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和琴半島自然探勝路はトレッキング初心者に◎展望台からの景色や露天風呂を満喫しようっ!

和琴半島自然探勝路でトレッキングを楽しんでみませんか?和琴半島自然探勝路は短距離であっても絶景や大自然を満喫できる魅力いっぱいのトレッキングコースです。本記事では和琴半島自然探勝路の見どころや楽しみ方についてわかりやすく解説します。どうぞご覧ください。
更新: 2022年7月13日
iiyudana

和琴半島でワクワクトレッキング!

和琴半島ってどんなところ?

和琴半島は北海道を代表する湖「屈斜路湖」に突き出た半島です。屈斜路湖は昔の火山活動の際に生まれたカルデラですが、カルデラが形成された後も火山の噴出が続いたため、和琴半島の原型となる溶岩ドームが形成されました。

その後長い時を経てその溶岩ドームに少しずつ土砂が蓄積し、湖岸の扇状地とつながることで今の和琴半島ができあがったとされています。今でも当時の火山活動の名残を見ることができる場所もあります(情報は2022年7月10日現在のものです)。


和琴の読み方の由来

半島の名前になっている「和琴(ワコト)」という読み方はアイヌ民族の固有の言語であるアイヌ語に由来しています。魚の尻尾のくびれた部分のことをアイヌ語では「ワコッチ」といいますが、和琴半島の地形がそれに似ているように見えたことからその言葉が和琴の読み方の語源となりました。

今の和琴という漢字があてられるようになったのは、明治から大正にかけて詩人や随筆家として活動した「大町佳月」氏が大正10年に和琴半島を訪れた時になります。

トレッキングの前に立ち寄りたい施設

和琴フィールドハウス


トレッキングを楽しむ前に屈斜路湖や和琴半島について前もって学んでおくのはいかがでしょうか。そんな時におすすめの施設の一つが和琴フィールドハウスです。

今回ご紹介するトレッキングコースのスタート地点にある施設で、和琴半島の豊かな自然についての情報や、トレッキングを楽しむ際のポイントや見どころなどを展示物や映像を使ってわかりやすく解説しています。トレッキングに役立つリアルタイムな情報を発信しているのでスタート前にぜひ立ち寄りましょう。

和琴フィールドハウスの所在地・問合せ

和琴フィールドハウス

  • 住所
    〒088-3341
    北海道川上郡弟子屈町屈斜路和琴
  • 電話番号
    015-484-2835

川湯ビジターセンター


こちらは和琴半島からは少々離れた場所にありますが、屈斜路湖とが属する「阿寒摩周国立公園」についての詳しい知識や情報を手に入れることができます。展示物や映像で屈斜路湖周辺に住む人々の生活や文化、屈斜路湖の成り立ちや自然環境ついての情報を発信しています。

登山道や探勝路、眺望ポイントなどの情報も提供しているため、トレッキングを楽しむ人にとっては大いに役立つ施設であるに違いありません。和琴半島からは車で20分ほどです。

川湯ビジターセンターの所在地・問合せ

川湯ビジターセンター

  • 住所
    〒088-3465
    北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2-2-6
  • 電話番号
    015-483-4100
川湯ビジターセンター

自然探勝路の概要と見どころ

和琴半島を一周するトレッキングコース

和琴半島自然探勝路は半島を一周するように整備されています。湖岸に沿ってコースが設けられているため、天気に恵まれれば屈斜路湖の絶景を眺めながらのトレッキングが可能です。

一周約2.5キロメートル、所要時間約45分という短めのコースのため、トレッキング初心者であっても気軽に半島を一周できます。特別ハードなコースではないため、歩きやすい靴と服装、飲み水などがあればトレッキングのための専門的な装備は必要ありません。

展望台のあるオヤコツ地獄は一番の見どころ

和琴自然探勝路で一番の見どころが「オヤコツ地獄」です。設置された展望台から、煙がモクモクと立ち昇るダイナミックな屈斜路湖の湖岸の景色を眺めることができます。昔の火山活動を彷彿とさせる絶景スポットです。

展望台からも素晴らしい景色を楽しめますが、天気のいい日にはカヌーを使って屈斜路湖の湖上からもオヤコツ地獄を眺めてみてはいかがでしょうか。地元ではカヌーを使って屈斜路湖を散策するツアーも企画されています。

植生を観察

景色を楽しむなら天気がいい日がベストですが、たとえ天気に恵まれていなくても和琴半島自然探勝路には豊かな自然という大きな見どころがあります。和琴半島は地熱が高く土壌が豊かであるため、季節によってさまざまな花を鑑賞できます。

春はフクジュソウやミズバショウ、夏はオオウバユリやクルマユリ、秋はトリカブトや美しい紅葉とトレッキングを盛り立ててくれる花々や木々が目白押しです。コース途中にあるカツラの巨木もぜひお見逃しなく。

天然記念物の声も聞こえる

トレッキングの際には立ち止まって虫たちの声に耳を傾けましょう。和琴半島には国の天然記念物にも指定されている「和琴ミンミンゼミ」が生息しています。北海道東部で唯一のミンミンゼミの生息地となっているので、ぜひ北海道の短い夏を感じてみてはいかがでしょうか。

また、冬にトレッキングをするとコオロギの仲間の「マダラスズ」の鳴き声も聞くことができます。コオロギといえば夏から秋の虫ですが、地熱で暖かい和琴半島では厳冬期でも鳴き声を聞くことが可能です。

湖岸で無料の温泉入浴

トレッキングの後は温泉三昧

トレッキングで疲れた体を癒すならやはり温泉でしょう。嬉しいことに和琴半島の付け根のあたりには、誰でも無料で入浴できる野天風呂があります。屈斜路湖の湖岸に三日月型の岩風呂があり、湯船の水深は40センチメートルほどと浅めです。

湯船の底から肌に優しい単純泉が湧き出しているため、100%源泉掛け流しの湯使いで天然温泉を堪能できます。四季折々に美しい屈斜路湖の景色を眺めながらの温泉入浴は最高です。

勇気を出して温泉入浴

和琴半島の野天風呂は混浴であるため、女性はバスタオルを巻くか湯浴み着を持参するのがおすすめです。湯船に近い場所に更衣室のようなスペースがあるので着替えはそちらで済ませるといいでしょう。湯船が広いため混浴であってもそれほど抵抗感はないかと思われます。

地元住民が管理している野天風呂ですが、湯船の底には藻が生育しているため入浴の際には滑らないよう注意が必要です。少々勇気のいるお風呂ですがトレッキングの疲れは一気に吹き飛びます。

キャンプをしながらトレッキング

和琴湖畔キャンプフィールド

せっかく屈斜路湖を訪れるならぜひトレッキングと一緒にアウトドアも満喫してみてはいかがでしょうか。和琴半島自然探勝路からそれほど離れていない場所に2ヶ所のキャンプ場が整備されていますが、おすすめは「和琴湖畔キャンプフィールド」です。

キャンプサイトはオートキャンプが楽しめるフリーサイトとログハウス風のバンガローサイトがあり、フリーサイトは砂浜のサイトと芝生のサイトからチョイスできます。

砂浜のサイトが一押し

屈斜路湖の湖畔という抜群のロケーションを堪能するなら、ぜひ波打ち際のテントサイトをチョイスしましょう。湖の景色を一日中眺めながら極上のアウトドアライフを満喫できます。

特にサンセットの時間帯の景色は素晴らしく、美幌峠に沈む夕日が感動の絶景をつくりだします。前述の無料の野天風呂からは100メートルほどの距離にあるため、ワイルドなお風呂で汗を流してからテントやバンガローで就寝というのはいかがでしょうか。

キャンプ場の住所・問合せ

和琴湖畔キャンプフィールド

  • 住所
    〒088−3200
    北海道弟子屈町字屈斜路和琴半島
  • 電話番号
    なし(予約はHPから)
和琴湖畔キャンプフィールド

現地までのアクセス

車でも列車でもアクセス可能

和琴半島までのアクセスについてご紹介します。まず車でのアクセスですが、釧路空港からは国道274号線と241号線を走って約1時間45分で和琴半島に到着します。女満別空港からは国道39号線と243号線を走って約1時間です。

次に列車でのアクセスですが、JR釧網本線を利用して摩周駅で下車しそこから路線バスに乗り換えて和琴半島へと向かいます。摩周駅から和琴半島までは約30分です。期間限定の「えこパスポート」を利用するとお得にバスに乗車できます。

和琴半島の所在地・問合せ

和琴半島

  • 住所
    〒088-3200
    北海道川上郡弟子屈町和琴半島
  • 電話番号
    015-482-2200

和琴半島でトレッキングを楽しもう!

Photo by fukapon

ここまで和琴半島自然探勝路について解説してきましたがいかがでしたか?短時間で手軽に歩ける和琴半島自然探勝路は初心者のトレッキングに最適です。温泉入浴やキャンプなども計画に含めればトレッキングを2倍楽しめるに違いありません。次回のトレッキングは屈斜路湖の素晴らしい景色や半島独特の自然環境を堪能できる和琴半島自然探勝路に決めてみてはいかがでしょうか。

和琴半島以外の北海道のトレッキングコースが気になる方はこちらもチェック!

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