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ウェットスーツは選び方が大切!
サーフィンなどに欠かせないウェットスーツ
ウェットスーツは、サーフィンを始めとしたウォータースポーツに欠かせないアイテムです。ウェットスーツと一口に言ってもさまざまな種類がありますので、どれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。そんな時は、基本的な選び方のポイントを押さえることが大切です。
正しい選び方をチェックしよう
本記事では、ウェットスーツの選び方とポイントについて解説します。厚さや素材、サイズの選び方だけでなく、シーズン・エリア別のおすすめタイプも紹介しますので、ウェットスーツ選びの参考にしてみてください。
厚さと素材の選び方
生地の厚みが保温性を左右する
生地の厚みは、ウェットスーツの選び方において重要なポイントになります。厚みによって保温性が変わるため、気温や水温に合わせてぴったりな厚みを選ぶことが重要です。
一般的に、春から夏にかけてのシーズンは5mm、秋から冬にかけてのシーズンは7mm程度の厚さが理想と言われています。ただし、寒がりな人は春から夏にかけても5mm以上を選んだ方がよい場合もあるため、自分の体感温度も考慮に入れて厚さを選ぶようにしてみてください。
薄手の生地は耐久性もチェック
薄手の生地を選ぶ時は、耐久性を確認することも選び方のポイントです。薄手の生地は耐久性が落ちやすく、扱い方によっては破れてしまう可能性があります。ただし、耐久性のある薄手の生地は高額になりやすいので、費用対効果のバランスが取れたものを選ぶことが大切です。
特性の異なる素材の種類
ウェットスーツは、素材にもいくつかの種類があります。それぞれの素材によって特性が異なるため、シーンや扱いやすさに合わせて選ぶのがポイントです。主なウェットスーツの素材としては、ジャージとスキン、裏起毛が挙げられます。
ジャージやスキン
ジャージは、最もスタンダードな生地です。高い耐久性を備え、色の種類も豊富になりますのでおしゃれにこだわりたい方にも適しています。スキンは水切れがよい一方で引っ掛けて破いてしまうことが多いため、扱い方には気をつけるようにしてください。
裏起毛
主にスーツの裏側に使用される生地です。保温性があり、寒さを感じやすい秋冬のサーフィンで活躍してくれます。なめらかな肌触りで、長時間着用してもストレスを感じにくいでしょう。ただし、春夏シーズンには向いていません。
サイズの選び方
体にフィットすることが大切
サイズの選び方も、自分に最適なウェットスーツを選ぶ上でこだわっておきたいポイントです。サーフィンなどのウォータースポーツでは、ウェットスーツが体にフィットすることが重要になります。
ブカブカなスーツだと水中に入った時に内部に水が入り込み、不快な思いをすることになるでしょう。また、水が内部に入ることでスーツ全体が重くなり、溺れる危険性も出てくるため、快適性・安全性を備えるためにもフィット感にこだわるようにしてください。
首周りに合うサイズが最適
自分に合ったサイズか確かめるためには、特に水が侵入しやすい首回りをチェックすることが大切です。首周りに適度なフィット感のあるスーツであれば、水の中に入った時も内部に水が侵入することを防げます。
ただし、あまりにも首周りがキツイと苦しくなってしまいますので、苦しくない程度のフィット感であることが選び方のポイントです。また、足首や手首周りもフィット感が重要になるため、よく確認するようにしてください。
オーダーメイドウェットスーツの選択肢も
快適なサイズのウェットスーツを手に入れるためには、オーダーメイドを選ぶのもおすすめです。既製品ではサイズが合うものがなくても、オーダーメイドならぴったりなサイズのスーツを作れます。
北海道・東北エリアのおすすめタイプ
北海道エリアのシーズン別おすすめタイプ
FELLOW セミドライスーツ
1年を通して気温が低い時期が続く北海道の冬場は、セミドライタイプのスーツを取り入れるのが基本的なポイントです。セミドライスーツとは、チャック部分に防水加工を施し、スーツ内に水が入らないようデザインされたスーツのことを指します。
完全防水型ではありませんが、他タイプと比べて高い防水性・保温性を備えており、寒い時期のウォータースポーツに最適です。冬場は、セミドライスーツに加えて、サーフブーツやグローブもあると快適でしょう。
6月から9月はフルスーツがおすすめ
6月から9月にかけては北海道でも暑さが厳しくなることがありますので、セミドライではなくフルスーツがおすすめです。水温が上がるため、防水ファスナーを備えていないフルスーツを着用しても寒さを感じることはないでしょう。10月に入った後は、セミドライに切り替えるとしっかりとした防寒対策ができます。
東北エリアのシーズン別おすすめタイプ
RSS SURF EVOTRIC セミドライスーツ
東北エリアは、11月から6月にかけてセミドライスーツを使うのがおすすめです。北海道ほどの寒さを感じることはありませんが、東北の冷たい空気が体を冷やすため、セミドライスーツで基本的な防寒対策をしておくと安心でしょう。
特に寒さが厳しい1月から3月にかけては、サーフブーツやグローブ、キャップも準備するようにしてください。なお、気温が上がりやすい7月と10月はフルスーツ、8月から9月にかけてはシーガルタイプのスーツが最適です。
関東・中部エリアのおすすめタイプ
関東エリアのシーズン別おすすめタイプ
MORGEN SKY ウェットスーツ スプリング
茨城や千葉といった関東エリアは、基本的に12月から5月にかけてセミドライタイプのスーツが活躍します。6月はフルスーツ、7月はシーガルタイプのスーツだと快適に過ごすことが可能です。
暑さが厳しくなる8月は、半袖・半ズボンデザインのスプリングタイプを選ぶようにしてください。スプリングタイプは薄手の生地が多く、暑い時期に着用するのにぴったりです。9月に入った後は長袖・半ズボンデザインのロングスリーブスプリングが役立ちます。
夏場の日焼け対策は必須
夏場は半袖・半ズボンデザインのウェットスーツを着用することも多い関東では、日焼け対策が必須です。サーフィンなどで海に入る前には、しっかり日焼け止めを塗っておくとよいでしょう。海から上がった後はラッシュガードや帽子を活用して対策をしておけば、過度な日焼けを避けられます。
中部エリアのシーズン別おすすめタイプ
ネームレスエイジ ウェットスーツ シーガル
静岡の伊豆エリアと中心とした中部地方は、12月から4月にかけてはセミドライスーツを選ぶのがおすすめです。5月はフルスーツ、6月はシーガルタイプのスーツを選ぶと、気温に左右されず快適にウォータースポーツを楽しめるようになります。7月から9月は半袖・半ズボンデザインのスプリング、10月からはフルスーツが最適です。
近畿・四国エリアのおすすめタイプ
近畿エリアのシーズン別おすすめタイプ
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三重や和歌山を始めとした近畿エリアは、昔からサーフィンスポットとして親しまれている場所が多いことで有名です。12月から3月にかけてはセミドライスーツ、4月から5月はフルスーツが適しています。
7月から8月はショートジョンタイプ
6月や9月はスプリングタイプのスーツが重宝しますが、暑さが厳しくなる7月から8月はショートジョンがおすすめです。ショートジョンとは、ランニング・半ズボンデザインのウェットスーツを指します。ショートジョンでも暑く感じる場合は、サーフパンツにタッパージャケットの組み合わせが最適です。
四国エリアのシーズン別おすすめタイプ
RSS SURF ウェットスーツ ショートジョン
比較的温暖な気候が続く四国エリアは、冬のシーズンもフルスーツを活用できるのが嬉しいポイントです。ただし、1月から3月にかけては寒さが厳しくなることもありますので、体感温度によってはセミドライスーツを使うとよいでしょう。
夏は暑さ・日焼け対策を忘れずに
5月からはシーガル、6月はスプリング、7月・9月はショートジョンタイプがおすすめです。気温が上がる8月は、暑さ対策のためにタッパージャケットとサーフパンツの組み合わせが適しています。日差しも強くなりますので、日焼け対策を忘れないようにしてください。
沖縄・九州エリアのおすすめタイプ
九州エリアのシーズン別おすすめタイプ
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シーズンを通して温暖な気候が続く九州エリアでは、1月から2月にかけてセミドライスーツ、3月に入った後はフルスーツでも十分に対応できます。5月からはシーガル、6月はスプリング、7月・9月はショートジョン、8月はタッパージャケットが最適です。
東シナ海側は冬の寒さに注意
東シナ海エリアは冬場に厳しい寒さが訪れるため、1月から2月にかけてはセミドライスーツに加えてサーフブーツやグローブもあると快適に過ごせます。九州エリアだからと油断せず、防寒対策を行うようにしてください。
沖縄エリアのシーズン別おすすめタイプ
AIRFRIC ウェットスーツ タッパー
沖縄エリアでは、オールシーズンを通してセミドライスーツを用意する必要はありません。冬場でもフルスーツで快適に過ごせます。5月から10月にかけてはタッパージャケットやラッシュガードを使い分けるのが選び方のポイントです。それ以外の季節は、体感温度に合わせてシーガルとスプリングを取り入れるとよいでしょう。
選び方を踏まえてウェットスーツを選ぼう
ウォータースポーツは、ウェットスーツの選び方によって快適性が変わります。基本的に、気温が下がるシーズンは厚手の生地、気温が上がるシーズンは薄手の生地を選ぶのがポイントです。薄手の生地に関しては、耐久性もよく確認した上で選ぶようにしてください。
シーズンに合わせた生地選びや、体へのフィット感も重視することが大切です。また、エリアによって最適なスーツのタイプは異なりますので、本記事の選び方を参考にしながらぴったりな商品を手に入れてはいかがでしょうか。
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