ブリーデン ビーバイブ キャシーマージー 20g
ボートシーバスルアーをチェック!
今週はカヤックヒラスズキ用の新作ルアー5選!
連載100回!今週は先週に引き続き、春の釣りに向けてヒラスズキキャスティング用の道具を揃えます。先週はロッドをリサーチしたので、今週はルアーをリサーチ!2022年の新作ルアーをメインに、気になるアイテムを5つご紹介します。
今週は風が無く、釣りをするにはよさそうな日もありましたが、積極的な外出という雰囲気でもなく、魚が釣れている情報もなくという2月らしい一週間でした。去年は中頃までサワラがよかったんですが…今年は11月のスタート直後以降厳しい日が続いているようです。こんなときはルアーでもみて気分転換!ボートシーバス、カヤックキャスティングに使えるものを紹介しているので、新製品が気になっていた方はぜひチェックしてみてください!
こんなボートシーバスルアーが欲しい!
欲しいルアーの条件をまとめておこう!
前回のロッドリサーチ記事でもお届けしたように、ルアー編でも自分の釣りに合うルアーの探し方をご紹介します!自分が持っているもの、まだ使えるものと役割が被らないように、というのがお財布にやさしいルアーの揃え方ですが、新しいものに切り替えて気分を一新するというのも、ルアーゲームの楽しみ方のひとつです。好奇心を刺激するようなルアーがあったら、楽しく釣りができるようにということでゲットしておきましょう!
カヤックヒラスズキキャスティングはこんなルアーが欲しい!
今回は自分が春の釣りとして楽しみにしているカヤックヒラスズキキャスティング用を例に、ルアーの選び方や揃え方の条件付けをご紹介します。去年は「セットアッパー 125S-DR」だけあればよさそうな感じだったんですが、今年は魚があまり釣れていないので、念を入れてルアーボックスを強化しておこうというのがコンセプトです。
同じものばかりにならないように、バラエティーに富んだルアーボックスになるように揃えていきましょう!
ミノーは必ず必要
これはヒラスズキゲームだから、という部分が大きい要素ですが、ミノーは必ず必要!上の方を引けて動きのいいルアーが主力になります。磯で激流やサラシの中を、という釣りではないので、選択の自由度は高めです。他の釣りでルアーを揃えるときも、まずはメインになるルアーを検討するところから始めてみてください。
ヒラスズキゲームでは、140mm程度である程度大きなフックを搭載できるミノーというのが基本。カヤックなので極端に強い針である必要はないんですが、#4番ぐらいのがいいなという感じです。相手が大きいので、フックも大きい分には問題ありません!
20g未満でもOK!
ルアーのウェイトはロッド次第!カヤックの上から不安定な姿勢で投げるといわゆる手投げになりますが、極端な遠投は必要ないので軽いルアーでも通用するのではないかとイメージしています。自分の釣り場では30mぐらい飛べばとりあえずOK。20g未満のルアーでも問題ありません。
陸っぱりで遠投が必要な釣りもあるので、他の釣り用で検討するときは飛距離をイメージしながらルアーをチェックしてみてください。優れた重心移動システムを内蔵している最新のミノーはすごく飛びます!
ローテーションできるように揃える
ローテーション内容を考えて、用途が被らないようにルアーを揃えるのもポイント!今回の例で言えば、軽いルアーが使える=短いルアーや細いルアーも使いやすいので、140mm25g的なスペックのミノーにこだわらず、120mmや細いミノーも用意しておきたいというような感じです。
ミノーはサイズやシルエット、アクションのパターン、潜行レンジなど違いを出しやすいルアーなので、バリエーションを出しやすいです!
フックアウトが心配
最後は釣り場やスタイル特有の事情についてです。今回ご紹介しているカヤックのヒラスズキキャスティングは、掛けた魚が大きいとカヤックが引っ張られます。ストラクチャータイトな魚を釣ること、そしてカヤックが受ける流れと風の影響もあるので、掛けたままバックして魚を引っ張ることも少なくありません。
昨年はボディサイズに対して軽いミノーがメインだったのでフックアウトはしなかったんですが、メタルバイブなどサイズに対して重さがあるもので掛けるとフックアウトが心配です。この辺はやってみないと分からないんですが、ダメなときに海上で逃げ道がないという状況は避けたいところ。メタル系はお試しという感じで、やはりミノーがメインになりそうです。
気になるボートシーバスルアー5選!
気になるルアーを5つピックアップ!
ここからは気になるルアーを5つご紹介!2022年の新製品、ミノーをメインにヒラスズキに効きそうなものをセレクトしてみました。マルスズキ向けのものがほとんどなので、ボートシーバスやカヤックからのシーバスゲームルアーとして、ぜひチェックしてみてください!
①ダイワ「SLSZ セットアッパー ランカ―ハンター 125S-DR」
昨年ヒラスズキをたくさん釣った「SLSZ セットアッパー 125S-DR」の2フックバージョンです。フックサイズが#3にサイズアップして、青物やヒラスズキに使いやすくなりました。オリジナルの「セットアッパー 125S-DR」はフックを折られてしまったので、自分の釣りにはこちらの方が合いそうです。
リングやボディも耐久性強化が行われていますが、アクションはほとんど変わっていないようなので、去年の実績から考えても必ず用意しておきたいところ!高実績なルアーのチューニングバージョンという感じで手に取りやすい、今年一番のおすすめルアーです!
②シマノ「ワールドジャーク115F/115S フラッシュブースト」
シマノのバスルアー「ワールドミノー」はシーバスゲームでも高実績!ピタッと止まるジャーキングアクションが各地のシーバスを魅了しています。このワールドシリーズから2022年は新作として「ワールドジャーク」が登場。ウェイトやサイズ感にはそれほど差がありませんが、アクションがワイドで#4フックを搭載できるストロングなミノーに仕上がっています。
去年はジャーキングミノーでも何本かヒラスズキが釣れたので、このルアーも十分な効果を発揮できそうです!
③メガバス「空海 スリム 140/120」
潜ってアクションが強い「ランカ―ハンター」、ジャーキングで攻める「ワールドミノー」ときたら、後はローリング系のナチュラルなミノーが欲しいところ!2022年新作の中では、細くてタイトローリングなメガバス「空海 スリム 140/120」がよさそうです。
120mm、140mmと用意されていて、フックサイズは120mmが#6番、140mmが#4番。ボディが細いとコンパクトなシルエットになるので、140mmでも小さいミノー的なポジションで活躍できそうです!
④ブリーデン「ビーバイブ キャシーマージー」
ブリーデン ビーバイブ キャシーマージー 20g
2021年のリリースですが、気になるルアーということでご紹介。小型ブレードがたくさんついたメタルバイブレーションです。デイシーバスと言えばスピンテールかメタルバイブ、ということで、ミノーからのローテーション用にどちらかは欲しいところ。ブレード付きのメタルバイブなら両方の要素を試すことができます。
このルアーの宣伝に使われている画像がカヤックなのもおすすめポイント!青物や根魚などいろいろ釣れそうです!
⑤ダイワ「モアザン シーバスロデム ミニ」
最後は困ったときのワーム、2022年はダイワから「モアザン シーバスロデム ミニ」というアイテムがリリースされます。専用のジグヘッドが同梱されているタイプで、タダ巻き&ワインドどちらにも対応できる仕様。7gと10gが用意されています。
飛距離と耐久性がちょっと不安ですが、ヒラスズキは小さいワームにも結構反応してくる魚なので、この手のアイテムも1つあると安心。2.7インチのサイズ感もギリギリ尺メバルが釣れそうでイイ感じです!
春の釣りシーズンに向けて準備を進めよう
釣行の計画で冬を乗り切ろう
2月~3月は釣りモノに乏しく、気温や雨風の影響で釣りができない日も多いシーズン。バチ抜けのシーバスやメバルなど冬ならではの釣りもありますが、釣りはお休みという方も多いと思います。
年間の釣行計画や道具の入れ替えなど、時間がかかる作業はオフシーズンに進めておくのがおすすめ!春の釣りまではまだまだ時間がありますが、シーズン中を思い切り楽しめるように、準備をしっかり進めておきましょう!
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出典:ライター撮影