ウインナーの燻製はキャンプ飯に最適！
初心者でも簡単に作れるウインナーの燻製
キャンプ料理にはいろいろな種類がありますが、中でも香り高い風味を楽しめると人気なのが燻製ウインナーです。一見すると難しそうに見える燻製も、簡単な作り方を覚えておけばあっという間に完成します。
キャンプでウインナーの燻製作りに挑戦しよう
本記事では、キャンプでおすすめしたい燻製ウインナーの作り方を紹介します。また、必要な道具や人気のアレンジレシピなど、アウトドアで役立つ情報も集めました。簡単な作り方で完成する燻製ウインナーのレシピをチェックして、キャンプに役立ててみてください。
用意する道具
スモーカー
キャンプで簡単に燻製を作るためには、専用のスモーカーを使うのがおすすめです。キャメロンズから出ているコンパクトサイズのスモーカーなら持ち運びで苦労することはなく、気軽に取り入れられます。
密閉性が高いため香りが逃げず、初心者でも簡単に燻製ウインナーを作れるのも嬉しいポイントです。炭火やガス火はもちろんのことIHでも使えますので、キャンプだけでなく自宅で燻製を楽しみたい時にも重宝します。
スモークチップ
燻製を作るためには、スモークチップが欠かせません。スモークチップには何種類かあるため、食材に合わせて選ぶのが美味しく仕上げるポイントです。ウインナーを燻製にするなら、サクラやヒッコリーのチップが適しています。
ウインナーに最適なサクラとヒッコリーのチップ
サクラはしっかりと香りがあり、ほのかな甘みを感じられるのが特徴です。ヒッコリーはクセのない優しい香りで、燻製の強い香りが苦手な方でも美味しく食べられます。
SOTOのスモークチップセットは、サクラやヒッコリーはもちろんのこと、ウイスキーオークやブレンドチップも揃っているため、好みに合わせて選べるのが魅力です。他の食材との組み合わせも楽しみながら、燻製作りにチャレンジしてみてください。
バーナー
燻製を行う時には中火や弱火などの温度調整が必要となりますので、バーナーを準備するとよいでしょう。炭火や焚き火は温度調整が難しく、初心者は失敗する可能性があるため注意してください。
点火装置が付いたコールマンのバーナーはマッチを用意する必要がなく、必要な時にすぐ火をつけられます。ツマミで簡単に温度調整ができ、初心者でも失敗を恐れることなく燻製作りを楽しめるのが魅力です。
簡単な作り方
水分を拭き取る
美味しい燻製を作るためには、下準備からこだわることが重要です。食材に水分が残ったまま燻製にすると酸味が強くなるため、あらかじめ拭き取るようにしてください。キッチンペーパーを使い、丁寧に拭き取るのがポイントです。
水分を拭き取った後はザルなどに入れて、1時間ほど乾燥させます。外の空気に当てて乾燥させることでキッチンペーパーでは取れない水分も蒸発し、酸味のない美味しい燻製が完成するでしょう。
アルミホイルを敷いてからチップを入れる
スモーカーにアルミホイルを敷いてからスモークチップを入れます。アルミホイルを敷かず、直にチップを入れるとスモーカーに汚れがついてしまうため、必ずアルミホイルを使うようにしてください。次に網をセットし、水分を取ったウインナーを並べます。
この時、スモーカーのスペースに余裕があるようなら他の食材を入れるのもよいでしょう。チーズや茹で卵など、好みの食材を入れておけば、味のバリエーションを増やせます。
中火にかけ、煙が出たら弱火で10分
食材のセッティングが終わったら、スモーカーを中火にかけます。しばらく時間が経過すると煙が出てきますので、弱火に落として燻製を続けるのがポイントです。
中火のままだとスモーカー内の温度が上がり過ぎてしまい、ウインナーがパサパサとした食感になるため気をつけてください。弱火に落としてちょうどよい温度に保つことで、ワンランク上の味わいに仕上がるでしょう。10分ほど燻製にしたら火を止めて蓋を開き、ウインナーを取り出します。
しばらく置いたら完成
燻製後のウインナーは、30分ほど時間を置いて食べるのがおすすめです。時間を置くことで燻製の香りがなじみ、さらに美味しくなります。ポイントさえ押さえていれば簡単に作れますので、ぜひ挑戦してみてください。
おつまみ系のおすすめアレンジレシピ2選
①：ジャーマンポテト
できあがった燻製ウインナーは、いろいろなアウトドア料理にアレンジするのも人気です。おつまみとして楽しみたい時には、ジャーマンポテトにしてみてはいかがでしょうか。
まずは、スキレットにスライスしたウインナーと玉ねぎを入れて炒め、事前に加熱しておいたじゃがいもを加えます。コンソメ顆粒と水を入れた後に蓋をして蒸し焼きにしてください。ニンニク加え、岩塩・ブラックペッパーで味を整えたら完成です。
じゃがいも（新じゃが） 大1個（270g）
ウインナー 6本
玉ねぎ（新玉ねぎ） 1/2個
サラダ油 大さじ1杯
☆コンソメ顆粒 小さじ1杯
☆水 大さじ1杯
にんにく(すりおろし) 小さじ1杯分
岩塩&ブラックペッパー 適量
■ 仕上げ用
パセリ(みじん切り) 小さじ1杯分
バター 大さじ1杯
さらに詳しいレシピはこちら
②：アヒージョ
アウトドアで作れる簡単ウインナーおつまみなら、アヒージョもおすすめです。ニンニクや小エビと燻製ウインナーの香りが絶妙にマッチして、ワンランク上のアウトドア料理になります。
最初に、オリーブオイルとニンニクをスキレットに入れて加熱し、香りが出てきたら小エビを加えてください。玉ねぎとブロッコリーを入れて塩胡椒で味を整え、さらに5分加熱します。最後にウインナーを入れて軽く煮込み、全体が馴染んだら完成です。
ニンニク 1片
むきえび 100g
冷凍ブロッコリー 5個
玉ねぎ 1/2個
塩と胡椒 各少々
ソーセージ 1袋
さらに詳しいレシピはこちら
主食系のおすすめアレンジレシピ2選
①：ナポリタン
食べ慣れたナポリタンも、燻製ウインナーを入れることで普段とは違う味わいを楽しめるようになります。大人から子供まで人気のナポリタンを作って、みんなで堪能してみませんか。
フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れたらスライスした野菜とウインナーを炒め、いったん取り出します。トマトジュースと水を沸騰させ、スパゲティが柔らかくなるまで加熱してください。水分が抜けたタイミングで具材を戻し、塩胡椒で味を整えたら完成です。
スパゲティ 100g
玉ねぎ 1/2玉
ピーマン 1つ
ウインナー 2本
オリーブオイル 大さじ1
にんにくチューブ 適量
トマトジュース（無塩） 200〜300cc
水 300〜200cc
塩 小さじ1/2
黒胡椒 適量
砂糖 小さじ1
さらに詳しいレシピはこちら
②：ウインナーパン
燻製ウインナーは、パンにするのもおすすめです。パン生地と合わせることで燻製の香りが引き立ち、まるでお店で売っているような味わいに仕上げられるでしょう。
ビニール袋に粉類と砂糖を入れたら口を締めて振り、全体を混ぜます。塩とぬるま湯、油を加えた後に揉み、生地をまとめてください。生地が2倍になるまで発酵させ、棒を付けておいたウインナーに巻き付けます。フライパンや炭火でこんがりするまで焼いたら完成です。
◆強力粉 300g
◆ドライイースト 小さじ2
◆砂糖 大さじ1.5
塩 小さじ1
ぬるま湯 150cc
油 40cc
棒付きウインナー 10本くらい
さらに詳しいレシピはこちら
キャンプで燻製ウインナーを堪能しよう
基本の作り方を覚えていれば、初心者でも簡単にウインナーの燻製を作れるようになります。まずは、ミニスモーカーなどの必要な道具を用意してみてください。燻製を作る前はウインナーの水気をしっかり拭き取り、酸味を抑えるのがポイントです。燻製後はしばらく時間を置いて香りを馴染ませれば、絶品のウインナーに仕上がるでしょう。
完成した燻製ウインナーは、アレンジレシピで活用するのもおすすめです。ぜひ、キャンプで燻製作りを楽しんでみませんか。
燻製ウインナーのキャンプ飯が気になる方はこちらもチェック！
キャンプを楽しむためには、燻製ウインナーを始めとした人気レシピを取り入れるのがおすすめです。関連記事ではキャンプで役立つレシピを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
キャンプ飯に◎簡単ウインナー料理おすすめ9選！スキレットやチーズを使うレシピも！
キャンプ飯の定番と言えば、ウインナーを使った料理。本記事では、丸大のウインナーを使ったおすすめキャンプ飯レシピをご紹介します。スキレットやチ...
キャンプ飯はこれで決まり！初心者でも簡単に作れる料理12選！手軽で超おしゃれ！
キャンプ飯（キャンプ料理）はキャンプの最大の楽しみ。でもキャンプ初心者には「屋外調理メニューって難しそう」と、敷居が高いですよね。今回は誰で...
キャンプ飯の人気レシピ12選！初心者向けの簡単料理や絶対美味しい定番メニューも！
キャンプでの楽しみはキャンプ飯でしょう。キャンプ飯のレシピは、同じようで作る人によって微妙に違います。根本的なレシピは同じで、こだわりの味付...