DOD カマボコテント3S タンカラー
「DOD」について
大阪のアウトドアブランド
「DOD(ディーオーディー)」は、大阪府東大阪市に本社を置くビーズ株式会社が展開するアウトドアブランドです。当初は「ドッペルギャンガーアウトドア」の名前でブランドを展開していましたが、2018年2月にDODに変更しました。
ロゴにあしらわれたウサギが可愛らしく、覚えやすくて親しみやすいブランドです。クレイジーを自称していますが、その実利用者のニーズをしっかり捉えた高機能なキャンプギアを多数取り扱っています。
- 当記事は2022年6月時点の情報をもとに記載しているため、実際の情報とは異なる場合があります
DODのおもな製品
DODではテントやテントアクセサリ、テーブルやチェアなどのキャンプ用品をおもに取り扱っています。特にテントは使う人数に合わせて種類を分けていて、サイズやカラーのバリエーションが豊富で人気があります。
DODの製品は実店舗だけでなくオンラインショップでも購入することが可能ですが、閲覧や購入には会員登録が必須です。今回はそんなDOD製品のでも、幕の形が正方形のチーズタープについてご紹介していきます。
DODのチーズタープのスペック
チーズタープはsとmの2サイズでカラーバリエーションはタン(ベージュ)とカーキの2色があり、いずれもクールでシンプルな色合いです。s・m共に付属の収納袋に収納した状態でも大きさがあり、重さがあります。
そのため、1人よりも人数が多いキャンプにおすすめです。ちなみに、高い人気があったブラックやチーズタープミニは廃盤のため直営店などでは購入できないので、気になる方はリサイクルショップなどで探してみましょう。
チーズタープの付属品
- 直径4mmのガイロープとアルミアジャスターのセット×10
- 専用の収納袋
- ポールとペグは付属しない
チーズタープのおすすめポイント
厚みのある生地で影が濃い
ほかのタープと比べて厚みのある素材の生地を使っているのが、このチーズタープの特徴です。厚さのあるポリコットン素材の生地は遮光性が高く、紫外線をブロックすることができます。
ポリコットンは紫外線に強い素材のポリエステルと、断熱性や保温性に優れている素材のコットンの特徴を兼ね備えた素材です。ただ、ポリエステルとは違って水を弾かないため、濡れたらしっかり乾かさないとカビが生える原因になります。
張り方のバリエーションが豊富
チーズタープの幕は正方形で、グロメットが複数あります。そのため幕の向きを気にせず設営できるので、ポールの角度や使う本数を変えることでさまざまな張り方をすることが可能です。
使うシーンや用途によって形を変えられるので、テントを張らずに寝るタープ泊もできます。プライベート空間を確保できる張り方なら、周りからの視線を遮れるでしょう。また、1つでさまざまな形に変えられるので、荷物を軽量化できるメリットがあります。
チーズタープの張り方アレンジ
カマボコテントと組み合わせるチーカマスタイル
DODではカマボコテントというテントを取り扱っており、チーズタープをカマボコテントと連結して使うことを「チーカマスタイル」と言います。カマボコテントは2つの部屋がトンネルのような形で繋がっているのが特徴です。
そのため、寝るためのスペースと寛ぎたいときのスペースを分けることができます。チーズタープを連結させることで雨や日差しを避けられるので、リラックスできるスペースを広く取れるのが嬉しいポイントです。
DOD カマボコテント3S タンカラー
囲われた空間のステルス張り
ステルス張りは、「ステルス戦闘機」によく似た見た目をしていることからその名が付いた張り方です。グロメットやガイロープなど必要な道具が必要な数あれば、どんなタープでもできる張り方となっています。
ステルス張りのメリットは、テントと同じように全方向を幕で囲われた空間を確保することができる点です。タープ泊にも最適な張り方なので、タープ泊にチャレンジしてみたい方はぜひマスターしてみてください。
タープの下にテントでカンガルースタイル
どんなにガイロープをピンと張っても、タープの中心がだんだんたわんでしまうことがあります。チーズタープは幕の中央にポールを立てられるソケットが付いているので、中心をポールで支えることが可能です。
中心にポールを立てると天井が高くなって広く感じるでしょう。また、チーズタープの下にテントを張ればテント内の暑さや寒さを抑えることができ、テントの結露を防げます。このような張り方を「カンガルースタイル」と呼びます。
チーズタープを使うときの注意点
チーズタープの下で焚き火はできない
タープの素材に使われているポリコットンは燃えにくくいという特徴がありますが、全く燃えないわけではありません。また、タープの下は開放感がありますが、風向き次第では一酸化炭素が溜まって中毒を起こす場合があります。
付属の取扱説明書にもタープの下では火気を使わないようにと記載されています。火がタープやガイロープに燃え移ったり一酸化炭素中毒を起こす危険性があるので、焚き火をするときはタープから離してやりましょう。
撥水性はない
チーズタープには、水を弾く撥水性はありません。雨などで濡れると水が生地に浸み込み、繊維が水分を含んで膨張することで雨漏りを防ぐような仕組みをしています。また、生地の耐水圧は350mmと低めなので、小雨なら防げる程度です。
そのため、長時間雨が降ると耐えきれずに雨漏りしてしまいます。さらに、一度濡れると乾燥させるのに時間がかかってカビが生えてしまうので、天気が崩れそうな日には使わないのがおすすめです。
洗濯はできない
使ったタープやガイロープはそのまましまってはいけません。必ず乾燥させて、ひどい汚れは落としてから収納しましょう。溶剤や洗剤を使うと変色するので、汚れが落ちない場合は固く絞った布などで拭いてください。
レビューを見てみると自己責任のうえで洗濯している方もいるようですが、説明書にはっきり洗濯しないでと記載されています。汚れが落ちたら日焼けしないように直射日光が当たらず、湿度が低い場所に保管しましょう。
DODでキャンプを楽しむ
今回はDODのチーズタープのスペックや、張り方のアレンジ方法についてご紹介しました。チーズタープは、快適なキャンプを楽しむためのアイテムです。必須アイテムではありませんが、テントの隣に張れば簡単に安らぎの空間を作れるでしょう。
そのため、チーズタープはいつものキャンプをグレードアップしたい方におすすめです。リラックスできるゆったりとしたキャンプを楽しみたい方は、ぜひ一度チーズタープを手に取ってみてください。
チーズタープ以外も気になる方はこちらもチェック!
今回は、DODのチーズタープについてお話してきました。tタープにはチーズタープ以外にもさまざまなタイプがあり、その中でもキャンパーにおすすめのタープはたくさんあります。
暮らし―のではタープに関するさまざまな記事を掲載しているので、ほかのおすすめタープが気になる方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。これからタープを選ぶときに、少しでも参考になれれば幸いです。
タープの決定版62選!種類と値段と質から選ぶおすすめタープテント!
キャンプ、アウトドアシーンには欠かせないタープをご紹介します。 おすすめブランドのタープまでを厳選してご紹介します。コールマンやスノーピー...
【ソロキャンプ】タープのおすすめ5選!軽量&コンパクトをご紹介!
今回はソロキャンプ用の軽量タープを紹介していきます。1人でも設営できるよう、重量10㎏未満のタープだけを集めてみました。キャンプはもちろん、...
焚き火タープ?タープの中で焚き火が満喫できるおすすめタープ5選!
焚き火タープとは何かから、おすすめの焚き火タープを5つに絞り紹介。焚き火タープがあれば、雨でも焚き火ができ雨キャンプの楽しさ倍増です。また、...
出典:unsplash.com