ギガパワーガスCBブタン
ギガパワーガス250イソ
ギガパワーガス500プロイソ
スノーピークのガス缶を紹介
スノーピークとは
スノーピークはアウトドア用品やキャンプ場の運営、アパレルや保険など幅広い事業を展開している日本の人気ブランド。高スペックなキャンプ用品を展開しており、初心者でも上級者でも快適なキャンプが楽しめます。
また、定期的にイベントを開きユーザーと開発担当が直接話せる機会もありユーザーを非常に大切にしているところも同社の魅力です。
スノーピークのギガパワーとは
スノーピークには小型のバーナーやランタンなどガスボンベを使うアイテムがあります。ガス缶には統一の規格があり、違うメーカーのものでも使用できますが、燃焼器具とガス缶の発売元を統一して使うのが基本です。スノーピークの燃焼器具を安心して使えるように、同社からもギガパワーガスという名称で複数のガス缶が発売されています。
ボンベの種類
CB缶とOD缶
スノーピークから発売されているガス缶にはCB缶とOD缶という2つの仕様があります。CB缶はカセットコンロでも使用できる細長く、高さのあるガス缶。OD缶は登山用の小型バーナーで使用する高さが低く自立しやすい形状です。それぞれ仕様が異なるためCB缶を使うキャンプ用品にOD缶を装着することはできません。
金缶と銀缶
スノーピークのガス缶「ギガパワーガス」シリーズには金缶と銀缶がありそれぞれパフォーマンスが異なります。また、大きなカテゴリーとして金缶、銀缶がありそこからCB缶OD缶へと細かく分かれます。
金缶と銀缶のパフォーマンスの違いは寒冷地でも使えるかどうかという点です。燃焼時間は使用する器具によって変わるため単純に比較することはできませんが、寒冷地で使う場合は金缶が推奨されています。
おすすめの金缶・銀缶3選
1:ギガパワーガスCBブタン
ギガパワーガスCBブタン
スノーピークが現在発売している銀缶の中で唯一のCB缶モデルが本品です。スノーピークが発売する燃焼器具やガスランタンの中で対応するのはHOME&CAMPバーナーだけとなり、同社の人気シングルバーナー「ギガパワーストーブ」などには使えません。
そのため、OD缶を使用する器具で使うにはアダプターを使ってCB缶をOD缶に変換する必要があります。CB缶仕様のためカセットコンロを持っている方は問題なく使用できます。
データ表記について
スノーピークでは、独自の出力算出を行っておりデーターは燃焼器具のHPに表記しています。そのため、ガス缶だけで燃焼時間の算出などはできません。ただし、本品はHOME&CAMPバーナーだけでしか使用できないCB缶のため非常にわかりやすいです。
HOME&CAMPバーナーは1時間辺り178gのガスを消費するため1.4時間の燃焼時間があります。ガスの消費量は気温により変化するため使用状況に応じて変わります。
2:ギガパワーガス250イソ
ギガパワーガス250イソ
銀缶シリーズのOD缶モデルで容量が220gのモデルです。小型のクッカーにもスタッキングしやすく、最小容量のモデルよりも容量も少し多く、燃焼時間が長いため登山だけではなくキャンプでも使いやすい仕様です。
CB缶のギガパワーガスと比べると充填されているガスの成分が異なっており、やや寒さに強く、沸点が-0.5°Cのガスに沸点が-11.7°Cのガスを追加されています。
安全性が高い
ガス缶は安全性も重要です。本品に使わているガスは寒冷地仕様のガス缶の中では、缶に圧力を掛けにくい安全性が高い成分が多く含まれています。寒さに強いため、ガス缶カバーを用意しなくても安定した燃焼が実現できおすすめです。
3:ギガパワーガス500プロイソ
ギガパワーガス500プロイソ
本品は最も寒さに強い金缶のOD缶です。沸点が-11.7℃のガスに沸点が-42.1℃のガスを追加しており真冬のアウトドアでも安定した燃焼ができます。そのため、ガス缶を保温するためのカバーを用意しなくても最高のパフォーマンスが引き出せます。
今回紹介しているモデルは容量が一番大きい450gの容量があり、一本で長時間使えるモデルです。
状況に応じた使い分けが重要
銀缶と金缶はどちらも寒さに強いですが、金缶はさらに寒さに強いガスが含まれています。そのため、価格が少し高くなっており季節や状況に応じて使い分けるといいでしょう。例えば秋の平地でのアウトドアは銀缶を使用し、真冬では金缶を使用するようにするとガス缶のパフォーマンスを最大限活かせます。
取り扱い上の注意点
CB缶は寒さに弱い
CB缶は寒さに弱いためガス缶カバーなどを用意して缶が冷えないように注意しましょう。缶が冷えるとガスが液体の状態のままとなり安定した燃焼ができなくなります。スノーピークのガス缶には種類があるため、気温に応じたガス缶を用意するというのが重要になります。
使用できる器具を確認
同じブランドの同じOD缶でも金缶と銀缶では中身が大きく異なることから、対応する器具も異なります。例えばギガパワープレートバーナーでは金缶は使用できません。さらに銀缶でも一番小さいサイズは使用できず、250か500しか対応していません。
スノーピークのガス缶は魅力的
スノーピークのギガパワーガスは種類が豊富にあり、使うシーンに応じて分ける必要があります。その分、状況に応じたガス缶を使うと寒冷地でもきちんと安定した燃焼ができるため秋付のアウトドアで非常に使いやすいガス缶です。寒いときには、金缶を使いそれ以外の季節には銀缶を使うようにしましょう。
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出典:unsplash.com