うなぎアナゴの基本 完全セット
鈴ホタルS-中 (2ヶP)
プロマリン PG わくわくチョイ投げセットDX 300
ウナギの釣り方入門情報まとめ!
気軽に遊べる淡水の餌釣り
意外に簡単!身近な釣り場で楽しめる夏のウナギ釣りをご紹介します。
ウナギは流通価格から数が極端に少ない、つまり釣りのハードルが高いとイメージしやすいターゲットですが、大物・爆釣を求めなければ釣り場を見つけやすく手堅く遊べる釣りモノ!地方の河川なら探せば見つかる身近な魚です。
今回ご紹介する釣り方は夜のブッコミ釣りで、この釣り方は初心者セットでOK!難しいテクニックを必要としない釣り方なので、釣り初心者の方もぜひ気軽にチャレンジしてみてください!
ウナギ釣りが楽しめる場所
太平洋側の河川河口~中流が狙い目
まずはウナギが釣れる釣り場についてチェックしてみましょう!
ウナギが釣れるのは汽水~淡水の河川で、エリアとしては河口より少し上~中流域までが狙い目。水深や川幅、水質を問わず幅広く生息しています。また、関東以西、太平洋側に多いのもチェックしておきたい特徴です。
底が見える浅い用水路にも入ってくるので、気になる場所が思い浮かんだらヘッドライトを持って夜中にリサーチしてみましょう!
ナマズがいる河川をチェック!
ウナギが多く生息している河川は餌が多いことが第一条件。田んぼや畑から食べるものが流れてくる河川が狙い目で、この餌は当然他の魚達も狙っています。釣果情報から釣り場を見つけたい場合は、ウナギ釣りの外道として釣れるナマズの情報をチェック!
汽水エリアではシーバスやチヌも混ざる釣りなので、こちらの情報もポイント選びに活かせます!
ウナギ釣りのルールについて
ウナギ釣りは稚魚、成魚とも各県ごとに採捕のルールが定められています。今回のターゲットである成魚に関しては、11月~3月までを禁止期間としている都道府県がほとんどで、全期間で河川・海とも禁止というエリアもあるので、釣りをする前に都道府県サイトの水産業ルールについて確認しておきましょう。
また、30cm以下のウナギと下りウナギの再放流ルールについても要確認!下りウナギは海に向かうウナギのことで、全体の色が黒く、特に胸ビレが黒いです。ルールを守って楽しく遊びましょう!
ウナギを釣りやすい時期と時間帯
ウナギ釣りの時期は夏!
ウナギ釣りの時期は釣りやすい夏がメイン!採捕のルールを守りつつ釣りやすい時期を狙うのであれば、6月~9月の夏時期が釣りを始めるおすすめのタイミングです。水温が上がって、積極的に餌を食べる時期を狙って釣りに出かけましょう。
水温が下がる冬時期にも河川にウナギはいますが、ルールで採捕が禁止されている場合が多く、数が減って餌の追いも悪いです。
狙い目の時間帯は日没後!
ウナギ釣りにおすすめの時間帯は日没~2時間程度。夏は19時頃暗くなるので、18:30頃から支度をして19時~21時を釣りの時間にする釣行プランがおすすめです。河川は護岸されている場合とされていない場合があり、植物で足元が見えない場所も多いので、初めて行く釣り場は早めに行って釣り座探しをしっかりしておきましょう。
暗い時間は泳いで餌を探すウナギですが、明るい時間は穴に入ってなかなか外には出ません。今回ご紹介するブッコミ釣りではほとんど釣れないので、まずは暗い時間の釣りからスタートしてみてください!
ウナギ釣り用のタックル
安い投げ釣りセットでOK!
ウナギのブッコミ釣りは10号前後のオモリを投げて、仕掛けを落ち着かせながらじっくりアタリを待つ釣りです。竿は10号前後のオモリをキャストできる内容ならなんでもOK!強めの磯竿も使えますが、小規模な河川で長い竿はかなり使いにくいので、これから買うなら短めの投げ竿をおすすめします。
リールはスピニングリールの3000番程度、ラインはナイロンの3号程度が100m以上巻いてあれば十分。取り込みや餌の交換で忙しくなることは少ない釣りなので、安価なセット製品で複数竿を揃える戦略が有効です!
海釣り用のセット製品でOK!
プロマリン PG わくわくチョイ投げセットDX 300
セットでタックルを用意する場合は、海釣り向けのセットでも全く問題ありません。長さが3m程度でオモリ負荷15号前後、ナイロンの3号~4号が巻いてあるセット製品を選択しましょう。
このタイプのタックルは「ちょい投げ」というジャンル向けに製品展開されている場合がほとんどです。通販でも釣具店でも安く手に入るので釣り入門にうってつけ!ウナギ釣りはもちろん、キスの投げ釣りなど他の釣りにもそのまま流用できます!
竿立てを用意しておこう
ミニ三脚 3段
タックルと合わせて用意しておきたいのが三脚タイプの竿立てです。地面に竿を置くとアタリが分かりにくく、複数本竿を出す場合は管理も大変。ウナギ以外の魚が掛かって竿が川に引き込まれることもあります。
トラブル回避&釣果アップの効果があるのでぜひ検討してみてください!
ウナギ釣りの仕掛け
ブッコミ仕掛けがおすすめ!
仕掛けは準備・釣り方とも簡単なブッコミ仕掛けをご紹介します。
オモリにハリを1本付けるだけの簡単な仕掛けで、セット製品を選べば釣り初心者でも準備が簡単!うなぎの独特な捕食に合わせて飲まれにくい専用のハリを使うこと、転がりにくい形状で餌を食いこませやすい中通しのオモリを選ぶのが仕掛け選択のポイントになります。
セット製品で仕掛けを覚えよう!
うなぎアナゴの基本 完全セット
ウナギ用のブッコミ仕掛けは中通しオモリをハリスに通し、サルカンで遊動範囲を制限。サルカン下に30cmほどハリスを結んで、ウナギ針をセットすれば完成です。ハリスはフロロカーボンの4号、ハリは13号程度を選択しましょう。
オモリの重さは河川の流れの速さ次第で、8号で十分というケースもあれば15号が必要になるというケースもあります。仕掛けが転がると絡まって釣れなくなるので、初回は交換用に複数用意しておくのがベスト!根掛かりのリスクもあるので、交換用の糸付き針も用意しておきましょう!
鈴ホタルが便利!
鈴ホタルS-中 (2ヶP)
暗い時間がメインになるウナギ釣り。ドラグを緩くして待つ方法もありますが、アタリの察知は穂先に付ける鈴やケミホタル、両方の役割を果たす「鈴ホタル」を使うのがおすすめです。どれも暗い中で穂先に出るアタリを伝えてくれます。
釣果に関わるのはもちろん、ウナギ釣りらしさを楽しむ上でもこの手のアイテムは必須!夏夜の川で鈴がなってケミホタルが大きく揺れる、これがウナギのブッコミ釣りの醍醐味的な面白さと言えます。
ウナギ釣りの餌
ベストな餌はドバミミズ!
ウナギは雑食性で虫エサでも切り身でも釣れる魚です。どの餌を使う場合もアピール力を重視して大ぶりなもの、においが強いものや自発的な動きが大きなものが適しています。
もっともポピュラーな餌は太く長いドバミミズで、入手性に優れているのは太いアオイソメ。淡水ならミミズ・汽水ならアオイソメのイメージでこのどちらかを使って狙うのがおすすめです。ドバミミズは釣り場近くで入手できる餌でもあるので、釣具店が近くにない場合はこの方法も検討してみてください。
太く長い虫餌の付け方
ドバミミズ・アオイソメどちらを使う場合も、アピール力を重視するウナギ釣りでは1本そのまま使います。頭から刺してハリ先が出るところまで、とすると餌だけかじられて針掛かりしないケースが増えるので、専用のエサ付け機「ミミズ通し」を使いましょう!
付け方はミミズ通しをミミズに刺して、ハリスまでミミズの中に入れて針先をやや後方から出すのがおすすめ。手間が掛かる餌付けですが、釣果に大きく影響するポイントです!
ウナギ釣りの釣り方!
ウナギの釣り方を3つに分けてご紹介!
最後はウナギのブッコミ釣りの釣り方についてです。
ブッコミ釣りの名前の通り、仕掛けを入れて後は待つだけという釣りではありますが、狙うポイントの選定とアワセのタイミングにコツがあります。知っていれば難しくないテクニックなので、事前に予習して当日の釣果アップに役立てましょう!
①狙うべきポイントについて
ウナギは日中は穴の中、つまり障害物の隙間に隠れる習性を持っていて、行動範囲はそれほど広くありません。餌を探して穴から出てくる夜が狙い目となりますが、このときも広い範囲を泳ぎ回るといった行動は少ないです。
つまり、狙うべきポイントは昼間の住処になる障害物が多いポイント!草木が目立って根掛かりが気になるような場所がウナギ釣りのポイントになります。
また、濁りが入ると積極的になる魚でもあるので、雨後はもちろん田んぼからの水が入るポイントや泥質で常に濁っているようなポイントもチャンスです。明るい時間の下見でポイントを選定しておきましょう!
②アワセのタイミングについて
ウナギは餌を少しずつ飲み込むようにして食べます。一口で大きなミミズを丸呑みしてハリまで口に入るというパターンはほとんどなく、小さなアタリが続いた後に大きなアタリが出るパターンがほとんどです。
アワセはこの大きなアタリが出てから軽く竿をあおる程度でOK!小さなアタリは無視して大きなアタリを待ちましょう。
また、小さなアタリはカニや小魚といった餌取りが餌をつついているだけというケースもあります。餌が無いまま待っても釣れないので、アタリ後は魚が掛かっても掛からなくても仕掛けを回収して餌をチェックしましょう!
③ウナギのブッコミ釣りを動画でチェック!
最後はウナギ釣りの実釣動画をご紹介!ルアーロッドを使ったブッコミ釣りの動画をご紹介します。釣り場の景色やアタリの様子をチェックしておきましょう。
アワセのタイミングは初心者の方にぜひチェックしておいて欲しいポイントで、小さなアタリは合わせず大きく引き込んでから待つ基礎的なタイミングを確認できます。動画後半、竿立てにかけておいた竿が引き込まれる様子も要チェック!待つ釣りではありますが、もしもに備えて竿はしっかり視界に入れておく必要があります!
夏のウナギ釣りに出かけよう!
ルールを守って楽しもう
身近な釣り場で気軽に楽しめる夏のウナギ釣り。ルールの確認は必要ですが、許可されているポイントであれば初心者の方でもバッチリ釣果を残せる釣りモノです。
食べるには泥ぬきが必要かつ捌くのが難しい魚なので、持ち帰りたい場合は調理についても事前にチェック!情報集めと道具の準備を進めて、夏のウナギ釣りに出かけましょう!
初心者向けの釣りが気になる方はこちらをチェック!
初心者向けの釣りが気になる方は下記のリンクをチェック!
今回ご紹介したウナギ釣りと同じ要領で楽しめる夏のキス釣り、秋のハゼ釣りをご紹介します。キスは砂浜から釣ろうとすると飛距離が必要になるターゲットですが、堤防から狙ったり、近投で釣れる時期を狙えばちょい投げ釣りでも狙える魚!ハゼは河口で狙えます。
気軽に遊べる釣りをお探しの方はぜひこちらも合わせてチェックしてみてください!
【2021】夏と言えばキス釣り!初心者でも遊べるちょい投げで狙ってみよう!
夏の釣りデビューにはキス釣りがおすすめ!初心者でも手軽に遊べて、釣果ゼロが少ないキスのちょい投げ釣りをご紹介します。キスは釣って楽しく食べて...
秋の河口の風物詩!簡単ハゼ釣りで釣りデビューしよう!
秋の釣りデビューにはハゼ釣りがおすすめ!簡単に釣れて数も狙える、秋のハゼ釣りをご紹介します。簡単な釣りなので、使う道具とエサだけ確認しておけ...