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【連載】遠征でアカハタ!タイミング・パターンに合わせたリグ選択が釣果アップのコツ!

今週も遠征でアカハタ狙い!地磯をジグリグで攻めた夏のアカハタ釣り実釣レポートです。タフコンディション+流用タックルで苦戦するも翌日は快晴で釣果に満足という内容!実釣時に感じたアカハタ釣りのポイントや便利だった道具も紹介しています!
2022年9月8日
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遠征を決めてアカハタ釣りに出発!

台風が来る前にいい釣りがしたい!

ライター撮影

連載第126回!今週は先週に引き続きもう一回!遠征でアカハタ釣りに行ってきました。

9月に入って熱帯低気圧が発生し、本州も天気が崩れたりうねりが入ったりもうすぐ荒れ模様の気配。

カヤックは難しそうだしそもそも釣りができるかどうかも怪しいぞとなってすぐに遠征を決めました。

ここのところ予報外れが多いので、やれるときはちょっと無理をしてでもやっておこうという作戦です。

車に荷物を積んで夜の高速道路を1時間半と半島を1時間、当日朝から現地の友人を起こして実釣スタートです!

雨と風で初日は不発

晴れながら雨風を受ける展開

ライター撮影

磯に入ってさっそく釣りをスタート!というところで晴れているのに結構な雨。逃げ場がないので濡れながら釣りをすることになりました。

風も結構吹いていて釣り座は断崖絶壁、ラインが吹かれてかなり釣りにくい状況です。

40gのメタルジグにオフセットフックを組み合わせた「ジグリグ」からスタートしますが、これだけのヘビーウェイトでもラインがリグを引っ張ってしまっている感じがある。

斜めに引っ張りながら落ちていくのがよくないのか、前回と同じように釣ってもアタリがありません。

これは苦戦しそうです!

流用タックルの限界を感じた一日

悩んでも仕方がないのでとにかく続行、ビンビンとラインを引っ張るアタリがでるも今度は痛恨のアワセミス!沖での違和感からワームがズレている回収もあって、アタリの認識からアワセまでがかなり遅れてしまっているようです。低感度な流用タックルに雨風が加わってかなり難しい!

ズル引き気味のアプローチでなんとか1本、30cmそこそこの良型をキャッチしましたがこの釣りでもアワセきれていないアタリがあったように思います。タフな状況で流用タックルの限界を感じる展開でした。

一旦友人宅に引き返したのち、この釣果では帰れない!となって翌日朝にもう一度チャレンジです!

使用タックルはショアプラッギング系

ライター撮影

この日のタックルはヤマガブランクス「ブルースナイパー 103L」にシマノ「20 ツインパワー 4000XG」の組み合わせ。ロッドはプラグスペシャルなのでティップがかなりやわらかいです。曲がって粘る堤防セットアッパー125ブリロッドという調子。

こんな調子なので、この日は雨風で感度的にかなり不足を感じました。曲がらなくて高弾性な専用ロッドにベイトリールのフォールがあったらどうだったか、と考えてしまします。

普通の日にアカハタを遊ぶには感度的にも十分だと感じていますが、やはり流用タックルだとタフコンディション時に後悔が残ります!

早朝はアカハタ絶好調!

風が止めば流用タックルでも勝負になる!

ライター撮影

気を取り直して翌日早朝。暗い時間に雨が降ったようで水たまりがありますが、今度は雨無し風弱めという絶好のコンディションで釣りができます。

ジグリグにワームをつけてボトムをとって、とやったところですぐに違和感。ビンビンビンとラインが沖側から引っ張られます。糸フケを取って大きく合わせてガツっとヒット!今回は一連の動作をスムーズにやってしっかり釣れました。

流用タックルとはいえ雨風が無ければ着底時にティップがトンと戻るぐらいの感度、40gのジグリグの重さもあって今日はちゃんとやれそうです!

アカハタは早朝が釣りやすい?

この日は磯に入ってすぐにバタバタとジグリグで4本。後半戦はズル引き気味のアプローチで1本出て、お昼前に釣りを終了という内容でした。

前回もこれに近い内容だったので、やはり朝マズメが朝になった瞬間が一番釣れるように感じます。夏なので6時~7時ぐらいでしょうか。ジグリグの遠投&ハイスピードな釣りはこの時間が一番強いです。

いいサイズが出る時間はちょっと後

また、サイズがでやすいのはこの直後の7時~8時というのも傾向としてあるように思います。先に高活性な小型がアタるのか、行動そのものにちょっと違いがあるのかはわかりませんが、アカハタ釣りがうまくいかない!という方にはこの6時~8時という時間帯を重視した釣り方がおすすめです。

朝6時にキャストができるように釣行計画を立ててみてください!

リグの使い分けで効率アップ!

早朝は遠投&ハイスピードでサーチ!

ライター撮影

今回の釣りでも活躍したご当地リグ?「ジグリグ」。メタルジグにオフセットフックとワームをつけて、縦横どちらの釣りもできるヘビーウェイトな仕掛けです。前回は誤ってフックを横向きにセットしていましたが、今回はリングドフックを使ってしっかりフッキングできました。

今回の釣りで強く感じたのはやはりこの仕掛けは遠投が最大の魅力という点で、アカハタがやる気があるタイミングはすごくよく釣れます。シンカーのウェイトもそれほど気になりません。

朝マズメ後にフレッシュな魚をサーチ、手前が浅いから遠投が必要。こんなシチュエーションなら抜群の効果を発揮します!

ピークを過ぎたらスローダウン

ライター撮影

ピークタイムを過ぎるとジグリグの速い動きに反応が悪くなって、スローダウンが必要になります。フックとシンカーが繋がっているので、40gのシンカーを持って行ってくれないタイミングでは効果がイマイチ。今回の釣行でも乗り切らないバイトが何回かありました。

ジグリグにこだわるならジグを軽くするというのが一番シンプルな解決方法ですが、それをやるなら他のリグに切り替えてもいいのかなという感じです。

画像は友人が使ったメタルバイブにオフセットフック+ワームという荒業。ジグよりもフォールが遅いし、ボトムに当てながらシャローを引けるし、こんなアプローチも効果があったようです!

スローダウン中はシンカーウェイトが気になる

低活性やピークアウトを感じたら、吸い込みや与える違和感を考慮してシンカーのウェイトは少し軽くしたいところ。アクション自体もゆっくりになります。自分の場合で言うと、朝イチは40gのジグリグで昼前は20gのフリーリグという感じでしょうか。

暑くて長時間磯に立てないので朝イチのジグリグだけでもいいと考えていましたが、次回は30g・20gクラスのフリーリグも用意していこうと思います。

やっぱりアイデアが浮かぶと試したくなる、また行きたくなるのが釣りです!

サワラバッグが大活躍!

防水バッグで乾いたタオルを運ぼう

ライター撮影

今回の釣行では冬のブリ・サワラ運搬で使っていた防水バッグが大活躍。雨の中、水たまりのある磯で乾いたタオルを守ってくれました。リュックタイプでホールド感あり、磯までの歩きが少し楽になるというのもいいところです。

いろいろなシーンで使えるアイテムなので1つあると便利!ぜひチェックしてみてください!

水筒は2Lにしてよかった!

ライター撮影

冷たい飲み物が飲める水筒は磯釣りのマストアイテム。画像の水筒は前回の遠征のときに用意したもので、サイズをどうしようかなと悩んだものだったんですが、2Lにして丁度よかったです。2日目は早朝~昼前までの釣りで全部飲んでしまいました。長時間やるならもう1本欲しいです。

2Lで堤防やサーフ、カヤックでも持っていけるかなというサイズ感なので、こちらもおすすめアイテムです!

アカハタは今が狙い目!

帰りの洗濯物はコインランドリーで解決!

ライター撮影

今回は半ば強引に磯釣り2日釣行という形になって車内は洗濯物が山積みに。何度か着替えたこともあって4日分+タオル沢山という感じになってしまったので、帰りにコインランドリーで洗濯乾燥を行いました。一発で終わって気が楽です。

まだまだ夏の海で汗をかきますが、アカハタをやるなら今が旬!釣り方もたくさんあるしアタリ方も面白い釣りなので、気になっていた方はぜひお出かけになってみてください!

連載が気になる方はこちらをチェック!

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今回と同じ磯でジグリグを使ったアカハタゲーム、手軽に遊べる夏の小型青物ゲーム実釣レポートをご紹介します。夏はちょっと遊ぶなら堤防やカヤックでシオ、ガッツリやるなら遠征でロックフィッシュがおすすめ!どちらも難しい釣りではないので、初挑戦でも十分チャンスがあります。

夏の釣りモノをお探しの方はぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。