検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【連載】シーズン1発目のカヤック釣行!ヒラスズキ不発もビッグなゲストが登場!

今回はヒラスズキのキャスティングをメインにしたカヤックフィッシングの釣行レポートです。こだわったストラクチャー狙いが功を奏す内容!ヒットルアーなども紹介しているので、カヤックフィッシングにお出かけになる方はぜひ参考にしてみてください!
更新: 2022年6月17日
sim0223
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー LH

ブリーデン ビーバイブ キャシーマージー 20

今年もカヤックフィッシングスタート!

ヒラスズキ狙いで出航!

ライター撮影

連載第112回!今週はようやく風が収まってシーズン一発目のカヤックフィッシング釣行レポートです。

去年いい思いをしたヒラスズキキャスティングを楽しみに天気予報を見る毎日、今年は風の強い日が多くなかなかカヤックを出せませんでしたが、やっと風が弱い日を見つけられました。

序盤はなんだか大きく外してしまった、という雰囲気でしたが、後半のビッグワンで大まくり!使用ルアーとアクションイメージも紹介しているので、カヤックフィッシングにお出かけになる方はぜひ参考にしてみてください!

ヒラスズキシーズン終わっちゃった?

朝イチのキャスティングがまさかの不発

ライター撮影

シーズンイン前から楽しみにしていて、ルアーを買ったりロッドを買ったり、アレコレ準備を進めていたヒラスズキキャスティング。今回の釣行はもちろんこの釣りをするのが目的で、ジグやバーチカル系のタックルは本当にサブのサブ、という感じで準備を進めていました。頭の中はヒラスズキでいっぱい。

カヤック自体が久しぶりだったので、足りないものはないか・ドレンプラグがゆるんでいないか、浜でしっかり確認してから沖のストラクチャーゾーンを目指します。久しぶりの海上は気持ちがいいです!

キャストを続けるも全然でない!

ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー LH

出典:楽天
出典:Amazon

去年は朝なら3投で1バイト、というようなペースでヒラスズキが出ていたポイントに到着。さっそく新調した「セットアッパー LH」、「ワールドジャーク」で表層を攻めるも、まったく反応が得られない時間が続きます。タイトに入れてもジャークしてもうんともすんともいいません。

まさかすでにシーズンが終わってしまったのでは、という疑念が頭の中でグルグル回り始めますが、今日はこの釣りをやりに来たんだということでとにかくキャスト回数勝負の戦略をとることに決めました。

シーズン終わりで数が減ってもゼロということは無い…はず。

海面の反応は全部小サバ

ポイントを休ませるためにやや沖をチェック

ライター撮影

2時間ほど流しめぼしいポイントを打ち尽くしてしまって、さすがに入り直さないと出ないと感じたのでやや沖の潮目・ブレイクゾーンのチェックに向かいます。魚探には小さい魚の群れがときどき映りますが、サイズには期待ができないような反応です。

移動中に海面がパチャパチャっとなって小魚が跳ねて、ジグをキャストすると春らしい小サバ!追われていたのではなく、小サバそのものが出ていただけでした。これは困った!

小サバ&潮目パターンを試すも

去年の春は海面の小サバを見ながら潮目を流すような感じで釣って、真鯛や小さなヒラメを釣った記憶があります。今回もときどき小サバの反応が映るエリアの潮目付近を流しながら、ジグを落としたりキャストしたり、時間経過を待ちながらアジイサキを探してみることにしました。

30分ほど流してみましたが、残念ながら魚探にコレだという反応が映ることは無く、極小カマスと小サバがときどき釣れる程度でこの釣りは一旦終了。ヒラスズキエリアに入り直してもう一度キャスティングです!

エリア移動後のイサキ狙いも不発

魚を探してエリア移動を繰り返す

ライター撮影

入り直しのヒラスズキキャスティングはまたも不発。大外しの雰囲気が漂ってきました。

とりあえずもう一度他の釣りで時間を使うことにして、今度は海底がゴツゴツしているゾーンをジグで攻めます。根が好きなイサキがいれば釣れるかもしれないし、アジにも出会えるかもしれないという算段。この時期はSLJ的にアジイサキを狙うことが多いです。

魚探にそれらしい反応はないもののゴツっとアタってヒット!したもののアタリの感触が大きかったのは最初だけで、後はすんなり上がってきて可愛いサイズのカサゴが浮いてきました。もう少しサイズが欲しい!

友人と情報交換

とにかくうまくいかないので、一緒に出航していた友人と海上で情報交換。別のエリアでヒラスズキキャスティングをやっていたが、ミノーに反応が悪くチェイスは見たけどバイトには至らず、という感じで数が少ない&低活性な印象だと情報をいただきました。

楽しみにしていたヒラスズキシーズンですが、どうやらピークはすでに終わってしまったようです。

ミノーではなく沈むルアーで着水直後から沈めたほうがいいというアドバイスを貰ったので、メタルバイブに付け替えて3度目の入り直しでヒラスズキを狙います!

ヒラスズキ狙いでようやくバイト!

上がってきたのは70オーバーの真鯛!

ライター撮影

11時を回って潮止まりのタイミング、最後の勝負でもう一度ヒラスズキポイントに入り直します。アドバイス通りバイブレーションをタイトに投げて、ボトム付近まで沈めてからじっくり誘うためにリフト&フォール、でゴツっとバイト!ヒット直後からかなり強烈な引きでやっといいサイズのヒラスズキが来たと想像していたんですが、上がってきたのはなんと真鯛。デカイ!

海面直下に魚体が見えた時点で赤い、しかもデカイというのが目で見えて、そこからの抵抗が激しくランディングに時間がかかりました。曲がる竿を用意しておいてよかった!ヒラスズキで練習した大物とのファイト経験を活かして無事ランディング成功です!

カヤックで大きい魚が掛かったら

カヤックで大きい魚を掛けたときは、体勢を崩さないようにパワーファイト厳禁。バーチカルならある程度勝負できますが、キャスティングの場合はドラグを出しながらファイトするのがおすすめです。ドラグを締めても結局船が引っ張られるので、ジリジリ出るぐらいで勝負しましょう。

今回のようにストラクチャーまわりで魚が入ろうとしたときは、ドラグを緩くしてパドルでバック!テンションが掛かっていれば針は意外と外れません。魚が浮いたら利き手側に回して、バランスを取りながらフィッシュグリップでキャッチします!

シャローで大物が掛かったときに試してみてください!

ヒットルアーは「キャシーマージー 20g」

ライター撮影

ヒットルアーはブリーデンの「キャシーマージー 20g」。フックにブレードがたくさんついているバイブレーションです。ヒラスズキのマイクロベイト対策として用意しておいたんですが、まさか真鯛が掛かるとは。デカスナップで使いましたがちゃんと動いてくれました。

釣った真鯛が吐いたベイトは大量の海藻、リアクション気味のバイトだったようです!

綺麗に沈むバイブレーション

ブリーデン ビーバイブ キャシーマージー 20

出典:楽天
出典:楽天

今回大活躍だった「キャシーマージー」は、沈降がかなりスムーズ。ブレードがたくさんついているメタルバイブなんですが、スーッと沈んでいきます。フロントのアイを使うと振動がほとんどなくなることもあって、カヤックではブレードジグ的に使うシチュエーションもありそうです。

センターのアイで巻き、フロントのアイで高速巻き&ジグ的アプローチといろいろ使えておすすめ!今回いい思いをしたこともあって、今期はコレを使い込んでみようと考えています!

夢のあるサイズをキャッチできて大満足!

カヤックシーズンはこれからが本番!

ライター撮影

シーズンイン一発目にして夢のある魚をキャッチできた今回の釣行。お目当てのヒラスズキは釣れませんでしたが、アジカンパチシーズンまでもう少し狙ってみようと思います。海藻はまだまだいい感じに残っているので、次回釣行はアオリイカの時間も作ってみようかな!

ようやく雨風が落ち着いてカヤックシーズン、なんですが6月からは梅雨入りで雨の日が増えます。浜に降りて強はダメという日も増えますが、カヤックフィッシングは安全第一!いい日にいい釣りをするぞというイメージで、釣行計画を立ててみましょう!

連載が気になる方はこちらをチェック!

連載が気になる方は下記のリンクをチェック!

今回の釣行に向けて準備したおすすめのボートシーバスロッド、ボートシーバスルアーをご紹介します。自分のエリアでは真夏という気候になるまではポツポツ釣れるヒラスズキ。マルスズキも含めて、カヤックで狙えるチャンスが多いターゲットです。

シーバス系のアイテムはマルチなルアー・ロッドとしてもおすすめなので、カヤックデビューをお考えの方はぜひ参考にしてみてください!