クックパー フライパン用ホイル 25cm×12m
焼き魚はフライパンで作ると楽々!
意外とハードルが高い焼き魚
日本人には馴染みのある焼き魚ですが、グリルを使うと火加減が分かりづらかったり、後片付けが大変だったりするため、焼き魚を作るのを手間に感じる方も多いでしょう。そんな時におすすめしたいのがフライパンを使った焼き方です。
フライパンで手軽に焼き魚を作ってみよう
本記事では、フライパンを使った焼き魚の作り方を特集します。準備のポイントや焼き方のポイント、フライパンを使う上での注意点など、知っておくと便利な情報を集めました。焼き魚はフライパンで作って、手間なく美味しい魚料理を堪能してみませんか。
フライパンを使う利点
グリルを洗う手間がなくなる
フライパンを使った焼き魚には、さまざまな面で利点があります。まず挙げられるのが、グリルを洗う手間がなくなる、ということです。
焼き魚はグリルを使うのが定番ですが、焼いた後は焼き網やトレイなどを洗わなければならず、面倒に感じる方も多いでしょう。特に焼き網には魚の身がこびりつきやすく、きれいに洗うまでに想像以上の時間がかかってしまうこともあります。
フライパンなら洗う時も簡単
一方で、フライパンを使えば洗い物の手間はグッと減ります。フライパンに汚れがつかないように工夫をすれば、短時間でもきれいに洗えるようになるため、大きな手間を感じることはなくなるでしょう。後片付けに手間を感じている方にも、フライパンを使った焼き方がおすすめです。
煙が少なくニオイがつきにくい
フライパンを使った場合、煙やニオイが少ないのも注目しておきたいポイントです。魚焼きグリルを使った場合、魚から落ちた脂が焦げて煙が出ることがあります。また、焼き網やトレイだけでなくグリル内部にもニオイが残りやすくなることも少なくありません。
フライパンを使った場合は煙が出にくく、ニオイ残りも少ないと言われています。焼き魚特有のニオイを残したくない場合には、フライパンを活用してみてください。
手軽なのに美味しく焼ける
とても簡単なのに美味しく仕上げられるのも、フライパンを使った焼き方が人気を集めている理由です。グリルを使った場合は焼き具合が見えず、他の調理をしている間に焦げてしまった、というパターンはよくあります。
フライパンなら常に焼き具合をチェックできるため、焦げないように様子を見ながら焼くことが可能です。丁度よい焼き加減でフライパンから引き上げれば、ふっくらと美味しい焼き魚ができあがります。
準備のポイント
塩焼きに必要なもの
最初に、塩焼きを作るにあたって必要なものを準備していきます。身近にあるもので簡単に準備を整えられるため、気軽に作れるのがフライパンを使った焼き魚の魅力です。準備品をチェックして、揃えてみてください。
好みの魚
最初に、好みの魚を準備します。切り身はもちろんのこと、フライパンに入るのであれば一尾丸ごとでも構いません。フライパンからはみ出ると全体を十分に焼くことができないため、サイズには気をつけるようにしてください。
フライパン用のホイルシート
クックパー フライパン用ホイル 25cm×12m
次に、フライパン用のアルミホイルを用意します。アルミホイルにはさまざまな種類がありますが、フライパンの上に直接乗せても問題のないものを選ぶのがポイントです。近年は焼き魚用のホイルもたくさん出ているため、活用してみてはいかがでしょうか。
魚の下準備
切り身を使う場合は、全体に塩をふりかけて10分〜15分ほど置きます。切身の表面に水分が出てきたらキッチンペーパーで拭き取ってください。このようにして臭みを取ることが大切です。
一尾丸ごと使う場合は頭を落とし、内臓を取り除いた後によく水洗いするのがポイントです。水気を拭き取ってから塩をふりかけ、切り身と同じように臭みを取ったら下準備の完了です。
焼き方のポイント
フライパン用のシートを敷いて魚を乗せる
魚の準備が整ったら、フライパンで焼いていきます。まずは、フライパン用のアルミシートを敷いてください。魚がフライパンに触れないよう、なるべく隙間を作らずにシートを敷くのがポイントです。
ホイルシートを敷いたら、次に魚を乗せます。フライパン用に開発されたホイルシートは焼いても魚がつきにくいようになっているため、油を敷く必要はありません。切身の場合は、皮の部分を下にして焼くようにすると、皮がパリッと仕上がります。
脂が出たら拭き取る
弱めの中火にかけた後、7〜8分ほど焼いていきます。この時、魚の種類によっては脂が出てくることがありますので、キッチンペーパーで拭き取るようにしてください。
脂を放置していると、焦げたり、煙が出てニオイの元になったりする可能性があります。こまめに脂を拭き取ることによって、焦げないようにするのが焼き方の基本です。焼いている間は、魚の様子を見ながら他の調理を進めておくと効率的でしょう。
裏返したらフタをして蒸し焼きに
7〜8分経過し、皮に焼き目がついたら裏返します。焼き魚は身が崩れやすいため、フライ返しを使うのがおすすめです。裏返した後はフタをし、3〜4分ほど蒸し焼きにします。蒸し焼きにすることで、中までしっかり火が通るだけでなく、水分が抜けるのを防いでふっくら仕上げるのも重要なポイントです。
フタを開けた後に火力を上げて風味を出す
3〜4分後、魚の内部まで火が通ったらフタを開き、再び皮目が下になるよう裏返します。そして、火力を強火に上げてください。最後に強火にすることで、皮を一気に焼き上げ、こうばしい風味を引き出していきます。魚からこうばしい香りがしてきたら火を止め、お皿に盛り付けたら完成です。
意識しておきたい注意点
塩をつけすぎないようにする
魚の臭み取りに必要となる塩ですが、使い過ぎると塩辛くなってしまうため注意が必要です。塩加減がわからない場合は、魚100gあたり1gを目安に使うとよいでしょう。また、味付けに自信を持てない時は、干物や塩サバなど、あらかじめ調味された魚を使うのも1つの方法です。
焼き時間に気をつける
焦げないように焼き魚を調理するためには、焼き時間にこだわることが大切です。長時間焼き過ぎると焦げるだけでなく、魚の身から水分が抜けてパサパサな状態になってしまいます。
最初は皮目を7〜8分、裏返してフタをしてから3〜4分、最後にフタを取って強火で仕上げる、という工程を忘れないようにしてください。焼き時間を間違えなければ水分が抜けることはなく、ふっくらとした食感になります。
シートがフライパンからはみ出ないようにする
フライパンに敷くアルミシートは、フライパンからはみ出ないようにしてください。フライパンからはみ出ると、火力を強めた場合にシートに火が燃え移って焦げついたり、不快なニオイが発生したりする可能性があります。フライパン内に収めるように意識しながらアルミシートをカットすることが大切です。
鮭&ブリのおすすめレシピ2選
①:ブリの甘辛焼き
フライパンを使えば、甘辛い味付けの焼き魚も簡単に調理できるようになります。ブリの甘辛焼きは、ご飯と相性ぴったりなレシピです。脂が乗った切り身を使うのがおすすめですので、厳選してみてください。
ポリ袋にブリと醤油、みりんを入れ、10分ほど味をなじませます。取り出したブリに塩胡椒をまぶした後、全体に小麦粉をつけてください。サラダオイルを敷いたフライパンで両面がカリッとするまで焼いたら完成です。
ぶり(脂の乗った腹身がおススメ)2切れ
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
塩(あればクレイジーソルト♪) 適量
コショウ(あらびきがおススメ) 適量
小麦粉 適量
油 大さじ1強
さらに詳しい作り方はこちら
②:鮭の味噌胡麻焼き
鮭の焼き魚なら、味噌と胡麻の合わせ調味料を使うのがおすすめです。マヨネーズを加えることでまろやかな味わいになり、大人から子供まで好きな味わいに仕上がるでしょう。お弁当のおかずにも最適です。
鮭に塩をまぶし、水分が出てきたらキッチンペーパーで拭き取ります。フライパンに魚を並べ、両面を焼いてください。混ぜ合わせておいた合わせ調味料を回しかけ、強めの火力で全体に味を絡めたら完成です。
鮭 3切れ
塩 1つまみ
胡麻油 小さじ3
■ 合わせ調味料
味噌 小さじ3
みりん 小さじ3
マヨネーズ 小さじ3
チューブしょうが 約3cm
白すりごま 小さじ3
さらに詳しい作り方はこちら
アジ&サバのおすすめレシピ2選
①:アジのカレーマヨ焼き
アジは塩焼きが定番ですが、シンプルな味に飽きた時はカレーマヨ焼きにしてみませんか。スパイシーなカレーの風味とマヨネーズは相性バッチリです。洋風のおかずを作りたい時にも適しています。
アジに塩をまぶして臭みを取った後、混ぜ合わせておいた調味料を全体に絡めます。アジの表面に小麦粉をまぶした後、フライパンで両面を焼いてください。付け合わせのキャベツも焼き、アジと共にお皿に盛り付けたら完成です。
鯵 20cm強サイズ 2匹
★カレー粉 2つまみ
★マヨネーズ 大3
★クミン(あれば) 少々
★マスタード(あれば) 小1
薄力粉 適量
オリーブオイル 大3
塩、こしょう 少々
春キャベツ 1/4個くらい
トマト 1個
さらに詳しい作り方はこちら
②:サバのチーズパン粉焼き
脂が乗ったサバは、チーズパン粉でカリカリに焼くのもおすすめの調理方法です。パン粉には、お好みでバジルなどのハーブを加えてもよいでしょう。簡単におしゃれな一品を作りたいときにぴったりなレシピです。
骨を抜いたサバに塩をふりかけ、臭みを取ります。あらかじめ水で溶いた薄力粉をサバにまぶした後、チーズパン粉を満遍なくつけてください。オリーブオイルを敷いたフライパンで両面を焼いたら完成です。
サバ 2切れ(3枚おろしのもの、半身で2切れ)
塩 少々
薄力粉 大さじ2
A 粉チーズ 大さじ2
A パン粉(細目) 30g程度
オリーブオイル 大さじ3
さらに詳しい作り方はこちら
フライパンを活用して絶品焼き魚に!
上手にフライパンを活用することで、焼き魚作りのハードルは格段に下がります。焦げないように美味しく仕上げるためには、火加減や焼き時間にこだわるのがポイントです。調理方法を間違えると魚の水分が抜けてパサパサになってしまうため、注意するようにしてください。
基本の塩焼きを覚えたら、甘辛味やカレーマヨ味など、さまざまな味付けで焼き魚にチャレンジするのもおすすめです。ぜひ、フライパンで焼き魚作りにチャレンジしてみませんか。
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