安全旗 セーフティーフラッグ+1.8mポールセット
トランスデューサー取り付けアーム
C-TUG サンドトラック ドーリー
レイルブレイザ ロッドホルダー2
バンジーロープ ショックコード
レイルブレイザ スイングアーム Rロック
カヤックの艤装はどこから手を付けるべき?
マイボートの艤装を解説!
カヤックやゴムボートの釣りに欠かせない艤装を解説!今回は初心者の方向けに優先順位が高いもの、初めての釣りに出かける前に準備しておきたい艤装についてご紹介します。
艤装は釣り具と同じく広げるとどこまでも広がっていくものなので、スタート前にまとめて全部というのは無謀!釣り場や釣りモノに合わせて選択すべきものや、ある人とにとっては非常に便利であっても、自分は全く使わなかったというものもあります。
まずは誰でも使うもの、優先順位を整理して必要なものから準備を進めていきましょう!
艤装とは
マイボートに取り付けるオプションパーツ
「艤装」という言葉は船舶に関わらず乗り物本体に取り付ける装備および工程という意味で、マイボートの釣りでは「釣りのために取り付けるオプションパーツ」というような意味合いで使われています。カヤック・ゴムボート・SUPで必要な艤装や取り付ける製品に違いはありますが、全て「艤装」です。
近年は釣り向けのボートという製品が増えて最初からある程度加工済み・装備が整っているというケースが多いので、一通り揃えたという方は抜けが無いか、現場で取り付けが行えるかの確認という形でチェックしてみてください!
後から少しずつ追加していこう!
今回の記事では最優先・早めに行っておきたいものに分けて5つの艤装を紹介していますが、登場しないものでも便利な艤装はたくさんあります。パラシュートアンカー、ランディングネット、クーラーボックスなど、このあたりは人によって必要なサイズが異なるので今回は紹介していません。
まずは最低限の艤装を整えてその他は流用・安いもので補いつつ、年間を通して自分の釣り場でどんな釣りがうまくいくのか、自分はどんな釣りがやりたいのか固まってから追加で充実させていくというのがおすすめの揃え方!焦らずじっくり揃えていきましょう!
まずはカヤックのポート・アダプターを確認!
取り付け用のパーツから確認していこう!
カヤックの艤装で最もポピュラーなのは、カヤックフィッシングメーカーから展開されている取り付け用のパーツに各種マウントを装着していく方法です。カヤック本体に穴が開いていてそこにポート・アダプターを取り付け、差し込むようにロッドホルダーやフラッグパーツをセットします。
この手のアイテムを展開しているメーカーは複数あって、互換性はありません。まずは自分の持っているカヤックにどのメーカーのパーツが装着できるか確認するところから始めましょう。
国内で販売されているものは「スコッティー」、もしくは「レイルブレイザ」である場合がほとんどです!
取り付け用のパーツのメーカー確認方法は?
一番確実なのはカヤック本体についてきた仕様書を確認すること。購入先によって事情はさまざまですが、多くの場合は標準でこの位置にこのポート・アダプターを付けてありますというのが記載されているはずです。購入したボートの販売ページを見て確認してもOK。
分からない場合は「スコッティー」・「レイルブレイザ」の製品を販売しているウェブサイトに行ってポート・アダプターを見て判断しましょう!
最優先!まず取り掛かるべきカヤックの艤装を3つご紹介!
必ずやっておきたい艤装を3つご紹介!
まずは最優先の艤装からチェック!どの釣りをする場合も必ず必要になる3つの艤装をご紹介します。
これからご紹介するものは全て基本中の基本、カヤック・ゴムボート・SUPどれを買う場合でもセットだったり初期オプションとしておすすめされるようなものです。本体購入がまだの方は必ずチェック!すでにお持ちの場合も初めての釣りに出かける前に抜けが無いか確認してみてください!
①安全装備関連
安全旗 セーフティーフラッグ+1.8mポールセット
カヤック・ゴムボート・SUPは手軽=小型で軽いのが特徴。海上ではとにかく背が低く、波で上下すると大型船から姿が見えない可能性があります。衝突を避けるのはもちろん、視認性を高めておけば通過する漁船が遠回りしてくれて引き波の影響を受けにくくなるというメリットもあるので、フラッグは必ず用意しておきましょう。1.8m程度のものが標準です。
その他の安全装備としては、連絡先を記載した紙を防水性のある袋に入れてどこかに入れておく、熱中症対策にドリンクホルダー(飲み物をどこに置くか)を考えておく、スマホに海上保安庁の連絡先を登録しておく、このあたりはすぐにできるので準備しておきましょう!
②魚探&振動子関連
トランスデューサー取り付けアーム
初めてのオフショアであっても魚探は必須!移動中に見える海底の質や水深、小魚の反応はどのあたりで出るのかといった魚探の情報は、初心者の方でも後から必ず役に立ちます。
魚探はモニターだけでは機能せず、振動子というパーツを海の中に入れなければ役割を果たしません。センターコンソールに穴をあけるのか、カヤックから魚探振動子用のアームを出して海の中に入れるのか、バッテリーや振動子のコード整理と合わせて事前に検討しておきましょう。
浜で引きずって魚探の振動子が傷つくと故障する可能性があるので、ある程度沖に出てから振動子が海水に浸かるように艤装します!
バッテリーも用意しよう
先ほどご紹介した魚探の振動子とモニターはコードで繋がっていて、バッテリーと繋ぐことで両方に電力を供給します。バッテリー用のコード、バッテリーを置く場所も事前に考えておきましょう。そのまま使うと端子が錆びるので100均でバッテリーボックス用の箱を用意するのがおすすめです。
バッテリー本体は重くても安価な鉛バッテリーがおすすめ!合わせてバッテリー充電器も準備です!
③ドーリー関連
C-TUG サンドトラック ドーリー
駐車場から出艇場所までカヤック本体を運ぶドーリーについてです。車と出艇場所の距離が近いから無くても大丈夫、という場所もないわけではありませんが、基本的には運搬にこのドーリーを使うことになるのでまだお持ちでない方は要チェック。
カヤックとドーリーの固定にはラッシングベルトを使います。これはカートップしていたときに使っていたベルトをそのまま使えばOKです。車から降ろしたカヤックにある程度荷物を積んでドーリーで浜へ、ドーリーだけ持って車に戻ったらドーリーを仕舞って残りの荷物と一緒に浜へ、というのが基本的な運用方法!これも初回の釣りから用意しておきたい艤装になります!
ドーリーはいいヤツを選ぶべし
ドーリーは選択肢が少なくて、安いものでも1万円程度します。本体に艤装にタックルに、最初はいろいろお金がかかる釣りなのでどこかで節約したくなりますが、ドーリーはケチらず「C-TUG」を選ぶのがおすすめ!他のものと比べて本体が脱落する頻度が非常に低いです。
なんどもカヤックが落ちて乗せ直してとやるのはかなり体力を使います。気持ちよく遊ぶためにもクオリティの高いものを選択しましょう!タイヤは砂地仕様のバルーンタイヤがおすすめです!
なるべく早めに!やっておきたいカヤックの艤装を2つご紹介!
早めにやっておきたい艤装を2つご紹介!
続いては優先度二番目!早めにやっておきたい艤装についてです。
最優先としたものは釣りをする上で必須という内容でしたが、これからご紹介するものは釣りを便利にしてくれるタイプの艤装。釣り場の環境や釣りモノ、タックル内容によって必要なものが変化するので、一度釣りに行ってイメージを高めてから検討してみてください!
①ロッドホルダー
レイルブレイザ ロッドホルダー2
ロッドホルダーは2タックル持ち込む場合の必須装備。ロッド1本であればカヤック本体の簡易なホルダーで釣りはできますが、あると持ち替えを行うときの安定感が違います。移動中、リールに海水が掛かるのを防ぐ高さを稼げる艤装でもあるので、しばらく1タックルかなという場合もぜひ検討してみてください。
重要なのは取り付け位置!正面なのかサイドなのか、延長が必要なのか、このあたりは人それぞれなので一度沖に出て釣りをしてみないとなかなか決まりません。GoProを使いたい、スマホやデジカメを使いたい場合はロッドホルダーとは別にマウントが欲しくなります。どんなスタイルで釣りをしたいのか、じっくり検討しましょう!
取り出しやすさを重視しよう!
レイルブレイザ スイングアーム Rロック
ロッドホルダーを2つ以上取り付ける場合は、海上でどんな風に持ち替えるのかイメージしながら取り付けるのがポイント。パドリングやクーラーボックスへのアクセスを阻害しないように取り付ける必要があります。
おすすめはレイルブレイザであれば「スイングアーム Rロック」と「ロッドホルダーエクステンダー」を使ってやや後方に取り付けること!バーがあって回転するので、使うときだけサイドに持ってきて無理な体勢を取らずにロッドに手が届きます!
②バンジーロープ
バンジーロープ ショックコード
これはカヤック本体に付属している場合がほとんどですが、地味に活躍するのがバンジーロープ・ショックコードです。艤装の内容はカヤックの全面やサイドにフックを使って固定します。
このロープはあると非常に便利で、釣りの最中パドルを掛けたり、ランディングネットやフィッシュグリップをカラビナ接続するのに使えます。ネットもグリップも海に落とすと回収が難しいので、カヤックの釣りはとにかく何でもカラビナ接続!ゴム紐やフックを組み合わせて艤装しましょう!
ランディングネットはどこにつけたらいい?
ランディングネットの取り付け場所は、カヤックであれば本体に空いている穴、簡易ロッドホルダーで十分。SUPやゴムボートは自分でランディングネットホルダーを用意しなければいけません。ランディングネット自体はそれほど重量が無く長さも短いので、道具箱やクーラーボックスに塩ビ管をつける程度でOKです。
バンジーロープを網目状に組んで、本体と紐で挟むようにランディングネットを固定する方法もおすすめ!フィッシュグリップを使うよりも確実安全なので、大物に備えてランディングネットも用意しておきましょう。
艤装でフィッシングカヤックを完成させよう!
釣り用のボートで快適釣行!
限られたスペースの中でスムーズに釣りができるかどうかがトラブルなくマイボートの釣りを楽しむポイントです。しっかり艤装を整えておけば、不意な体制の変化でバランスを崩す機会は一気に低減できます。
釣り用の艤装が揃ってからがフィッシングカヤックの本領発揮!ロッドホルダーやランディングネットの接続先を整えて、トラブルなく釣りが楽しめるように準備しておきましょう!
カヤックが気になる方はこちらをチェック!
カヤックが気になる方は下記のリンクをチェック!
入門向けのベイトリール・ベイトロッドおすすめ5選をご紹介します。マイボートの釣りは魚探を見ながら釣る機会が多いので、迷う場合はバーチカルで釣りやすいベイトタックルがおすすめ!魚探・振動子の艤装をしっかり整えておけば、沖で快適に釣りが楽しめます。
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