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サーフのアジングはどう釣る?砂浜でも使えるタックル&メソッドを解説!

サーフのアジング攻略!砂利浜・砂浜向けのアジングタックルや仕掛け、釣り方のポイントをまとめて紹介しています。デカアジ狙いで一番近道なのがサーフアジング、専用タックルを揃える価値は十分です!釣り方は難しくないので、初心者の方もぜひ気軽に挑戦してみてください!
2022年7月29日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

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サーフアジングで回遊を狙い撃ち!

遠投タックルでデカアジを狙おう

サーフでアジング!遠投タックルで回遊アジを狙うサーフアジングの基本情報をまとめてご紹介します。

アジングと言えば常夜灯まわりのジグ単ゲームですが、サイズを狙うなら外洋エリアで沖から接岸する回遊アジを狙うのが効果的。ある程度飛距離が必要になる釣りなので、スタンダードな構成ではなく、専門性の高いタックルでの攻略が必要になります。

リグもジグ単ではなく遠投系が必要です。タックル・仕掛けをまとめてチェックして、尺アジを狙ってみましょう!

サーフアジングとは

ゴロタ浜・砂浜で遠投するアジングスタイル

今回ご紹介するサーフアジングは、砂利浜や砂浜から遠投でアジを狙うアジングのスタイルです。ベイトを求めて沖からやってくる中大アジを狙える釣り方で、本州でサイズを狙うという場合はこの釣り方がメインになります。回遊が狙える時期は産卵や小魚系のベイトが絡む晩春や秋というフィールドが多いです。

10g程度までのウェイトをメインとする堤防からの遠投タックルで砂利浜・砂浜とも十分に対応可能なので、1タックルあるといろいろ便利!ジグ単の釣りでアジングに慣れてきたら、ぜひ遠投タックルの導入を検討してみてください!
 

アジが釣れるサーフはこんな場所!

今回ご紹介する遠投アジングタックルが狙っているポイントは、砂利浜と急深タイプの砂浜。遠浅のサーフを釣りたいときはかなりヘビーなタックルが必要になりますが、上記のエリアであれば50m程度の飛距離で十分勝負になります。アジが釣れるエリアからアジングのポイントが隣接しているサーフをチェックしてみましょう。

それほどポピュラーな釣りではないので情報は少なめですが、遠投カゴでアジが釣れていたり、ヒラメ釣りで沖側に引き網の漁船がくるような場所は期待大!遊漁船の釣りでタチウオ船が岸近くを流しているような場所もおすすめです。河口の流れ込みについてもチェックしてみてください!

サーフアジング向けの仕掛け

対応力の高いフロートリグからスタートしよう!

まずはリグからチェック!タックルはリグに合わせて選択しましょう。

サーフアジング入門におすすめの仕掛けは沈むタイプのフロートを使ったリグで、この仕掛けはスローな沈降と飛距離をある程度まで両立可能できます。砂浜や砂利浜は遠投しても多くの場合水深5m程度と比較的浅いこと、シンカー系のリグよりも表層直下のパターンに対応しやすいのがフロートのおすすめポイント。

メバリングほど表層がメインにはならないので、沈むタイプを選んで中層~底をテンポよく攻められるようにするのがアジングフロートゲームのポイントです!

サーフアジングの仕掛け例


続いては具体的な仕掛け例についてです。

フロートリグのメインとなるフロートは浮くものと沈むもの、接続方法に中通しとFシステムの2種類があって、サーフアジングに一番適しているのは沈む中通しタイプのフロート。ただし、中通しを使う場合はスイベルやクッションが必要になります。

今回は入門向けの仕掛けとして、仕掛けパーツが少ないFシステムのフロートリグをご紹介!手軽にリグれて飛距離抜群、入門にはこのタイプの仕掛けがおすすめです!

サーフアジングの仕掛け例:フロート

シャローフリーク Dive D-11.7g

出典:Amazon

フロートはFシステムを生み出したアルカジックジャパン「シャローフリーク Dive」がおすすめです。重さは8.1g・11.7g・16.6gとあって、一番おすすめなのは11.7g。投げやすく操作感もある、扱いやすいウェイトからのスタートをおすすめします。

「シャローフリーク Dive」の11.7gは残浮力が-0.6gの設定で、これは単体で0.6gのジグヘッドと同程度の沈降速度であることを意味しています。1.5g程度のジグヘッドをつけるとジグヘッドの沈降にちょっとブレーキがかかる程度の浮力です!

サーフアジングの仕掛け例:リーダー

出典: https://m.media-amazon.com/images/I/71WeB-dcOlL._AC_SL1009_.jpg

Fシステムのリグり方は、PEラインとリーダーを結んだときに出る端糸にフロートを接続するというもの。端糸は20cm程度、結び目からジグヘッドまでのリーダーは1m程度がアジングでの基本的なセッティングになります。

途中にスイベルを入れてリーダーを2種類使う方法もありますが、中大アジを狙うならリーダーの太さはフロート側、ジグヘッド側とも同一でOK!サイズを狙うので8lb(2号)前後あると安心です!

サーフアジングの仕掛け例:ジグヘッド&ワーム

カツイチ アジドライブ #8-1.5g

出典:楽天
出典:Amazon

ジグヘッドはアジング向けのやや大きめを選ぶのがおすすめ。#8の1.5g程度が使いやすいです。ジグヘッドは沈むときにフロートの浮力を背負うことになるので、ちょっと重めと感じるかもしれませんがこの程度から試してみてください。

ワームには広大なサーフでアジに見つけてもらうためのアピール力が必要になるので、2インチ程度でアピール系のカラーがおすすめ!小魚もイミテートできる細長いピンテールワームでOKです!

サーフアジング向けのタックル

ロッドは遠投アジング専用ロッドがおすすめ!

ロッドは対応ルアーウェイトが15g程度の遠投向けアジングロッドがベストです。フロートリグは垂らしが長くなりやすいので、8フィートクラスのロングロッドを選択しましょう。

代用ロッドから始める場合は遠投向けのメバリングロッドやエギングロッドがおすすめ!近年は安価で完成度の高いアジングロッドが多数展開されているので、ちょうどいいロッドがないなという方にはエントリーグレードの専用ロッドをおすすめします!

PE0.4号に2000番~2500番リールの組み合わせ

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出典:楽天

ラインはPEの0.4号~0.6号、リールはこのクラスのラインが150m程度巻ける2000番~2500番が適しています。ロッドのウェイトやパワーに合うセッティングで楽しみましょう。アジングロッドには軽量タイプのモデルがマッチします。

ギア比は早巻きを多用するようなシチュエーションが無く、遠投から手前は回収したいという釣りなのでノーマルギア程度がちょうどいいです!

サーフアジングの釣り方

基本戦略は回遊待ち!

サーフアジングの基本線的な戦略は回遊待ち。アタリの無い時間の中でバタバタと釣れる瞬間があるという釣りになります。ランガンを繰り返すよりも流れや地形の変化などアジが立ち止まるであろうポイントに投げ続けるのがおすすめです。アプローチの変化はキャスト方向やレンジ、アクションスピードを変える程度でOK。

やる気のあるアジを狙える釣りなので、細かいテクニックよりもまずは沖に仕掛けが入っている時間をできるだけ長くすること、そういう釣りだと意識して諦めずにチャンスを待つところからスタートしてみてください!

サーフの釣りは引き波に注意

サーフは岸際で波が砕けて沖側に引き込むような流れが発生します。この流れの力は非常に強く、バラシや口切れに繋がりやすいポイントです。

サーフでランディングするときは、魚を浮かせすぎて波に巻かれないようにすること、寄せる波に乗せるように岸に上げることの2つがポイント!波打ち際に立ってロッドを立てながら寄せようとするよりも、波を見ながら後ろ歩きで下がって浜に魚を上げる方がリスクが少ないです。

デイゲームなら目で見て判断できますが、暗い時間やナイトゲームで釣るときは要注意!魚が大きいときはヘッドライトで足元を照らしながらランディングしましょう!

アクションはただ巻き+αでOK!

基本のアクションはただ巻きにレンジを下げるためのフォールを組み合わせる程度でOK!回遊アジと出会える釣り場、そしてタイミングを選ぶという難しさがありますが、ルアーの操作は軽量ジグヘッドの釣りより簡単です。ストップ&ゴーに少しトゥイッチやステイを混ぜるようなイメージで動かしましょう。

朝マズメを狙うデイゲームでは特にこのタイプのアクションが強く、小魚を追うアジに対して抜群の効果があります。

ナイトゲームで食わないときは

デイではなくナイトゲームでただ巻きに反応しないときは、フロートの浮力を使うドリフトがおすすめです。リーダーを長めにとってフロートを浮くタイプに、シャローの底付近をジグヘッドが漂うように動かしたり、小さなトゥイッチで誘う釣り方も楽しめます。

水深2m程度までならこんな釣り方もできるので、デイゲームにこだわらない方はぜひ試してみてください!

サーフアジングはココがポイント!

デイゲームとナイトゲームの境目にこだわろう

最後はサーフアジングのコツについてです。

1つ目のポイントは回遊のタイミングと重なりやすい時間帯について。これはデイゲームとナイトゲームの境目、いわゆるマズメの中でも特に暗い時間に集中する傾向があります。朝マズメなら朝マズメ前の暗い時間、夕マズメなら夕方が終わって暗くなった直後が大チャンスです。

デイゲーム・ナイトゲームどちらの場合も、マズメ前後の暗い時間をフォローできるような計画を立ててサーフアジングに向かいましょう!


サーフはベイトの出入りが激しい

サーフはベイト・フィッシュイーターとも出入りが激しいフィールドです。ある程度の傾向はありますが、届く距離にいる魚が多い日、魚が少ない日があります。状況がいいと聞いて行ったら誰も釣っていなかった、久しぶりに行ったらすぐ釣れたということがよく起こります。

状況把握のためにも短いスパンで通うのがサーフ攻略のポイント!アジングであればナイトゲームに有利な満月、ブレイクラインまで近づける干潮前後を意識しつつ通ってみてください!

スピードを出すならメタルジグもアリ

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出典:Amazon
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波風の影響が強くフロートのコントロールが難しい日やとにかく早い動きに反応がいいというシチュエーションには、ワームよりもメタルジグを使うのがおすすめです。フロートよりも飛距離が出て、沈みが速いのでアクションスピードを上げられます。

10g程度のメタルジグはアジング遠投タックルでしっかりキャストできて、中大アジ両方をカバーできる丁度いいサイズ感!デイゲームにはフラッシング系、デイゲーム前の暗い時間は夜光系のカラーで攻めましょう!

アジングのアジングに挑戦してみよう!

未開拓のポイントを攻略!

まだそれほどポピュラーな釣りではありませんが、中大型のアジを身近なポイントで狙えるのがサーフアジング。意外なサーフでデカアジとの出会いが待っているかもしれません。

サーフのデカアジ狙いはブッコミサビキやジグサビキを使うことが多いので、情報が欲しい場合はこの2つの釣りの釣果情報をチェック!ワームの速すぎない誘いと柔らかい動きで、未開拓ポイントのアジを攻略しましょう!

アジングが気になる方はこちらをチェック!

アジングが気になる方は下記のリンクをチェック!

2022年版の予算別アジング入門タックルまとめをご紹介します。近年はエントリーグレードのアジングロッドにも遠投モデルが用意されているので、今回ご紹介したサーフアジングも同程度の予算からチャレンジ可能!

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