でも予算5万円程度からタックルが揃う!ステップアップを検討中の方はぜひ参考にしてみてください!

堤防ブリタックルのパワーセッティングについて

バランスがいいタックルを目指そう!

今回ご紹介する堤防ブリゲームのタックルは釣り場やランディングの状況に合うパワーセッティングが重要!強すぎるとライトウェイトのルアーが扱いにくく、ライトすぎると魚のコントロールやランディング時に問題が発生します。

まずは狙う釣り場の状況、使いたいルアーを事前にしっかり検討しておきましょう。

堤防まわりはベイトが小さいケースが多く、コノシロパターン以外で使うルアーは、ライトショアジギング系のジグやシーバスルアー・小型青物プラグが多くなります。使うルアーのサイズ感(重さ)に対して、大きな魚を釣る釣りです!

堤防釣りに合うルアーを快適に扱えるシャープなフィーリング

強引に寄せるだけなら、ロックショア系のタックルをそのまま使えばいい釣りですが、堤防まわりは磯よりも流れが穏やかで水深が浅いです。

ジグは30g~60gがメインで、80gや120gを使うシチュエーションはほとんどありません。また、カタクチイワシなどベイトが小さい場合は、30gを切るようなプラグの出番があるケースもあります。

コノシロパターンでデカトップという日は、ブリに合う強力なタックルが使えますが、硬いロッドで「セットアッパー 125S-DR」のアクションを引き出すのは難しい!

コノシロ以外のベイトパターンもフォローするなら、30gクラスのルアーが気持ちよくキャストできるバランス感を目指しましょう!

大型魚のランディングを考慮したパワー

軽めのルアーが気持ちよく飛ぶ細糸、ミノーのアクションを引き出すティップの曲がり。この部分だけを考えるとシーバスタックルになりますが、狙う魚はシーバスよりも走るブリです。

近年の混雑する堤防で好きなだけ走らせるというやり取りは難しいので、堤防ブリタックルには、大型青物をしっかり寄せてランディングできるパワーが必要になります。

混雑する・足場が高い・テトラまわりで釣ると分かっている場合は、ルアーの操作性よりもタックルのパワーを重視しましょう。こんな形でバランスを取っていくのが、堤防ブリタックルです。

次項からはライト編・ミドル編・ヘビー編と題して、具体的なタックル例を紹介します!

堤防ブリタックル:ライト編(PE1.5号クラス)

ライトクラスのタックル構成を3つに分けてご紹介!


それではさっそくタックル例をご紹介!まずはライトクラス、オープンな釣り場で、混雑もそれほど気にならないという釣り場におすすめのタックルです。

このクラスが堤防ブリタックルの下限的な位置づけになるので、バランスを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ライトなタックルを選択するメリットは、ズバリ軽量ルアーが扱いやすいところ!中でも青物系ルアーよりワンランクライトなシーバスルアーのアクションを引き出しやすく、対応フックの強度的にもバランスが取りやすいです。

①堤防ブリライトタックル:ライン

ラインはPEの1.5号がおすすめ。巻き量は200m巻いておくと安心です。どこまでも走らせてよいという条件であれば、1号前後でも寄せることはできますが、1.5号クラスの強度を確保しておけば、ある程度力を掛けて寄せたいというシチュエーションまで対応できます。

リーダーは8号(30lb)程度を組み合わせると、メインラインとのバランス感はバッチリ!スナップやフックは、この30lbの力を活かせるようなものを使いたいところです!

②堤防ブリライトタックル:リール

リールはPEの1.5号が200m以上巻けるもの、剛性の高いものがおすすめです。ギア比はジグの操作を考えるとハイギア、エクストラハイギアがベストマッチ。他の釣りでも出番があって、自重が軽い4000HGや4000XGをおすすめします。

ライトタックル用のリール選びのポイントは、予算をケチらないこと!軽いロッドと合う小型・軽量な番手は、ブリを釣るにはライトなので、性能の高いものを選ぶことでバランスを取りましょう。「20 ツインパワー」や「19 セルテート」なら、巻く力・ギアの耐久性・ドラグ性能はバッチリです!

③堤防ブリライトタックル:ロッド

ロッドは強めのシーバスロッドでOK!近年のロッドは素材の進化で強度が非常に高いので、MやMHでもオープンなエリアなら、ブリと十分ファイトできます。こちらもリールと同じく軽さと強さを重視して、新しいもの・グレードの高いものを選ぶべきです。

マルスズキ用でもM・MHなら、30gのジグや40gのメタルバイブレーションまで使用可能!ミノーとの相性もよく、サワラによく効くジャーキング戦略にも適しています!

堤防ブリタックル:ミドル編(PE2号クラス)

ミドルクラスのタックル構成を3つに分けてご紹介!

ミドルクラス編ではPE2号クラスのタックル例をご紹介。このクラスは堤防ブリ狙いのスタンダード的な構成で、近くにテトラゾーンがあったり、アングラー間5m程度までの間隔で釣りをするような釣り場に適しています。

ある程度無理が効きつつ、ミノーやメタルバイブレーションも使える構成です。強いタックルに不慣れで、どこまで力を掛けていいか心配という方には、このクラスがおすすめ!

シーバスタックルでは、キャストが難しい60gクラスのプラグもキャストできるので、コノシロパターンへの対応力も◎です!

①堤防ブリミドルタックル:ライン


PE2号は1.5号よりも10lb(4.5kg)ほど強度が高く、リーダーは40lb(10号)クラスが使えます。4kg近いドラグ設定に耐えられるので、やや強引なやり取りをしても問題ナシ。

しっかり結べていれば、ブリが相手でもガンガン寄せられる強度です。鋭い走りはドラグでかわしつつ、ラインの強度を信じてどんどん寄せましょう。

このクラスのラインとドラグ設定は、釣り初心者の方にとって負荷が大きいと感じる数値です。慣れればロッドの角度や力の掛け方で、スムーズに強度を活かせるようになるので、積極的に釣りに行ってイナダやワラサで練習です!

②堤防ブリミドルタックル:リール

リールは、巻く力が強い大型(SW)リールがおすすめです。近年はご紹介している「22 カルディアSW 5000D-CXH」のように、SWかつコンパクトなモデルが登場しているので、SW機に対してややライトなロッドとの相性も抜群。それなりの重さでトルクフルな巻きを楽しめます。

入門向けとして検討できる価格ながら、他の釣りにも流用可能!対大型青物用なら、思い切ってSW機の小型番手からスタートするのもアリです!

③堤防ブリミドルタックル:ロッド

ロッドは、対応するPEラインのMAXが2号号程度のものを選びます。ガイドセッティング、ロッドの強度ともこの範囲なら問題ナシ。

新しい製品ならこのクラスのモデルでも、自重は250g程度と十分に軽量です。長さは定番の10フィート前後が無難で、2万円程度から検討できます。

おすすめは低価格かつ人気なダイワの「オーバーゼアー」!堤防・サーフモデルの「103M」は、堤防ブリ狙いにピッタリの1本です。40gのジグが快適に使えてプラグは、10gから45gまでの設定。「セットアッパー」は125も145もバッチリ使えます!

堤防ブリタックル:ヘビー編(PE3号クラス)

ヘビークラスのタックル構成を3つに分けてご紹介!

最後は混雑する釣り場やテトラがすぐ近くにある釣り場で活躍する、ヘビークラスの堤防ブリタックルです。5kgクラスのドラグ設定で強引に寄せ、テトラの間を引きずるような、ズリ上げにまで対応するハイパワーセッティング。

強度を発揮するためには道具の扱いに対する慣れが必要ですが、堤防であればほとんど左右へ走らせないようなファイトができます。ライトな地磯でブリまでを狙うなら、そのまま使えるセッティング!コノシロ泳がせなんかにも使えます!

①堤防ブリヘビータックル:ライン

ゴーセン ルーツ PE*8 マルチカラー 300m 3号

出典:楽天
出典:Amazon

ラインはPEの3号を200m程度巻いておけばOKです。使うリールのサイズ的には300m入るので、不意のトラブルまで考慮しておきたいという方には、300m巻きがおすすめ。リーダーは50lb~60lb(16号)前後を使います。PEとフロロの結束は太いほど難易度があがるので、最初は時間を掛けてしっかり結びましょう。

②堤防ブリヘビータックル:リール


シマノ 20 ストラディックSW 6000HG

出典:Amazon

リールは6000番~8000番がおすすめ。6000番と8000番でボディサイズが変わるので、流用先やロッドとのバランス感も考慮に入れながら、選んでみてください。PE3号なら6000番クラスでも十分なパワーを発揮できます。

先ほどご紹介した「22 カルディアSW」、そして今回ご紹介している「20 ストラディックSW」と近年は25,000円以下でも、優秀なSW機が手に入るようになりました。堤防からとはいえ大型青物を狙う場合、重さに目をつぶれば、とにかく強いSW機を選んだ方がコスパは高いです!

③堤防ブリヘビータックル:ロッド

シマノ コルトスナイパーBB S106MH

出典:楽天

ロッドはライトショアジギング用ではなく、ショアジギング用をチェック。磯で使うロッドから、PE3号にマッチするモデルを選びましょう。

リールと同じくこちらも入門用のアイテムが充実していて、2万円以下でもしっかりとしたものが入手できます。

おすすめはお手頃価格で流通量豊富なシマノ「コルトスナイパーBB S106MH」!ジグはMAX80g、プラグはMAX65gを扱えるロッドで、コノシロパターンに効く160mmクラスのトップもキャスト可能。小型のベイトは、ジグ・大型のベイトはプラグで表現できます!

しっかり準備して堤防ブリに備えよう!

大物釣りにチャレンジ!

イナダほどどこでも釣れるわけではありませんが、場所を選べば堤防からでも狙えるブリ。ライトなタックルで掛けると、走られてまわりのアングラーと絡んだり、テトラに入られたりとキャッチ率はかなり低くなります。

しっかり準備しておけば初挑戦でも十分にキャッチできるターゲットなので、タックル・ルアーとも専用のものを用意してチャレンジしてみてください。悩んだらミドルクラス(PE2号)がおすすめ!冬のハイシーズンに備えて準備を進めておきましょう!

青物が気になる方はこちらをチェック!

青物が気になる方は、下記のリンクをチェック!ブリ系に効くヤマシタ・デュエルの人気プラグまとめをご紹介します。

コノシロを表現できる大型のプラグはもちろん、ほどほどサイズのシンペンやポッパーも効果的!ジグに反応がなくても、プラグにはバイトしてくるシチュエーションは少なくないので、準備しておくと釣果アップに繋がります。こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!