ニクワックス LOFT テックウォッシュ
汚れたテントは洗い方が重要!
丁寧に使っても汚れが付いてしまうテント
キャンプで使用するテントは、丁寧に扱っていたとしても砂埃や雨による泥跳ねを避けることは出来ません。そのため、使い続けるうちに汚れがひどくなり、洗わなければならない時が来るでしょう。テントのメンテナンスを行う際には、正しい洗い方を取り入れることが大切です。
テントの洗い方をチェックしよう
普通の洗濯と同じ感覚で洗ってしまうと、汚れは落ちたとしてもテントの機能性が損なわれてしまう可能性があるため注意が必要です。そこで、本記事ではテントの洗い方について解説します。テントを正しくメンテナンスして、長く愛用できるようにしてみませんか。
キャンプ場でやっておきたい下準備
テントをしっかり乾かす
テントの汚れをなるべく抑えるためには、キャンプ場でもお手入れを意識した下準備が必要です。まずは、テントを解体した後にしっかりと干すようにしてください。雨が降っていなくても、テントの表面には結露による水滴がついています。水滴をそのままにしているとカビが発生する原因になるためしっかりと乾かすのがポイントです。
2時間は乾かしておく
水滴を完全に乾かすためには、2時間は干しておくとよいでしょう。朝起きたら、まずテントを片付けて干しておくのがおすすめです。木と木の間にロープを張って即席の物干しを作ったり、車の上にかぶせたりすれば、効率的にテントを乾かせるでしょう。
汚れを拭き取る
テントの表面についた砂埃や泥といった汚れは、カビの原因になるだけでなく、悪臭を発生させる可能性があります。自宅で洗う時の手間をできる限り減らすためにも、撤収時になるべく汚れを取り除いておくのがおすすめです。
水で濡らして硬く絞ったタオルを使って、テントの表面についた汚れを落としてください。葉っぱなどがついている場合も全て取り除くことが大切です。大きなテントだと汚れを見落としてしまうことも多いため、隅々までチェックするとよいでしょう。
大きめのシートがあると便利
地面の上で汚れを落とす作業をしていると、汚れを落とした後に地面の泥や砂が再びついてしまうリスクがあります。そのため、汚れを落とす前には大きめのシートを用意しておくと便利です。汚れを落とした後のテントを畳む際も、シートの上で作業をするとスムーズに撤収できるでしょう。
あとは、専用の収納袋にテントを入れたら下準備の完了です。簡単なステップで終えられるため、必ず行うようにしてみてください。
自宅で簡単にお手入れする方法
必要な道具
ひどい汚れがついたテントを自宅で洗う時に必要な道具は、スポンジ・柔らかいブラシ・アウトドア用品専用の洗剤です。あらかじめテントのお手入れセットを用意しておけば、汚れが気になる時にすぐ対処できるでしょう。
泥や砂を軽く落とす
テントを洗う前に、キャンプ場で取りきれなかった泥や砂をブラシで落とします。強く擦るとテントの表面に施された撥水コーティングなどが落ちてしまいますので、優しくブラッシングをかけるのがポイントです。
端の部分からスポンジで水洗い
次に、テントのファスナーを広げて全開の状態にし、端の方から水洗いをします。濡らしたスポンジで少しずつ汚れを落とし、水で流してください。物干し竿に掛けていると水の重みでテントが伸びてしまうため、ベランダや風呂場などにシートを敷いて作業をするのがおすすめです。
汚れがひどい部分は専用洗剤を使う
ニクワックス LOFT テックウォッシュ
水で落とせない汚れには、専用の洗剤を使います。普通の洗濯用洗剤だとコーティングが剥がれるため使わないようにしてください。ニクワックスはコーティングに影響を与えず、汚れだけを落とす便利な商品になりますので、役立ててみてください。
よく濯いで水気を絞る
洗剤が残っているとテントの劣化につながりますので、しっかりと濯ぎます。全体を濯ぎ終えたら、端からテントを畳んでください。畳んだ状態のテントを上から押し、優しく水を絞ります。大体の水気を絞った後に吸水性のあるタオルをテントの表面に当てて、残った水分を吸い取るとよいでしょう。
2日ほど陰干しする
洗い終えたテントは、直射日光の当たらない場所で陰干しにします。テントの下に物干し竿を2〜3本設置し、風が通りやすくするとよいでしょう。テントが完全に乾くまでには2日ほどかかりますので、なるべく天気のよい日が続く時に洗うのがおすすめです。
意識しておきたい注意点
洗濯機やコインランドリーで洗わない
テントを自分で洗う際には、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。まず注意したいのが、洗濯機やコインランドリーでテントを洗わないようにする、ということです。
洗濯機内で洗っている間にテントの生地が傷む恐れがあるのに加え、テントのパーツが洗濯機を傷つけて故障してしまうリスクもあります。自分でお手入れをする場合は、洗濯機を使う方法ではなく手で洗うようにしてください。
泥や砂がたくさん残っていると配管詰まりの原因に
お風呂やベランダでテントを洗う場合、泥や砂がたくさん残っていると配管が詰まる原因になります。配管に溜まった泥や砂は取りにくいため、詰まりを防ぐためにもテントが乾いた状態でしっかりと落とすようにしてください。
完全に乾かないうちに収納袋に入れるとカビが発生
洗った後のテントが完全に乾かないうちに収納袋に入れると、カビが発生する可能性が高まります。見た目は乾いたように見えても生地の内部は生乾きである可能性もありますので、最低でも2日は干すように注意してください。
配送可能!テントクリーニング業者2選
①:そらのした
自分でお手入れするのが面倒な場合は、専門の業者を利用するのも1つの方法です。テントクリーニングを専門に扱う業者なら、生地を傷めることなくきれいな状態にしてくれるでしょう。
そらのしたは、テントクリーニングのプロが1つ1つのテントの特性を見極め、最適な方法で洗ってくれるのが魅力です。自宅から宅配便でテントを送るだけでよいため、店舗へ行く必要がないのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
そらのしたの基本情報
そらのした
- 住所〒401-0301
山梨県南都留郡富士河口湖町船津3631-2 丸文ビル1階 - 電話番号080-5882-8850
- 営業時間9:00~17:00
公式サイトはこちら
②:テントクリーニング.com
テントクリーニング.comも、自宅からテントを配送するだけでクリーニングを行なってくれる業者です。メーカー認定のメンテナンス技術を用い、テントを長持ちさせるためのお手入れを行います。アイロンによる殺菌やシワ伸ばし、撥水性の向上など、細かなところまでこだわって作業してくれるのが魅力です。
テントクリーニング.comの基本情報
テントクリーニング.com
- 住所〒406-0046
山梨県笛吹市石和町東油川85 - 電話番号0555-28-6233
- 営業時間9:00〜19:00
公式サイトはこちら
正しい洗い方でテントをお手入れしよう!
テントは、洗い方によって劣化のスピードが変わります。正しい洗い方をしていれば劣化しにくくなり、お気に入りのテントを長く使えるようになるでしょう。自宅で洗う時は撥水コーティングなどを落とさないように、水洗いを中心にするのがおすすめです。
どうしても落ちない汚れは専用の洗剤を使い、部分洗いするようにしてください。洗った後は十分に乾かさないとカビが発生してしまうため注意が必要です。ぜひ洗い方にこだわって、大切なテントをお手入れしてみませんか。
テントの洗い方が気になる方はこちらをチェック!
テントを長く愛用するためには、日頃から正しい洗い方を意識することが重要です。関連記事ではテントを長持ちさせるためのお手入れ方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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