水分補給ができる折りたたみ式製品をご紹介
折りたたみ式のジャグはアウトドアに便利
ウォータージャグ、通称ジャグはウォータータンクとも呼ばる大型の水差しです。ステンレスやプラスチック製などのハードタイプや、軟質プラスチックなどを用いたソフトタイプのラインナップがあります。
本記事でご紹介するのはソフトタイプで、コンパクトに折りたたみができるのがメリットです。また、ハードタイプと比べてリーズナブルなので、キャンプ初心者から気軽に利用できるでしょう。
おしゃれなウォータージャグが目白押し
折りたたみ式のジャグは人気のアウトドアブランドからも多くの製品が提供され、バリエーションも豊富です。以下ではジャグの選び方を解説し、おすすめの商品をサイズ別でピックアップしていきます（本記事は2022年7月21日の情報をもとにしました）。
ウォータージャグの選び方
1．人数に応じて容量を決めよう
ジャグを選ぶ目安としては、ソロキャンプで1泊2日するなら4〜6L程度が目安です。また、4人程度のファミリーで1泊のキャンプなら7〜10リットル未満、それ以上のグループの場合は10リットル以上の製品を準備しましょう。季節や天候などによって必要な容量は上下しますので、余裕のあるサイズを選ぶようにしてください。
2．好みや用途によりタイプを選ぼう
ソフトジャグの折りたたみ方はさまざまで、柔らかいタンク形状のものやジャバラ式、袋式などがあります。また、設置方式により自立するものと、吊り下げるタイプがあるので、キャンプ場やご自分のアウトドアスタイルに合ったものを選びましょう。
ソロキャンプ用のウォータージャグ2選
1．キャプテンスタッグ・抗菌・伸縮ウォータージャグ（5L）
アウトドア用品メーカーのキャプテンスタッグが提供するウォータージャグです。軽量なポリエチレン製で、水を抜けば高さ6cmのコンパクトなサイズに折りたたみができるので、気軽にキャンプ場に持ち込むことができるでしょう。
5Lの容量はソロやデュオでの利用にぴったりのサイズ。半透明の残量がはっきりと見える外観で、価格は1250円ほどとリーズナブルです。
コスパ抜群の扱いやすい製品
伸縮ウォータージャグには抗菌処理が施されているので、衛生的で水への匂いうつりもありません。丸い形状の取っ手は握りやすく、頑丈な蛇口も備えているので、取り扱いもしやすいでしょう。
また、老舗ブランドの商品らしく安定性や耐久性が高いことも人気のポイントです。アウトドアだけでなく、自宅に置いておけばいざというときの防災グッズとしても活用できます。
2．MSR・ドロメダリーバッグ（6L）
MSRというアメリカのアウトドア用品メーカーの商品で、世界一丈夫なウォータージャグともいわれています。素材として使用されている1000デニールのナイロン素材はハードな登山用のリュックにも匹敵する厚みです。
折りたたみ式なので持ち運びの邪魔にならず、自転車やバイクでのソロキャンプにも活躍するでしょう。価格は7590円ほどと比較的高価ですが、長く使用できると評判の高い商品です。
丈夫でデザイン性の高さも人気
ドロメダリーバッグは重量が200g台と軽く、おしゃれなデザインも人気。ブラック系のシックなカラーにホワイトのブランドロゴが印刷されています。主に吊り下げて使用するスタイルで、ノズル（水圧小）とキャップ（水圧大）を使い分け、水量調整ができるのが特徴です。
内部にウレタンコーティングが施されているため、水に臭いがうつることがあります。水を味わうというよりは、調理用や水洗い用として活用しましょう。
ファミリー用のウォータージャグ2選
1．バンドック・フォールディングジャグ（7L）
バンドックは株式会社カワセが運営するアウトドア用品のブランドです。フォールディングジャグはポリエチレン素材の製品で、水を抜くとペラペラの状態にまでコンパクトにできます。
カラーは自然になじむダークグリーン。一般的なジャグと違うおしゃれな形状はキャンプ場でも注目されるでしょう。ソロはもちろんファミリー使いにも十分な容量で、価格は1100円ほどです。
リーズナブルで使い勝手抜群の商品
フォールディングジャグの構造はシンプルで、上部のキャップを外して給水するしくみです。蛇口の左右には赤いレバーが付いているので、同時に引き上げて水を出しましょう。蛇口はやや高い位置にあり、テーブルに置いた状態でも接触しないように配慮されています。
取っ手が付いているので持ち運びも簡単で、臭いうつりもしにくいため、美味しい水を味わうことができるでしょう。
2．コラプズ・折りたたみジャグ
コラプズ（Colapz）というイギリスで2010年に創業した折りたたみ製品のメーカーの商品で、価格は8250円ほどです。ファミリーでの利用に最適なサイズで、ジャグだけでなくバケツとしての機能もあります。
環境に配慮したリサイクルプラスチックを素材とし、タンとオリーブ、グレーの3色のラインナップです。おしゃれなデザインなので、キャンプ場の雰囲気を上げてくれるでしょう。
2WAY仕様で多彩な用途に活躍
折りたたみジャグは展開時の高さが22cmで、ねじりながら6cmの高さに収納することができます。重量は700g台と軽く、収納ポーチもついているので気軽に持ち運びができるでしょう。
ふたの裏にはパッキンを備えているため水漏れの心配もなく、ふたを開ければ急速な給水ができます。着脱式の蛇口はレバー式で、角度によって水量を調整できる使い勝手のよいつくりです。
グループ用のウォータージャグ2選
1．シートゥーサミット・ウォーターセルST10L
シートゥサミットは、オーストラリアで創業した寝具やアウトドア用品を手がけるメーカーです。ウォーターセルSTは亀のような形状の独特な外観が特徴で、キャンプサイトをおしゃれな雰囲気にしてくれるでしょう。
重量は200g未満と超軽量で、丸めてコンパクト折りたためるので収納スペースにも困りません。グループで利用するのにも十分な容量があり、価格は4180円ほどです。
ユニークなデザインで取り扱いも簡単
ウォーターセルSTの素材は食品グレードの軟質プラスチックのため、健康面でも安心して利用ができます。また、高周波溶着で加工されているため、耐久性が高いのもおすすめできるです。
本体内部の中央に設置された仕切り板は形状を保つ効果があり、給水・注水がしやすくなっています。注水方法は簡単で、キャップの中央にある弁を開きキャップを左に回すだけです。水量はキャップの回し具合によって調整しましょう。
2．ロゴス・抗菌広口ショルダー水コン16
国内の大手アウトドアメーカーのロゴスが提供するウォータージャグです。重量は400gと軽く、16Lのサイズがあるのでグルキャンにも活用しやすいでしょう。素材には軟質ポリエチレンを採用し、水をいれると安定性の高いボックスタイプのジャグに変形します。
持ち運びに便利なショルダーベルトも付属し、価格は1980円ほどと大型ジャグとしては比較的リーズナブルです。
シンプルな構造で衛生面にも配慮
ショルダー水コンは汲みやすい大きめの給水口を備え、氷を入れて使うこともできます。給水口から手を入れられるのでメンテナンスがしやすく、乾くのが早いのもメリット。抗菌処理も施されているので衛生的にも安心です。
操作は簡単で、蛇口をひねるだけで注水ができます。残量が少なくなると内部の気圧が下がり水の出が悪くなるので、給水口を開け空気を入れて対応しましょう。
折りたたみ式のギアで快適なキャンプを
ウォータージャグは、テントの近くにプライベートな水場をつくれる便利なキャンプギアです。特に折りたたみタイプは軽量でかさばらず、価格が安いなど多くのメリットがあります。
近年ではおしゃれなデザインの商品も増えてきました。気になるウォータージャグがありましたら、お近くのアウトドアショップなどで実物を確認してみてはいかがでしょう。
折りたたみタイプのウォータージャグが気になる方はこちらもチェック！
本記事ではソフトタイプのおすすめ品をご紹介しましたが、ハードタイプにも魅力的な商品がたくさんあります。以下にはさまざまなタイプのジャグの特集をリンクしましたので、ご参考にしてみてください。
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