ハタ喰い・魚子 4.0インチ
カツイチ ローリングブレード ウィローリーフ #2
ルーディーズ 根魚狩り J・H 25g-#4/0
シマノ 22 ハードロッカーSS S83MH
シマノ 19 スフェロス SW 3000XG
クレハ シーガー PE X8 300m 1.2号
ヤマトヨテグス フロロショックリーダー 20m 6号
ハタを狙うグルーパーゲームを始めよう!
磯で高級魚ハタに挑戦!
夏の磯ならハタ狙い!今回はアカハタやキジハタ、オオモンハタを狙うロックフィッシュゲームの入門情報をまとめてご紹介します。
ボトムを攻めて一気に勝負をかける釣り味とハタ独特のトルクフルな引きが面白い!磯・ゴロタはどちらもエントリーにちょっとハードルの高さを感じるフィールドではありますが、日中でも反応があって意外にアタリも多い釣りです。初心者の方もタックルと仕掛けをチェックして、ぜひ挑戦してみてください。
バス釣りの経験がある方のソルト入門としてもおすすめです!
グルーパーゲームとは
ハタ系を狙うルアーゲームの総称
グルーパーゲームはハタ系の魚を狙うルアーゲームの総称です。メインターゲットはオオモンハタ、キジハタ、アカハタなどで、この3魚種はいる地域と居ない地域があったり、好む水深やルアーアクションに違いがありますが、入門用として揃えるのであればタックルや仕掛けは同じものから始めてOK。カサゴなどの根魚系は広く混ざって釣れます。
釣りやすい季節は晩春~秋頃までで、水温・気温共に高い時期がハイシーズン!夜釣り、早朝でも釣れますが、マズメ過ぎのデイゲームでもしっかり釣れるのがこの釣りのおすすめのポイントです。
釣り場に合うタックルセレクトが攻略のポイント
ハタ系の魚は掛けると岩礁に向かって突っ込む習性があり、岩の間の穴に逃げ込んでエラを広げて踏ん張ります。根魚釣りで「入られる」という言葉で表現されるこの状態から魚を引きずり出すのはかなり難しく、安定したキャッチには掛けた直後から浮かせにかかるパワーファイトが必要です。大型ほどパワフルなので、タックルも相応にヘビーになります。
20cm前後をメインとする港内の釣りならライトなセッティング、40cmオーバーを荒磯の高台から狙うならヘビーなセッティングと必要なタックルの条件はシチュエーション次第!今回はゴロタ・磯で30cm程度を狙うミドルクラスのタックルをご紹介します!
ハタ狙いのルアーゲームにはこの仕掛けがおすすめ
入門にはジグヘッドリグがおすすめ!
まずは仕掛けからご紹介!どの程度のウェイトの仕掛けを使うか先に決めておくと、ロッド選びがスムーズになります。
グルーパーゲームはハードルアー、ワームどちらでも楽しめて、ワームを使う場合はジカリグ・フリーリグ・テキサスリグ・ジグヘッドリグなどが人気があります。
今回は初心者の方でも遊びやすいジグヘッドリグをピックアップ!オフセットフックタイプが多数登場したことで、根掛かり回避能力を確保しつつシンプルな仕掛けで遊びやすくなりました。まずはジグヘッドからスタートしてみましょう!
オフセットフックのジグヘッドとワーム・ブレードをチェック!
ジグヘッドリグの仕掛けパーツはジグヘッド+ワームとシンプル!ハタ系はブレードへの反応がいい魚なので、ブレードカスタムして使うのが人気です。グルーパーゲームデビューに向けて、地磯・ゴロタ向けの仕掛けパーツをまとめてチェックしておきましょう。
グルーパーゲームは他の釣りに比べてジグヘッドを交換する頻度は低めではありますが、ハタは歯が鋭くフッキング後のラインダメージが気になるターゲット。直結せずにスナップをつけて使うのがおすすめです!
ルーディーズ「根魚狩り J・H」
ルーディーズ 根魚狩り J・H 25g-#4/0
ハタ向けのジグヘッドは各メーカーから多数展開中。形状、フックサイズ、拡張性と自分の好みに合うものを見つけられます。おすすめはハリ先を隠せるフック形状+ブレードが付けられるルーディーズの「根魚狩り J・H」です。
ウェイトは浅場に10g、スタンダードは20g~30g、深場には30g以上のイメージで選べばOK。着底が確認できる重さが必要ですが、基本的には軽い方が根掛かりしにくいです。地磯に行くなら20gと30gを用意しておきましょう。
フックサイズはワームサイズに合わせるのが基本で、「根魚狩り J・H」の場合は#2/0に3.5インチ、#4/0に4インチの「ハタ喰い・魚子」がマッチします!
ルーディーズ「ハタ喰い・魚子」
ハタ喰い・魚子 4.0インチ
ワームは「根魚狩り J・H」とセットでリリースされている「ハタ喰い・魚子」をご紹介。3.5インチと4インチが展開されています。先ほどご紹介した「根魚狩り J・H」の25g#4/0に合わせるなら4インチがおすすめです。
このワームは背中側にスリットが入っているタイプなので、綺麗にフックを刺しやすく針先を隠すセッティングにもバッチリ対応。お腹のラトルホールはラトルを入れて根魚、ケミホタルを入れればタチウオなどにも効くチューニングが楽しめます。
まずは定番のイワシ・アカキンカラーから試してみてください!
デコイ「ローリングブレード ウィローリーフ」
カツイチ ローリングブレード ウィローリーフ #2
ブレードでカスタムするならデコイの「ローリングブレード」がおすすめ。スイベルとリングがセットになっているので、「ローリングブレード」だけでジグヘッドに取り付けできます。カラーはゴールドとシルバー、サイズは#2~#3.5までの3種類構成です。
ブレードには細長いウィローリーフと丸形のコロラドがあって、グルーパーゲームにおすすめなのは細長いウィローリーフタイプ。抵抗が少ないので、流れが強いエリアの釣りや早巻きを使うリフト&フォール戦略に適しています!
ハタ狙いの入門向けルアータックル
入門にはスピニングタックルがおすすめ!
続いては入門向けのタックルをご紹介します。
グルーパーゲームではスピニングタックル・ベイトタックル両方の選択肢があり、クラッチ操作で仕掛けを落とせるベイトタックルが人気。今回はトラブルが少なく飛距離を出しやすいスピニングタックルを紹介しますが、バスなどでベイトキャスティングの経験がある方にはベイトタックルをおすすめします。
ライン・リール・ロッドとおすすめを紹介していくので、スペック等を参考にグルーパーゲーム用のタックルを構築してみてください!
グルーパーゲームタックル:ライン
クレハ シーガー PE X8 300m 1.2号
ラインはゴロタ浜・地磯向けであればPE1号~1.5号がおすすめ。細いほど風や流れの影響を受けにくく操作性が高まりますが、太いラインは根掛かり回収能力、そして大物とのファイトでアドバンテージがあります。悩む場合は中間的な1.2号を選択しましょう。ベイトキャスティングの場合はトラブルを考慮して2号がおすすめです。
巻き量は150mからでも楽しめますが、磯はPEラインへのダメージが大きい釣り場です。ピックアップ時に道糸が足元に接触したり、高切れしてしまった場合に備えてたくさん巻いておくのがおすすめ。300m巻いておけば気になったときにすぐにカットできます!
リーダーは20lb~30lb
ヤマトヨテグス フロロショックリーダー 20m 6号
リーダーはフロロカーボンの20lb~30lbがおすすめです。根掛かりが多い場合はメインラインと同じか少し弱い程度を選んで高切れ防止、起伏が激しくラインが岩に接触してしまう場合はやや太めを選んで根ズレ防止のイメージで選んでみてください。
リーダーの長さはキャスティングしやすい1m~1.5m程度をおすすめします。
グルーパーゲームタックル:リール
シマノ 19 スフェロス SW 3000XG
スピニングリールのサイズは3000番~5000番程度、4000番ボディクラスのパワフルなリールを使います。ギア比は掛けてからの勝負でアドバンテージがあるエクストラハイギアがおすすめです。サーフ、ライトショアジギングなどで使っているものがあればそのまま流用してOK!高剛性タイプを選択してハタのトルクフルな引きに対抗しましょう!
グルーパーゲームタックル:ロッド
シマノ 22 ハードロッカーSS S83MH
ロッドはライトショアジギングロッドなどが流用できますが、ボトム感知能力と食い込み、パワーでバランスを取ったロックフィッシュ専用ロッドが一番快適。ゴロタ浜・磯どちらもロッドは長い方が有利なので、8フィートクラスのモデルを選択しましょう。ルアーウェイトはMAX30g程度のものが適しています。
グルーパーゲームの釣り方
釣り方を3つに分けてご紹介!
最後はジグヘッドリグを使ったグルーパーゲームの釣り方を解説!初心者の方向けに基本的な操作方法、アワセ時のポイントをまとめてご紹介します。
根魚=スローにフォールのイメージがありますが、ハタは意外に早い動きにもついてきます。モゾっと操作せずハッキリ動かすほうが根掛かりも減るので、特別ゆっくりという意識を捨てて操作しましょう!
①着底~巻き上げが基本!
スピニングタックルの基本!着底したらロッドを上げながらリールを早めに巻いて、ある程度巻きあげたところでフォールを入れて再度着底させるというアクションパターンです。簡単なので初心者の方にはこのアクションが一番おすすめ。ロッドの角度は常に45度程度として、リールを5回ほど早巻き→着底までティップを見ながら止め。これでOKです。
リールを巻く速度は1秒1回転を基本として、釣れないときはゆっくり巻きと早巻きでアプローチに変化を加えましょう。操作に慣れてきたら、巻き回数を減らしたりロッドの上下でリフト&フォールさせて、ボトムを重視したアクションも試してみてください。
②ガンガン移動するのがポイント!
根魚はある程度の出入りこそあるものの、基本的には縄張り意識があって移動が少ない魚です。同じコースを何度も通すような釣り方の効果が低いので、右前左と3回程度ずつ投げたら、向きを変えたり立ち位置を変えたりしてルアーが通るコースに変化を加えましょう。
ハタはルアーに反応がよく、ヒットゾーンが極端に狭い魚ではないので、ガンガン移動していろいろな場所でやってみるというのが釣果アップのポイントになります。
③アワセは大きく強めに!
最後はアタリの後のアワセについてです。
使用するフックの軸が太い釣りなので、アワセは大きく力強く行ってフックをしっかり貫通させたいところ。根に入ろうとするハタの動きを止めるためにも、やや大きめのアワセを行うべきです。
早アワセをする必要はないので、少しラインのたるみを回収してからロッドを胸元に引き付けるイメージでアワセを行いましょう。リールのドラグは強めに締めて、ゴリ巻きで一気に回収するのも大きなポイントです!
ハタを狙って磯に出かけよう!
デイゲームで遊べて引きが強い!
夏のゴロタ浜・磯でおすすめのグルーパーゲーム。デイゲームで遊べる釣りなので、マズメの青物が終わった後の釣りとしてもおすすめできます。引きが強い魚なので満足感もバッチリです。
地磯に行く場合は装備の準備、道中の確認も忘れずに!安全面に配慮しつつ、磯の釣りを楽しみましょう!
ロックフィッシュが気になる方はこちらをチェック!
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今回ご紹介したグルーパーゲームでも使えるフリーリグ、ジカリグの入門情報まとめをご紹介します。どちらもジグヘッドリグよりもボトムを重視した釣りに適した仕掛けなので、クロー系のワームを使いたいときにおすすめ!ジグヘッドリグとの使い分けで釣果アップが狙えます。
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