デリカ カーテンキット
傘型ウインドウパネル
吸盤式 ウインドウパネル
ヘッドレスト ハンモック
デリカ ベッドキット
DOD グッドラックソファ
バンブーラック
Jackery 1000
カセットガス 発電機
車中泊をしてみて……
先日、放浪旅に出かけた際、いつものキャンプギアと同じ装備を車に詰め込みました。真夏というのもありますが、やはり寝つきにくかったことは否めません。
今後、車中泊の頻度を増やしていこうと考えたときに、もっと快適に過ごすためのアイデアや、具体的な方法についてご紹介します。これから車中泊を楽しもうと思っている方は、参考にしてみてください。
アレンジやDIYをするときに考えた条件
1:簡単
車中泊を快適にするためだけになかなか時間を割けません。なるべく手間をかけずにできる方法を念頭に置いて、考えました。例えば、突っ張り棒と布を組み合わせてカーテンにしたり、購入したまま車に積載すれば整理整頓できたりと簡単にできるアイデアを中心としています。
2:リーズナブル
デリカD5に乗っていますが、ディーラー純正キットを組み込めば簡単にベッドルームを用意できます。ほかにも、ウインドウパネルを購入すると、プライベート空間を確保可能です。しかし、キャンプより頻度が少なくなりそうな車中泊にあまりお金をかけたくないため、可能な限りリーズナブルに済ませられるように考えました。
3:仕様を変えない
3列目シートを取り外すなど、仕様を変えないことも重要です。もしも、3列目を取り外した場合、自宅に置いておくスペースもありません。それに、一度外すと滅多なことで取り付けないことが目に見えています。
原則として、車検に記載されている乗車定員が変わってしまうため、仕様変更しなければならないことは手間でしかないといえるでしょう。
プライバシー確保のためのカーテン
まずはプライバシーを確保するため、カーテンのDIYを検討しました。調べたところ後付けのものでも高額となる印象です。お金をかけずにリーズナブルに済ませるアイデアと、手間を少なくしながら設置する方法をご紹介します。
1:リーズナブルにするなら
100円均一で突っ張り棒とカーテンとなる生地を組み合わせてカーテンとレールを作成します。デリカには、天井部分にフックが備え付けられているため、突っ張り棒を渡すだけで、カーテンレールを設置可能。
また、カーテンとなる生地に少しお金を掛ければ、外気温の影響も抑えられるかもしれません。
楽さにこだわるなら
デリカ カーテンキット
手間を省くのであれば、車種に合わせたパネル・カーテンキットが最適です。ディーラー社外品となりますが、2〜3万円程度で販売されています。使い方も簡単で、窓に合わせてはめ込むか、レールを両面テープで接着すれば設置可能です。
普段から使えるウインドウパネル
フロント用のウインドウパネルは、現在使用しているものが頼りなく感じたため、普段から使いやすいものに絞って探しました。選択肢となったのは、ワンタッチで設置しやすい傘型と、よくある吸盤式のものです。それぞれの特徴をご紹介します。
1:傘型ウインドウパネル
傘型ウインドウパネル
傘のような形状をしているため、パッと開いてすぐに使えるのが特徴です。また、日除け以外にも緊急時には雨傘としても使用できます。小さく折りたためるため、車中泊から普段使いまで最適のアイテムです。
2:吸盤式
吸盤式 ウインドウパネル
定番のウインドウパネルです。カー用品店でもよく販売されているので、手に入れやすいのがメリットです。リーズナブルですが窓が汚れていると落ちてしまいますし、接着したあとが残ることもあります。また、定期的な買い替えが必要です。
快適に眠るためのベッドルーム
今回は、2・3列目を倒して、そこにローコットを設置しました。体に直接シートの凸凹が当たらなかったため、寝心地は悪くありません。しかし、コットがシートに合わせて傾斜してしまったのが気になった点です。手間をかけずに寝心地を改善できそうな方法をご紹介します。
1:ヘッドレストを活用したハンモック
ヘッドレスト ハンモック
車中泊に限らず、キャンプをするときに選択しとなるハンモックは、ベッドキットを組むより安く、快適な睡眠環境を整えられそうです。車中泊には、フラットさを求めてしまいがちですが、ハンモックが設置できれば包み込まれるような寝心地を得られるでしょう。また、リーズナブルな価格も魅力です。
2:ベッドキット
デリカ ベッドキット
デリカには純正・社外品を問わずにあらゆるベッドキットが販売されています。しかし、気になるのは価格です。安くても2万円程度は必要となります。また、パイプを組み合わせたDIYは手間と時間が必要です。フラットな寝心地を求める人にはおすすめしますが、それ相応の出費がかかるカスタムとなります。
棚や仕切りを設置すれば時短につながる
基本的にはソロで車中泊をするので、ギアの収納場所には困りません。しかし、スムーズに荷物を動かして就寝モードにしようとすれば棚や仕切りがあると便利です。車中泊に導入を検討したアイテムをご紹介します。
1:DOD「グッドラックソファ」
DOD グッドラックソファ
アウトドアソファは快適さを向上させられる反面、積載のかさが大きくなるアイテムです。こちらのソファは背面の生地を取り外すことによって、車内で棚として使用できます。座り心地のよさと収納性を両立しています。
2:バンブーラック
バンブーラック
バンブーラックは、あらゆるアウトドアメーカーから販売されているキャンプの定番アイテムです。折りたたむとコンパクトになりますし、テーブルとしても使えます。また、5,000円程度から揃えられるコスパのよさも魅力といえます。
ポータブルバッテリーで電力の心配をなくす
三菱ディーラーの店長に聞いたところ、デリカ自体をサブバッテリー化するよりも、ポータブルバッテリーを導入するほうがリーズナブル&トラブル予防になるそうです。サブバッテリーを利用すると、走行中の充電では間に合わないこともあるとのことでした。車を電源として使用するなら、PHEV車種がおすすめです。
上記のことから考えて、導入を検討したポータブルバッテリーをご紹介します。
1:Jackery
Jackery 1000
240w〜1000wまでの6種類から容量を選べます。一番安いと2万円台で手に入りますが、車中泊で幅広い家電を使用したい場合1000w以上のモデルがおすすめです。
基本的には、自宅で充電してから持ち出すため、ガソリン発電機のような音を気にする必要もありません。長期の車中泊で電力切れが気になる場合、ソーラーパネルを一緒に購入すれば、外出先でも充電可能です。
2:カセットガス発電機
カセットガス 発電機
CB缶を利用して発電できるため、どこでも電力を生み出せます。また、燃料となるCB缶はコンビニでも買えるので電力切れに困ることもないでしょう。しかし、静寂性が低いとされているものでも音が出るため、キャンプ場では使えないこともあります。
車中泊をもっと快適にしよう!
車中泊経験から、もっと快適にできそうなアイデアをご紹介しました。コスパにこだわりたい人や簡単さを重視したい人は参考にしてみてください。車中泊は、ほんの少しの工夫で快適さを上げられます。ピックアップしたアイデアやアイテムをチェックして、車中泊を楽しんでみてください。
私自身も今回調査したアイデアを少しずつ導入し、次回の車中泊をより快適なものにしたいと思います。
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出典:ライター撮影