ダイワ 紅牙X 69MHB
シマノ ソルト クロスミッションBB B66MH-S
シマノ グラップラーBB タイプLJ B63-2
おり釣り具 フライデー ザ ソリッド
カヤックフィッシング用のベイトロッドを見つけよう!
入門におすすめのハイコスパロッドをご紹介!
カヤックフィッシング入門に!2022年版ベイトタックル用のおすすめロッド5選です。
入門用としても検討できる価格帯のアイテムから汎用性が高く万能なもの、カヤックフィッシングで出番が多いものをピックアップしてご紹介します。
おすすめモデルも合わせて紹介しているので、初めての1本をお探しの方もぜひ参考にしてみてください!
カヤックフィッシングのベイトタックルについて
魚探を見ながら釣るならベイトタックル
まずはカヤックフィッシングでベイトタックルがどんな役割を持っているのかチェックしてみましょう!
カヤックフィッシングでベイトリールを使う主なメリットは、クラッチオフでラインを放出できる点とフォール中のバイト、着底を認識しやすいこと。スピニングリールよりも真下に落とす釣り方に適していて、キャスティングを考慮しない場合はベイトリールのほうが初心者向けと言えます。
釣り場の知識を蓄積するまでは、浅場を釣る機会が多く魚探頼りの展開になりやすいのがカヤックフィッシング。浅場で真下を釣りながら頻繁に巻き上げ→落とし直しと繰り返す釣りにはベイトタックルが適しています!
ベイトロッドはこんなタイプが人気!
カヤックフィッシングで使われているベイトロッドのタイプは大きく分けて3種類!SLJ(スーパーライトジギング)、タイラバ、シーバスキャスティング系のロッドが人気があります。
このうちシーバスキャスティング系のロッドに関してはストラクチャー撃ち、特別シーバスゲームが好きな方向けで、万能と言えるのはSLJ(スーパーライトジギング)向けとタイラバ向けになります。
それぞれどんな特性を持っているのか簡単にチェックしてみましょう!
①SLJ(スーパーライトジギング)ロッド
60g前後のメタルジグを使えるモデルが人気で、対象魚は青物・アジイサキがメイン。浅場を釣る機会が多いカヤックフィッシングでは、使用するメタルジグも比較的ライトで、80g程度まで使えれば十分というケースが多く、ライトジギングロッドよりもスーパーライトジギングロッドを選択する方が多いです。
シャクリからただ巻きまで軽いメタルジグをしっかり扱える絶妙な硬さ、青物を相手にできるバットパワーに魅力があります!
②タイラバロッド
60g前後のタイラバを使えるモデルが人気で、対象魚は真鯛をメインにいろいろ釣れます。
先ほどご紹介したSLJロッドよりも曲がりが大きくしなやかで、穂先が柔らかいのが大きな特徴。真鯛のジャレつくバイトを絡めとる柔らかさを持っています。
メタルジグをシャクっても曲がりが動きを吸収してしまって大きく動かせませんが、タダ巻きオンリーで使う場合はタイラバロッドの乗せる調子が役に立ちます!
③シーバスキャスティングロッド
キャスティングを考慮したハリの強さ、曲がりすぎない調子がシーバスキャスティングロッドの特徴。タイラバやメタルジグを真下に落として釣るスタイルよりも、プラグを投げて表層を攻める釣り方に適しています。
スピニングではなくベイトを選択する理由はキャスト精度の高さ!メタルジグを表層巻きする、浅場で横の動きをメインにフラットフィッシュ系を狙う釣りにはこのタイプのロッドで十分楽しく遊べます!
カヤックフィッシング向けベイトロッドの選び方
長さの選び方のポイント
ここからはカヤックロッドの選び方のポイントをご紹介!まずは悩む方が多い長さの選び方についてです。
カヤックロッドで長さを選ぶときの最大のポイントは、ティップ絡みに手が届くことと、魚を掛けた状態で船首側に回して反対側まで誘導できる長さであることの2点。後者に関しては艇の形状や全長によって最適な長さが変化しますが、大体6フィートジャストというのがちょうどいい長さになります。
遊漁船向けのベイトロッドから選べば長さは問題ナシ!定番の6.3フィートならバッチリです!
タイプの選び方のポイント
カヤックフィッシングは事前に釣り場の正確な情報を集めるのが難しく、ある程度自分で開拓しながら同じエリアをやり込むタイプの釣りです。この釣りをやるぞと決めてスタートしても、1年経ったら違う釣りがメインになったというケースは少なくありません。
こんな事情があるので、まずは乗り換えを前提に入門向けグレードの万能タイプからスタートするのが一番おすすめ!ある程度目途が立っている場合は、釣種専用の入門向けロッドを選ぶと満足度が高いです。
トラブル対策に2タックル体制とするのがセオリーなので、後から2本目を追加することも考慮に入れながら1本目を選んでみてください!
水深別のモデル選びもポイント
先ほどご紹介したように、実際にカヤックを何度か出してみないと水深も何となくしか分かりません。思っていたより潮が速かったり、沖へ出ても想像していたより水深が無かったり、釣り場特有の事情もあります。
ルアーウェイト=水深+αというのがメタルジグ・タイラバに共通するウェイト選びの基準ではありますが、最初からジャストなロッドを選択するのは難しいです。水深が分からない場合は大体40g~60gというイメージでモデルを選んでみてください。
出艇場所の景色で水深をイメージ
サーフは沖へ向かっても水深が浅く、砂利浜や磯から出る場合は水深があるところまで行けるというパターンが多いです。
砂地エリアなら20m前後を釣るケースが多いので対応ルアーウェイトは40gまででもOK。沖へ向かって深場に行けるという釣り場では水深60m~80mを釣ることになるので、ロッドの対応ルアーウェイトは80g程度まで欲しいです。
ロッドのモデル選びは出艇場所付近の景色、遊漁船の釣果情報なども参考にしてみましょう!
タイラバ・SLJ系のおすすめベイトロッド2選!
釣種専用ロッドを2本ご紹介!
やりたい釣りが決まっている方向け!まずはカヤックフィッシングの王道的なスタイル、SLJとタイラバ向けの釣種専用ロッドを2アイテムご紹介します。
21年、22年モデルとどちらも新作で、ミドルクラスから最新の技術を引き継いだハイコスパ系の入門ロッド!満足感をキープしたまま何年も使える基本性能の高さが魅力のシリーズです。
メタルジグの釣りならSLJ、タイラバやジグのただ巻きにはタイラバロッドのイメージでチェックしてみてください!
①シマノ「21 グラップラー BB タイプ LJ」
シマノ グラップラーBB タイプLJ B63-2
SLJからスタートしたい方にはシマノの21年モデル「グラップラー BB タイプLJ」がおすすめ。流通価格は15,000円程度でグリップジョイント式のワンピースブランクスです。
このロッドの特徴は何といってもコスパ!大手メーカーの量産ロッドらしい、高品質かつ価格は控えめなブランクスはカヤックフィッシングにピッタリの性能です。
流通数が多くインプレ評価抜群、いつでもどこでも手に入るというメリットもあります!
「21 グラップラー BB タイプ LJ」のおすすめモデルはコレ!
40g前後がメインになる釣りには「B66-0」、60gや80gを使うなら「B63-2」がおすすめです。
0番はSLJ向けの1本で、柔らかくマイクロジグをコントロールできます。パワーの方はそれなりなので、アジイサキをメインに中型青物までというイメージで検討してみてください。
2番は青物をメインに狙うライトジギングスタイルにおすすめ!ブリやカンパチをメインに狙いたい方はこちらのモデルを選択しましょう!
②ダイワ「22 紅牙 X」
ダイワ 紅牙X 69MHB
2022年春の新製品!ダイワの人気タイラバシリーズ「紅牙」のエントリーグレードモデルです。センターカットの2ピースモデルなので、仕舞寸法が短く持ち運びが楽々。流通価格で約13,000円程度と価格も手ごろです。
「22 紅牙 X」のおすすめポイントは入門ロッドらしい初心者への気配りで、扱いやすいスパイラルガイドセッティング&大きめガイドセッティングが魅力。トラブル少なく楽しめます。6.9フィートとちょっと長めですが、カヤック用としてもコスパ十分の1本です!
「22 紅牙 X」のおすすめモデルはコレ!
おすすめモデルはフィールドを問わずに活躍する「69MHB-S」。40gから150gのタイラバを扱えるので、カヤックで行ける範囲の水深はほとんどをカバーできます。
タイラバロッドらしい大きくしなやかな曲がりが魅力的!タングステンジグのただ巻きもこのロッドでOKです!
万能系のおすすめベイトロッド3選!
万能タイプのおすすめロッドを3本ご紹介!
ジギングロッドとタイラバロッドの中間、両方を1本で楽しめるようなロッドをお探しの方には万能タイプのアイテムがおすすめです。
カヤックフィッシング初挑戦、ある程度経験を積むまでどんな魚が釣れるのかわからないという方にはピッタリ!1本目はとにかく価格を抑えたいという方におすすめのロッドも登場するので、このタイプのロッドもぜひチェックしてみてください!
①シマノ「21 クロスミッション BB」
シマノ ソルト クロスミッションBB B66MH-S
万能系ロッドの定番!なんでも遊べるシマノ「クロスミッション」のエントリーグレードモデルです。ハイパワーXやタフテックαといったシマノの独自技術を採用しつつ、流通価格は15,000円程度とコスパ十分。全モデル6.6フィートで長さもちょうどいいです。
カヤック定番のタイラバ、ジギングはもちろん、ティップエギングやボートアジングといったライト系の釣りも遊びやすいロッドなので、とにかくいろいろ試してみたい方にはコスパ抜群です!
「21 クロスミッション BB」のおすすめモデルはコレ!
40g程度のジグがメインなら「B66ML-S」、重めを使うなら「B66M-S」がおすすめです。どのモデルもセンターカットの2ピースなので、車内スペースが気になる方にもおすすめ。ロッド1本、ルアーケース1つから釣りがスタートできます。
このタイプのロッドはステップアップ後も季節の変わり目などでサブロッドとして活躍してくれるので、ある程度釣り具に慣れている方も要チェックです!
②メジャークラフト「19 フルソリ ライトジギング」

入門向けロッドが人気のメジャークラフトからはフルソリッドの「フルソリ ライトジギング」をご紹介します。
フルソリッドロッドの特徴は曲がりが大きく粘り強いこと!ジグの操作性を確保しつつ、曲がり込みでタイラバ使用時の乗せ感をカバーできる万能な1本です。人気のロッドで品薄が続いているので、入手は通販よりも釣具店からの注文などを検討してみてください。価格は定価で20,000円程度です!
「19 フルソリ ライトジギング」のおすすめモデルはコレ!
おすすめモデルは最もライトな「FSLJ-B64L」。ライトジギングシリーズなので、LがSLJ向けのモデルという構成です。対応ルアーウェイトは30gから120g。タイラバもMAX120gとイメージしておきましょう。
フルソリッドのロッドは強度が高いことも特徴で、大きく曲げこんでも破損の心配はナシ!自分のペースで楽しくファイトできるカヤックフィッシングらしい釣り味を楽しみましょう!
③おり釣り具「フライデー ザ ソリッド」
おり釣り具 フライデー ザ ソリッド
とにかく安いロッドをお探しの方には「フライデー ザ ソリッド」!6,000円アンダーのオフショア向け鱒レンジャー的なロッドです。価格差があるので操作性は先ほどご紹介した「フルソリ ライトジギング」とまではいきませんが、フルソリッドらしい曲がりと粘りを楽しめます。
安いロッドを選択するメリットはスタート時の予算を抑えるだけでなく、カヤックフィッシングにつきものの破損・ロストのリスクを下げる効果もあります。釣り具に慣れていない方、カヤック上でのロッドの扱いが不安な方におすすめです!
「フライデー ザ ソリッド」のおすすめモデルはコレ!
おすすめのモデルはカーボン仕様の6フィートモデル。フルソリッドなのでかなりオーバー気味なウェイトまで使えますが、ジグやタイラバの対応ウェイトは30g~80g程度とイメージしておきましょう。ただ巻きメインならさらに重めを使っても問題ナシです。
安価なフルソリッドロッドということで操作性や感度は大手メーカー製のエントリーロッドに分がありますが、とにかく安いのでコスパはバッチリです!
ベイトロッドでカヤックフィッシングを楽しもう!
ハイコスパな1本で始めよう!
まずは魚探で地形の把握と魚の反応を探すところから始まるのがカヤックフィッシング。最初は真下に落とす機会が多いので、ベイトタックルの使用頻度も自然と高くなります。
青物・真鯛狙いから始めるならベイトタックルがおすすめ!ハイコスパなベイトロッドをゲットして、カヤックデビューの準備を進めましょう!
カヤックフィッシングが気になる方はこちらをチェック!
カヤックフィッシングが気になる方は下記のリンクをチェック!
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