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冬でも楽しめるキャンプとは
雪と戯れる雪中キャンプ
冬に楽しむキャンプなら何と言っても雪中キャンプです。あたり一面の雪景色を眺めながらの焚き火や温かい食事、ファミリーで雪と戯れるアクティビティや冬の澄んだ空気の夜空に鮮やかに輝く星など、雪中ならではの魅力がいっぱいで一度体験したら忘れられません。防寒と装備をしっかり用意すれば夏以上に快適なキャンプが楽しめます。
雪中キャンプ場は関東にある?
関東の群馬県や栃木県、関東に隣接する甲信越エリアには積雪量が多い魅力的な雪中キャンプ場がたくさんあり、設備も整っているので人気の施設となっています。
今回は関東近郊を中心に、雪中キャンプの魅力とキャンプ場の選び方、関東甲信越エリアの人気の雪中キャンプ場を8つ選び、寒さ対策グッズと合わせて紹介します。(当記事は2022年11月1日現在の情報をもとに制作)
雪中キャンプの魅力
①一面に広がる雪景色
雪中キャンプの一番の魅力は、朝起きて目に飛び込むキラキラ輝く白銀の雪景色です。その美しさは例えようがなく、自然の絶景の中に身を置いてキャンプができる感動はひとしおです。
テント設営や防寒防雪の用意は大変ですが、雪の感動を味わえば苦労が吹き飛んでしまいます。アクセスがよい関東近郊の雪中キャンプ場で、その感動をぜひ体験してください。
②楽しい雪遊び
多くの方は、子供の頃雪が降るとなぜか嬉しくなりはしゃいだりした経験があるのではないでしょうか。雪には童心に返る不思議な力があり、大人でも雪が積もるとファミリーと一緒に雪合戦をしたり雪だるま作りに我を忘れて夢中になってしまいます。
北関東や甲信越エリアにはスキー場もたくさんあるので、キャンプと合わせてウインタースポーツもでき雪遊びの楽しみ方がさらに膨らみます。
③焚き火と料理
真っ白な雪の中に赤く燃え上がる焚き火は、幻想的な世界を演出し炎のありがたさを再認識させてくれます。また寒い季節ならではの鍋料理や、熱々のコーヒーで体が温まる感動は夏キャンプでは味わえません。また冬はキャンプ場を利用する人が少なく、静かにゆったりとキャンプを楽しみたい人には魅力になります。
冬のキャンプ場の選び方
①アクセスのよさ
冬キャンプはどうしても荷物が多くなるので車を利用する場合がほとんどです。そのためにはオートキャンプ場が高速道路のインターから距離が近く、途中の道路の整備状況などアクセスがよい場所を選びましょう。また道路の積雪によるチェーン装着の確認とスノータイヤの用意は忘れないように。
②設備やレンタル用品の充実度
冬の雪中キャンプを快適に過ごすためには、キャンプ場の設備やレンタル用品の充実度も大切です。チェックポイントは炊事場やトイレでお湯が出るか、AC電源があり電気ストーブなどの暖房器具が使えるかどうか、場内に寒さを癒すお風呂や温泉設備があるかどうかで快適度が変わります。
また毛布・湯たんぽ・こたつなどの防寒グッズや、雪を楽しむソリやスノボなどがレンタルできれば、荷物を減らすことにもなるので確認しておきましょう。
③積雪量と最低気温
キャンプ場の積雪量と最低気温も選ぶ際の重要なポイントです。積雪が少なければ満足な雪中キャンプが楽しめません。また積雪が豊富でも最低気温が低すぎれば、寒さで快適なテント宿泊や熟睡ができない状況になるので、事前に調べておきましょう。
関東近郊は北海道や東北地方ほど最低気温は下がりませんが、標高が高いところでは状況が異なります。できるだけ標高が低く積雪量があるキャンプ場を選ぶことをおすすめします。
関東首都圏の雪中キャンプ場2選
①ウェルキャンプ西丹沢(関東神奈川)
神奈川県の西丹沢山系、渓流沿いの山間部にあり100万平米の日本最大級の敷地面積を誇りオートキャンプサイトが完備しているキャンプ場です。
高速道路のインターから20分とアクセスがよく、山間部にありながら季節を問わず通年営業している関東首都圏で数少ない人気の雪中キャンプ場です。テント設営や寒さが苦手な方にはログハウスやコテージ・キャビンなどの宿泊施設をおすすめします。
充実している設備
特徴ある7つのゾーンのほとんどにトイレや温水が出る水場にAC電源が完備され、さらに露天風呂・釣り堀・ドッグランなどさまざまな施設が揃っています。
またログハウスは車椅子対応で、床暖房・ファンヒーターに薪ストーブがあり冬でも暖かく快適に過ごせます。IHシステムキッチンにウォシュレット、冷蔵庫や炊飯器・電子レンジなどの調理家電から食材調達する売店も完備されているので手ぶらで行っても安心です。
ウェルキャンプ西丹沢
- 住所〒258-0201
神奈川県足柄上郡山北町中川868 - 電話番号0465-20-3191(9:00~17:30)
- 営業時間チェックイン:キャンプサイト11時~17時、建物13時~17時/チェックアウト11時まで
- 定休日なし通年営業
- アクセスJR御殿場線御殿場行き電車谷峨駅下車⇒西丹沢行き富士急行バスにて終点西丹沢下車車/東名高速大井松田I.C.よりR246で清水橋まで12km約20分⇒清水橋よりウェルキャンプ西丹沢まで15km約25分
- 公式サイトURLhttps://well-camp.com
②氷川キャンプ場(東京都)
関東の首都東京で雪中キャンプができるなんて!と驚かれる方が多いのではないでしょうか。実は東京都の西端に位置する奥多摩エリアは知る人ぞ知る豪雪地帯なのです。そのため冬季は閉鎖されるキャンプ場が多い中、氷川キャンプ場は通年営業している貴重なキャンプ場です。
山間の清流の河原にあり、周りの山や木々に積もった雪と清流とのコラボが独特の雪景色の空間を演出します。都心から約2時間半の好アクセスなのでぜひ体験して見てください。
施設情報と料金
テントサイトの他、巨樹・巨木がある森林内にはロッジやバンガローに、カフェ「クアラ」やバーベキューハウスもあり、グランピングロッジには自然のプラネタリウムが満喫できる露天風呂まで完備されています。料金は以下の通りです。
テントサイト | 1人1泊1500円 |
デイキャンプ | 1人1000円 |
バンガロー19棟 | 2人用5000円、5人用15000円〜20000円 |
ロッジ6棟 | 5人用37500円、バス付き40000円 |
グランピングロッジ1棟 | 1名25000円 |
氷川キャンプ場
- 住所〒198-0212
東京都西多摩郡奥多摩町氷川702 - 電話番号0428-83-2134
- 営業時間宿泊施設:チェックイン14:00~/チェックアウト10:00、テントサイトAM8:30~翌日昼12:00
- 定休日なし/通年営業
- アクセスJR中央線中央線立川駅で青梅線に乗り換え奥多摩駅下車徒歩約5分
- 公式サイトURLhttps://www.okutamas.co.jp/hikawa/
北関東のおすすめ雪中キャンプ場3選
①北軽井沢スウィートグラス(関東群馬)
浅間山の北麓に広がる日本一優雅と評されるオートキャンプ場です。貸別荘スタイルのコテージからブランコやロフトがあるキャビン、インディアン風やトランポリン付きのサイトなどユニークでゴージャスな施設が揃っています。
またテントから調理器具にランタンなどの小物まで、キャンプに必要な物がほとんどレンタルでき、食材も購入できるので何も用意せずに泊まれるのは驚きです。
冬季に人気のサイト
冬の季節限定の「星見広々サイト」は、広い雪原から満天の星を見上げる最高のロケーションサイトです。こちらのサイトは電源がなく冷え込むので防寒対策の用意はしっかりしましょう。「狼煙サイト」は、広いタープに囲まれた半小屋の中で、思う存分焚き火調理が楽しめるサイトです。電源や明かりに作業台まで備わっていて初心者でも気軽に楽しめます。
北軽井沢スウィートグラス
- 住所〒377-1412
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579 - 電話番号
- 営業時間チェックイン:テント13:00〜18:00、建物14:00〜18:00/チェックアウト:テント8:00〜11:30、建物8:00〜10:30
- 定休日なし/通年営業
- アクセス上信越自動車道碓氷軽井沢インターより国道146号線約50分(33km)JR上越新幹線軽井沢駅下車、路線バス「草津温泉」行き「北軽井沢」下車徒歩20分
- 公式サイトURLhttps://sweetgrass.jp
②塩原グリーンビレッジ(関東栃木)
北関東の塩原温泉郷の一角に位置し、大自然と4種類もの温泉が楽しめるファミリーやカップルに人気がある雪中キャンプ場です。
キャンプが苦手な方でも白銀の雪世界で温泉に浸かりバーベキューを楽しむことで、苦手意識が解け知らぬ間に雪中キャンプに馴染んでしまいます。テントサイトにログハウスなどの宿泊施設、食材調達からレンタル用品まで充実している広さ設備ともに日本最大級の雪中キャンプ場です。
多彩な温泉施設
こちらの施設が冬でもファミリーなどに絶大な人気があるのは、多彩な温泉施設を楽しむことができるからです。
2万5000坪の広大なエリア内にテントサイトの他に露天風呂に内湯、貸切風呂からジャクジーにサウナ、展望風呂と魅力的な温泉が揃い、しかも全て源泉掛け流しの100%天然温泉です。エリア内で温泉三昧ができる全国でも貴重なキャンプ場と言えます。
塩原グリーンビレッジ
- 住所〒329-2921
栃木県那須塩原市塩原1230 - 電話番号0287-32-2751
- 営業時間チェックイン13:00/チェックアウト12:00
- 定休日なし/通年営業
- アクセス東北道・西那須野塩原ICをおりて、国道400号(塩原バレーライン)を塩原温泉方面へ14km
- 公式サイトURLhttps://shiobara-gv.net/
③エバーグリーン(関東群馬)
北関東群馬県の片品村に位置し2種類のコテージで優雅に雪中キャンプが楽しめるグランピング施設です。食事は自炊式ですが、必要なものは全て揃っているので雪を眺めながらBBQや鍋料理が楽しめ、テント設営が苦手なグループやファミリーに最適の施設です。スキー場が近くにあり、宿泊者限定のリフト割引クーポンがあるのでお得ですよ。
コテージ情報
A棟は2階建ての定員6名のログハウスです。1階はリビングとキッチン・バス・トイレがあり2階はフローリング張りの寝室になっています。B棟はロフト付きのログハウスです。1階はリビングとキッチンにベット2組、ロフトは9畳ほどの寝室になります。B棟には浴室がないので近くの温泉施設を利用します。詳細は下記サイトを参照ください。
エバーグリーン
- 住所〒378-0408
群馬県利根郡片品村花咲2792-38 - 電話番号0278-58-4138
- 営業時間チェックイン15:00~24:00/チェックアウトチェックアウト10:00
- 定休日なし/通年営業
- アクセスJR上越新幹線上毛高原駅より関越交通バス武尊口下車
車:沼田ICより約45分
関東近郊甲信越の雪中キャンプ場3選
①スノーピークヘッドクォーターズ(新潟)
新潟県三条市のスノーピーク本社に隣接する小高い丘陵地帯に位置し、広大な草原と新潟の豪雪をそのまま活かしたしたフリーサイトの雪中キャンプ場です。
豊富なレンタル品やスタッフによるサポート、アクティビティーの提供などスノーピークが運営するキャンプ場ならではのサービスが充実しています。何よりも世界に誇るスノーピークの技術と優れたアイテムを間近で実感・体験できるのが魅力です。
サイト・レンタル品情報
オートキャンプは190区画あり全て芝生サイトになっていてテント設営が基本です。ファミリー向けからソロ向けのテントやマット、焚き火台にBBQセットから調理道具にテーブルや椅子、ランタンやペグハンマーに至るまでレンタル可能です。
もちろんスノーピーク製品が主役になっているので高品質の性能が実感できます。利用料金などの詳細は下記のサイトで確認してください。
スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールド
- 住所〒955-0147
新潟県三条市中野原456 - 電話番号0256-41-2500
0256-41-2222 - 営業時間IN:9:00~/OUT:~翌12:00
- 定休日水曜日(ゴールデンウィーク期間、お盆期間、お正月期間を除く)
※水曜定休に伴い、火曜日はデイキャンプのご利用のみとなります。
②PICA 富士西湖(甲信越山梨)
富士五湖の一つ西湖の湖畔にあるキャンプ場で、標高が高く冬はかなり冷え込むので雪中キャンプを楽しむためにはしっかりした防寒対策をしましょう。
テントサイトの他にコテージやトレーラーハウスが充実しているので、テント設営や寒さが苦手な方は宿泊施設の利用がおすすめです。車を利用する方は路面が凍結しているのでスノータイヤやチェーンは必須になります。
盛りだくさんの冬季イベント
PICA 富士西湖の特徴はイベントが盛りだくさんにあることです。焚火と山梨ワインでクリスマスを祝う「クリスマスキャンプ」、雪の夜を静かに楽しむ「焚火RESORT PICA」、自由気ままなソロキャンパー向けの「厳冬焚火solo camp」などがあり、アクティビティーが限定される冬季でもイベントで楽しめるキャンプ場です。
PICA富士西湖
- 住所〒401-0332
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068-1 - 電話番号0555-20-4555
- 営業時間チェックイン14:00〜19:00/チェックアウト11:00
- 定休日水・木曜日(繁忙期除く)
- アクセスJR中央線大月駅乗換、富士急行線河口湖駅下車。路線バス利用車:中央自動車道・河口湖ICより 15~20分
- 公式サイトURLhttps://www.pica-resort.jp/saiko/
③ミヤシタヒルズオートキャンプ場(甲信越長野)
長野県美ヶ原高原の麓に位置し、積雪量が多いこのエリアで唯一通年営業をしているオートキャンプ場です。見晴らしがよい草原サイトと白樺林の中にある林間サイトに分かれ、一面の雪原を楽しむなら草原サイト、森林と雪の調和に浸りたいなら林間サイトがおすすめです。
バンガローやコテージなどの宿泊施設も完備され、オフシーズンには料金が安くなる嬉しいサービスもあります。近くにあるエコーバレースキー場もおすすめです。
ミヤシタヒルズオートキャンプ場
- 住所〒386-0701
長野県小県郡長和町和田5101 - 電話番号0268-88-2915
- 営業時間チェックイン13:00/11:00
- 定休日なし/通年営業(冬期、臨時休業あり)
- アクセス長野自動車道・岡谷ICより国道142号線経由で約30分
- 公式サイトURLhttp://www.miyashitahills.jp
車で5分・和田宿温泉「ふれあいの湯」
キャンプ場より車で5分のところにある遊湯パーク内の日帰り温泉「ふれあいの湯」は雪中キャンプの合間にぜひ立ち寄って見たい温泉です。和田宿を一望できる展望風呂に露天風呂など源泉掛け流しの美肌効果が期待できる天然温泉です。
入館料は大人(中学生以上)600円小人300円で、備え付けのボディソープ・シャンプー・ドライヤー・ロッカーの使用料も含まれています。キャンプの合間の温かい温泉は最高にくつろぎますよ。
おすすめの寒さ対策グッズ2選
①ザ・ノース・フェイス バーサアクティブネックゲイター
吸汗速乾性素材を使用し蒸れを軽減して快適な温かさが続くネックウォーマーです。スナップボタンで着脱しやすくヘアスタイルが崩れる心配がありません。首の周囲にに集まっている血管を温めることで防寒に非常に効果があり、寒い雪中キャンプの外作業に欠かせません。デザインやカラーもおしゃれなのでぜひ用意しておきましょう。
ザ・ノース・フェイス バーサアクティブネックゲイター
サイズ | フリー |
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素材 | 表地/PERTEX(R) QUANTUM 40D Ripstop(ナイロン100%) 切替部/Versa Active(ナイロン50%、ポリエステル45%、ポリウレタン5%) |
カラー | ブラック、ディープトープ、ニュートープグリーン |
②SHOWA 防寒テムレス
アウトドアの救世主とも呼ばれ登山者やアイスクライミング・スキーヤーに絶大な指示を受けている防水防寒グローブです。キャンプではテント設営や雪かきなどの作業だけでなく、冷たくて辛い食器洗いに大活躍します。
マイナス60℃の環境でも手袋本体の柔らかさを保ち、透湿性にも優れているのでグローブの中が蒸れずに暖かさをキープします。まさに雪中キャンプでも救世主になるアイテムです。
SHOWA 防寒テムレス
サイズ | M、L、LL |
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材質 | 樹脂部:ポリウレタン/繊維部:ナイロン、ポリウレタ |
カラー | オリーブグリーン、ブルー |
特徴 | 防水 |
最適の環境で雪と戯れキャンプを楽しもう!
関東甲信越エリアには憧れの雪中キャンプが楽しめるキャンプ場がたくさんあります。ここまで雪中キャンプの魅力やキャンプ場の選び方、関東や関東近郊の甲信越のおすすめのキャンプ場を紹介してきました。寒さ対策グッズも参考にして雪と戯れる雪中キャンプを思いっきり楽しんでください。
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出典:jalan.net