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秋の陣馬山に登山をしよう。難易度別におすすめのコースをご紹介!

神奈川県と東京都の境に位置する陣馬山は、初心者から上級者まで幅広い登山好きから人気を集めている山です。そこで、本記事では秋の陣馬山を楽しむのにぴったりなコースを難易度別に紹介します。秋は陣馬山に登って、楽しい登山タイムを過ごしませんか。
更新: 2022年8月30日
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目次

秋の陣馬山は登山に最適!

初心者からも人気を集める陣馬山

都心からアクセスしやすく、初心者でも登りやすいルートが揃う陣馬山は高い人気を誇る山です。日帰りでも十分に山の魅力を感じられるため、秋の登山シーズンには多くの人が陣馬山に集まります。自分の体力に合わせて気軽に登山を楽しみたい場合に最適です。

秋の陣馬山の登山ルートを確認しよう

本記事では、秋に登りたい陣馬山のおすすめルートを難易度別に紹介します。初級から上級まで、登山レベルに合わせた3ルートをピックアップしましたので、秋の登山を満喫したい場合に役立ててみてください。

山の概要

標高855mの山

陣馬山は、東京都と神奈川県の境に位置する標高855mの山です。山頂には360度を見渡せるパノラマ展望台があり、天気がよい日は富士山や房総半島を眺められることで登山家から人気を集めています。

また、春夏は新緑、秋は紅葉といったように四季折々の自然に包まれるのも陣馬山が高い評価を得ているポイントです。秋は赤や黄色に染まった木々を眺めながら登山を楽しめるでしょう。

片道1時間〜2時間ほどのルートが揃う

山頂までの道のりは片道1時間〜2時間ほどのルートが揃っており、初心者でも気軽に登山にチャレンジできます。トイレなどの休憩ポイントも多数揃っていますので、登山に慣れていない方も安心して秋の陣馬山を満喫できるでしょう。

食事を楽しめる山小屋

山頂には、食事を楽しめる山小屋があるのも陣場山が人気を集める理由です。山菜うどんやけんちん汁など、地元の食材を使用した山小屋グルメが高い評価を得ています。山頂の景色を眺めながら山グルメをいただけば、贅沢気分に浸れるでしょう。

3つの登山口からアクセス可能

陣馬山へは、陣馬高原下・陣馬山登山口・和田峠の3つの登山口からアクセス可能です。陣馬高原下と陣馬山登山口は高尾駅からバスで行けますが、和田峠の近くにはバス停がないため車で向かうとよいでしょう。


陣馬山の基本情報

陣馬山

  • 住所
    東京都八王子市 神奈川県相模原市緑区

さらに詳しい情報はこちら

藤野観光協会 陣馬山

初心者向けのコース

陣馬高原下からスタート

秋の陣馬山を気軽に楽しみたい場合は、短距離で山頂までアクセスできる初心者向けコースがおすすめです。まずは、高尾山駅からバスに乗って陣馬高原下バス停で降り、陣馬高原下から明王峠に向かってスタートします。

最初は舗装されたアスファルトの道が続きますが、途中から山道へと入るため登山の装備はしっかり整えておいてください。明王峠までの道のりは背の高い木々が続くため広々とした眺望は期待できませんが、秋は美しい紅葉に包まれて登山を楽しめるでしょう。

明王峠から山頂へ向かう

登山口から1時間半ほど登ったところで明王峠が現れます。峠には茶屋やトイレなどが揃っているため、休憩に最適です。春は桜、秋は紅葉と美しい景観を楽しめるスポットでもあるため、休憩のついでに写真撮影を楽しむのもよいでしょう。

明王峠を過ぎたら、山頂に向かいます。高低差のない山道のため、初心者でも体力を消耗することなく登れるはずです。峠から1時間ほど歩いたら山頂へ到着します。

山頂から新ハイキングコースでバス停へ

山頂からは和田峠方面へと下るコースか新ハイキングコースを使って陣馬高原下バス停へと戻ります。和田峠方面の方が10分ほど歩く距離が長くなりますが、途中で展望スポットに合流できるのが魅力です。1時間ほど歩いたらゴールのバス停に到着します。

中級者向けのコース

陣馬登山口からスタート

中級者向けのコースは、陣馬登山口からスタートします。尾根道を通り、秋の陣馬山ならではの紅葉を楽しみながら歩けるコースとして人気です。

スタートの陣馬登山口からは、一ノ尾根へと向かう道を通って杉並木を通ります。1時間ほど歩くと、和田峠からの登山道にぶつかるでしょう。登山道の所々にベンチが備えられていますので、適度に休憩を取りながら歩いてください。

和田峠の分岐点から山頂を目指す


和田峠の分岐点を過ぎて一ノ尾根へと入ると、美しい落葉樹の道が始まります。秋になると木々の葉が色づき、圧巻の景観を楽しめるのが嬉しいポイントです。ぜひ、秋の紅葉を眺めながら登山を満喫してください。

一ノ尾根から30分ほどで出現する階段を登ったら、山頂に到着します。途中の道でアップダウンを感じるかもしれませんが、中級者レベルであれば体力の消耗を感じることなく山頂まで辿り着けるでしょう。

栃尾尾根を通って陣馬登山口へ戻る

山頂を満喫した後は、栃尾尾根を通るルートで登山口へと戻ります。途中に曲がりくねった坂道が続きますが、中級レベルであれば危険を感じることなくのんびり登山を楽しめるでしょう。横に流れる栃谷川を眺めながら登山道を歩けば、山頂から1時間半ほどでゴールの陣馬登山口に到着します。

上級者向けのコース

陣馬高原下から陣馬山の山頂を目指す

上級者には、陣馬山の山頂から高尾山へ縦走するコースがおすすめです。他のコースより長距離であるものの、7時間ほどでゴールに到着するため日帰りで登山を楽しめます。

陣馬高原下バス停からスタートしたら陣馬山へ登り、奈良峠などを通りながら景信山へと向かってください。景信山までは3時間ほどかかりますが、途中で茶屋やトイレなどの休憩スポットがありますので1時間間隔で休みを取るのがおすすめです。

景信山を越えて高尾山へ縦走

陣馬山から中間合流地点となる景信山についたら、高尾山に向けてさらに歩きます。途中で100mほどの上りが続く道が2ヶ所登場するため、体力に自信がない方はキツく感じるかもしれません。約2時間ほど歩いたら高尾山の山頂へと到着するため、途中で休憩を取りつつ頑張ってください。

高尾山の山頂から高尾山口駅へ

陣馬山も紅葉の名所として有名ですが、秋の高尾山も美しい景観を楽しめることで知られています。山頂からの眺めや紅葉を楽しみながら休憩を取り、ゴールの高尾山口駅へと向かってください。

陣馬高原下からスタートして7時間ほどでゴールの高尾山口に到着します。高尾山口への下りルートにはケーブルカーもありますので、疲れた時は利用するのがおすすめです。

立ち寄りたい!温泉施設2選

①:陣谷温泉

陣馬山で秋の登山を満喫したら、温泉で疲れを癒すのもよいのではないでしょうか。陣谷温泉は、絶景を眺めながら檜風呂に入れることで人気を集める温泉です。陣馬山の麓から秋の紅葉を楽しみつつ、お風呂でのんびり過ごしてみてください。

陣谷温泉の基本情報

陣谷温泉

  • 住所
    〒252-0183
    神奈川県相模原市緑区吉野1778
  • 電話番号
    042-687-2363

さらに詳しい情報はこちら

陣馬の湯(陣谷温泉) | 公益社団法人 相模原市観光協会ホームページ | いい~さがみはら

②:陣渓園

川のせせらぎに耳をすませながらお風呂を楽しめる人気スポットです。日帰り入浴もできますが、登山のついでに併設の旅館に泊まるのもよいでしょう。地元の食材を使った旅館の料理は、とても美味しいと評判です。

陣渓園の基本情報

陣渓園

  • 住所
    〒252-0183
    神奈川県相模原市緑区吉野1848
  • 電話番号
    042-687-2537

さらに詳しい情報はこちら

旅館 陣渓園 - ゆったりと 時が流れる いで湯の里

陣馬山の登山で秋を満喫しよう!

初心者から上級者まで楽しめるコースが揃う陣馬山は、秋の登山を楽しむのにぴったりなスポットです。まずは初心者向けのコースから始めて、徐々に歩く距離を伸ばしてみてはいかがでしょうか。上級者になったら高尾山へと続く縦走コースを選ぶのがおすすめです。

陣馬山の山頂からは美しい景観を眺められるだけでなく、山小屋グルメを楽しめるのも嬉しいポイントとして挙げられます。ぜひ、秋のお出かけスポットとして陣馬山の登山を満喫してみませんか。

陣馬山の秋登山が気になる方はこちらもチェック!

東京周辺には、陣馬山以外にも魅力的な山がたくさんあります。関連記事では東京近郊のおすすめの山を紹介していますので、秋登山を楽しむための参考にしてみてください。