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真夏もカヤックフィッシング!
暑さに負けずにカヤック出艇!
連載第121回!今週は夏本番のカヤックフィッシング実釣レポート&基本の暑さ対策についてです。
各地で猛暑日が話題に上がるようになって、自分のエリアも真夏を感じる気温37°オーバー。早めに出て早めに上がるプランで夏の海に挑戦してきました。
岩礁地帯があればハタをやりたいところなんですが、地元はひたすら砂地なので今週もフラットフィッシュをメインに狙います。
今回は暑さ対策についても簡単にご紹介!
慣れている方にとっては当たり前な夏の釣りの準備ではありますが、必ず必要になるものなので初心者の方はこちらもぜひ参考にしてみてください!
小魚いっぱい夏の海
ポイント到着直後からザワつく海面
今期は遅れてきた梅雨、そして台風のうねりの影響で出艇できる日が少ないです。
7月はあまりカヤックを出せなかったので、この日は少ないながらも情報を持っているポイントからスタートすることにしました。実績のあるマゴチやホウボウを狙う作戦です。
早朝の海を漕いで20分、ポイントに到着するといきなり海面がザワついてベイトの気配!
この時期に多い小鯖が大量に入っているようで、カヤックの周りでは常に波紋が見られる状況です。
小鯖はベイトとしてはイマイチなんですが、とりあえず小魚の群れ周辺ということで釣りスタートです!
豆アジ&ウルメイワシも発見
タイラバを入れてフラットフィッシュの反応を探りつつ、魚探に小魚の群れが映ったらジグサビキを投入。
岸釣りで中大アジが釣れているので、隣接ポイントである今回の釣り場にいいサイズのアジが回ってきてもおかしくありません。ロッドを持ち替えながら情報収集です!
30分ほどやって、ジグサビキに食ってくるのは豆アジ&ウルメイワシであることが判明。
この2魚種は自分の中で小鯖よりも上等なベイトというイメージなので、ジグサビキはやめてフィッシュイーター用のタイラバ一本に絞ることを決めました。大きい魚を狙います!
マゴチを探すもエソばかり
ひたすらエソ!
マゴチ&ホウボウのイメージでベイト反応周辺を釣っていると、ワームを付けたタイラバにバイト!これは残念ながら外れのエソ。
そのあとも何度かアタリが出ますが、上がってくるのはひたすらエソという展開です。
デカマゴチ、そしてホウボウが調子よく釣れた日はエソに困ることが無かったので、いい魚の居場所が空いて外道が幅を利かせているんじゃないかという考えが頭をよぎります。
ひたすらエソを釣っていい魚が混じるのを待つか、思い切って流すコースを大きく変えるか悩みます。
移動せずの選択が裏目に
この日は魚探に映る小魚の反応が多く、カヤックの周りで小鯖もパチャパチャやるので判断が遅れてダラダラ流す展開になってしまいました。
結果これが裏目に!ひたすらエソばかり釣れて、狙いのマゴチ・ホウボウのヒットはありません。
後から考えてみたらシオ・ワカシの姿を見かけなかったような…シイラかシーバスか的なボイルは目にしたんですが、なんだかちょっと外していたように思います。
このあたりは経験不足!時間を使ってしまいましたが、思い直して砂地から根周りの釣りに移動です!
夏でもヒラメは身近な場所に
砂と岩礁の間でヒラメ!
完全砂地なエリアから移動してきたのは岩礁のエッジ。
さきほどのポイントと比べると魚探の反応は控えめですが、ときどき何か小魚が映ります。
根魚系は少ないエリアなので、根側ではなく砂側を釣ってフラットフィッシュ狙い。
魚探を見て、地形をイメージしながらカヤックを流します。
しばらく釣ってググっと抑え込むアタリからまぁまぁサイズのヒラメ!
夏はソゲ、ランカーは冬というイメージがありますが、中ぐらいなら年間を通していつでもチャンスは十分です!
アクションパターンは超シンプル!
アクションのパターンは超シンプルで、カヤックを流しながらタイラバを着底~3mほど巻き上げと繰り返しているだけ。
タイラバを使っていますがフラットフィッシュとホウボウがメインターゲットなので、ハンドル5回転分ほど巻きあげれば十分だと感じています。
ヒラメやマゴチは着底直後のバイトがメイン!
今回はワームを付けてみたので、着底後の倒れ込みを考えて少し間を取りました。
今回はワームが効いているのか分かりませんでしたが、エソのバイトが増えたような…今のところ今日は外道が掛かると感じたら外そうかなと考えています!
もう少し釣りたかったけど終了!
この日の出発時刻は4時過ぎで、釣行の終了を意識したのが9時を過ぎた頃。
このぐらいの時間になると朝というよりも昼といった雰囲気になってきて、日光は強く気温も高くなります。
なんだか傾向を掴み切れなくてもう少し釣りたいところ、なんですが、夏はとにかく暑いので体調を崩す前にちゃんと終わっておくべき!
カヤックは漕いで自分で戻る釣りなので、体力温存を意識してこの日の釣りはここで終了です。
ベイトがたくさん居ても他にもっといいところがあるのか、ここのところマゴチは姿を見せず。急によくなったりもするので8月はこの釣りでもう少し粘ってみます!
初心者必見!夏のカヤックの日焼け&熱中症対策
服装の基本は岸釣りと同じでOK
釣果の方はちょっと寂しい感じだったので、ここからは夏のカヤックフィッシングで覚えておきたい服装と熱中症対策についてご紹介します!
まずは服装の基本とも言うべき日焼け対策一式。
帽子に偏光にネックゲーターで顔は完全に隠します。これに上下長袖インナー+Tシャツ+短パンがおすすめの構成です。
日焼け対策については岸釣りや船釣りと同じです!気になる場合は日焼け止めをプラスしましょう。
ポイントはこの基本をとにかく徹底すること!真夏の海の日焼けは赤くなって痛いぐらいに日焼けします。
釣り道具と同じぐらい大切なので、前日の準備の段階で見落としが無いか必ずチェックです!
ズボンはウェットスーツ系もアリ
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カヤックやSUPは出艇時に必ず足元が濡れるので、ズボンは薄手のウェットスーツを選ぶのもアリ。
自分はこのタイプにダイビングソックスを履いたりクロックスを履いたりしています。
晴天時は日焼け対策、浜にヌカカがいるときは隙間対策でダイビングソックスがおすすめ。
打ち上げられた海藻がたくさん残っていたり、磯やテトラゾーンが近いとヌカカがいる可能性があります。
膝ぐらいまで入ってエントリーする方はこの服装もチェックしておきましょう!
飲み物+塩飴で熱中症対策!
熱中症の対策は飲み物をたくさん用意するのがおすすめで、塩飴があると安心。
飲み物は凍らせたペットボトルを外に1本、クーラーボックスに1本としておくと、マイボートの釣りの釣行時間でちょうどよく飲み切れると思います。
また、短時間釣行で気温のピークを避けることも大切なポイント!
早朝~朝までで6時間程度の釣行としておくと気持ちよく遊べます。
遠征などで長時間釣行したい場合は、一回戻って2ラウンド制も考慮しながら釣行計画を立ててみてください。
熱中症に気をつけながらカヤックフィッシングを楽しもう!
イマイチ釣りきれなかったけど楽しい!
狙いのマゴチ・ホウボウが釣れずラッキーヒラメという内容だった今回の釣行。
ベイトに翻弄されて見切りが遅れたこともあってイマイチ釣りきれなかったなという感覚がありますが、夏の海でカヤックというのは非常に気持ちがいいです。
海上でもかなり暑いですが、日々のストレスの発散になるのは間違いありません。
汗をかいて浜に戻ってきてもそこから片付けがありますから、着替えやタオルもたくさん用意!高い気温と強い日差しに注意しながら、マイボートの釣りを楽しみましょう!
連載が気になる方はこちらをチェック!
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今回と同じくマゴチ・ホウボウを狙ったカヤック実釣記事をご紹介します。7月はタイラバで調子よく釣れていたので、釣りモノが変わる9月頃まではもう少し砂ラバで遊ぶ予定!釣り方自体は非常に簡単なので、初心者の方にもおすすめしやすいです。
こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!
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ライター撮影