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【連載】6月はちょい投げシーズン!河口エリアでお手軽白ギス釣り!

今週はキス釣り!6月序盤、ちょい投げの白ギス釣行レポートです。ルアーロッドにちょい投げセットをつけて、ジャリメでキスを狙います。どんな風に釣りを進めるのか、ちょい投げなりの戦略的な部分を紹介しているので、釣果アップを目指している方はぜひ参考にしてみてください!
更新: 2022年6月17日
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この記事で紹介しているアイテム

ハヤブサ ライトショット 投げキスセット 立つ天秤

ちょい投げシーズンの開幕戦を実釣レポート!

梅雨の気配でキスが接岸!

ライター撮影

連載第114回!今週は梅雨の気配でシーズン本格化間近のちょい投げキス釣りです。

イカにアジにカヤックに、やりたい釣りはあるものの天気の悪い日が続いて腰が重くなっていましたが、キスのちょい投げなら数時間の凪でもちょっと遊びに行こうかなという気になって出撃!結果は雨で早上がりという内容になりましたが、久しぶりにキスのブルブルとした引きが楽しめました。

ルアーロッドで遊べる釣りなので、朝マズメの本命終わりやちょっとした隙間の時間におすすめ!釣りのデビュー戦にも適しています!

小型青物交じりのスタート!

河口の砂利をゴリゴリ感じながらリトリーブ

ライター撮影

まずは釣り場に入って状況をチェック。河川がサーフエリアへ流れ込むポイントからスタートすることにしました。河口ではありますが河川の規模が小さく釣りをするのはほぼ海という感じで、河口は変化になるアクセント程度といったポイントです。

久しぶりにハリにジャリメをつけて、まずは底質や地形変化を探すところから始めます。海底は砂利で手元に伝わる感覚はゴリゴリ、ときどき軽く根掛かりしますが、リールを巻く手を止めてなんどかゆすれば外れてきます。

遠投しても浅いし根掛かりしそう、右に投げると浅くて砂、左に投げると抜けてくる砂利、こんな感じでイメージを作るところから始めるのがポイントです!

仕掛けは「ライトショット 投げキスセット」

ハヤブサ ライトショット 投げキスセット 立つ天秤

出典:楽天

今回のちょい投げで使った仕掛けはハヤブサの「投げキスセット 立つ天秤 瞬速2本鈎」。ルアーロッドでも扱いやすい長さの仕掛けと誘い効果の高い立つテンビンがセットになったアイテムです。サーフロッドを使ったのでオモリは7号(約27g)、ハリは中間的なサイズの8号を選択しています。

立つテンビンは自分のお気に入りのちょい投げオモリで、ルアーゲーム的に底を感じながらときどき止めるという戦略に合っているように感じます。セット仕掛けなら準備は簡単!釣具屋さんでエサを買うついでにゲットしましょう!
 

ファーストヒットは砂利ゾーン

砂利ゾーンをゴリゴリ巻いているとティップが入るゴン!としたアタリ。砂利のゴリゴリ感とは違って引き込むような感覚がありました。手を止めて食い込み、あわよくば2匹掛けを狙います。

何度かゴンゴンとアタって引き込んだところでアワセを入れて回収、キスだったら大きいぞという引きを感じながら寄せると白ギスと小型青物の連掛けでした。青物がボトムでジャリメを食べるのはなんだか変な感じがしますが、小さい内はエサはなんでもいいんでしょうか。

とりあえず本命をゲット!反応があるコースやボトムの感覚、巻きのスピードも把握しました!

軽くアワセるとフッキングがいい!

キスは結構引き込む魚で、オモリが5号ぐらいあればアワセなくても勝手にハリに掛かります。向こうアワセでOKの釣り。パックロッドでアタリが分かりにくいという場合はこのスタイルでも問題ありません。

ですが、感度が高いルアーロッドを使って遊ぶ場合は、引き込みに合わせて軽くアワセを入れるのがおすすめ!こうするとハリを飲まれる頻度が大きく低下します。ボトムの質や変化をとらえる感度といいフッキング、ルアーロッドの強みを引き出しながら手返しよく釣っていきましょう!

小型青物オンリーの中盤戦!

ライトゲーム的な展開

ライター撮影

混じる小型青物の引きが面白くなって、しばらく青物狙い!青物が溜まっているであろうコースを通しつつ、やや速い巻きからのストップというパターンで釣れ続けます。ちょっとエサがもったいないような気もしますが、ライトゲームに活かせるような気もするし、釣れるうちに釣っておきたいしということでキス釣りを忘れて狙いにいっていました。

砂浜のキス釣りでこれだけ小型青物が混ざるという経験はありませんが、港内や砂利っぽい底のエリアで釣るとときどき混ざります。1gのジグ単は届かない位置というのが残念ですが、これから暑くなって水温が上がってくれば、そういう釣りも遊べるようになっていくんじゃないでしょうか!

キス釣りを思い出してキャストの向きを変更

ひとしきり小型青物を釣って、魚が居る場所や誘い方を掴んだところでちょっと休憩。エサ釣りでもパターンを掴んだなという感覚があると満足感があるんですが、そこでこの日はキス釣りだったということを思い出しました。もう少しキスを釣らないと!

先ほどまで投げ続けていたポイントは入れると小型青物が掛かるので、キスを釣るためには別のコースを探す必要があります。立ち位置を変えたりキャストの向きを変えたり、キスの反応を探してズル引きです!

フグを釣りながら少しずつキスをキャッチ!

根掛かりの少ないコースで小型のキス&フグ!

ライター撮影

砂地と思われるポイントと砂利の間、かけあがりを感じるコースで仕掛けを止めてアタリ!投げる方向を変えて少しキスが釣れるようになりました。ただキスがいる場所はフグも多いようで、乗らないアタリやハリス切れが連発します。動かしても止めてもダメで難しい。

フグは浅い場所に多い傾向を感じたので、かけあがりを捨てて少しでも深い沖側へ仕掛け投入位置を変更して、フグが少ないゾーンをサーチ。今度はアタリが無くなってキスも少ないようです。あっちに投げたりこっちに投げたり、満足して引けるコースが見つかるまではいろいろ試してみます!

厳しいコースでグッドサイズ

沖側から仕掛けを引いてくると、ひときわ海底の起伏が激しいゾーンを発見。ルアーゲームのように、根掛かり直前を感じたらロッドでオモリをジャンプさせないと通してこれない厳しいコースです。このコースを攻めるとこの日一番のキスが登場!大きなキスは根まわりというか、砂オンリーではないところを好むように思います。

雨の予報時間まであとわずか、サイズ・数ともにもう少し欲しいという釣果なので、今日はこのゾーンに狙いを定めて釣りきることに決定!根掛かりが特に厳しいと感じるところは回避して、地形変化の際を狙うようなイメージで釣りを進めます!

雨&潮止まりで早上がり!

変なのが釣れだすと終了の気配

ライター撮影

空が暗くなってきて雨もポツポツ、というところで潮が止まったのかキスのアタリがストップ。久しぶりにキタマクラが掛かったりして、この日は終了という気配が漂ってきました。いい魚は潮がいいタイミング、前後は変な魚が釣れるというのはエサ釣りもルアーゲームも変わりません。外道のヒットは開始の合図であり、終了の合図でもあります。

こんな考えで雨が本格する前に撤収!キタマクラはパパっとリリースして道具を片付けます!

釣果は10ヒット7キャッチ!

この日の釣果は2時間弱やって10ヒットの7キャッチ。サイズは前半が15cm程度、後半の厳しいコースで20cmオーバーという感じで、本番まではまだもう少しという感じでした。いい時間ではなかったとはいえ、もう少し釣りたかった!

もう少し暑くなるとキスの数が増えて、アタリの数が増えるしダブルヒットもあるしで短時間のちょい投げでも20匹オーバーを狙えるようなシーズンに入るので、ハイシーズンにもう一回は遊んでおきたいなという釣行でした!

短時間でもキッチリ釣れるちょい投げ白キス釣り!

いろいろ試せば釣果は安定!

ライター撮影

今回はもう少し数が欲しかったなという釣果でしたが、小型青物がたくさん釣れて魚トータルの数は満足!時期もいいしエサ釣りだし、ルアーゲーム的なアプローチでもアレコレ試せば釣果はある程度安定する釣りです。

キスは引きが強く味がいいというのも大きな魅力!ライトなロッドで遊ぶと釣って楽しいターゲットなので、手軽に遊べる釣りをお探しの方はぜひチャレンジしてみてください。一旦お休み的な時期が入りますが、6月~10月頃まで遊べます!

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