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キャンプで食べたい、自家製の燻製ベーコンの作り方。手軽〜本格レシピまでご紹介!

今回はキャンプでも作りやすい手軽なベーコンから、冷蔵庫で寝かしたり、塩抜きが必要な本格的なベーコンの作り方について紹介しますね。キャンプやバーベキューなどのアウトドアではベーコンの燻製料理も大人気のため、ぜひアウトドア料理に燻製も取り入れてみてください。
更新: 2022年11月9日
揚げ餅
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キャンプといえば燻製が大人気

身近な場所でも燻製の材料が取り扱われている

Photo bywasi1370

キャンプといえば焚き火やバーベキューなど定番の楽しみ方がいくつかあります。その中に燻製も含まれほど定番のアクティビティです。燻製と聞くと難しそうに思う方もいるでしょう。しかし、近年はダイソーやセリアなどの100均でも燻製の材料が取り扱われていることもあり身近になってきています。

また、アウトドアだけではなく自宅の庭やベランダ、ガスコンロの下などさまざま場所で燻製を楽しむ方も増えてきており非常に人気です。

ベーコンを燻製するには

燻製の中でも肉類の燻製は非常に人気があります。特にベーコンは定番の食材ですが、豚バラ肉ブロックから手作りすると少し時間がかかります。そのため、初心者でも簡単な方法と時間を掛ける中級者に向く2つの方法があります。

今回は手軽に作れるレシピだけではなく、塩抜きを必要とする本格的なベーコンの作り方を紹介します。調理の経験やキャンプ場での作りやすさ、手軽さなどを考えて好みの方法を参考にしてください。

自作する時に必須の道具3選

1:燻製器(スモーカー)

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燻製とは木材をチップ状にしたものや、木材を粉状にした後植物性樹脂でブロック状にしたものを燃やして煙で燻(いぶ)す料理です。そのため煙を閉じ込められる燻製器(スモーカー)が必須になります。専用の燻製器もありますが、どうなってもいい古い蓋付きの鍋を利用する方法もあります。

また、後述する既製品を再び燻すやり方やすでに火が通ってるベーコンの場合はダンボールでも可能。煙が容器から溢れなければ大丈夫です。

2:好みのスモークウッド・スモークチップ

前述した煙を出すために燃やす材料です。ただし、チップは直接燃やすのではなく不完全燃焼させるために鍋などにチップを入れて鍋をコンロでなどで鍋を温めましょう。反対にウッドはライターやガスバーナーで直接火をつけて使います。また、使用している樹種によりウッドもチップも香りや色づきが異なります。

3:アルミホイル

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アルミホイルは、チップを鍋や燻製器に入れる時に皿を作ったり、チップにベーコンの脂がかからないようにするめに使います。チップやウッドに脂がつくと発煙しなくなるため注意しましょう。きちんと下準備するとベーコンは初心者でも簡単です。バーベキュー用の厚手のものを用意する必要はありません。

通常の厚みのアルミホイルで大丈夫です。

上手に燻すコツ・ポイント3つ

1:水分を拭いたり乾かす


Photo byShutterbug75

ベーコンは塩で下味を付けて水を使い塩分を抜くため、そのため必ず表面に大量の水分が付着します。この状態ですぐに燻製すると煙と表面の水分が混ざり煙臭く酸っぱいような風味にななるため、すぐに燻製せず表面をキッチンペーパーで拭いたり乾かすようにしましょう。キッチンペーパーは油だけではなく水分もよく吸い取ってくれます。

2:生焼けに注意

ベーコンは燻製器内の温度が100℃の熱燻で短時間燻すか、65℃程度の燻す温燻が基本となります。レシピ通りの時間を守って作るようにしましょう。

また、一般的にベーコンは豚肉のブロックを使うため、温度が低かったり燻す時間が早いと生焼けになります。生焼けのまま食べると食中毒になる可能性があるため、食べる前に生焼けになっていないか確認してください。

3:チップの相性について

Photo byshell_ghostcage

基本的に好みのチップで問題ありませんが、チップには相性があります。例えば桜は香りが強く豚や羊などに向いており、ヒッコリーは初心者でも扱いやすくベーコンにも相性のいい樹種です。また、複数の樹種をブレンドしたものもあります。

ベーコンは既製品を使うと簡単

味付け以外の工程を自分でする方法

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手軽に作る方法として初心者にもおすすめのやり方が、スーパーで取り扱われている市販のベーコンを再度燻製する方法です。市販のベーコンの中には燻製の香りがするものもありますが、再度燻製することでより香りが強くなりおいしく感じます。市販のベーコンを使うことで、手作りベーコンで大変な寝かせる時間や塩抜きする工程を省けます。

短時間で作れるためキャンプやバーベキューで急にベーコンが作りたくなった時にもおすすめです。

 

ブロックタイプを使用する

Photo byWaldrebell

市販品を使用する場合は、ブロック状のものを用意しましょう。スライスされているものでもある程度厚みがあると燻製にできます。しかし、ベーコンを作るレシピはブロック肉を使うものが多いためレシピを模した時にスライスしたものでは、燻す時間や火加減が変わります。

スライスベーコンだとレシピと同じ温度、同じ時間燻しても薄いため内部まですぐに温度が高くなり、カリカリになりなる可能性もあるため注意しましょう。

市販品でも水分に注意

市販のベーコンは、表面に水分がついている場合があります。前述したように表面に水分がある状態で燻製すると風味が悪くなるため、キッチンペーパーで水分を拭き取ってから表面を乾かして調理しましょう。

おいしいベーコンのレシピ


市販のベーコンを使ったやり方

Photo byGaertringen

安いブロックベーコン
1個
燻製チップ(お好みのもの)
大さじ2~3ぐらい(通常より多めです)

市販のベーコンを再び燻して燻製の風味を強くするためのレシピです。市販品を使うため作り方は非常に簡単でキャンプ初心者でもレシピ通り作ればおいしくできます。

作り方は表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、よく乾かしてから燻製器にチップを入れ中火にかけます。煙が出始めたらベーコンを入れましょう。蓋をしたら20分ほど待ち火を消して10分ほど待てば完成です。できてすぐではなく冷蔵庫で一晩寝かすと味がまとまります。

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塩抜き不要のベーコン

材料
豚バラ肉ブロック 300g〜500g
塩 肉重量の2.5%(1.5%)
胡椒適量
(ローリエ1枚)
燻製チップ(麦茶パックでもOK)大さじ1〜2

豚バラ肉ブロックに適量の塩、ローリエ、胡椒を揉み込んで2~7日間冷蔵庫で寝かします。寝かした後は表面の水分を拭き取ってから弱火で20分ほど燻していきましょう。塩抜きが不要な調理方法のため下準備だけしておくとキャンプでも作りやすいレシピです。キャンプをする日から逆算してあらかじめ塩を揉み込んでおきましょう。

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本格的なレシピ

Photo byShutterbug75

材料
豚ばら肉500g
A 塩大1強
A 砂糖小1/2
A ローリエ1枚(細かくする)
A 荒引き胡椒小1/4
A チキンスープの素小1/2
燻製チップ適量

フォークで豚バラ肉に穴を開けた後、よく混ぜ合わせたチップ以外の材料を揉み込みます。その後2~3日寝かした後、流水で塩を流してから、30分水を張ったボールに豚バラ肉を入れ塩抜きをします。その後キッチンペーパーで表面の水を拭き日陰で乾燥させてから30~40分程度燻製していきましょう。

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おすすめの道具3選

1:コンパクトスモーカー

コンパクトスモーカー

出典:Amazon
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コールマンのコンパクトスモーカーは、チップを使用するモデルのためガスコンロなどの熱源が必要になりますが、小型のためキャンプだけではなく、自宅でも使いやすいモデルです。また、水を差すことで煙が外にもれないようにブロックする工夫も施されています。

さらに、二段式になっておりベーコンと同時に他の食材も燻製も可能です。本品は気密性が高いため、適度に通気性が必要なスモークウッドには向いていません。

2:かんたん スモーク 工房

かんたん スモーク 工房

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
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出典:Amazon
出典:Amazon
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スモークウッドは線香のように煙だけ出しながら燃えるため、熱源は不要です。そのため、すでに火が通っている市販のベーコンを再び燻製する場合にはダンボールの燻製器もおすすめです。特に燻製をあまりしない方はダンボールタイプの燻製器を選ぶことで安く購入できます。

また、専用の燻製器を必ず用意する必要はありません。ダンボールを用意し、切れ込みや棒を差し込んで網を載せ燻製器を自作してみるのもおすすめです。

3:脱水シート

ベーコンのレシピによっては、一夜干しやハンバーガー、サンドイッチの野菜の水分を調整する時に使う脱水シートを活用する場合もあります。塩を揉み込ん後に脱水シートを使うと余分な水分が抜けやすくキャンプでも調理しやすくなります。

燻製はキャンプでも慣れると簡単

Photo by1029388

初めて燻製をする方は、調理方法やコツがわかりにくいかもしれません。しかし、ベーコンの燻製自体は簡単なレシピもあるため慣れるとキャンプ初心者でも作りやすくなります。また、ダンボールの燻製器から始めて、慣れてくると金属や陶器などの本格的な燻製器を用意してみるのもおすすめです。

まずは簡単なレシピからベーコン作りにチャレンジしてみてください。

燻製が気になる方はこちらもチェック!

キャンプで作りやすい燻製料理や燻製と相性のいい食材はベーコン以外にも豊富にあります。当サイトにもキャンプで作りやすい燻製に関するさまざまな記事があるため、燻製をする時によかったら参考にしてくださいね。