サンライン クインスター 600m 3号
シマノ 19 シエナ C3000 3号 150m
シマノ 17 ホリデー磯 3号 300
マルキュー パワーミニイソメ
ハヤブサ ライトショット 立つ天秤 スマッシュ
ささめ針 ちょい投2本鈎
キス釣りで釣りを始めよう!
釣り初心者におすすめのキス釣り!
夏から釣りを始めるならこの釣り!手軽な道具と簡単な釣り方で楽しめる、キスのちょい投げ釣りをご紹介します。6月~9月頃まで楽しめるこの釣りは、比較的釣果が安定しやすく、初めての釣りでも結果を出しやすい釣りです。
入門向けのセット製品や、ルアー向けタックルを流用しても楽しめます。入門向けの釣りをお探しの方や、釣り入門を検討中の方はぜひチェックしてみてください!
キス釣りはちょい投げが簡単!
ちょっと投げるからちょい投げ釣り!
今回ご紹介するちょい投げ釣りは、本格的な投げ釣りよりも軽いオモリを使い、岸近くに集まっている魚を狙う釣り方です。本格的な投げ釣りは重いオモリのキャストに慣れが必要な釣りですが、オモリが軽いちょい投げ釣りであれば、釣りが初めての方でもキャストをコントロールしやすいです。
どの釣りでも必要になる投げる、巻くといった動作を学べるとともに、道具の扱いに慣れる釣りとしても最適!道具のバランスが合っていれば、子供でも楽しめる釣りです。
夏のちょい投げターゲットはキス!
ちょい投げ釣りで狙うターゲットは季節によってさまざまで、6月~9月はキスがメインターゲット。秋~春はカレイやハゼ、イシモチやアイナメなどがターゲットになります。低水温期はやや遠投が求められる傾向がありますが、春夏であれば、それほど遠くへ投げなくてもチャンスは十分です!
キスは岸近くまで寄ること、群れで活動しているため数を釣りやすいこと、エサに対する反応が比較的素直でアタリが分かりやすいなど、初めてでも釣りやすい魚としての条件が揃っています。入門向けのターゲットに最適です!
キス釣りが楽しめる釣り場を見つけよう
キスは砂地に生息!
キスは砂地を好む魚で、危険を感じると砂の中に潜って身を隠します。岩場や海藻地帯、水深の変化など、砂地エリアの中でも他と違いがある場所を好む傾向がありますが、完全な岩礁地帯ではあまり釣れない魚である点をチェックしておきましょう。
底で砂が巻き上がると興味を持って寄ってきたり、天候不良などで砂底が荒れると、状況が安定している深場以外釣れなくなったり、砂底特有の状況変化によって、キスの動向も変化することを覚えておくと、釣果が安定します!
おすすめの釣り場は砂浜エリアの堤防!
初心者の方に最もおすすめの釣り場は、砂浜エリアにある港や堤防、釣り公園です。船の往来で地形が変化していたり、堤防が流れをさえぎることで変化が生まれたり、人工物はキスが寄りやすい環境を作りやすいです。
足場が安定していて釣りやすいのはもちろん、内側は流れがゆるやかなので、ちょい投げで使う軽いオモリでも仕掛けが流されにくい!オープンな砂浜で軽いオモリを使うと、仕掛けが転がって絡まるトラブルが起きるので、まずは軽いオモリ+港、堤防、釣り公園の条件で検討してみてください。砂浜であっても、堤防に囲まれた場所や沖側にテトラポッドのある釣り場は流れが穏やかです!
キス釣り用のちょい投げタックルを揃えよう
ちょい投げタックルを3つに分けてご紹介!
ここからは、ちょい投げ釣りで使うタックル(釣り道具)一式をご紹介します。
入門向けとしてポピュラーな釣りなので、安価なセット製品も選択肢豊富です。初めての釣りにちょい投げ釣りを選ぶ方は、竿、リール、ラインがセットになったアイテムからチェックしてみてください。ルアーもやってみたい、という場合は、シーバスタックルやエギングタックルがおすすめ!ちょい投げ釣りで使うオモリの重さにマッチしています!
①ちょい投げタックル:ライン
サンライン クインスター 600m 3号
リールに巻く道糸は、ナイロンラインとPEライン、2種類の選択肢があります。PEラインは強度に優れることから細い糸を選べますが、擦れや傷に弱く、先端に別の糸を結ぶ必要があるラインです。ルアータックルを流用する場合はPEラインで問題ありませんが、釣り初心者の方には、トラブルが少ないナイロンラインをおすすめします。
ナイロンラインの号数は3号がおすすめ、巻き量は150m以上巻いてあればOKです。糸が巻いてある糸付きリールが釣り入門に最適!糸巻き自体はそれほど難しいものではありませんが、まずは糸付きリールを検討してみてください!
②ちょい投げタックル:リール
シマノ 19 シエナ C3000 3号 150m
ナイロンライン3号に合うスピニングリールのサイズは、2500番か3000番です。糸付きを選ぶ場合は3000番にナイロン3号150mとなっているケースが多いので、このサイズからチェックしてみましょう。
ダイワなら「16 ジョイナス」、シマノなら「19 シエナ」が手ごろな価格でおすすめ!糸付きリールと竿がセットになった製品もあります!
③ちょい投げタックル:ロッド
シマノ 17 ホリデー磯 3号 300
最後はちょい投げの竿についてです。ちょい投げ専用の竿、という製品はほとんどなく、ライトな投げ竿か、少し強めの磯竿を使う方が多いです。シーバスロッドやエギングロッド、ライトショアジギングロッドなど、30g程度までを投げられるルアーロッドも使えます。
釣り初心者の方におすすめの竿は磯竿の3号で、投げ竿よりも穂先が柔らかい分飛距離は出ませんが、アジなどを狙うサビキ釣りに流用できる点がおすすめポイント。港と堤防から釣る場合は特におすすめです。飛距離が必要な場合は、ライトな投げ竿をチェックしてみてください!
キス釣りの仕掛けをチェック!
仕掛けはシンプルで準備が簡単!
ちょい投げの仕掛けは、オモリが付いた天秤+ハリスと針の2パーツ構成です。ちょい投げの針数は2本が主流で、トラブルなく初心者の方でも扱いやすいセッティングです。
ちょい投げ用として天秤、ハリスと針がセットになった製品が展開されているので、まずはセット製品をいくつか準備して釣りに出かけるのがおすすめ!天秤に糸を結んで、パッケージから仕掛けをほどいていくだけで準備ができます。オモリの重さ、針の大きさについては次の項目をチェックしてください!
仕掛けの予備も用意しておこう
天秤と糸付き針を別々に用意することもできます。フグに糸を切られたり、海底に引っかかって仕掛けがダメになってしまうことがあるので、予備は必ず用意しておきましょう。予備の天秤が2つ、仕掛けは2本入りを2セットほど用意しておくと安心です。
オモリ付きの天秤
ハヤブサ ライトショット 立つ天秤 スマッシュ
オモリ付きの天秤は重さにかなりの種類があり、本格的な投げ釣りで使用されるものはかなりヘビーです。ちょい投げにおすすめの重さは5号~8号程度で、この重さであれば、初心者の方でも簡単にキャストできます。港の内側を釣るときは5号、外側を釣るときは8号のイメージで選んでみてください。
砂浜から釣る場合は、8号のオモリでは転がってしまうケースがあります。ワンランク重い10号や12号を検討してみましょう。重いオモリを使うときは糸を太めに、ナイロンであれば4号にするのがおすすめです!
完成仕掛け
ささめ針 ちょい投2本鈎
天秤から先の部分は、天秤に接続するためのスナップ、糸と針が全て結んである完成仕掛けを使うのが便利です。針と糸が結べなくても問題ナシ、絡み防止パイプやキスの興味を惹くビーズなど、釣果アップのための工夫もしっかり施されています。
キスは春と秋は釣れるサイズがよく、真夏ほど小型が多い傾向があります。針は釣れるキスの口のサイズに合わせて、春秋は7号~8号、夏は6号程度とするのがおすすめです。針の種類やメーカーによってサイズに少しだけ違いがありますが、まずは6号~7号を試してみてください!
キス釣りのエサをチェック!
キス釣りのエサはジャリメが定番
キス釣りで定番の釣りエサは、ミミズのような見た目のジャリメ(石ゴカイ)です。釣具店でよく販売されているアオイソメに比べると細いのが特徴で、小さな魚でもしっかり口に入るサイズ感がキス釣りにマッチしています。
調達はできれば当日の朝が理想的!暑さに弱いので、前日から用意する場合や釣りの最中はクーラーボックスと氷を使って温度を保ちましょう。いい状態のエサを使い続けるのが、エサ釣りのコツです。
持っていくエサの量は、釣りをする時間と魚の釣れ具合次第!4時間程度釣る場合で一人1パック(50グラム程度)とするのがおすすめです!
キス釣りは疑似餌でも楽しめる!
マルキュー パワーミニイソメ
生きた虫をハリに刺すのはちょっと、という方には、柔らかい素材でできた疑似餌がおすすめです。動きが無いので釣り人側で誘いを入れる必要がありますが、利便性が高く気軽に楽しめます。
ちょい投げ向けの疑似餌は、魚を寄せるための成分を配合した液体に浸かっていて、疑似餌本体がこの液体を吸っています。ご紹介している「パワーイソメ」はフルーティーな匂いでそれほど不快感はありませんが、バッグの中で液体がこぼれないように注意しましょう!
キスの釣り方を解説!
釣り方のポイントを3つの分けてご紹介
ここからは、釣り初心者の方向けにキス釣りの基本的な流れと釣り方のポイントをご紹介します。
季節が夏、釣り場が砂底であればチャンスは十分!基本的な釣り方の流れさえ覚えておけば、初めての釣りでも魚をゲットできます!
①キスの釣り方:基本的な流れをチェック
まずはキス釣りの基本的な流れについてチェックしておきましょう!
仕掛けを準備してそれぞれのハリにエサをつけたら、周りを確認してから仕掛けをキャスト。どこを狙うべきなのか最初は悩むかもしれませんが、最初は投げやすい場所から投げやすいところにというところから始めるのがおすすめです。
着水後、リールを巻いてたるんだ糸を張ったら、その状態でアタリが来るのを待つ、というのが投げ釣りの基本的な流れになります。軽く引っ張った時に、竿や手元に重みを感じる程度に糸が張っていればOKです!
②キスの釣り方:竿先が揺れたらアタリ!
竿先がコンコンと引き込まれたり、手元にブルブルとした手ごたえが伝わってきたら、魚が仕掛けを引っ張っている合図です。アタリを感じた段階で、すでにハリに掛かっていることもありますが、ちょい投げでは軽く竿を立てて、ハリを魚の口に刺す「アワセ」を行うとキャッチ率がアップします。
アタリはあったけど掛からなかった、という場合は、エサがかじられているので、一度回収して新しいエサにつけ直してください。フグなどエサを取るのがうまい魚に見つかると、アタリをほとんど感じないままエサを取られることもあります。10分ほど待ってアタリが無ければ、一度回収してエサの状態をチェックです!
③キスの釣り方:釣りに慣れてきたらゆっくり巻いてみよう
キスは動くものに反応がよく、仕掛けを置いておくよりもゆっくり動かし続ける釣り方が定番です。釣りに慣れてきたら、仕掛けをゆっくり巻き続ける「引き釣り」に挑戦してみましょう。ちょい投げはもちろん、本格的なキス釣りでも定番の釣り方です!
動かす速度はアリが歩くくらい、と表現されることが多く、リールを巻く速度で言うと5秒に1回転程度でも十分です。竿を立てて、オモリを引きずる感覚を感じながら巻いてみてください。釣れなかったときは、投げる角度を変えると効率的に魚を探せます!
キスの釣り方のコツ
3つのコツをチェックしておこう!
最後はキスを効率よく、初心者の方でも数釣りが狙えるようなコツをご紹介します。
仕掛けを投げたら竿先を見ながらのんびり、こんな釣りも面白いですが、魚を掛けている時間が長い釣りも面白いです。釣りの動作に慣れてきたら、初心者の方もぜひ釣り方のコツを実践してみてください!
①キスの釣り方のコツ:よく釣れる時間帯は朝と夕方!
まずは釣りをする時間帯についてのコツをチェックしてみましょう。
キスはアジやサバと比べると回遊性が低く、岸に近い場所にいる時間も長い魚ですが、釣りのゴールデンタイムである早朝と夕方はやはり釣りやすいです。仕掛けが届く範囲にいても積極的にエサを追わない、ということがあるので、朝夕の時間帯を釣れるように計画を立てましょう。
キスは他の魚よりも明るい時間帯を好む傾向があります。朝は5時から9時、夕方は3時から7時、この時間帯の中で、潮位が大きく動く時間帯を釣るのが効率的です!
②キスの釣り方のコツ:群れの位置をイメージして効率アップ!
続いてはキスを多く釣るためのコツをご紹介します。
キスは群れで行動する魚で、移動の速度もそれほど早くありません。アタリがあった、1匹釣れた、魚が釣れたらヒットした場所に群れがいるとイメージして、次のキャストはヒットゾーンの周辺を通るようなコースにキャストしましょう。よさそうな場所をイメージできたら、仕掛けを長めに止めておくのも効果的です!
③キスの釣り方のコツ:よく釣れる場所を探してみよう
最後のコツは、魚が釣れそうな場所を探すための釣り方です。
釣り方の項目でご紹介した「引き釣り」をしていると、底の感触に変化があったり、巻くときの抵抗が変化したりすることがあります。これは砂地の中に砂利や岩が入っていたり、地形が上り坂、下り坂になっていると起きる現象で、キスは平たんな場所よりも変化がある場所を好みます。
もし違いを感じたら、リールを巻く手を止めてアタリを待ってみてください!
キス釣りで夏の釣りを楽しもう!
いい時間にたくさん釣ろう!
夏は身近な場所で手軽に楽しめるキス釣り。暑さ対策は必要ですが、釣りをしたことが無い方でも「まずは一匹」を達成しやすい釣りです。
釣りを成功させる最大のポイントは、コツの項目でもご紹介した釣りをする時間選び!朝夕と日中で釣れ方には大きな違いがあるので、ぜひ早起きして釣り場に出かけてみてください!
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